「人」(ひと)が出てくる聖書の箇所

「人」(ひと)は口語訳の4355か所(旧約3187・新約1168)に出てきます。日常訳第1版では5114か所。

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4355か所を200か所ずつ22ページに分けています(7ページ目)。

サムエル記上(224か所)

サムエル第一22:11 そこで王おうは人ひとをつかわして、アヒトブの子こ祭司さいしアヒメレクとその父ちちの家いえのすべての者もの、すなわちノブの祭司さいしたちを召めしたので、みな王おうの所ところにきた。

サムエル第一22:14 アヒメレクは王おうに答こたえて言いった、「あなたの家来けらいのうち、ダビデのように忠義ちゅうぎな者ものがほかにありますか。彼かれは王おうの娘婿むすめむこであり、近衛このえ兵へいの長ちょうであって、あなたの家いえで尊とうとばれる人ひとではありませんか。

サムエル第一22:20 しかしアヒトブの子こアヒメレクの子こたちのひとりで、名なをアビヤタルという人ひとは、のがれてダビデの所ところに走はしった。

サムエル第一23:1 さて人々ひとびとはダビデに告つげて言いった、「ペリシテびとがケイラを攻せめて、打うち場ばの穀物こくもつをかすめています」。

サムエル第一23:2 そこでダビデは主しゅに問とうて言いった、「わたしが行いって、このペリシテびとを撃うちましょうか」。主しゅはダビデに言いわれた、「行いってペリシテびとを撃うち、ケイラを救すくいなさい」。

サムエル第一23:3 しかしダビデの従者じゅうしゃたちは彼かれに言いった、「われわれは、ユダのここにおってさえ、恐おそれているのに、ましてケイラへ行いって、ペリシテびとの軍ぐんに当あたることができましょうか」。

サムエル第一23:4 ダビデが重かさねて主しゅに問とうたところ、主しゅは彼かれに答こたえて言いわれた、「立たって、ケイラへ下おりなさい。わたしはペリシテびとをあなたの手てに渡わたします」。

サムエル第一23:5 ダビデとその従者じゅうしゃたちはケイラへ行いって、ペリシテびとと戦たたかい、彼かれらの家畜かちくを奪うばいとり、彼かれらを多おおく撃うち殺ころした。こうしてダビデはケイラの住民じゅうみんを救すくった。

サムエル第一23:22 あなたがたは行いって、なお確たしかめてください。彼かれのよく行いく所ところとだれがそこで彼かれを見みたかを見みきわめてください。人ひとの語かたるところによると、彼かれはひじょうに悪賢わるがしこいそうだ。

サムエル第一23:27 その時とき、サウルの所ところに、ひとりの使者ししゃがきて言いった、「ペリシテびとが国くにを侵おかしています。急いいそいできてください」。

サムエル第一23:28 そこでサウルはダビデを追おうことをやめて帰かえり、行いってペリシテびとに当あたった。それで人々ひとびとは、その所ところを「のがれの岩いわ」と名なづけた。

サムエル第一24:1 サウルがペリシテびとを追おうことをやめて帰かえってきたとき、人々ひとびとは彼かれに告つげて言いった、「ダビデはエンゲデの野のにいます」。

サムエル第一24:2 そこでサウルは、全ぜんイスラエルから選えらんだ三千さんぜんの人ひとを率ひきい、ダビデとその従者じゅうしゃたちとを捜さがすため、「やぎの岩いわ」の前まえへ出でかけた。

サムエル第一24:15 どうぞ主しゅがさばきびととなって、わたしとあなたの間あいだをさばき、かつ見みて、わたしの訴うったえを聞ききき、わたしをあなたの手てから救すくい出だしてくださるように」。

サムエル第一24:19 人ひとは敵てきに会あったとき、敵てきを無事ぶじに去さらせるでしょうか。あなたが、きょう、わたしにした事ことのゆえに、どうぞ主しゅがあなたに良よい報むくいを与あたえられるように。

サムエル第一25:2 マオンに、ひとりの人ひとがあって、カルメルにその所有しょゆうがあり、ひじょうに裕福ゆうふくで、羊ひつじ三千さんぜん頭とう、やぎ一千いっせん頭とうを持もっていた。彼かれはカルメルで羊ひつじの毛けを切きっていた。

サムエル第一25:3 その人ひとの名なはナバルといい、妻つまの名なはアビガイルといった。アビガイルは賢かしこくて美うつくしかったが、その夫おっとは剛ごう情じょうで、粗暴そぼうであった。彼かれはカレブびとであった。

サムエル第一25:17 それで、あなたは今いまそれを知しって、自分じぶんのすることを考かんがえてください。主人しゅじんとその一家いっかに災わざわいが起おきるからです。しかも主人しゅじんはよこしまな人ひとで、話はなしかけることもできません」。

サムエル第一25:21 さて、ダビデはさきにこう言いった、「わたしはこの人ひとが荒野あらので持もっている物ものをみな守まもって、その人ひとに属ぞくする物ものを何なんひとつなくならないようにしたが、それは全まったくむだであった。彼かれはわたしのした親切しんせつに悪あくをもって報むくいた。

サムエル第一25:25 わが君きみよ、どうぞ、このよこしまな人ひとナバルのことを気きにかけないでください。あの人ひとはその名なのとおりです。名なはナバルで、愚おろかな者ものです。あなたのはしためであるわたしは、わが君きみなるあなたがつかわされた若者わかものたちを見みなかったのです。

サムエル第一25:29 たとい人ひとが立たってあなたを追おい、あなたの命いのちを求もとめても、わが君きみの命いのちは、生いきている者ものの束たばにたばねられて、あなたの神かみ、主しゅのもとに守まもられるでしょう。しかし主しゅはあなたの敵てきの命いのちを、石投いしなげの中なかから投なげるように、投なげ捨すてられるでしょう。

サムエル第一25:39 ダビデはナバルが死しんだと聞きいて言いった、「主しゅはほむべきかな。主しゅはわたしがナバルの手てから受うけた侮辱ぶじょくに報むくいて、しもべが悪あくをおこなわないようにされた。主しゅはナバルの悪行あくぎょうをそのこうべに報むくいられたのだ」。ダビデはアビガイルを妻つまにめとろうと、人ひとをつかわして彼女かのじょに申もうし込こんだ。

サムエル第一25:44 ところでサウルはその娘むすめ、ダビデの妻つまミカルを、ガリムの人ひとであるライシの子こパルテに与あたえた。

サムエル第一26:1 そのころジフびとがギベアにおるサウルのもとにきて言いった、「ダビデは荒野こうやの前まえにあるハキラの山やまに隠かくれているではありませんか」。

サムエル第一26:15 ダビデはアブネルに言いった、「あなたは男おとこではないか。イスラエルのうちに、あなたに及およぶ人ひとがあろうか。それであるのに、どうしてあなたは主君しゅくんである王おうを守まもらなかったのか。民たみのひとりが、あなたの主君しゅくんである王おうを殺ころそうとして、はいりこんだではないか。

