「人」(ひと)が出てくる聖書の箇所

「人」(ひと)は口語訳の4355か所(旧約3187・新約1168)に出てきます。日常訳第1版では5114か所。

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4355か所を200か所ずつ22ページに分けています(6ページ目)。

士師記(158か所)

士師記19:26 朝あさになって女おんなは自分じぶんの主人しゅじんを宿やどしてくれた人ひとの家いえの戸口とぐちにきて倒たおれ伏ふし、夜よるのあけるまでに及およんだ。

士師記19:28 彼かれは女おんなに向むかって、「起おきよ、行いこう」と言いったけれども、なんの答こたえもなかった。そこでその人ひとは女おんなをろばに乗のせ、立たって自分じぶんの家いえにおもむいたが、

士師記20:10 すなわちイスラエルのすべての部族ぶぞくから百ひゃく人にんについて十じゅう人にん、千せん人にんについて百ひゃく人にん、万人ばんにんについて千せん人にんを選えらんで、民みんの糧食りょうしょくをとらせ、民みんはベニヤミンのギベアに行いって、ベニヤミンびとがイスラエルにおいておこなったすべてのみだらな事ことに対たいして、報復ほうふくしましょう」。

士師記20:31 ベニヤミンの人々ひとびとは出でて、民みんを迎むかえたが、ついに町まちからおびき出だされたので、彼かれらは前まえのように大路おおじで民たみを撃うちはじめ、また野のでイスラエルの人ひとを三十さんじゅう人にんばかり殺ころした。その大路おおじは、一ひとつはベテルに至いたり、一ひとつはギベアに至いたるものであった。

士師記20:36 こうしてベニヤミンの人々ひとびとは自分じぶんたちの撃うち敗やぶられたのを見みた。そこでイスラエルの人々ひとびとはギベアに対たいして設もうけた伏兵ふくへいをたのんで、ベニヤミンびとを避さけて退しりぞいた。

士師記20:48 そこでイスラエルの人々ひとびとはまた身みをかえしてベニヤミンの人々ひとびとを攻せめ、つるぎをもって人ひとも獣けものもすべて見みつけたものを撃うち殺ころし、また見みつけたすべての町まちに火ひをかけた。

士師記21:1 かつてイスラエルの人々ひとびとはミヅパで、「われわれのうちひとりもその娘むすめをベニヤミンびとの妻つまとして与あたえる者ものがあってはならない」と言いって誓ちかったので、

士師記21:5 そしてイスラエルの人々ひとびとは言いった、「イスラエルのすべての部族ぶぞくのうちで集会しゅうかいに上のぼって、主しゅのもとに行いかなかった者ものはだれか」。これは彼かれらがミヅパにのぼって、主しゅのもとに行いかない者もののことについて大おおいなる誓ちかいを立たてて、「その人ひとは必かならず殺ころされなければならない」と言いったからである。

士師記21:13 そこで全ぜん会衆かいしゅうは人ひとをつかわして、リンモンの岩いわにおるベニヤミンの人々ひとびとに平和へいわを告つげた。

ルツ記(25か所)

ルツ記1:1 さばきづかさが世よを治おさめているころ、国くにに飢ききんがあったので、ひとりの人ひとがその妻つまとふたりの男おとこの子こを連つれてユダのベツレヘムを去さり、モアブの地ちへ行いってそこに滞在たいざいした。

ルツ記1:2 その人ひとの名なはエリメレク、妻つまの名なはナオミ、ふたりの男おとこの子この名なはマロンとキリオンといい、ユダのベツレヘムのエフラタびとであった。彼かれらはモアブの地ちへ行いって、そこにおったが、

ルツ記2:2 モアブの女おんなルツはナオミに言いった、「どうぞ、わたしを畑はたけに行いかせてください。だれか親切しんせつな人ひとが見当みあたるならば、わたしはその方かたのあとについて落おち穂ぼを拾ひろいます」。ナオミが彼女かのじょに「娘むすめよ、行いきなさい」と言いったので、

ルツ記2:3 ルツは行いって、刈かる人ひとたちのあとに従したがい、畑はたけで落おち穂ぼを拾ひろったが、彼女かのじょははからずもエリメレクの一族いちぞくであるボアズの畑はたけの部分ぶぶんにきた。

ルツ記2:5 ボアズは刈かる人ひとたちを監督かんとくしているしもべに言いった、「これはだれの娘むすめですか」。

ルツ記2:6 刈かる人ひとたちを監督かんとくしているしもべは答こたえた、「あれはモアブの女おんなで、モアブの地ちからナオミと一緒いっしょに帰かえってきたのですが、

ルツ記2:7 彼女かのじょは『どうぞ、わたしに、刈かる人ひとたちのあとについて、束たばのあいだで、落おち穂ぼを拾ひろい集あつめさせてください』と言いいいました。そして彼女かのじょは朝あさ早はやくきて、今いままで働はたらいて、少すこしのあいだも休やすみませんでした」。

ルツ記2:19 しゅうとめは彼女かのじょに言いった、「あなたは、きょう、どこで穂ほを拾ひろいましたか。どこで働はたらきましたか。あなたをそのように顧かえりみてくださったかたに、どうか祝福しゅくふくがあるように」。そこで彼女かのじょは自分じぶんがだれの所ところで働はたらいたかを、しゅうとめに告つげて、「わたしが、きょう働はたらいたのはボアズという名なの人ひとの所ところです」と言いった。

ルツ記2:20 ナオミは嫁よめに言いった、「生いきている者ものをも、死しんだ者ものをも、顧かえりみて、いつくしみを賜たまわる主しゅが、どうぞその人ひとを祝福しゅくふくされますように」。ナオミはまた彼女かのじょに言いった、「その人ひとはわたしたちの縁者えんじゃで、最ももっとも近ちかい親戚しんせきのひとりです」。

ルツ記2:21 モアブの女おんなルツは言いった、「その人ひとはまたわたしに『あなたはわたしのところの刈かり入いれが全部ぜんぶ終おわるまで、わたしのしもべたちのそばについていなさい』と言いいいました」。

ルツ記2:22 ナオミは嫁よめルツに言いった、「娘むすめよ、その人ひとのところで働はたらく女おんなたちと一緒いっしょに出でかけるのはけっこうです。そうすればほかの畑はたけで人ひとにいじめられるのを免まぬがれるでしょう」。

ルツ記3:3 それであなたは身みを洗あらって油あぶらをぬり、晴はれ着ぎをまとって打うち場ばに下くだって行いきなさい。ただ、あなたはその人ひとが飲のみ食くいを終おわるまで、その人ひとに知しられてはなりません。

ルツ記3:4 そしてその人ひとが寝ねる時とき、その寝ねる場所ばしょを見定みさだめ、はいって行いって、その足あしの所ところをまくって、そこに寝ねなさい。彼かれはあなたのすべきことを知しらせるでしょう」。

