「王」(おう)が出てくる聖書の箇所
「王」(おう)は日常訳第1版の2437か所(旧約2306・新約131)に出てきます。口語訳では2316か所。
2437か所を200か所ずつ13ページに分けています(4ページ目)。
列王紀上(260か所)
列王紀上8:64 その日、王は主の神殿の前にある庭の中央を聖なる場所とした。そこで、焼き尽くすいけにえと穀物のささげ物、それに和解のいけにえの脂肪をささげたからだ。というのも、主の前にある青銅の祭壇は小さすぎて、焼き尽くすいけにえと穀物のささげ物、和解のいけにえの脂肪を載せきれなかったのだ。
列王紀上8:66 八日目に、ソロモンは民を家に帰らせた。人々は王を祝福し、主がそのしもべダビデと、その民イスラエルにしてくださったすべての恵みを喜び、心を弾ませて、それぞれの家へと帰っていった。
列王紀上9:11 ティルスの王ヒラムは、ソロモンが望むだけの杉やいとすぎの木材と金を提供していた。そこでソロモン王は、ガリラヤの地にある二十の町をヒラムに与えた。
列王紀上9:14 ヒラムは王に、金百二十タラントを送っていた。
列王紀上9:15 ソロモン王が労役を課したのは、次のものを建てるためだった。主の神殿、王宮、ミロの塁、エルサレムの城壁、そしてハツォル、メギド、ゲゼルである。
列王紀上9:16 かつてエジプトの王ファラオが攻め上ってゲゼルを占領し、火で焼き払い、その町に住むカナン人を殺して、この町を娘への贈り物とした。その娘はソロモンの妻であった。
列王紀上9:26 ソロモン王はまた、エドムの地の紅海のほとり、エラトに近いエツヨン・ゲベルで船団を造った。
列王紀上9:28 彼らはオフィルへ行き、そこから金四百二十タラントを手に入れて、ソロモン王のもとに持ち帰った。
列王紀上10:3 ソロモンは彼女の問いのすべてに答えた。王にわからないことは何もなく、答えられないものは一つもなかった。
列王紀上10:6 女王は王に言った。「わたしが自分の国で聞いた、あなたの行いと知恵についての話は本当でした。
列王紀上10:9 あなたの神、主がたたえられますように。主はあなたを喜び、イスラエルの王座につけてくださいました。主はイスラエルをいつまでも愛しておられます。だからあなたを王とし、正義と公正を行わせてくださったのです。」
列王紀上10:10 女王は王に、金百二十タラントと、非常に大量の香料、そして宝石を贈った。シェバの女王がソロモン王に贈ったほど多くの香料は、その後二度と入ってこなかった。
列王紀上10:12 王はその白檀の木材で、主の神殿と王宮の手すりを作り、また歌い手たちのために竪琴や琴を作った。これほどの白檀の木材は、その後二度と入ってこなかったし、今日まで見られていない。
列王紀上10:13 ソロモン王は、シェバの女王が望んだものを何でも、求めるままにすべて与えた。それとは別に、王は自らすすんで彼女に多くの贈り物をした。こうして女王は家来たちを連れて、自分の国へ帰っていった。
列王紀上10:15 これは、行商人や貿易商人がもたらすもの、アラビアのすべての王や地方の総督が納めるものとは別の額だった。
列王紀上10:16 ソロモン王は、打ち延ばした金で大きな盾を二百個作った。盾一つに金六百シェケルを使った。
列王紀上10:17 また、打ち延ばした金で小さな盾を三百個作った。盾一つに金三ミナを使った。王はこれらを「レバノンの森の家」に納めた。
列王紀上10:18 さらに王は、象牙で大きな王座を作り、それを純金で覆った。
列王紀上10:21 ソロモン王が飲み物に使う器はすべて金でできていて、「レバノンの森の家」の器もすべて純金だった。銀のものは一つもなかった。ソロモンの時代には、銀など価値のないものと見なされていたのだ。
列王紀上10:22 王はヒラムの船団とともに、タルシシュの船団を海に持っていた。三年に一度、タルシシュの船団が金や銀、象牙、猿やひひを積んで帰ってきた。
列王紀上10:23 こうしてソロモン王は、富においても知恵においても、地上のどの王よりもまさっていた。
列王紀上10:27 王はエルサレムで、銀を石ころのように多くした。レバノン杉も、低地に生えるいちじく桑のように、いくらでもあるほど多くした。