サムエル第一26:19 王おう、わが君きみよ、どうぞ、今いましもべの言葉ことばを聞きいてください。もし主しゅがあなたを動うごかして、わたしの敵てきとされたのであれば、どうぞ主しゅが供そなえ物ものを受うけて和やわらいでくださるように。もし、それが人ひとであるならば、どうぞその人々ひとびとが主しゅの前まえにのろいを受うけるように。彼かれらが『おまえは行いって他ほかの神々かみがみに仕つかえなさい』と言いって、きょう、わたしを追おい出だし、主しゅの嗣業しぎょうにあずかることができないようにしたからです。

サムエル第一26:20 それゆえ今いま、主しゅの前まえを離はなれて、わたしの血ちが地ちに落おちることのないようにしてください。イスラエルの王おうは、人ひとが山やまで、しゃこを追おうように、わたしの命いのちを取とろうとして出でてこられたのです」。

サムエル第一26:23 主しゅは人ひとおのおのにその義ぎと真実しんじつとに従したがって報むくいられます。主しゅがきょう、あなたをわたしの手てに渡わたされたのに、わたしは主しゅが油あぶらを注そそがれた者ものに向むかって、手てをのべることをしなかったのです。

サムエル第一27:1 ダビデは心こころのうちに言いった、「わたしは、いつかはサウルの手てにかかって滅ほろぼされるであろう。早はやくペリシテびとの地ちへのがれるほかはない。そうすればサウルはこの上うえイスラエルの地ちにわたしをくまなく捜さがすことはやめ、わたしは彼かれの手てからのがれることができるであろう」。

サムエル第一27:7 ダビデがペリシテびとの国くにに住すんだ日ひの数かずは一いち年ねんと四よんか月げつであった。

サムエル第一27:8 さてダビデは従者じゅうしゃと共ともにのぼって、ゲシュルびと、ゲゼルびとおよびアマレクびとを襲おそった。これらは昔むかしからシュルに至いたるまでの地ちの住民じゅうみんであって、エジプトに至いたるまでの地ちに住すんでいた。

サムエル第一27:10 アキシが「あなたはきょうどこを襲おそいましたか」と尋たずねると、ダビデは、その時々ときどき、「ユダのネゲブです」、「エラメルびとのネゲブです」「ケニびとのネゲブです」と言いった。

サムエル第一27:11 ダビデは男おとこも女おんなも生いかしおかず、ひとりをもガテに引ひいて行いかなかった。それはダビデが、「恐おそらくは、彼かれらが、『ダビデはこうした』と言いって、われわれのことを告つげるであろう」と思おもったからである。ダビデはペリシテびとのいなかに住すんでいる間あいだはこうするのが常つねであった。

サムエル第一28:1 そのころ、ペリシテびとがイスラエルと戦たたかおうとして、いくさのために軍勢ぐんぜいを集あつめたので、アキシはダビデに言いった、「あなたは、しかと承知しょうちしてください。あなたとあなたの従者じゅうしゃたちとは、わたしと共ともに出でて、軍勢ぐんぜいに加くわわらなければなりません」。

サムエル第一28:3 さてサムエルはすでに死しんで、イスラエルのすべての人ひとは彼かれのために悲かなしみ、その町まちラマに葬ほうむった。また先さきにサウルは口寄くちよせや占うらない師しをその地ちから追放ついほうした。

サムエル第一28:4 ペリシテびとが集あつまってきてシュネムに陣じんを取とったので、サウルはイスラエルのすべての人ひとを集あつめて、ギルボアに陣じんを取とった。

サムエル第一28:5 サウルはペリシテびとの軍勢ぐんぜいを見みて恐おそれ、その心こころはいたくおののいた。

サムエル第一28:8 サウルは姿すがたを変かえてほかの着物きものをまとい、ふたりの従者じゅうしゃを伴ともなって行いき、夜よるの間あいだに、その女おんなの所ところにきた。そしてサウルは言いった、「わたしのために口寄くちよせの術じゅつを行おこなって、わたしがあなたに告つげる人ひとを呼よび起おこしてください」。

サムエル第一28:14 サウルは彼女かのじょに言いった、「その人ひとはどんな様子ようすをしていますか」。彼女かのじょは言いった、「ひとりの老人ろうじんがのぼってこられます。その人ひとは上着うわぎをまとっておられます」。サウルはその人ひとがサムエルであるのを知しり、地ちにひれ伏ふして拝はいした。

サムエル第一28:15 サムエルはサウルに言いった、「なぜ、わたしを呼よび起おこして、わたしを煩わずらわすのか」。サウルは言いった、「わたしは、ひじょうに悩なやんでいます。ペリシテびとがわたしに向むかっていくさを起おこし、神かみはわたしを離はなれて、預言よげん者しゃによっても、夢ゆめによっても、もはやわたしに答こたえられないのです。それで、わたしのすべきことを知しるために、あなたを呼よびました」。

サムエル第一28:18 あなたは主しゅの声こえに聞き従わききしたがわず、主しゅの激はげしい怒いかりに従したがって、アマレクびとを撃うち滅ほろぼさなかったゆえに、主しゅはこの事ことを、この日ひ、あなたに行おこなわれたのである。

サムエル第一28:19 主しゅはまたイスラエルをも、あなたと共ともに、ペリシテびとの手てに渡わたされるであろう。あすは、あなたもあなたの子こらもわたしと一緒いっしょになるであろう。また主しゅはイスラエルの軍勢ぐんぜいをもペリシテびとの手てに渡わたされる」。

サムエル第一29:2 ペリシテびとの君きみたちは、あるいは百ひゃく人にん、あるいは千せん人にんを率ひきいて進すすみ、ダビデとその従者じゅうしゃたちはアキシと共ともに、しんがりになって進すすんだ。

サムエル第一29:3 その時とき、ペリシテびとの君きみたちは言いった、「これらのヘブルびとはここで何なんをしているのか」。アキシはペリシテびとたちに言いった、「これはイスラエルの王おうサウルのしもべダビデではないか。彼かれはこの日ひごろ、この年としごろ、わたしと共ともにいたが、逃にげ落おちてきた日ひからきょうまで、わたしは彼かれにあやまちがあったのを見みたことがない」。

サムエル第一29:4 しかしペリシテびとの君きみたちは彼かれに向むかって怒おこった。そしてペリシテびとの君きみたちは彼かれに言いった、「この人ひとを帰かえらせて、あなたが彼かれを置おいたもとの所ところへ行いかせなさい。われわれと一緒いっしょに彼かれを戦たたかいに下くだらせてはならない。戦たたかいの時とき、彼かれがわれわれの敵てきとなるかも知しれないからである。この者ものは何なんをもってその主君しゅくんとやわらぐことができようか。ここにいる人々ひとびとの首くびをもってするほかはあるまい。