ルツ記3:8 夜中よなかになって、その人ひとは驚おどろき、起おきかえって見みると、ひとりの女おんなが足あしのところに寝ねていたので、

ルツ記3:10 ボアズは言いった、「娘むすめよ、どうぞ、主しゅがあなたを祝福しゅくふくされるように。あなたは貧富ひんぷにかかわらず若わかい人ひとに従したがい行いくことはせず、あなたが最後さいごに示ししめしたこの親切しんせつは、さきに示ししめした親切しんせつにまさっています。

ルツ記3:13 今夜こんやはここにとどまりなさい。朝あさになって、もしその人ひとが、あなたのために親戚しんせきの義務ぎむをつくすならば、よろしい、その人ひとにさせなさい。しかし主しゅは生いきておられます。その人ひとが、あなたのために親戚しんせきの義務ぎむをつくすことを好このまないならば、わたしはあなたのために親戚しんせきの義務ぎむをつくしましょう。朝あさまでここにおやすみなさい」。

ルツ記3:14 ルツは朝あさまで彼かれの足あしのところに寝ねたが、だれかれの見分みわけ難がたいころに起おきあがった。それはボアズが「この女おんなの打うち場ばにきたことが人ひとに知しられてはならない」と言いったからである。

ルツ記3:16 しゅうとめのところへ行いくと、しゅうとめは言いった、「娘むすめよ、どうでしたか」。そこでルツはその人ひとが彼女かのじょにしたことをことごとく告つげて、

ルツ記3:18 しゅうとめは言いった、「娘むすめよ、この事ことがどうなるかわかるまでお待まちなさい。あの人ひとは、きょう、その事ことを決定けっていしなければ落おち着つかないでしょう」。

ルツ記4:1 ボアズは町まちの門もんのところへ上のぼっていって、そこにすわった。すると、さきにボアズが言いった親戚しんせきの人ひとが通とおり過すぎようとしたので、ボアズはその人ひとに言いった、「友ともよ、こちらへきて、ここにおすわりください」。彼かれはきてすわった。

ルツ記4:3 ボアズは親戚しんせきの人ひとに言いった、「モアブの地ちから帰かえってきたナオミは、われわれの親族しんぞくエリメレクの地所じしょを売うろうとしています。

ルツ記4:4 それでわたしはそのことをあなたに知しらせて、ここにすわっている人々ひとびとと、民みんの長老ちょうろうたちの前まえで、それを買かいなさいと、あなたに言いおうと思おもいました。もし、あなたが、それをあがなおうと思おもわれるならば、あがなってください。しかし、あなたがそれをあがなわないならば、わたしにそう言いって知しらせてください。それをあがなう人ひとは、あなたのほかにはなく、わたしはあなたの次つぎですから」。彼かれは言いった、「わたしがあがないましょう」。

ルツ記4:6 その親戚しんせきの人ひとは言いった、「それでは、わたしにはあがなうことができません。そんなことをすれば自分じぶんの嗣業しぎょうをそこないます。あなたがわたしに代かわって、自分じぶんであがなってください。わたしはあがなうことができませんから」。

ルツ記4:7 むかしイスラエルでは、物ものをあがなう事ことと、権利けんりの譲渡じょうとについて、万事ばんじを決定けっていする時ときのならわしはこうであった。すなわち、その人ひとは、自分じぶんのくつを脱ぬいで、相手あいての人ひとに渡わたした。これがイスラエルでの証明しょうめいの方法ほうほうであった。

ルツ記4:8 そこで親戚しんせきの人ひとがボアズにむかい「あなたが自分じぶんであがないなさい」と言いって、そのくつを脱ぬいだので、

サムエル記上(224か所)

サムエル第一1:1 エフライムの山地さんちのラマタイム・ゾピムに、エルカナという名なの人ひとがあった。エフライムびとで、エロハムの子こであった。エロハムはエリウの子こ、エリウはトフの子こ、トフはツフの子こである。

サムエル第一1:3 この人ひとは年ねんごとに、その町まちからシロに上のぼっていって、万まん軍ぐんの主しゅを拝はいし、主しゅに犠牲ぎせいをささげるのを常つねとした。シロには、エリのふたりの子こ、ホフニとピネハスとがいて、主しゅに仕つかえる祭司さいしであった。

サムエル第一1:21 エルカナその人ひととその家族かぞくとはみな上のぼっていって、年ねんごとの犠牲ぎせいと、誓ちかいの供そなえ物ものとをささげた。

サムエル第一2:9 主しゅはその聖徒せいとたちの足あしを守まもられる、しかし悪わるいものどもは暗黒あんこくのうちに滅ほろびる。人ひとは力ちからをもって勝かつことができないからである。

サムエル第一2:13 民みんのささげ物ものについての祭司さいしのならわしはこうである。人ひとが犠牲ぎせいをささげる時とき、その肉にくを煮にる間まに、祭司さいしのしもべは、みつまたの肉にく刺さしを手てに持もってきて、

サムエル第一2:14 それをかま、またはなべ、またはおおがま、または鉢ばちに突つきいれ、肉にく刺さしの引ひき上あげるものは祭司さいしがみな自分じぶんのものとした。彼かれらはシロで、そこに来くるすべてのイスラエルの人ひとに、このようにした。

サムエル第一2:15 人々ひとびとが脂肪しぼうを焼やく前まえにもまた、祭司さいしのしもべがきて、犠牲ぎせいをささげる人ひとに言いうのであった、「祭司さいしのために焼やく肉にくを与あたえよ。祭司さいしはあなたから煮にた肉にくを受うけない。生なまの肉にくがよい」。

サムエル第一2:16 その人ひとが、「まず脂肪しぼうを焼やかせましょう。その後あとほしいだけ取とってください」と言ゆうと、しもべは、「いや、今いまもらいたい。くれないなら、わたしは力ちからづくで、それを取とろう」と言ゆう。

サムエル第一2:25 もし人ひとが人ひとに対たいして罪つみを犯おかすならば、神かみが仲裁ちゅうさいされるであろう。しかし人ひとが主しゅに対たいして罪つみを犯おかすならば、だれが、そのとりなしをすることができようか」。しかし彼かれらは父ちちの言いうことに耳みみを傾かたむけようともしなかった。主しゅが彼かれらを殺ころそうとされたからである。

サムエル第一2:27 このとき、ひとりの神かみの人ひとが、エリのもとにきて言いった、「主しゅはかく仰おおせられる、『あなたの先祖せんぞの家いえがエジプトでパロの家いえの奴隷どれいであったとき、わたしはその先祖せんぞの家いえに自みずからを現あらわした。

サムエル第一2:35 わたしは自分じぶんのために、ひとりの忠実ちゅうじつな祭司さいしを起おこす。その人ひとはわたしの心こころと思おもいとに従したがって行おこなうであろう。わたしはその家いえを確立かくりつしよう。その人ひとはわたしが油あぶらそそいだ者ものの前まえにつねに歩あゆむであろう。