列王紀上10:28 ソロモンの馬はエジプトから輸入されたものだった。王の商人たちが、決まった値段で買い付けてきた。
列王紀上10:29 エジプトから運ばれてくる戦車は一台が銀六百枚、馬は一頭が百五十枚だった。そうやって商人たちは、ヒッタイトのすべての王やアラムの王のためにも、それらを運び出した。
列王紀上11:1 ソロモン王は、多くの外国の女性を愛した。エジプトの王ファラオの娘をはじめ、モアブ人、アンモン人、エドム人、シドン人、ヒッタイト人の女性たちだ。
列王紀上11:23 神はさらに、もう一人の敵をソロモンに立てられた。エルヤダの子レゾンである。彼は、主君であるツォバの王ハダドエゼルのもとから逃げ出していた。
列王紀上11:24 ダビデがツォバの人々を討ったとき、レゾンは自分のもとに人々を集め、その一団の頭となった。彼らはダマスコへ行ってそこに住みつき、ダマスコで王となった。
列王紀上11:25 ソロモンが生きているあいだ、レゾンはずっとイスラエルの敵だった。ハダドがもたらした害に加えて、レゾンもイスラエルを苦しめた。彼はイスラエルを憎み、アラムの王となった。
列王紀上11:26 また、ネバトの子ヤロブアムも、王に反旗をひるがえした。彼はツェレダ出身のエフライム人で、母はツェルヤという名の未亡人だった。ヤロブアムはソロモンに仕える者だった。
列王紀上11:27 彼が王に反抗するようになったいきさつは、こうである。ソロモンはミロを築き、父ダビデの町の城壁の壊れた箇所を修復していた。
列王紀上11:37 わたしはあなたを取り立てる。あなたは思いのままに治め、イスラエルの王となる。
列王紀上11:40 それでソロモンはヤロブアムを殺そうとした。だがヤロブアムは立ち上がってエジプトへ逃げ、エジプトの王シシャクのもとに身を寄せた。そしてソロモンが死ぬまでエジプトにとどまった。
列王紀上11:43 こうしてソロモンは死んで先祖の列に加えられ、父ダビデの町に葬られた。そして息子のレハブアムが跡を継いで王となった。
列王紀上12:1 レハブアムはシケムへ行った。イスラエルの人々がみな、彼を王にするためにシケムに集まっていたからだ。
列王紀上12:2 ネバトの子ヤロブアムがこれを聞いたとき、彼はまだエジプトにいた。ソロモン王のもとから逃げて、エジプトに住んでいたのだ。
列王紀上12:6 レハブアム王は、父ソロモンが生きている間に仕えていた長老たちに相談した。「この民に、どう答えたらよいと思うか。」
列王紀上12:12 三日目に、ヤロブアムと民全体がレハブアムのところに戻ってきた。王が「三日目に戻ってきなさい」と言っていたとおりである。
列王紀上12:13 王は民に厳しく答え、長老たちの助言を退けた。
列王紀上12:15 こうして王は民の願いを聞き入れなかった。これは主が仕組まれたことだった。かつて主がシロ人アヒヤを通してネバトの子ヤロブアムに告げた言葉を、そのとおりに実現するためである。
列王紀上12:16 王が自分たちの願いを聞き入れないのを見て、イスラエルの民はみな、王にこう言い返した。「ダビデに、わたしたちがもらう分などあるものか。エッサイの子に受け継ぐものなどない。イスラエルよ、自分の家に帰ろう。ダビデよ、これからは自分の家のことは自分でやれ。」こうしてイスラエルの民は、それぞれ自分の家へ帰って行った。
列王紀上12:17 ただし、ユダの町々に住んでいたイスラエルの人々に対しては、レハブアムが王として治めた。
列王紀上12:18 レハブアム王は、労役を取り仕切っていたアドラムを民のもとへ送った。すると、イスラエルの民はみなでアドラムに石を投げつけ、彼を殺してしまった。レハブアム王はあわてて戦車に乗り込み、エルサレムへ逃げ帰った。
列王紀上12:20 ヤロブアムが戻ってきたと聞くと、イスラエルの民はみな人をやって彼を集会に招き、全イスラエルの王とした。ダビデの家に従ったのは、ユダ族だけだった。
列王紀上12:23 「ソロモンの子でユダの王レハブアム、そしてユダとベニヤミンの家全体、さらに残りの民に、こう伝えなさい。