サムエル第一29:6 そこでアキシはダビデを呼よんで言いった、「主しゅは生いきておられる。あなたは正ただしい人ひとである。あなたがわたしと一緒いっしょに戦たたかいに出入でいりすることをわたしは良よいと思おもっている。それはあなたがわたしの所ところにきた日ひからこの日ひまで、わたしは、あなたに悪わるい事ことがあったのを見みたことがないからである。しかしペリシテびとの君きみたちはあなたを良よく言いわない。

サムエル第一29:9 アキシはダビデに答こたえた、「わたしは見みて、あなたが神かみの使つかいのようにりっぱな人ひとであることを知しっている。しかし、ペリシテびとの君きみたちは、『われわれと一緒いっしょに彼かれを戦たたかいに上のぼらせてはならない』と言いっている。

サムエル第一29:11 こうしてダビデとその従者じゅうしゃたちとは共ともにペリシテびとの地ちへ帰かえろうと、朝あさ早はやく起おきて出立しゅったつしたが、ペリシテびとはエズレルへ上のぼって行いった。

サムエル第一30:11 彼かれらは野ので、ひとりのエジプトびとを見みて、それをダビデのもとに引ひいてきて、パンを食たべさせ、水みずを飲のませた。

サムエル第一30:13 ダビデは彼かれに言いった、「あなたはだれのものか。どこからきたのか」。彼かれは言いった、「わたしはエジプトの若者わかもので、アマレクびとの奴隷どれいです。三みっ日か前まえにわたしが病気びょうきになったので、主人しゅじんはわたしを捨すてて行いきました。

サムエル第一30:14 わたしどもは、ケレテびとのネゲブと、ユダに属ぞくする地ちと、カレブのネゲブを襲おそい、また火ひでチクラグを焼やきはらいました」。

サムエル第一30:16 彼かれはダビデを導みちびき下くだったが、見みよ、彼かれらはペリシテびとの地ちとユダの地ちから奪うばい取とったさまざまの多おおくのぶんどり物もののゆえに、食くい飲のみ、かつ踊おどりながら、地ちのおもてにあまねく散ちりひろがっていた。

サムエル第一30:18 こうしてダビデはアマレクびとが奪うばい取とったものをみな取とりもどした。またダビデはそのふたりの妻つまを救すくい出だした。

サムエル第一30:19 そして彼かれらに属ぞくするものは、小ちいさいものも大おおきいものも、むすこも娘むすめもぶんどり物ものも、アマレクびとが奪うばい去さった物ものは何なんをも失うしなわないで、ダビデがみな取とりもどした。

サムエル第一30:29 エラメルびとの町々まちまちにいる人々ひとびと、ケニびとの町々まちまちにいる人々ひとびと、

サムエル第一31:1 さてペリシテびとはイスラエルと戦たたかった。イスラエルの人々ひとびとはペリシテびとの前まえから逃にげ、多おおくの者ものは傷きずついてギルボア山やまにたおれた。

サムエル第一31:9 彼かれらはサウルの首くびを切きり、そのよろいをはぎ取とり、ペリシテびとの全地ぜんちに人ひとをつかわして、この良よい知しらせを、その偶像ぐうぞうと民たみとに伝つたえさせた。

サムエル第一31:11 ヤベシ・ギレアデの住民じゅうみんたちは、ペリシテびとがサウルにした事ことを聞きいて、

サムエル記下(148か所)

サムエル第二1:1 サウルが死しんだ後あと、ダビデはアマレクびとを撃うって帰かえり、ふつかの間あいだチクラグにとどまっていたが、

サムエル第二1:2 三みっ日か目めとなって、ひとりの人ひとが、その着物きものを裂さき、頭あたまに土つちをかぶって、サウルの陣営じんえいからきた。そしてダビデのもとにきて、地ちに伏ふして拝はいした。

サムエル第二1:8 彼かれは『おまえはだれか』と言いいいましたので、『アマレクびとです』と答こたえました。

サムエル第二1:13 ダビデは自分じぶんと話はなしていた若者わかものに言いった、「あなたはどこの人ひとですか」。彼かれは言いった、「アマレクびとで、寄留きりゅうの他国たこく人にんの子こです」。

サムエル第二1:20 ガテにこの事ことを告つげてはいけない。アシケロンのちまたに伝つたえてはならない。おそらくはペリシテびとの娘むすめたちが喜よろこび、割礼かつれいなき者ものの娘むすめたちが勝かちほこるであろう。

サムエル第二2:15 こうしてサウルの子こイシボセテとベニヤミンびととのために十じゅう二に人にん、およびダビデの家来けらいたち十じゅう二に人にんを数かぞえて出だした。彼かれらは立たって進すすみ、

サムエル第二3:14 それからダビデは使者ししゃをサウルの子こイシボセテにつかわして言いった、「ペリシテびとの陽ひの皮かわ一いち百ひゃくをもってめとったわたしの妻つまミカルを引ひき渡わたしなさい」。

サムエル第二3:15 そこでイシボセテは人ひとをやって彼女かのじょをその夫おっと、ライシの子こパルテエルから取とったので、

サムエル第二3:18 今いまそれをしなさい。主しゅがダビデについて、『わたしのしもべダビデの手てによって、わたしの民みんイスラエルをペリシテびとの手て、およびもろもろの敵てきの手てから救すくい出だすであろう』と言いわれたからです」。

サムエル第二3:33 王おうはアブネルのために悲かなしみの歌うたを作つくって言いった、「愚おろかな人ひとの死しぬように、アブネルがどうして死しんだのか。

サムエル第二3:34 あなたの手ては縛しばられず、足あしには足あしかせもかけられないのに、悪人あくにんの前まえに倒たおれる人ひとのように、あなたは倒たおれた」。そして民みんは皆みな、ふたたび彼かれのために泣ないた。

サムエル第二4:3 ベロテびとはギッタイムに逃にげていって、今日きょうまでその所ところに寄留きりゅうしている)。

サムエル第二4:10 わたしはかつて、人ひとがわたしに告つげて、『見みよ、サウルは死しんだ』と言いって、みずから良よいおとずれを伝つたえる者ものと思おもっていた者ものを捕とらえてチクラグで殺ころし、そのおとずれに報むくいたのだ。

サムエル第二4:11 悪人あくにんが正ただしい人ひとをその家いえの床ゆかの上うえで殺ころしたときは、なおさらのことだ。今いまわたしが、彼かれの血ちを流ながした罪つみを報むくい、あなたがたを、この地ちから絶たち滅ほろぼさないでおくであろうか」。

サムエル第二5:6 王おうとその従者じゅうしゃたちとはエルサレムへ行いって、その地ちの住民じゅうみんエブスびとを攻せめた。エブスびとはダビデに言いった、「あなたはけっして、ここに攻せめ入いることはできない。かえって、めしいや足あしなえでも、あなたを追おい払はらうであろう」。彼かれらが「ダビデはここに攻せめ入いることはできない」と思おもったからである。