サムエル第一3:20 ダンからベエルシバまで、イスラエルのすべての人ひとは、サムエルが主しゅの預言よげん者しゃと定さだめられたことを知しった。

サムエル第一4:1 イスラエルびとは出でてペリシテびとと戦たたかおうとして、エベネゼルのほとりに陣じんをしき、ペリシテびとはアペクに陣じんをしいた。

サムエル第一4:2 ペリシテびとはイスラエルびとにむかって陣じん備そなえをしたが、戦たたかうに及およんで、イスラエルびとはペリシテびとの前まえに敗やぶれ、ペリシテびとは戦場せんじょうにおいて、おおよそ四千よんせん人にんを殺ころした。

サムエル第一4:3 民みんが陣営じんえいに退しりぞいた時とき、イスラエルの長老ちょうろうたちは言いった、「なにゆえ、主しゅはきょう、ペリシテびとの前まえにわれわれを敗やぶられたのか。シロへ行いって主しゅの契約けいやくの箱ばこをここへ携たずさえてくることにしよう。そして主しゅをわれわれのうちに迎むかえて、敵てきの手てから救すくっていただこう」。

サムエル第一4:4 そこで民たみは人ひとをシロにつかわし、ケルビムの上うえに座ざしておられる万まん軍ぐんの主しゅの契約けいやくの箱ばこを、そこから携たずさえてこさせた。その時ときエリのふたりの子こ、ホフニとピネハスは神かみの契約けいやくの箱ばこと共ともに、その所ところにいた。

サムエル第一4:6 ペリシテびとは、その叫さけび声ごえを聞きいて言いった、「ヘブルびとの陣営じんえいの、この大おおきな叫さけび声ごえは何事なにごとか」。そして主しゅの箱ばこが、陣営じんえいに着ついたことを知しった時とき、

サムエル第一4:8 ああ、われわれはわざわいである。だれがわれわれをこれらの強つよい神々かみがみの手てから救すくい出だすことができようか。これらの神々かみがみは、もろもろの災わざわいをもってエジプトびとを荒野あらので撃うったのだ。

サムエル第一4:9 ペリシテびとよ、勇気ゆうきを出だして男おとこらしくせよ。ヘブルびとがあなたがたに仕つかえたように、あなたがたが彼かれらに仕つかえることのないために、男おとこらしく戦たたかえ」。

サムエル第一4:10 こうしてペリシテびとが戦たたかったので、イスラエルびとは敗やぶれて、おのおのその家いえに逃にげて帰かえった。戦死せんし者しゃはひじょうに多おおく、イスラエルの歩兵ふひょうで倒たおれたものは三さん万まんであった。

サムエル第一4:12 その日ひひとりのベニヤミンびとが、衣服いふくを裂さき、頭あたまに土つちをかぶって、戦場せんじょうから走はしってシロにきた。

サムエル第一4:13 彼かれが着ついたとき、エリは道みちのかたわらにある自分じぶんの座ざにすわって待まちかまえていた。その心こころに神かみの箱ばこの事ことを気きづかっていたからである。その人ひとが町まちにはいって、情報じょうほうをつたえたので、町まちはこぞって叫さけんだ。

サムエル第一4:14 エリはその叫さけび声ごえを聞きいて言いった、「この騒さわぎ声こえは何なんか」。その人ひとは急いいそいでエリの所ところへきてエリに告つげた。

サムエル第一4:16 その人ひとはエリに言いった、「わたしは戦場せんじょうからきたものです。きょう戦場せんじょうからのがれたのです」。エリは言いった、「わが子こよ、様子ようすはどうであったか」。

サムエル第一4:17 しらせをもたらしたその人ひとは答こたえて言いった、「イスラエルびとは、ペリシテびとの前まえから逃にげ、民みんのうちにはまた多おおくの戦死せんし者しゃがあり、あなたのふたりの子こ、ホフニとピネハスも死しに、神かみの箱ばこは奪うばわれました」。

サムエル第一5:6 そして主しゅの手てはアシドドびとの上うえにきびしく臨のぞみ、主しゅは腫物しゅもつをもってアシドドとその領域りょういきの人々ひとびとを恐おそれさせ、また悩なやまされた。

サムエル第一5:8 そこで彼かれらは人ひとをつかわして、ペリシテびとの君きみたちを集あつめて言いった、「イスラエルの神かみの箱ばこをどうしましょう」。彼かれらは言いった、「イスラエルの神かみの箱ばこはガテに移うつそう」。人々ひとびとはイスラエルの神かみの箱ばこをそこに移うつした。

サムエル第一5:11 そこで彼かれらは人ひとをつかわして、ペリシテびとの君きみたちをみな集あつめて言いった、「イスラエルの神かみの箱ばこを送おくり出だして、もとの所ところに返かえし、われわれと民たみを滅ほろぼすことのないようにしよう」。恐おそろしい騒さわぎが町中まちなかに起おこっていたからである。そこには神かみの手てが非常ひじょうにきびしく臨のぞんでいたので、

サムエル第一5:12 死しなない人ひとは腫物しゅもつをもって撃うたれ、町まちの叫さけびは天てんに達たっした。

サムエル第一6:1 主しゅの箱ばこは七ななか月げつの間あいだペリシテびとの地ちにあった。

サムエル第一6:4 人々ひとびとは言いった、「われわれが償つぐなうとがの供そなえ物ものには何なんをしましょうか」。彼かれらは答こたえた、「ペリシテびとの君きみたちの数かずにしたがって、金かねの腫物しゅもつ五いつつと金かねのねずみ五いつつである。あなたがたすべてと、君きみたちに臨のぞんだ災わざわいは一ひとつだからである。

サムエル第一6:6 なにゆえ、あなたがたはエジプトびととパロがその心こころをかたくなにしたように、自分じぶんの心こころをかたくなにするのか。神かみが彼かれらを悩なやましたので、彼かれらは民みんを行いかせ、民みんは去さったではないか。

サムエル第一6:12 すると雌牛めうしはまっすぐにベテシメシの方向ほうこうへ、ひとすじに大路おおじを歩あゆみ、鳴なきながら進すすんでいって、右みぎにも左ひだりにも曲まがらなかった。ペリシテびとの君きみたちは、ベテシメシの境さかいまでそのあとについていった。

サムエル第一6:14 車くるまはベテシメシびとヨシュアの畑はたけにはいって、そこにとどまった。その所ところに大おおきな石いしがあった。人々ひとびとは車くるまの木きを割わり、その雌牛めうしを燔祭はんさいとして主しゅにささげた。

サムエル第一6:16 ペリシテびとの五ご人にんの君きみたちはこれを見みて、その日ひ、エクロンに帰かえった。

サムエル第一6:17 ペリシテびとが、とがの供そなえ物ものとして、主しゅに償つぐないをした金かねの腫物はれものは、次つぎのとおりである。すなわちアシドドのために一ひとつ、ガザのために一ひとつ、アシケロンのために一ひとつ、ガテのために一ひとつ、エクロンのために一ひとつであった。