列王紀上12:27 もしこの民が、エルサレムにある主の神殿でいけにえをささげに上って行けば、その心はまた自分たちの主君、ユダの王レハブアムに戻ってしまう。そうなれば、彼らはわたしを殺し、ユダの王レハブアムのもとに帰ってしまうだろう。」
列王紀上12:28 そこで王は相談したうえで、金の子牛を二つ造った。そして民に言った。「あなたたちは、もうエルサレムに上らなくていい。イスラエルよ、見なさい。これが、あなたたちをエジプトの地から導き上ってくれた神々だ。」
列王紀上13:4 ベテルの祭壇に向かって神の人がこう叫ぶのを聞くと、ヤロブアム王は祭壇の上から手を伸ばして「その男を捕らえろ」と言った。すると、彼が伸ばした手はそのまま動かなくなり、もう引き戻すことができなくなった。
列王紀上13:6 王は神の人に言った。「どうか、あなたの神である主の顔をなだめ、わたしのために祈ってほしい。わたしの手が元に戻るように。」神の人が主の顔をなだめると、王の手は元に戻り、前のようになった。
列王紀上13:7 王は神の人に言った。「わたしと一緒に家に来て、食事をしてくれ。お礼の品を差し上げよう。」
列王紀上13:8 けれども神の人は王に答えた。「たとえあなたが家の半分をくださっても、わたしはあなたとは行きません。この場所ではパンも食べず、水も飲みません。
列王紀上13:11 さて、ベテルには一人の年老いた預言者が住んでいた。その息子たちが帰って来て、その日、神の人がベテルでしたことをすべて父に話した。神の人が王に語った言葉も、父に伝えた。
列王紀上14:2 ヤロブアムは妻に言った。「立って、変装してくれ。だれもきみがヤロブアムの妻だと気づかないようにね。それからシロへ行ってほしい。あそこに預言者アヒヤがいる。わたしがこの民の王になると告げたのは、あの人だ。
列王紀上14:14 主はご自分のために、イスラエルを治める王を立てる。その王は、ヤロブアムの家を断ち切る。それが今日だ。いや、もう始まっている。
列王紀上14:19 ヤロブアムのその他の出来事、どのように戦い、どのように国を治めたかは、イスラエルの王たちの歴代誌に書かれている。
列王紀上14:20 ヤロブアムが王であった期間は二十二年だった。彼は先祖と共に眠りにつき、その子ナダブが代わりに王となった。
列王紀上14:21 一方、ソロモンの子レハブアムはユダで王となった。レハブアムは王になったとき四十一歳で、エルサレムで十七年間、王であった。エルサレムは、主がご自分の名を置くために、イスラエルのすべての部族の中から選ばれた町だ。彼の母の名はナアマといい、アンモン人だった。
列王紀上14:25 レハブアム王の第五年に、エジプトの王シシャクがエルサレムを攻めてきた。
列王紀上14:27 そこでレハブアム王は、その代わりに青銅の盾を造り、王宮の門を守る近衛兵の隊長たちに預けた。
列王紀上14:28 王が主の神殿に入るたびに、近衛兵はその盾を持ち、また近衛兵の詰め所に戻すのだった。
列王紀上14:29 レハブアムのその他の事績と、彼が行ったすべてのことは、ユダの王たちの年代記に記されている。
列王紀上15:1 ネバトの子ヤロブアム王の第十八年に、アビヤムがユダの王となった。
列王紀上15:7 アビヤムのその他の事績、彼が行ったすべてのことは、ユダの王たちの歴代誌に書かれているのではないだろうか。アビヤムとヤロブアムの間にも戦いがあった。
列王紀上15:8 アビヤムは先祖のもとに眠りにつき、ダビデの町に葬られた。そして、その子アサが代わって王となった。
列王紀上15:9 イスラエルの王ヤロブアムの第二十年に、アサがユダの王となった。
列王紀上15:10 彼はエルサレムで四十一年間、王であった。彼の祖母の名はマアカといい、アビシャロムの娘であった。
列王紀上15:16 アサとイスラエルの王バシャの間には、彼らの生涯を通じて戦いが続いた。
列王紀上15:17 イスラエルの王バシャはユダに攻め上り、ラマを築いた。ユダの王アサのもとに、だれも出入りできないようにするためであった。
列王紀上15:18 そこでアサは、主の神殿の宝物庫と王宮の宝物庫に残っていた銀と金をすべて取り出し、家来たちの手に渡した。そして、アサ王は彼らを、ダマスコに住むアラムの王ベン・ハダドのもとへ送った。ベン・ハダドはタブリモンの子で、ヘズヨンの孫である。アサはこう言い送った。