サムエル第二5:8 その日ひダビデは、「だれでもエブスびとを撃うとうとする人ひとは、水みずをくみ上あげる縦穴たてあなを上のぼって行いって、ダビデが心こころに憎にくんでいる足あしなえやめしいを撃うて」と言いった。それゆえに人々ひとびとは、「めしいや足あしなえは、宮みやにはいってはならない」と言いいならわしている。

サムエル第二5:19 ダビデは主しゅに問とうて言いった、「ペリシテびとに向むかって上のぼるべきでしょうか。あなたは彼かれらをわたしの手てに渡わたされるでしょうか」。主しゅはダビデに言いわれた、「上のぼるがよい。わたしはかならずペリシテびとをあなたの手てに渡わたすであろう」。

サムエル第二5:22 ペリシテびとが、ふたたび上のぼってきて、レパイムの谷たにに広ひろがったので、

サムエル第二5:24 バルサムの木きの上うえに行進こうしんの音おとが聞きこえたならば、あなたは奮い立たふるいたたなければならない。その時とき、主しゅがあなたの前まえに出でて、ペリシテびとの軍勢ぐんぜいを撃うたれるからである」。

サムエル第二5:25 ダビデは、主しゅが命めいじられたようにして、ペリシテびとを撃うち、ゲバからゲゼルに及およんだ。

サムエル第二6:10 ダビデは主しゅの箱ばこをダビデの町まちに入いれることを好このまず、これを移うつしてガテびとオベデエドムの家いえに運はこばせた。

サムエル第二6:11 神かみの箱ばこはガテびとオベデエドムの家いえに三さんか月げつとどまった。主しゅはオベデエドムとその全ぜん家いえを祝福しゅくふくされた。

サムエル第二7:14 わたしは彼かれの父ちちとなり、彼かれはわたしの子ことなるであろう。もし彼かれが罪つみを犯おかすならば、わたしは人ひとのつえと人ひとの子このむちをもって彼かれを懲こらす。

サムエル第二8:1 この後あとダビデはペリシテびとを撃うって、これを征服せいふくした。ダビデはまたペリシテびとの手てからメテグ・アンマを取とった。

サムエル第二8:2 彼かれはまたモアブを撃うち、彼かれらを地ちに伏ふさせ、なわをもって彼かれらを測はかった。すなわち二に筋すじのなわをもって殺ころすべき者ものを測はかり、一筋ひとすじのなわをもって生いかしておく者ものを測はかった。そしてモアブびとは、ダビデのしもべとなって、みつぎを納おさめた。

サムエル第二8:5 ダマスコのスリヤびとが、ゾバの王おうハダデゼルを助たすけるためにきたので、ダビデはスリヤびと二に万まん二千にせん人にんを殺ころした。

サムエル第二8:18 エホヤダの子こベナヤはケレテびととペレテびとの長ちょう、ダビデの子こたちは祭司さいしであった。

サムエル第二9:1 時ときにダビデは言いった、「サウルの家いえの人ひとで、なお残のこっている者ものがあるか。わたしはヨナタンのために、その人ひとに恵めぐみを施ほどこそう」。

サムエル第二9:3 王おうは言いった、「サウルの家いえの人ひとがまだ残のこっていませんか。わたしはその人ひとに神かみの恵めぐみを施ほどこそうと思おもう」。ヂバは王おうに言いった、「ヨナタンの子こがまだおります。あしなえです」。

サムエル第二9:4 王おうは彼かれに言いった、「その人ひとはどこにいるのか」。ヂバは王おうに言いった、「彼かれはロ・デバルのアンミエルの子こマキルの家いえにおります」。

サムエル第二9:5 ダビデ王おうは人ひとをつかわして、ロ・デバルのアンミエルの子こマキルの家いえから、彼かれを連つれてこさせた。

サムエル第二10:5 人々ひとびとがこれをダビデに告つげたので、ダビデは人ひとをつかわして彼かれらを迎むかえさせた。その人々ひとびとはひじょうに恥はじたからである。そこで王おうは言いった、「ひげがのびるまでエリコにとどまって、その後ご、帰かえりなさい」。

サムエル第二10:6 アンモンの人々ひとびとは自分じぶんたちがダビデに憎にくまれていることがわかったので、人ひとをつかわして、ベテ・レホブのスリヤびととゾバのスリヤびととの歩兵ふひょう二に万まん人にんおよびマアカの王おうとその一千いっせん人にん、トブの人ひと一いち万まん二千にせん人にんを雇やとい入いれた。

サムエル第二10:9 ヨアブは戦たたかいが前後ぜんごから自分じぶんに迫せまってくるのを見みて、イスラエルのえり抜ぬきの兵士へいしのうちから選えらんで、これをスリヤびとに対たいして備そなえ、

サムエル第二10:11 そして言いった、「もしスリヤびとがわたしに手てごわいときは、わたしを助たすけてください。もしアンモンの人々ひとびとがあなたに手てごわいときは、行いってあなたを助たすけましょう。

サムエル第二10:13 ヨアブが自分じぶんと一緒いっしょにいる民たみと共ともに、スリヤびとに向むかって戦たたかおうとして近ちかづいたとき、スリヤびとは彼かれの前まえから逃にげた。

サムエル第二10:14 アンモンの人々ひとびとはスリヤびとが逃にげるのを見みて、彼かれらもまたアビシャイの前まえから逃にげて町まちにはいった。そこでヨアブはアンモンの人々ひとびとを撃うつことをやめてエルサレムに帰かえった。

サムエル第二10:16 そしてハダデゼルは人ひとをつかわし、ユフラテ川かわの向むこう側がわにいるスリヤびとを率ひきいてヘラムにこさせた。ハダデゼルの軍ぐんの長ながショバクがこれを率ひきいた。

サムエル第二10:18 しかしスリヤびとがイスラエルの前まえから逃にげたので、ダビデはスリヤびとの戦車せんしゃの兵へい七百ななひゃく、騎兵きへい四よん万まんを殺ころし、またその軍ぐんの長ながショバクを撃うったので、彼かれはその所ところで死しんだ。

サムエル第二11:3 ダビデは人ひとをつかわしてその女おんなのことを探さぐらせたが、ある人ひとは言いった、「これはエリアムの娘むすめで、ヘテびとウリヤの妻つまバテシバではありませんか」。

サムエル第二11:5 女おんなは妊娠にんしんしたので、人ひとをつかわしてダビデに告つげて言いった、「わたしは子こをはらみました」。

サムエル第二11:18 ヨアブは人ひとをつかわして戦たたかいのことをつぶさにダビデに告つげた。

サムエル第二11:27 その喪もが過すぎた時とき、ダビデは人ひとをつかわして彼女かのじょを自分じぶんの家いえに召めし入いれた。彼女かのじょは彼かれの妻つまとなって男おとこの子こを産うんだ。しかしダビデがしたこの事ことは主しゅを怒おこらせた。

サムエル第二12:1 主しゅはナタンをダビデにつかわされたので、彼かれはダビデの所ところにきて言いった、「ある町まちにふたりの人ひとがあって、ひとりは富とみ、ひとりは貧まずしかった。