サムエル第一6:18 また金かねのねずみは、城壁じょうへきをめぐらした町まちから城壁じょうへきのない村里むらざとにいたるまで、すべて五ご人にんの君きみたちに属ぞくするペリシテびとの町まちの数かずにしたがって造つくった。主しゅの箱ばこをおろした所ところのかたわらにあった大石おおいしは、今日きょうにいたるまで、ベテシメシびとヨシュアの畑はたけにあって、あかしとなっている。

サムエル第一6:21 そして彼かれらは、使者ししゃをキリアテ・ヤリムの人々ひとびとにつかわして言いった、「ペリシテびとが主しゅの箱ばこを返かえしたから、下くだってきて、それをあなたがたの所ところへ携たずさえ上のぼってください」。

サムエル第一7:3 その時ときサムエルはイスラエルの全ぜん家いえに告つげていった、「もし、あなたがたが一心いっしんに主しゅに立たち返かえるのであれば、ほかの神々かみがみとアシタロテを、あなたがたのうちから捨すて去さり、心こころを主しゅに向むけ、主しゅにのみ仕つかえなければならない。そうすれば、主しゅはあなたがたをペリシテびとの手てから救すくい出だされるであろう」。

サムエル第一7:5 サムエルはまた言いった、「イスラエルびとを、ことごとくミヅパに集あつめなさい。わたしはあなたがたのために主しゅに祈いのりましょう」。

サムエル第一7:7 イスラエルの人々ひとびとのミヅパに集あつまったことがペリシテびとに聞きこえたので、ペリシテびとの君きみたちは、イスラエルに攻せめ上のぼってきた。イスラエルの人々ひとびとはそれを聞きいて、ペリシテびとを恐おそれた。

サムエル第一7:8 そしてイスラエルの人々ひとびとはサムエルに言いった、「われわれのため、われわれの神かみ、主しゅに叫さけぶことを、やめないでください。そうすれば主しゅがペリシテびとの手てからわれわれを救すくい出だされるでしょう」。

サムエル第一7:10 サムエルが燔祭はんさいをささげていた時とき、ペリシテびとはイスラエルと戦たたかおうとして近ちかづいてきた。しかし主しゅはその日ひ、大おおいなる雷かみなりをペリシテびとの上うえにとどろかせて、彼かれらを乱みだされたので、彼かれらはイスラエルびとの前まえに敗やぶれて逃にげた。

サムエル第一7:11 イスラエルの人々ひとびとはミヅパを出でてペリシテびとを追おい、これを撃うって、ベテカルの下したまで行いった。

サムエル第一7:13 こうしてペリシテびとは征服せいふくされ、ふたたびイスラエルの領地りょうちに、はいらなかった。サムエルの一生いっしょうの間あいだ、主しゅの手てが、ペリシテびとを防ふせいだ。

サムエル第一7:14 ペリシテびとがイスラエルから取とった町々まちまちは、エクロンからガテまで、イスラエルにかえり、イスラエルはその周囲しゅういの地ちをもペリシテびとの手てから取とりかえした。またイスラエルとアモリびととの間あいだには平和へいわがあった。

サムエル第一9:1 さて、ベニヤミンの人ひとで、キシという名なの裕福ゆうふくな人ひとがあった。キシはアビエルの子こ、アビエルはゼロルの子こ、ゼロルはベコラテの子こ、ベコラテはアピヤの子こ、アピヤはベニヤミンびとである。

サムエル第一9:2 キシにはサウルという名なの子こがあった。若わかくて麗うるわしく、イスラエルの人々ひとびとのうちに彼かれよりも麗うるわしい人ひとはなく、民みんのだれよりも肩かたから上うえ、背せが高たかかった。

サムエル第一9:6 ところが、しもべは言いった、「この町まちには神かみの人ひとがおられます。尊とうとい人ひとで、その言いわれることはみなそのとおりになります。その所ところへ行いきましょう。われわれの出でてきた旅たびのことについて何なんか示しめされるでしょう」。

サムエル第一9:7 サウルはしもべに言いった、「しかし行いくのであれば、その人ひとに何なんを贈おくろうか。袋ふくろのパンはもはや、なくなり、神かみの人ひとに持もっていく贈おくり物ものがない。何なんかありますか」。

サムエル第一9:8 しもべは、またサウルに答こたえた、「わたしの手てに四よん分ぶんの一いちシケルの銀ぎんがあります。わたしはこれを、神かみの人ひとに与あたえて、われわれの道みちを示ししめしてもらいましょう」。

サムエル第一9:10 サウルはそのしもべに言いった、「それは良よい。さあ、行いこう」。こうして彼かれらは、神かみの人ひとのいるその町まちへ行いった。

サムエル第一9:16 「あすの今いまごろ、あなたの所ところに、ベニヤミンの地ちから、ひとりの人ひとをつかわすであろう。あなたはその人ひとに油あぶらを注そそいで、わたしの民みんイスラエルの君きみとしなさい。彼かれはわたしの民たみをペリシテびとの手てから救すくい出だすであろう。わたしの民たみの叫さけびがわたしに届とどき、わたしがその悩なやみを顧かえりみるからである」。

サムエル第一9:17 サムエルがサウルを見みた時とき、主しゅは言いわれた、「見みよ、わたしの言いったのはこの人ひとである。この人ひとがわたしの民たみを治おさめるであろう」。

サムエル第一9:20 三みっ日か前まえに、いなくなったあなたのろばは、もはや見みつかったので心こころにかけなくてもよろしい。しかしイスラエルのすべての望のぞましきものはだれのものですか。それはあなたのもの、あなたの父ちちの家いえのすべての人ひとのものではありませんか」。

サムエル第一9:21 サウルは答こたえた、「わたしはイスラエルのうちの最ももっとも小ちいさい部族ぶぞくのベニヤミンびとであって、わたしの一族いちぞくはまたベニヤミンのどの一族いちぞくよりも卑いやしいものではありませんか。どうしてあなたは、そのようなことをわたしに言いわれるのですか」。

サムエル第一10:2 あなたがきょう、わたしを離はなれて、去さって行いくとき、ベニヤミンの領地りょうちのゼルザにあるラケルの墓はかのかたわらで、ふたりの人ひとに会あうでしょう。そして彼かれらはあなたに言いいいます、『あなたが捜さがしに行いかれたろばは見みつかりました。いま父ちち上じょうは、ろばよりもあなたがたの事ことを心配しんぱいして、「わが子このことは、どうしよう」と言いっておられます』。

サムエル第一10:5 その後ご、あなたは神かみのギベアへ行いく。そこはペリシテびとの守備しゅび兵へいのいる所ところである。あなたはその所ところへ行いって、町まちにはいる時とき、立琴たてごと、手て鼓つづみ、笛ふえ、琴ことを執とる人々ひとびとを先さきに行いかせて、預言よげんしながら高たかき所ところから降おりてくる一群いちぐんの預言よげん者しゃに会あうでしょう。

サムエル第一10:6 その時とき、主しゅの霊れいがあなたの上うえにもはげしく下くだって、あなたは彼かれらと一緒いっしょに預言よげんし、変かわって新あたらしい人ひととなるでしょう。