列王紀上15:20 ベン・ハダドはアサ王の願いを聞き入れた。そして、自分の軍隊の指揮官たちをイスラエルの町々へ差し向けた。彼らはイヨン、ダン、アベル・ベト・マアカ、キネレト全域、ナフタリの全土を攻め落とした。
列王紀上15:22 そこでアサ王は、ユダ全体に呼びかけた。一人も例外はなかった。人々は、バシャがラマを築くのに使った石材と木材を運び去った。アサ王はそれを使って、ベニヤミンのゲバとミツパを築いた。
列王紀上15:23 アサのその他の事績、その功績のすべて、彼が行ったことのすべて、そして彼が築いた町々は、すべて『ユダの王たちの歴代誌』に記されている。ただ、彼は年を取ってから、足を病んだ。
列王紀上15:24 アサは先祖と共に眠りにつき、父ダビデの町に先祖と共に葬られた。そして、その子ヨシャファトが跡を継いで王となった。
列王紀上15:25 ユダの王アサの治世第二年に、ヤロブアムの子ナダブがイスラエルの王となり、二年間イスラエルを治めた。
列王紀上15:28 こうしてバシャは、ユダの王アサの治世第三年にナダブを殺し、その跡を継いで王となった。
列王紀上15:29 王となったバシャは、ヤロブアムの一族をことごとく討った。息のある者は一人も残さず、ヤロブアムに連なる者を滅ぼし尽くした。これは、主がしもべであるシロ人アヒヤを通して語られたとおりであった。
列王紀上15:31 ナダブのその他の事績と、彼が行ったすべてのことは、イスラエルの王たちの年代記に記されている。
列王紀上15:32 アサとイスラエルの王バシャの間には、その生涯を通してずっと戦いが続いた。
列王紀上15:33 ユダの王アサの治世第三年に、アヒヤの子バシャがティルツァで全イスラエルの王となり、二十四年間その座にあった。
列王紀上16:5 バシャのその他の事績と、彼が行ったことや、その武勲は、イスラエルの王たちの年代記に記されている。
列王紀上16:6 バシャは先祖と共に眠りにつき、ティルツァに葬られた。そして、その子エラが跡を継いで王となった。
列王紀上16:8 ユダの王アサの第二十六年に、バシャの子エラがティルツァでイスラエルの王となり、二年間王であった。
列王紀上16:10 そのときジムリが押し入り、エラを討ち殺した。ユダの王アサの第二十七年のことである。そしてジムリが跡を継いで王となった。
列王紀上16:11 ジムリは王となって王座に着くやいなや、バシャの一族をことごとく討ち滅ぼした。彼の身内も友人も含め、男は一人も残さなかった。
列王紀上16:14 エラのその他の事績と、彼が行ったことはすべて、イスラエルの王たちの年代記に記されている。
列王紀上16:15 ユダの王アサの第二十七年に、ジムリはティルツァで七日間王であった。そのころ、民はペリシテ人の町ギベトンに向かって陣を敷いていた。
列王紀上16:16 陣を敷いていた民は、「ジムリが謀反を起こし、王を討ち殺した」と伝え聞いた。そこで、その日、陣営にいたイスラエルの人々は皆、軍の司令官オムリをイスラエルの王とした。
列王紀上16:20 ジムリのその他の出来事や、彼が起こした謀反については、『イスラエルの王たちの歴代誌』に記されている。
列王紀上16:21 そのころ、イスラエルの民は二つに分かれた。半分はギナテの子ティブニについて、彼を王にしようとし、もう半分はオムリについた。
列王紀上16:22 しかし、オムリについた人々のほうが、ギナテの子ティブニについた人々より強かった。こうしてティブニは死に、オムリが王となった。
列王紀上16:23 ユダの王アサの治世第三十一年に、オムリはイスラエルの王となり、十二年間治めた。そのうち六年はティルツァで治めた。
列王紀上16:27 オムリのその他の出来事や、彼が成し遂げたこと、その力については、『イスラエルの王たちの歴代誌』に記されている。
列王紀上16:28 オムリは先祖と共に眠りにつき、サマリアに葬られた。そして、その子アハブが代わって王となった。
列王紀上16:29 オムリの子アハブは、ユダの王アサの治世第三十八年にイスラエルの王となった。オムリの子アハブは、サマリアで二十二年間イスラエルを治めた。