サムエル第二12:2 富とんでいる人ひとは非常ひじょうに多おおくの羊ひつじと牛うしを持もっていたが、

サムエル第二12:3 貧まずしい人ひとは自分じぶんが買かった一いち頭とうの小ちいさい雌めすの小羊こひつじのほかは何なんも持もっていなかった。彼かれがそれを育そだてたので、その小羊こひつじは彼かれおよび彼かれの子供こどもたちと共ともに成長せいちょうし、彼かれの食物しょくもつを食たべ、彼かれのわんから飲のみ、彼かれのふところで寝ねて、彼かれにとっては娘むすめのようであった。

サムエル第二12:4 時ときに、ひとりの旅たびびとが、その富とんでいる人ひとのもとにきたが、自分じぶんの羊ひつじまたは牛うしのうちから一いち頭とうを取とって、自分じぶんの所ところにきた旅たびびとのために調理ちょうりすることを惜おしみ、その貧まずしい人ひとの小羊こひつじを取とって、これを自分じぶんの所ところにきた人ひとのために調理ちょうりした」。

サムエル第二12:5 ダビデはその人ひとの事ことをひじょうに怒おこってナタンに言いった、「主しゅは生いきておられる。この事ことをしたその人ひとは死しぬべきである。

サムエル第二12:6 かつその人ひとはこの事ことをしたため、またあわれまなかったため、その小羊こひつじを四よん倍ばいにして償つぐなわなければならない」。

サムエル第二12:7 ナタンはダビデに言いった、「あなたがその人ひとです。イスラエルの神かみ、主しゅはこう仰おおせられる、『わたしはあなたに油あぶらを注そそいでイスラエルの王おうとし、あなたをサウルの手てから救すくいだし、

サムエル第二12:11 主しゅはこう仰おおせられる、『見みよ、わたしはあなたの家いえからあなたの上うえに災わざわいを起おこすであろう。わたしはあなたの目めの前まえであなたの妻つまたちを取とって、隣となりびとに与あたえるであろう。その人ひとはこの太陽たいようの前まえで妻つまたちと一緒いっしょに寝ねるであろう。

サムエル第二12:28 あなたは今いま、残のこりの民たみを集あつめ、この町まちに向むかって陣じんをしき、これを取とりなさい。わたしがこの町まちを取とって、人ひとがわたしの名なをもって、これを呼よぶようにならないためです」。

サムエル第二13:3 ところがアムノンにはひとりの友ともだちがあった。名なをヨナダブといい、ダビデの兄弟きょうだいシメアの子こである。ヨナダブはひじょうに賢かしこい人ひとであった。

サムエル第二13:7 ダビデはタマルの家いえに人ひとをつかわして言いわせた、「あなたの兄あにアムノンの家いえへ行いって、彼かれのために食物しょくもつをととのえなさい」。

サムエル第二14:2 そこでヨアブはテコアに人ひとをつかわして、そこからひとりの賢かしこい女おんなを連つれてこさせ、その女おんなに言いった、「あなたは悲かなしみのうちにある人ひとをよそおって、喪服もふくを着き、油あぶらを身みに塗ぬらず、死しんだ人ひとのために長ながいあいだ悲かなしんでいる女おんなのように、よそおって、

サムエル第二14:10 王おうは言いった、「もしあなたに何なんか言いう者ものがあれば、わたしの所ところに連つれてきなさい。そうすれば、その人ひとは重かさねてあなたに触ふれることはないでしょう」。

サムエル第二14:14 わたしたちはみな死しななければなりません。地ちにこぼれた水みずの再ふたたび集あつめることのできないのと同おなじです。しかし神かみは、追放ついほうされた者ものが捨すてられないように、てだてを設もうける人ひとの命いのちを取とることはなさいません。

サムエル第二14:16 王おうは聞きいてくださる。わたしとわたしの子こを共ともに滅ほろぼして神かみの嗣業しぎょうから離はなれさせようとする人ひとの手てから、はしためを救すくい出だしてくださるのだから』。

サムエル第二14:19 王おうは言いった、「このすべての事ことにおいて、ヨアブの手てがあなたと共ともにありますか」。女おんなは答こたえた、「あなたはたしかに生いきておられます。王おう、わが主しゅよ、すべて王おう、わが主しゅの言いわれた事ことから人ひとは右みぎにも左ひだりにも曲まがることはできません。わたしに命めいじたのは、あなたのしもべヨアブです。彼かれがつかえめの口くちに、これらの言葉ことばをことごとく授さずけたのです。

サムエル第二14:25 さて全ぜんイスラエルのうちにアブサロムのように、美うつくしさのためほめられた人ひとはなかった。その足あしの裏うらから頭あたまの頂いただきまで彼かれには傷きずがなかった。

サムエル第二14:29 そこでアブサロムはヨアブを王おうのもとにつかわそうとして、ヨアブの所ところに人ひとをつかわしたが、ヨアブは彼かれの所ところにこようとはしなかった。彼かれは再ふたたび人ひとをつかわしたがヨアブはこようとはしなかった。

サムエル第二14:32 アブサロムはヨアブに言いった、「わたしはあなたに人ひとをつかわして、ここへ来くるようにと言いったのです。あなたを王おうのもとにつかわし、『なんのためにわたしはゲシュルからきたのですか。なおあそこにいたならば良よかったでしょうに』と言いわせようとしたのです。それゆえ今いまわたしに王おうの顔かおを見みさせてください。もしわたしに罪つみがあるなら王おうにわたしを殺ころさせてください」。

サムエル第二15:2 アブサロムは早はやく起おきて門もんの道みちのかたわらに立たつのを常つねとした。人ひとが訴うったえがあって王おうに裁判さいばんを求もとめに来くると、アブサロムはその人ひとを呼よんで言いった、「あなたはどの町まちの者ものですか」。その人ひとが「しもべはイスラエルのこれこれの部族ぶぞくのものです」と言ゆうと、

サムエル第二15:3 アブサロムはその人ひとに言いった、「見みよ、あなたの要求ようきゅうは良よく、また正ただしい。しかしあなたのことを聞きくべき人ひとは王おうがまだ立たてていない」。

サムエル第二15:4 アブサロムはまた言いった、「ああ、わたしがこの地ちのさばきびとであったならばよいのに。そうすれば訴うったえ、または申立もうしたてのあるものは、皆みなわたしの所ところにきて、わたしはこれに公平こうへいなさばきを行おこなうことができるのだが」。

サムエル第二15:5 そして人ひとが彼かれに敬礼けいれいしようとして近ちかづくと、彼かれは手てを伸のべ、その人ひとを抱だきかかえて口くちづけした。

サムエル第二15:6 アブサロムは王おうにさばきを求もとめて来くるすべてのイスラエルびとにこのようにした。こうしてアブサロムはイスラエルの人々ひとびとの心こころを自分じぶんのものとした。