サムエル第一10:18 イスラエルの人々ひとびとに言いった、「イスラエルの神かみ、主しゅはこう仰おおせられる、『わたしはイスラエルをエジプトから導みちびき出だし、あなたがたをエジプトびとの手て、およびすべてあなたがたをしえたげる王国おうこくの手てから救すくい出だした』。

サムエル第一10:22 そこでまた主しゅに「その人ひとはここにきているのですか」と問とうと、主しゅは言いわれた、「彼かれは荷物にもつの間あいだに隠かくれている」。

サムエル第一10:23 人々ひとびとは走はしって行いって、彼かれをそこから連つれてきた。彼かれは民みんの中なかに立たったが、肩かたから上うえは、民みんのどの人ひとよりも高たかかった。

サムエル第一10:24 サムエルはすべての民たみに言いった、「主しゅが選えらばれた人ひとをごらんなさい。民たみのうちに彼かれのような人ひとはないではありませんか」。民たみはみな「王おう万歳ばんざい」と叫さけんだ。

サムエル第一11:9 そして人々ひとびとは、きた使者ししゃたちに言いった、「ヤベシ・ギレアデの人ひとにこう言いいいなさい、『あす、日ひの暑あつくなるころ、あなたがたは救すくいを得うるであろう』と」。使者ししゃが帰かえって、ヤベシの人々ひとびとに告つげたので、彼かれらは喜よろこんだ。

サムエル第一11:11 明あくる日ひ、サウルは民みんを三みっつの部隊ぶたいに分わけ、あかつきに敵てきの陣営じんえいに攻せめ入いり、日ひの暑あつくなるころまで、アンモンびとを殺ころした。生いき残のこった者ものはちりぢりになって、ふたり一緒いっしょにいるものはなかった。

サムエル第一11:13 しかしサウルは言いった、「主しゅはきょう、イスラエルに救すくいを施ほどこされたのですから、きょうは人ひとを殺ころしてはなりません」。

サムエル第一12:4 彼かれらは言いった、「あなたは、われわれを欺あざむいたことも、しえたげたこともありません。また人ひとの手てから何なんも取とったことはありません」。

サムエル第一12:8 ヤコブがエジプトに行いって、エジプトびとが、彼かれらを、しえたげた時とき、あなたがたの先祖せんぞは主しゅに呼よばわったので、主しゅはモーセとアロンをつかわされた。そこで彼かれらは、あなたがたの先祖せんぞをエジプトから導みちびき出だして、この所ところに住すまわせた。

サムエル第一12:9 しかし、彼かれらがその神かみ、主しゅを忘わすれたので、主しゅは彼かれらをハゾルの王おうヤビンの軍ぐんの長ながシセラの手てに渡わたし、またペリシテびとの手てとモアブの王おうの手てにわたされた。そこで彼かれらがイスラエルを攻せめたので、

サムエル第一12:12 ところが、アンモンびとの王おうナハシが攻せめてくるのを見みたとき、あなたがたの神かみ、主しゅがあなたがたの王おうであるのに、あなたがたはわたしに、『いいえ、われわれを治おさめる王おうがなければならない』と言いった。

サムエル第一13:3 ヨナタンは、ゲバにあるペリシテびとの守備しゅび兵へいを敗やぶった。ペリシテびとはそのことを聞きいた。そこで、サウルは国くに中ちゅうに、あまねく角笛つのぶえを吹ふきならして言いわせた、「ヘブルびとよ、聞きけ」。

サムエル第一13:4 イスラエルの人ひとは皆みな、サウルがペリシテびとの守備しゅび兵へいを敗やぶったこと、そしてイスラエルがペリシテびとに憎にくまれるようになったことを聞きいた。こうして民みんは召めされて、ギルガルのサウルのもとに集あつまった。

サムエル第一13:11 その時ときサムエルは言いった、「あなたは何なんをしたのですか」。サウルは言いった、「民みんはわたしを離はなれて散ちって行いき、あなたは定さだまった日ひのうちにこられないのに、ペリシテびとがミクマシに集あつまったのを見みたので、

サムエル第一13:12 わたしは、ペリシテびとが今いまにも、ギルガルに下くだってきて、わたしを襲おそうかも知しれないのに、わたしはまだ主しゅの恵めぐみを求もとめることをしていないと思おもい、やむを得えず燔祭はんさいをささげました」。

サムエル第一13:14 しかし今いまは、あなたの王国おうこくは続つづかないであろう。主しゅは自分じぶんの心こころにかなう人ひとを求もとめて、その人ひとに民たみの君きみとなることを命めいじられた。あなたが主しゅの命めいじられた事ことを守まもらなかったからである」。

サムエル第一13:17 そしてペリシテびとの陣じんから三みっつの部隊ぶたいにわかれた略奪りゃくだつ隊たいが出でてきて、一いち部隊ぶたいはオフラの方ほうに向むかって、シュアルの地ちに行いき、

サムエル第一13:19 そのころ、イスラエルの地ちにはどこにも鉄工てっこうがいなかった。ペリシテびとが「ヘブルびとはつるぎも、やりも造つくってはならない」と言いったからである。

サムエル第一13:20 ただしイスラエルの人ひとは皆みな、そのすきざき、くわ、おの、かまに刃はをつけるときは、ペリシテびとの所ところへ下くだって行いった。

サムエル第一13:23 ペリシテびとの先陣せんじんはミクマシの渡わたりに進すすみ出でた。

サムエル第一14:1 ある日ひ、サウルの子こヨナタンは、その武器ぶきを執とる若者わかものに「さあ、われわれは向むこう側がわの、ペリシテびとの先陣せんじんへ渡わたって行いこう」と言いった。しかしヨナタンは父ちちには告つげなかった。

サムエル第一14:4 ヨナタンがペリシテびとの先陣せんじんに渡わたって行いこうとする渡わたりには、一方いっぽうに険けわしい岩いわがあり、他方たほうにも険けわしい岩いわがあり、一方いっぽうの名なをボゼヅといい、他方たほうの名なをセネといった。

サムエル第一14:6 ヨナタンはその武器ぶきを執とる若者わかものに言いった、「さあ、われわれは、この割礼かつれいなき者ものどもの先陣せんじんへ渡わたって行いこう。主しゅがわれわれのために何なんか行おこなわれるであろう。多おおくの人ひとをもって救すくうのも、少すくない人ひとをもって救すくうのも、主しゅにとっては、なんの妨さまたげもないからである」。

サムエル第一14:11 こうしてふたりはペリシテびとの先陣せんじんに、その身みを現あらわしたので、ペリシテびとは言いった、「見みよ、ヘブルびとが、隠かくれていた穴あなから出でてくる」。

サムエル第一14:13 そしてヨナタンはよじ登のぼり、武器ぶきを執とる者ものもそのあとについて登のぼった。ペリシテびとはヨナタンの前まえに倒たおれた。武器ぶきを執とる者ものも、あとについていってペリシテびとを殺ころした。