列王紀上16:31 アハブは、ネバトの子ヤロブアムの罪をそのまま続けるだけでは足りなかった。シドン人の王エトバアルの娘イゼベルを妻に迎え、さらにバアルという神のもとへ行って、これに仕え、ひれ伏して拝んだ。
列王紀上16:33 アハブはアシェラ像も造った。こうしてアハブは、彼より前のイスラエルのどの王よりも、イスラエルの神である主を怒らせることをした。
列王紀上19:15 主は彼に言った。「行け。来た道を戻り、ダマスコの荒れ野へ向かいなさい。そこに着いたら、ハザエルに油を注いで、アラムの王としなさい。
列王紀上19:16 また、ニムシの子エフーに油を注いで、イスラエルの王としなさい。そして、アベル・メホラ出身のシャファトの子エリシャに油を注いで、あなたに代わる預言者としなさい。
列王紀上20:1 アラムの王ベン・ハダドは、全軍を集めた。彼のもとには三十二人の王がつき、馬も戦車もあった。彼は攻め上ってサマリアを包囲し、この町を攻めた。
列王紀上20:2 そして彼は、町の中にいるイスラエルの王アハブのもとに使者を送って、こう伝えた。「ベン・ハダドはこう言う。
列王紀上20:4 イスラエルの王は答えて言った。「王よ、ご主人様、おっしゃるとおりです。わたしも、わたしのものもすべて、あなたのものです。」
列王紀上20:7 イスラエルの王は国じゅうの長老たちを呼び集めて言った。「よく見て、分かってほしい。この男は明らかに面倒を起こそうとしている。妻たちも子どもたちも、銀も金もよこせと言ってきた。それでもわたしは断らなかったのに。」
列王紀上20:8 長老たちも民もみな、王に言った。「聞いてはいけません。承知してはいけません。」
列王紀上20:9 そこで王はベン・ハダドの使者たちに言った。「わたしの主君である王にこう伝えてくれ。『最初に言ってこられたことは、すべてお受けします。でも、今度のことはできません』と。」使者たちは帰って行き、この返事を伝えた。
列王紀上20:10 するとベン・ハダドはまた王のもとに使者を送って言った。「サマリアの土くれは、わたしに従う兵たちが一人ひとかみずつ取るにも足りないほどだ。もし足りるようなことがあれば、神々がわたしをどんな目にあわせてくださっても構わない。」
列王紀上20:11 イスラエルの王は答えて言った。「こう伝えよ。『武具を身につける者が、それを脱ぐ者のように勝ち誇ってはならない』と。」
列王紀上20:12 ベン・ハダドは、ほかの王たちと仮小屋で酒を飲んでいるときに、この言葉を聞いた。彼は家来たちに「配置につけ」と命じ、彼らは町に向かって攻撃の配置についた。
列王紀上20:13 そのとき、一人の預言者がイスラエルの王アハブのところに来て言った。「主はこう言われる。『あの大軍をすべて見たか。わたしは今日、それをあなたの手に渡す。あなたは、わたしが主であることを知るようになる。』」
列王紀上20:16 彼らは真昼に出て行った。そのころベン・ハダドは仮小屋で、彼を助けに来た三十二人の王たちといっしょに、酔うまで酒を飲んでいた。
列王紀上20:20 彼らはそれぞれ自分の相手を討ち取った。アラムの兵は逃げ出し、イスラエルはそれを追いかけた。アラムの王ベン・ハダドは、馬に乗り、騎兵たちとともに逃げのびた。
列王紀上20:21 イスラエルの王も出て行って、馬と戦車を打ち、アラムに大きな打撃を与えた。
列王紀上20:22 すると預言者がイスラエルの王のところに来て言った。「さあ、力をたくわえなさい。自分のすべきことをよく考えて備えなさい。年が改まるころ、アラムの王がまたあなたを攻めに上って来るからだ。」
列王紀上20:23 一方、アラムの王の家臣たちは王に言った。「彼らの神は山の神です。だから彼らはわたしたちより強かったのです。でも平地で戦えば、きっとわたしたちのほうが強いはずです。
列王紀上20:24 そこで、こうなさってください。王たちをそれぞれの持ち場から外し、代わりに総督たちを立てるのです。
列王紀上20:25 そして、失った軍勢と同じだけの軍勢を、馬は馬で、戦車は戦車で、あなたご自身のために集めてください。そうして平地で彼らと戦えば、きっとわたしたちのほうが強いはずです。」王は彼らの言うことを聞き入れ、そのとおりにした。