サムエル第二15:12 アブサロムは犠牲ぎせいをささげている間あいだに人ひとをつかわして、ダビデの議ぎ官かんギロびとアヒトペルを、その町まちギロから呼よび寄よせた。徒党ととうは強つよく、民みんはしだいにアブサロムに加くわわった。

サムエル第二15:18 彼かれのしもべたちは皆みな、彼かれのかたわらを進すすみ、すべてのケレテびとと、すべてのペレテびと、および彼かれに従したがってガテからきた六百ろっぴゃく人にんのガテびとは皆みな、王おうの前まえに進すすんだ。

サムエル第二15:24 そしてアビヤタルも上のぼってきた。見みよ、ザドクおよび彼かれと共ともにいるすべてのレビびともまた、神かみの契約けいやくの箱ばこをかいてきた。彼かれらは神かみの箱ばこをおろして、民みんがことごとく町まちを出でてしまうのを待まった。

サムエル第二15:31 時ときに、「アヒトペルがアブサロムと共謀きょうぼうした者もののうちにいる」とダビデに告つげる人ひとがあったのでダビデは言いった、「主しゅよ、どうぞアヒトペルの計略けいりゃくを愚おろかなものにしてください」。

サムエル第二16:7 シメイはのろう時ときにこう言いった、「血ちを流ながす人ひとよ、よこしまな人ひとよ、立たち去され、立たち去され。

サムエル第二16:8 あなたが代かわって王おうとなったサウルの家いえの血ちをすべて主しゅがあなたに報むくいられたのだ。主しゅは王国おうこくをあなたの子こアブサロムの手てに渡わたされた。見みよ、あなたは血ちを流ながす人ひとだから、災わざわいに会あうのだ」。

サムエル第二16:11 ダビデはまたアビシャイと自分じぶんのすべての家来けらいとに言いった、「わたしの身みから出でたわが子こがわたしの命いのちを求もとめている。今いま、このベニヤミンびととしてはなおさらだ。彼かれを許ゆるしてのろわせておきなさい。主しゅが彼かれに命めいじられたのだ。

サムエル第二16:18 ホシャイはアブサロムに言いった、「いいえ、主しゅとこの民たみとイスラエルのすべての人々ひとびとが選えらんだ者ものにわたしは属ぞくし、かつその人ひとと一緒いっしょにおります。

サムエル第二16:23 そのころアヒトペルが授さずける計はかりごとは人ひとが神かみのみ告つげを伺ううかがうようであった。アヒトペルの計はかりごとは皆みなダビデにもアブサロムにも共ともにそのように思おもわれた。

サムエル第二17:1 時ときにアヒトペルはアブサロムに言いった、「わたしに一いち万まん二千にせんの人ひとを選えらび出ださせてください。わたしは立たって、今夜こんやダビデのあとを追おい、

サムエル第二17:10 そうすれば、ししの心こころのような心こころのある勇いさましい人ひとであっても、恐おそれて消きえ去さってしまうでしょう。それはイスラエルのすべての人ひとが、あなたの父ちちの勇士ゆうしであること、また彼かれと共ともにいる者ものが、勇いさましい人々ひとびとであることを知しっているからです。

サムエル第二17:12 こうしてわれわれは彼かれの見みつかる場所ばしょで彼かれを襲おそい、つゆが地ちにおりるように彼かれの上うえに下くだる。そして彼かれおよび彼かれと共ともにいるすべての人ひとをひとりも残のこさないでしょう。

サムエル第二17:16 それゆえ、あなたがたはすみやかに人ひとをつかわしてダビデに告つげ、『今夜こんや、荒野こうやの渡わたし場ばに宿やどらないで、必かならず渡わたって行いきなさい。さもないと王おうおよび共ともにいる民たみはみな、滅ほろぼされるでしょう』と言いいいなさい」。

サムエル第二17:18 ところがひとりの若者わかものが彼かれらを見みてアブサロムに告つげたので、彼かれらふたりは急いいそいで去さり、バホリムの、あるひとりの人ひとの家いえにきた。その人ひとの庭にわに井戸いどがあって、彼かれらはその中なかに下くだったので、

サムエル第二17:23 アヒトペルは、自分じぶんの計はかりごとが行おこなわれないのを見みて、ろばにくらを置おき、立たって自分じぶんの町まちに行いき、その家いえに帰かえった。そして家いえの人ひとに遺言ゆいごんしてみずからくびれて死しに、その父ちちの墓はかに葬ほうむられた。

サムエル第二17:25 アブサロムはアマサをヨアブの代かわりに軍ぐんの長ちょうとした。アマサはかのナハシの娘むすめでヨアブの母ははゼルヤの妹いもうとであるアビガルをめとったイシマエルびと、名なはイトラという人ひとの子こである。

サムエル第二17:27 ダビデがマハナイムにきた時とき、アンモンの人々ひとびとのうちのラバのナハシの子こショビと、ロ・デバルのアンミエルの子こマキル、およびロゲリムのギレアデびとバルジライは、

サムエル第二18:10 ひとりの人ひとがそれを見みてヨアブに告つげて言いった、「わたしはアブサロムが、かしの木きにかかっているのを見みました」。

サムエル第二18:11 ヨアブはそれを告つげた人ひとに言いった、「あなたはそれを見みたというのか。それなら、どうしてあなたは彼かれをその所ところで、地ちに撃うち落おとさなかったのか。わたしはあなたに銀ぎん十じゅうシケルと帯おび一筋ひとすじを与あたえたであろうに」。

サムエル第二18:12 その人ひとはヨアブに言いった、「たといわたしの手てに銀ぎん千せんシケルを受うけても、手てを出だして王おうの子こに敵てきすることはしません。王おうはわれわれが聞きいているところで、あなたとアビシャイとイッタイに、『わたしのため若者わかものアブサロムを保護ほごせよ』と命めいじられたからです。

サムエル第二18:21 ヨアブはクシびとに言いった、「行いって、あなたの見みた事ことを王おうに告つげなさい」。クシびとはヨアブに礼れいをして走はしって行いった。

サムエル第二18:22 ザドクの子こアヒマアズは重かさねてヨアブに言いった、「何事なにごとがあろうとも、わたしにもクシびとのあとから走はしって行いかせてください」。ヨアブは言いった、「子こよ、おとずれの報むくいを得えられないのに、どうしてあなたは走はしって行いこうとするのか」。

サムエル第二18:23 彼かれは言いった、「何事なにごとがあろうとも、わたしは走はしって行いきます」。ヨアブは彼かれに言いった、「走はしって行いきなさい」。そこでアヒマアズは低地ていちの道みちを走はしって行いき、クシびとを追おい越こした。

サムエル第二18:25 見張みはりの者ものが呼よばわって王おうに告つげたので、王おうは言いった、「もしひとりならば、その口くちにおとずれがあるであろう」。その人ひとは急いいそいできて近ちかづいた。