サムエル第一14:16 ベニヤミンのギベアにいたサウルの番兵ばんぺいたちが見みると、ペリシテびとの群衆ぐんしゅうはくずれて右往うおう左往さおうしていた。

サムエル第一14:19 サウルが祭司さいしに語かたっている間あいだにも、ペリシテびとの陣営じんえいの騒さわぎはますます大おおきくなったので、サウルは祭司さいしに言いった、「手てを引ひきなさい」。

サムエル第一14:21 また先さきにペリシテびとと共ともにいて、彼かれらと共ともに陣営じんえいにきていたヘブルびとたちも、翻ひるがえってサウルおよびヨナタンと共ともにいるイスラエルびとにつくようになった。

サムエル第一14:22 またエフライムの山地さんちに身みを隠かくしていたイスラエルびとたちも皆みな、ペリシテびとが逃にげると聞きいて、彼かれらもまた戦たたかいに出でて、それを追撃ついげきした。

サムエル第一14:30 まして、民みんがきょう敵てきからぶんどった物ものを、じゅうぶん食たべていたならば、さらに多おおくのペリシテびとを殺ころしていたでしょうに」。

サムエル第一14:31 その日ひイスラエルびとは、ペリシテびとを撃うって、ミクマシからアヤロンに及およんだ。そして民みんは、ひじょうに疲つかれたので、

サムエル第一14:36 サウルは言いった、「われわれは夜よるのうちにペリシテびとを追おって下くだり、夜明よあけまで彼かれらをかすめて、ひとりも残のこらぬようにしよう」。人々ひとびとは言いった、「良よいと思おもわれることを、なんでもしてください」。しかし祭司さいしは言いった、「われわれは、ここで、神かみに尋たずねましょう」。

サムエル第一14:37 そこでサウルは神かみに伺うかがった、「わたしはペリシテびとを追おって下くだるべきでしょうか。あなたは彼かれらをイスラエルの手てに渡わたされるでしょうか」。しかし神かみはその日ひは答こたえられなかった。

サムエル第一14:40 サウルはイスラエルのすべての人ひとに言いった、「あなたがたは向むこう側がわにいなさい。わたしとわたしの子こヨナタンはこちら側がわにいましょう」。民たみはサウルに言いった、「良よいと思おもわれることをしてください」。

サムエル第一14:46 サウルはペリシテびとを追おうことをやめて引ひきあげ、ペリシテびとはその国くにへ帰かえった。

サムエル第一14:47 サウルはイスラエルの王おうとなって、周囲しゅういのもろもろの敵てき、すなわちモアブ、アンモンの人々ひとびと、エドム、ゾバの王おうたちおよびペリシテびとと戦たたかい、すべて向むかう所ところで勝利しょうりを得えた。

サムエル第一14:48 サウルは勇いさましく働はたらき、アマレクびとを撃うって、イスラエルびとを略奪りゃくだつ者しゃの手てから救すくい出だした。

サムエル第一14:52 サウルの一生いっしょうの間あいだ、ペリシテびとと激はげしい戦たたかいがあった。サウルは力ちからの強つよい人ひとや勇気ゆうきのある人ひとを見みるごとに、それを召めしかかえた。

サムエル第一15:4 サウルは民みんを呼よび集あつめ、テライムで人数にんずうを調しらべたところ、歩兵ふひょうは二十にじゅう万まん、ユダの人ひとは一いち万まんであった。

サムエル第一15:6 サウルはケニびとに言いった、「さあ、あなたがたはアマレクびとを離はなれて、下くだっていってください。彼かれらと一緒いっしょにあなたがたを滅ほろぼすようなことがあってはならない。あなたがたは、イスラエルの人々ひとびとがエジプトから上のぼってきた時とき、親切しんせつにしてくれたのですから」。そこでケニびとはアマレクびとを離はなれて行いった。

サムエル第一15:7 サウルはアマレクびとを撃うって、ハビラからエジプトの東ひがしにあるシュルにまで及およんだ。

サムエル第一15:8 そしてアマレクびとの王おうアガグをいけどり、つるぎをもってその民たみをことごとく滅ほろぼした。

サムエル第一15:12 そして朝あさサウルに会あうため、早はやく起おきたが、サムエルに告つげる人ひとがあった、「サウルはカルメルにきて、自分じぶんのために戦勝せんしょう記念きねん碑ひを建たて、身みをかえして進すすみ、ギルガルへ下くだって行いきました」。

サムエル第一15:15 サウルは言いった、「人々ひとびとがアマレクびとの所ところから引ひいてきたのです。民たみは、あなたの神かみ、主しゅにささげるために、羊ひつじと牛うしの最ももっとも良よいものを残のこしたのです。そのほかは、われわれが滅ほろぼし尽つくしました」。

サムエル第一15:18 そして主しゅはあなたに使命しめいを授さずけ、つかわして言いわれた、『行いって、罪つみびとなるアマレクびとを滅ほろぼし尽つくせ。彼かれらを皆殺みなごろしにするまで戦たたかえ』。

サムエル第一15:20 サウルはサムエルに言いった、「わたしは主しゅの声こえに聞き従いききしたがい、主しゅがつかわされた使命しめいを帯おびて行いき、アマレクの王おうアガグを連つれてきて、アマレクびとを滅ほろぼし尽つくしました。

サムエル第一15:29 またイスラエルの栄光えいこうは偽いつわることもなく、悔くいることもない。彼かれは人ひとではないから悔くいることはない」。

サムエル第一15:32 時ときにサムエルは言いった、「わたしの所ところにアマレクびとの王おうアガグを引ひいてきなさい」。アガグはうれしそうにサムエルの所ところにきた。アガグは「死しの苦くるしみはきっと過すぎ去さったのだ」と思おもった。

サムエル第一16:3 そしてエッサイを犠牲ぎせいの場所ばしょに呼よびなさい。その時ときわたしはあなたのすることを示ししめします。わたしがあなたに告つげる人ひとに油あぶらを注そそがなければならない」。

サムエル第一16:6 彼かれらがきた時とき、サムエルはエリアブを見みて、「自分じぶんの前まえにいるこの人ひとこそ、主しゅが油あぶらをそそがれる人ひとだ」と思おもった。

サムエル第一16:7 しかし主しゅはサムエルに言いわれた、「顔かおかたちや身みのたけを見みてはならない。わたしはすでにその人ひとを捨すてた。わたしが見みるところは人ひととは異ことなる。人ひとは外そとの顔かおかたちを見み、主しゅは心こころを見みる」。

サムエル第一16:8 そこでエッサイはアビナダブを呼よんでサムエルの前まえを通とおらせた。サムエルは言いった、「主しゅが選えらばれたのはこの人ひとでもない」。

サムエル第一16:9 エッサイはシャンマを通とおらせたが、サムエルは言いった、「主しゅが選えらばれたのはこの人ひとでもない」。

サムエル第一16:10 エッサイは七なな人にんの子こにサムエルの前まえを通とおらせたが、サムエルはエッサイに言いった、「主しゅが選えらばれたのはこの人ひとたちではない」。

サムエル第一16:11 サムエルはエッサイに言いった、「あなたのむすこたちは皆みなここにいますか」。彼かれは言いった、「まだ末すえの子こが残のこっていますが羊ひつじを飼かっています」。サムエルはエッサイに言いった、「人ひとをやって彼かれを連つれてきなさい。彼かれがここに来くるまで、われわれは食卓しょくたくにつきません」。

サムエル第一16:12 そこで人ひとをやって彼かれをつれてきた。彼かれは血色けっしょくのよい、目めのきれいな、姿すがたの美うつくしい人ひとであった。主しゅは言いわれた、「立たってこれに油あぶらをそそげ。これがその人ひとである」。

サムエル第一16:18 その時とき、ひとりの若者わかものがこたえた、「わたしはベツレヘムびとエッサイの子こを見みましたが、琴ことがじょうずで、勇気ゆうきもあり、いくさびとで、弁舌べんぜつにひいで、姿すがたの美うつくしい人ひとです。また主しゅが彼かれと共ともにおられます」。

サムエル第一16:22 またサウルは人ひとをつかわしてエッサイに言いった、「ダビデをわたしに仕つかえさせてください。彼かれはわたしの心こころにかないました」。

サムエル第一17:2 サウルとイスラエルの人々ひとびとは集あつまってエラの谷たにに陣取じんどり、ペリシテびとに対たいして戦列せんれつをしいた。

サムエル第一17:4 時ときに、ペリシテびとの陣じんから、ガテのゴリアテという名なの、戦たたかいをいどむ者ものが出でてきた。身みのたけは六ろくキュビト半はん。

サムエル第一17:9 もしその人ひとが戦たたかってわたしを殺ころすことができたら、われわれはおまえたちの家来けらいとなる。しかしわたしが勝かってその人ひとを殺ころしたら、おまえたちは、われわれの家来けらいになって仕つかえなければならない」。

サムエル第一17:11 サウルとイスラエルのすべての人ひとは、ペリシテびとのこの言葉ことばを聞きいて驚おどろき、ひじょうに恐おそれた。

サムエル第一17:12 さて、ダビデはユダのベツレヘムにいたエフラタびとエッサイという名なの人ひとの子こで、この人ひとに八はち人にんの子こがあったが、サウルの世よには年ねんが進すすんで、すでに年老としおいていた。

サムエル第一17:19 さてサウルと彼かれらおよびイスラエルのすべての人ひとは、エラの谷たにでペリシテびとと戦たたかっていた。

サムエル第一17:21 そしてイスラエルとペリシテびととは戦列せんれつを敷しいて、軍ぐんと軍ぐんと向むき合あった。

サムエル第一17:23 兄あにたちと語かたっている時とき、ペリシテびとの戦列せんれつから、ガテのペリシテびとで、名なをゴリアテという、あの戦たたかいをいどむ者ものが上のぼってきて、前まえと同おなじ言葉ことばを言いったので、ダビデはそれを聞きいた。

サムエル第一17:24 イスラエルのすべての人ひとは、その人ひとを見みて、避さけて逃にげ、ひじょうに恐おそれた。

サムエル第一17:25 イスラエルの人々ひとびとはまた言いった、「あなたがたは、あの上のぼってきた人ひとを見みたか。確たしかにイスラエルにいどむために上のぼってきたのだ。彼かれを殺ころす人ひとは、王おうが大おおいなる富とみを与あたえて富とませ、その娘むすめを与あたえ、その父ちちの家いえにはイスラエルのうちで税ぜいを免まぬがれさせるであろう」。

サムエル第一17:26 ダビデはかたわらに立たっている人々ひとびとに言いった、「このペリシテびとを殺ころし、イスラエルの恥はじをすすぐ人ひとには、どうされるのですか。この割礼かつれいなきペリシテびとは何者なにものなので、生いける神かみの軍ぐんをいどむのか」。

サムエル第一17:27 民みんは前まえと同おなじように、「彼かれを殺ころす人ひとにはこうされるであろう」と答こたえた。

サムエル第一17:30 またふり向むいて、ほかの人ひとに前まえのように語かたったところ、民みんはまた同おなじように答こたえた。

サムエル第一17:32 ダビデはサウルに言いった、「だれも彼かれのゆえに気きを落おとしてはなりません。しもべが行いってあのペリシテびとと戦たたかいましょう」。

サムエル第一17:33 サウルはダビデに言いった、「行いって、あのペリシテびとと戦たたかうことはできない。あなたは年少ねんしょうだが、彼かれは若わかい時ときからの軍人ぐんじんだからです」。

サムエル第一17:36 しもべはすでに、ししと、くまを殺ころしました。この割礼かつれいなきペリシテびとも、生いける神かみの軍ぐんをいどんだのですから、あの獣けものの一いち頭とうのようになるでしょう」。

サムエル第一17:37 ダビデはまた言いった、「ししのつめ、くまのつめからわたしを救すくい出だされた主しゅは、またわたしを、このペリシテびとの手てから救すくい出だされるでしょう」。サウルはダビデに言いった、「行いきなさい。どうぞ主しゅがあなたと共ともにおられるように」。

サムエル第一17:40 ダビデはそれらを脱ぬぎすて、手てにつえをとり、谷間たにまからなめらかな石いし五ご個こを選えらびとって自分じぶんの持もっている羊飼ひつじかいの袋ふくろに入いれ、手てに石投いしなげを執とって、あのペリシテびとに近ちかづいた。

サムエル第一17:45 ダビデはペリシテびとに言いった、「おまえはつるぎと、やりと、投なげやりを持もって、わたしに向むかってくるが、わたしは万まん軍ぐんの主しゅの名な、すなわち、おまえがいどんだ、イスラエルの軍ぐんの神かみの名なによって、おまえに立たち向むかう。

サムエル第一17:46 きょう、主しゅは、おまえをわたしの手てにわたされるであろう。わたしは、おまえを撃うって、首くびをはね、ペリシテびとの軍勢ぐんぜいの死しかばねを、きょう、空そらの鳥とり、地ちの野獣やじゅうのえじきにし、イスラエルに、神かみがおられることを全地ぜんちに知しらせよう。

サムエル第一17:48 そのペリシテびとが立たち上あがり、近ちかづいてきてダビデに立たち向むかったので、ダビデは急いそぎ戦線せんせんに走はしり出でて、ペリシテびとに立たち向むかった。

サムエル第一17:49 ダビデは手てを袋ふくろに入いれて、その中なかから一ひとつの石いしを取とり、石投いしなげで投なげて、ペリシテびとの額がくを撃うったので、石いしはその額がくに突つき入いり、うつむきに地ちに倒たおれた。

サムエル第一17:50 こうしてダビデは石投いしなげと石いしをもってペリシテびとに勝かち、ペリシテびとを撃うって、これを殺ころした。ダビデの手てにつるぎがなかったので、

サムエル第一17:51 ダビデは走はしりよってペリシテびとの上うえに乗のり、そのつるぎを取とって、さやから抜ぬきはなし、それをもって彼かれを殺ころし、その首くびをはねた。ペリシテの人々ひとびとは、その勇士ゆうしが死しんだのを見みて逃にげた。