サムエル第二18:27 見張みはりの者ものは言いった、「まっ先さきに走はしって来くる人ひとはザドクの子こアヒマアズのようです」。王おうは言いった、「彼かれは良よい人ひとだ。良よいおとずれを持もってくるであろう」。

サムエル第二18:31 その時ときクシびとがきた。そしてそのクシびとは言いった、「わが君きみ、王おうが良よいおとずれをお受うけくださるよう。主しゅはきょう、すべてあなたに敵てきして立たった者ものどもの手てから、あなたを救すくい出だされたのです」。

サムエル第二18:32 王おうはクシびとに言いった、「若者わかものアブサロムは平安へいあんですか」。クシびとは答こたえた、「王おう、わが君きみの敵てき、およびすべてあなたに敵てきして立たち、害がいをしようとする者ものは、あの若者わかもののようになりますように」。

サムエル第二19:2 こうしてその日ひの勝利しょうりはすべての民たみの悲かなしみとなった。それはその日ひ、民みんが、「王おうはその子このために悲かなしんでいる」と人ひとの言いうのを聞きいたからである。

サムエル第二19:9 そしてイスラエルのもろもろの部族ぶぞくの中なかで民たみはみな争あらそって言いった、「王おうはわれわれを敵てきの手てから救すくい出だし、またわれわれをペリシテびとの手てから助たすけ出だされた。しかし今いまはアブサロムのために国くにのそとに逃にげておられる。

サムエル第二19:11 ダビデ王おうは祭司さいしたちザドクとアビヤタルとに人ひとをつかわして言いった、「ユダの長老ちょうろうたちに言いいいなさい、『全ぜんイスラエルの言葉ことばが王おうに達たっしたのに、どうしてあなたがたは王おうをその家いえに導みちびきかえる最後さいごの者ものとなるのですか。

サムエル第二19:14 こうしてダビデはユダのすべての人ひとの心こころを、ひとりのように自分じぶんに傾かたむけさせたので、彼かれらは王おうに、「どうぞあなたも、すべての家来けらいたちも帰かえってきてください」と言いいいおくった。

サムエル第二19:17 一千いっせん人にんのベニヤミンびとが彼かれと共ともにいた。またサウルの家いえのしもべヂバもその十じゅう五ご人にんのむすこと、二十にじゅう人にんのしもべを従したがえて、王おうの前まえにヨルダンに駆かけ下くだった。

サムエル第二19:22 ダビデは言いった、「あなたがたゼルヤの子こたちよ、あなたがたとなにのかかわりがあって、あなたがたはきょうわたしに敵対てきたいするのか。きょう、イスラエルのうちで人ひとを殺ころして良よかろうか。わたしが、きょうイスラエルの王おうとなったことを、どうして自分じぶんで知しらないことがあろうか」。

サムエル第二19:28 わたしの父ちちの全ぜん家いえはわが主しゅ、王おうの前まえにはみな死しんだ人ひとにすぎないのに、あなたはしもべを、あなたの食卓しょくたくで食事しょくじをする人々ひとびとのうちに置おかれました。わたしになんの権利けんりがあって、重かさねて王おうに訴うったえることができましょう」。

サムエル第二19:31 さてギレアデびとバルジライはロゲリムから下くだってきて、ヨルダンで王おうを見送みおくるため、王おうと共ともにヨルダンに進すすんだ。

サムエル第二19:32 バルジライは、ひじょうに年老としおいた人ひとで八十はちじゅう{歳としであった。彼かれはまた、ひじょうに裕福ゆうふくな人ひとであったので、王おうがマハナイムにとどまっている間あいだ、王おうを養やしなった。

サムエル第二20:1 さて、その所ところにひとりのよこしまな人ひとがあって、名なをシバといった。ビクリの子こで、ベニヤミンびとであった。彼かれはラッパを吹ふいて言いった、「われわれはダビデのうちに分ぶんがない。またエッサイの子このうちに嗣業しぎょうを持もたない。イスラエルよ、おのおのその天幕てんまくに帰かえりなさい」。

サムエル第二20:7 こうしてヨアブとケレテびととペレテびと、およびすべての勇士ゆうしはアビシャイに従したがって出でた。すなわち彼かれらはエルサレムを出でて、ビクリの子こシバのあとを追おった。

サムエル第二20:12 アマサは血ちに染しんで大路おおじの中なかにころがっていたので、そのそばに来くる者ものはみな彼かれを見みて立たちどまった。この人ひとは民みんがみな立たちどまるのを見みて、アマサを大路おおじから畑はたけに移うつし、衣服いふくをその上うえにかけた。

サムエル第二20:21 事実じじつはそうではなく、エフライムの山地さんちの人ひとビクリの子こ、名なをシバという者ものが手てをあげて王おうダビデにそむいたのです。あなたがたが彼かれひとりを渡わたすならば、わたしはこの町まちを去さります」。女おんなはヨアブに言いった、「彼かれの首くびは城壁じょうへきの上うえからあなたの所ところへ投なげられるでしょう」。

サムエル第二20:23 ヨアブはイスラエルの全軍ぜんぐんの長ちょうであった。エホヤダの子こベナヤはケレテびと、およびペレテびとの長ちょう、

サムエル第二20:26 またヤイルびとイラはダビデの祭司さいしであった。

サムエル第二21:1 ダビデの世よに、年としまた年としと三さん年ねん、ききんがあったので、ダビデが主しゅに尋たずねたところ、主しゅは言いわれた、「サウルとその家いえとに、血ちを流ながした罪つみがある。それはかつて彼かれがギベオンびとを殺ころしたためである」。

サムエル第二21:2 そこで王おうはギベオンびとを召めししよせた。ギベオンびとはイスラエルの子孫しそんではなく、アモリびとの残のこりであって、イスラエルの人々ひとびとは彼かれらと誓ちかいを立たてて、その命いのちを助たすけた。ところがサウルはイスラエルとユダの人々ひとびとのために熱心ねっしんであったので、彼かれらを殺ころそうとしたのである。

サムエル第二21:3 それでダビデはギベオンびとに言いった、「わたしはあなたがたのために、何なんをすればよいのですか。どんな償つぐないをすれば、あなたがたは主しゅの嗣業しぎょうを祝福しゅくふくするのですか」。

サムエル第二21:4 ギベオンびとは彼かれに言いった、「これはわれわれと、サウルまたはその家いえとの間あいだの金銀きんぎんの問題もんだいではありません。またイスラエルのうちのひとりでも、われわれが殺ころそうというのでもありません」。ダビデは言いった、「わたしがあなたがたのために何なんをすればよいと言いうのですか」。

サムエル第二21:5 かれらは王おうに言いった、「われわれを滅ほろぼした人ひと、われわれを滅ほろぼしてイスラエルの領域りょういきのどこにもおらせないようにと、たくらんだ人ひと、

サムエル第二21:6 その人ひとの子孫しそん七なな人にんを引ひき渡わたしてください。われわれは主しゅの山やまにあるギベオンで、彼かれらを主しゅの前まえに木きにかけましょう」。王おうは言いった、「引ひき渡わたしましょう」。