サムエル第一17:52 イスラエルとユダの人々ひとびとは立たちあがり、ときをあげて、ペリシテびとを追撃ついげきし、ガテおよびエクロンの門もんにまで及およんだ。そのためペリシテびとの負傷ふしょう者しゃは、シャライムからガテおよびエクロンに行いく道みちの上うえに倒たおれた。

サムエル第一17:53 イスラエルの人々ひとびとはペリシテびとの追撃ついげきを終おえて帰かえり、その陣営じんえいを略奪りゃくだつした。

サムエル第一17:54 ダビデは、あのペリシテびとの首くびを取とってエルサレムへ持もって行いったが、その武器ぶきは自分じぶんの天幕てんまくに置おいた。

サムエル第一17:55 サウルはダビデがあのペリシテびとに向むかって出でていくのを見みて、軍ぐんの長ちょうアブネルに言いった、「アブネルよ、この若者わかものはだれの子こか」。アブネルは言いった、「王おうよ、あなたのいのちにかけて誓ちかいます。わたしは知しらないのです」。

サムエル第一17:57 ダビデが、あのペリシテびとを殺ころして帰かえってきた時とき、アブネルは、ペリシテびとの首くびを手てに持もっている彼かれを、サウルの前まえに連つれて行いった。

サムエル第一18:6 人々ひとびとが引ひき揚あげてきた時とき、すなわちダビデが、かのペリシテびとを殺ころして帰かえった時とき、女おんなたちはイスラエルの町々まちまちから出でてきて、手て鼓つづみと祝い歌いわいうたと三さん糸いとの琴ことをもって、歌うたいつ舞まいつ、サウル王おうを迎むかえた。

サムエル第一18:16 イスラエルとユダのすべての人ひとはダビデを愛あいした。彼かれが民たみの先さきに立たって出入でいりしたからである。

サムエル第一18:17 その時ときサウルはダビデに言いった、「わたしの長女ちょうじょメラブを、あなたに妻つまとして与あたえよう。ただ、あなたはわたしのために勇いさましく、主しゅの戦たたかいを戦たたかいなさい」。サウルは「自分じぶんの手てで彼かれを殺ころさないで、ペリシテびとの手てで殺ころそう」と思おもったからである。

サムエル第一18:19 しかしサウルの娘むすめメラブは、ダビデにとつぐべき時ときになって、メホラびとアデリエルに妻つまとして与あたえられた。

サムエル第一18:21 サウルは「ミカルを彼かれに与あたえて、彼かれを欺あざむく手てだてとし、ペリシテびとの手てで彼かれを殺ころそう」と思おもったので、サウルはふたたびダビデに言いった、「あなたを、きょう、わたしのむこにします」。

サムエル第一18:25 サウルは言いった、「あなたがたはダビデにこう言いいいなさい、『王おうはなにも結納ゆいのうを望のぞまれない。ただペリシテびとの陽ひの皮かわ一いち百ひゃくを獲えて、王おうのあだを討うつことを望のぞまれる』」。これはサウルが、ダビデをペリシテびとの手てによって倒たおそうと思おもったからである。

サムエル第一18:28 しかしサウルは見みて、主しゅがダビデと共ともにおられること、またイスラエルのすべての人ひとがダビデを愛あいするのを知しった時とき、

サムエル第一18:30 さてペリシテびとの君きみたちが攻せめてきたが、ダビデは、彼かれらが攻せめてくるごとに、サウルのどの家来けらいよりも多おおくのてがらを立たてたので、その名なはひじょうに尊敬そんけいされた。

サムエル第一19:5 彼かれは命いのちをかけて、あのペリシテびとを殺ころし、主しゅはイスラエルの人々ひとびとに大おおいなる勝利しょうりを与あたえられたのです。あなたはそれを見みて喜よろこばれました。それであるのに、どうしてゆえなくダビデを殺ころし、罪つみなき者ものの血ちを流ながして罪つみを犯おかそうとされるのですか」。

サムエル第一19:8 ところがまた戦争せんそうがおこって、ダビデは出でてペリシテびとと戦たたかい、大おおいに彼かれらを殺ころしたので、彼かれらはその前まえから逃にげ去さった。

サムエル第一19:14 サウルはダビデを捕とらえるため使者ししゃたちをつかわしたが、彼女かのじょは言いった、「あの人ひとは病気びょうきです」。

サムエル第一19:17 サウルはミカルに言いった、「あなたはどうして、このようにわたしを欺あざむいて、わたしの敵てきを逃にがしたのか」。ミカルはサウルに答こたえた、「あの人ひとはわたしに『逃にがしてくれ。さもないと、おまえを殺ころす』と言いいいました」。

サムエル第一19:19 ある人ひとがサウルに「ダビデはラマのナヨテにいます」と告つげたので、

サムエル第一19:22 そこでサウルはみずからラマに行いき、セクの大おお井戸いどに着ついた時とき、問とうて言いった、「サムエルとダビデは、どこにおるか」。ひとりの人ひとが答こたえた、「彼かれらはラマのナヨテにいます」。

サムエル第一20:12 そしてヨナタンはダビデに言いった、「イスラエルの神かみ、主しゅが、証人しょうにんです。明日あすか明後日みょうごにちの今いまごろ、わたしが父ちちの心こころを探さぐって、父ちちがダビデに対たいして良よいのを見みながら、人ひとをつかわしてあなたに知しらせないようなことをするでしょうか。

サムエル第一20:31 エッサイの子こがこの世よに生いきながらえている間あいだは、あなたも、あなたの王国おうこくも堅かたく立たっていくことはできない。それゆえ今いま、人ひとをつかわして、彼かれをわたしのもとに連つれてこさせなさい。彼かれは必かならず死しななければならない」。

サムエル第一21:2 ダビデは祭司さいしアヒメレクに言いった、「王おうがわたしに一ひとつの事ことを命めいじて、『わたしがおまえをつかわしてさせる事こと、またわたしが命めいじたことについては、何なんをも人ひとに知しらせてはならない』と言いわれました。そこでわたしは、ある場所ばしょに若者わかものたちを待またせてあります。

サムエル第一21:7 その日ひ、その所ところに、サウルのしもべのひとりが、主しゅの前まえに留とめ置おかれていた。その名なはドエグといい、エドムびとであって、サウルの牧者ぼくしゃの長ちょうであった。

サムエル第一21:11 アキシの家来けらいたちはアキシに言いった、「これはあの国くにの王おうダビデではありませんか。人々ひとびとが踊おどりながら、互たがいに歌うたいかわして、『サウルは千せんを撃うち殺ころし、ダビデは万よろずを撃うち殺ころした』と言いったのは、この人ひとのことではありませんか」。

サムエル第一21:14 アキシは家来けらいたちに言いった、「あなたがたの見みるように、この人ひとは気違きちがいだ。どうして彼かれをわたしの所ところへ連つれてきたのか。

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