サムエル第二21:8 王おうはアヤの娘むすめリヅパがサウルに産うんだふたりの子こアルモニとメピボセテ、およびサウルの娘むすめメラブがメホラびとバルジライの子こアデリエルに産うんだ五ご人にんの子こを取とって、

サムエル第二21:9 彼かれらをギベオンびとの手てに引ひき渡わたしたので、ギベオンびとは彼かれらを山やまで主しゅの前まえに木きにかけた。彼かれら七なな人にんは共ともに倒たおれた。彼かれらは刈入かりいれの初はじめの日ひ、すなわち大おお麦刈むぎかりの初はじめに殺ころされた。

サムエル第二21:12 ダビデは行いってサウルの骨ほねとその子こヨナタンの骨ほねを、ヤベシギレアデの人々ひとびとの所ところから取とってきた。これはペリシテびとがサウルをギルボアで殺ころした日ひに、木きにかけたベテシャンの広場ひろばから、彼かれらが盗ぬすんでいたものである。

サムエル第二21:15 ペリシテびとはまたイスラエルと戦争せんそうをした。ダビデはその家来けらいたちと共ともに下くだってペリシテびとと戦たたかったが、ダビデは疲つかれていた。

サムエル第二21:17 しかしゼルヤの子こアビシャイはダビデを助たすけて、そのペリシテびとを撃うち殺ころした。そこでダビデの従者じゅうしゃたちは彼かれに誓ちかって言いった、「あなたはわれわれと共ともに、重かさねて戦争せんそうに出でてはなりません。さもないと、あなたはイスラエルのともし火びを消けすでしょう」。

サムエル第二21:18 この後ご、再ふたたびゴブでペリシテびととの戦たたかいがあった。時じにホシャびとシベカイは巨人きょじんの子孫しそんのひとりサフを殺ころした。

サムエル第二21:19 ここにまたゴブで、ペリシテびととの戦たたかいがあったが、そこではベツレヘムびとヤレオレギムの子こエルハナンは、ガテびとゴリアテを殺ころした。そのやりの柄がらは機きの巻まき棒ぼうのようであった。

サムエル第二21:20 またガテで再ふたたび戦たたかいがあったが、そこにひとりの背せの高たかい人ひとがあり、その手ての指ゆびと足あしの指ゆびは六ろく本ぽんずつで、その数すうは合あわせて二十にじゅう四よん本ぽんであった。彼かれもまた巨人きょじんから生うまれた者ものであった。

サムエル第二22:26 忠実ちゅうじつな者ものには、あなたは忠実ちゅうじつな者ものとなり、欠かけた所ところのない人ひとには、あなたは欠かけた所ところのない者ものとなり、

サムエル第二22:45 異国いこくの人ひとたちはきてわたしにこび、わたしの事ことを聞きくとすぐわたしに従したがった。

サムエル第二22:46 異国いこくの人ひとたちは、うちしおれてその城しろからふるえながら出でてきた。

サムエル第二23:1 これはダビデの最後さいごの言葉ことばである。エッサイの子こダビデの託宣たくせん、すなわち高たかく挙あげられた人ひと、ヤコブの神かみに油あぶらを注そそがれた人ひと、イスラエルの良よき歌うたびとの託宣たくせん。

サムエル第二23:3 イスラエルの神かみは語かたられた、イスラエルの岩いわはわたしに言いわれた、『人ひとを正ただしく治おさめる者もの、神かみを恐おそれて、治おさめる者ものは、

サムエル第二23:4 朝あさの光ひかりのように、雲くものない朝あさに、輝かがやきでる太陽たいようのように、地ちに若草わかくさを芽めばえさせる雨あめのように人ひとに臨のぞむ』。

サムエル第二23:6 しかし、よこしまな人ひとは、いばらのようで、手てをもって取とることができないゆえ、みな共ともに捨すてられるであろう。

サムエル第二23:7 これに触ふれようとする人ひとは鉄てつや、やりの柄がらをもって武装ぶそうする、彼かれらはことごとく火ひで焼やかれるであろう」。

サムエル第二23:8 ダビデの勇士ゆうしたちの名なは次つぎのとおりである。タクモンびとヨセブ・バッセベテはかの三さん人にんのうちの長ちょうであったが、彼かれはいちじに八百はっぴゃく人にんに向むかって、やりをふるい、それを殺ころした。

サムエル第二23:9 彼かれの次つぎはアホアびとドドの子こエレアザルであって、三さん勇士ゆうしのひとりである。彼かれは、戦たたかおうとしてそこに集あつまったペリシテびとに向むかって戦たたかいをいどみ、イスラエルの人々ひとびとが退しりぞいた時とき、ダビデと共ともにいたが、

サムエル第二23:10 立たってペリシテびとを撃うち、ついに手てが疲つかれ、手てがつるぎに着ついて離はなれないほどになった。その日ひ、主しゅは大おおいなる勝利しょうりを与あたえられた。民たみは彼かれのあとに帰かえってきて、ただ殺ころされた者ものをはぎ取とるばかりであった。

サムエル第二23:11 彼かれの次つぎはハラルびとアゲの子こシャンマであった。ある時とき、ペリシテびとはレヒに集あつまった。そこに一面いちめんにレンズ豆まめを作つくった地所じしょがあった。民たみはペリシテびとの前まえから逃にげたが、

サムエル第二23:12 彼かれはその地所じしょの中なかに立たって、これを防ふせぎ、ペリシテびとを殺ころした。そして主しゅは大おおいなる救すくいを与あたえられた。

サムエル第二23:13 三十さんじゅう人にんの長ながたちのうちの三さん人にんは下くだって行いって刈入かりいれのころに、アドラムのほら穴あなにいるダビデのもとにきた。時じにペリシテびとの一隊いったいはレパイムの谷たにに陣じんを取とっていた。

サムエル第二23:14 その時ときダビデは要害ようがいにおり、ペリシテびとの先陣せんじんはベツレヘムにあったが、

サムエル第二23:16 そこでその三さん人にんの勇士ゆうしたちはペリシテびとの陣じんを突つき通とおって、ベツレヘムの門もんのかたわらにある井戸いどの水みずを汲くみ取とって、ダビデのもとに携たずさえてきた。しかしダビデはそれを飲のもうとはせず、主しゅの前まえにそれを注そそいで、

サムエル第二23:21 彼かれはまた姿すがたのうるわしいエジプトびとを撃うち殺ころした。そのエジプトびとは手てにやりを持もっていたが、ベナヤはつえをとってその所ところに下くだっていき、エジプトびとの手てからやりをもぎとって、そのやりをもって殺ころした。

サムエル第二23:26 パルテびとヘレヅ。テコア出身しゅっしんのイッケシの子こイラ。

サムエル第二23:29 ネトパ出身しゅっしんのバアナの子こヘレブ。ベニヤミンびとのギベアから出でたリバイの子こイッタイ。

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