列王紀上20:28 神の人が近づいて来て、イスラエルの王に言った。「主はこう言われる。『アラムは、主は山の神であって谷の神ではない、と言った。だからわたしは、この大軍をすべてあなたの手に渡す。そうすればあなたがたは、わたしが主であることを知るだろう。』」
列王紀上20:31 家来たちがベン・ハダドに言った。「聞くところによると、イスラエルの王たちは情け深い王だそうです。ですから、腰に粗い布を巻き、頭に縄をかけて、イスラエルの王のところへ行かせてください。もしかしたら、あなたの命を助けてくれるかもしれません。」
列王紀上20:32 そこで彼らは腰に粗い布を巻き、頭に縄をかけて、イスラエルの王のところへ行き、こう言った。「あなたのしもべ、ベン・ハダドが『どうかわたしの命を助けてください』と申しております。」王は言った。「まだ生きているのか。彼はわたしの兄弟だ。」
列王紀上20:33 この言葉を、家来たちは良い前兆と受け取り、すぐにそれをとらえて言った。「そうです、あなたの兄弟ベン・ハダドです。」王は言った。「行って、彼を連れて来なさい。」ベン・ハダドが出て来ると、王は彼を自分の戦車に乗せた。
列王紀上20:34 ベン・ハダドは王に言った。「わたしの父があなたの父から取った町々をお返しします。また、わたしの父がサマリアにしたように、あなたはダマスコに商業の区域を設けてかまいません。」アハブは言った。「その約束のもとに、あなたを帰らせよう。」こうしてアハブはベン・ハダドと契約を結び、彼を帰らせた。
列王紀上20:38 預言者は行って、道のそばで王を待った。そして、目に包帯を当てて変装した。
列王紀上20:39 王が通りかかると、彼は王に叫んで言った。「あなたのしもべは戦いの真っただ中に出て行きました。すると、一人の兵士が退いて来て、わたしのところに一人の男を連れて来て言いました。『この男を見張っておけ。もし逃がしたら、お前の命が彼の命の代わりになる。さもなければ、銀一タラントを払うことになる。』
列王紀上20:40 ところが、あなたのしもべがあちこち手を取られているうちに、その男はいなくなってしまいました。」イスラエルの王は彼に言った。「それがお前への裁きだ。お前自身がそう決めたのだ。」
列王紀上20:41 そこで彼は急いで目から包帯を取り去った。すると、イスラエルの王は、彼が預言者の一人であることに気づいた。
列王紀上20:42 彼は王に言った。「主はこう言われる。『わたしが滅ぼすと定めた者を、あなたは自分の手から逃がした。だから、あなたの命が彼の命の代わりとなり、あなたの民が彼の民の代わりとなる。』」
列王紀上20:43 イスラエルの王は不機嫌で腹を立てたまま、自分の家に向かい、サマリアに帰った。
列王紀上21:1 こんなことがあった後の話である。イズレエルの人ナボトが、イズレエルにぶどう畑を持っていた。それはサマリアの王アハブの宮殿のすぐそばにあった。
列王紀上21:7 妻のイゼベルは彼に言った。「あなたは今、イスラエルの王でしょう。さあ、起きて食事をとって、元気を出しなさい。あのイズレエルの人ナボトのぶどう畑は、わたしがあなたに手に入れてあげます。」
列王紀上21:10 そして、ならず者を二人、彼の前にすわらせ、こう証言させなさい。『お前は神と王を呪った』と。それから彼を町の外に連れ出し、石を投げつけて殺しなさい。」
列王紀上21:13 そこへ、ならず者が二人やって来て、ナボトの向かいにすわった。そしてこのならず者たちは、人々の前でナボトについてこう証言した。「ナボトは神と王を呪った。」人々は彼を町の外に連れ出し、石を投げつけて殺した。
列王紀上21:18 「立って、サマリアにいるイスラエルの王アハブを迎えに、下って行きなさい。彼は今、ナボトのぶどう畑にいる。それを自分のものにするために、そこへ下って行ったのだ。
列王紀上22:2 三年目のこと、ユダの王ヨシャファトがイスラエルの王のもとに下って来た。
列王紀上22:3 イスラエルの王は家臣たちに言った。「知っているか。ラモト・ギレアドはもともと私たちのものだ。それなのに、私たちはそれをアラムの王の手から取り返そうともせず、じっとしている。」
列王紀上22:4 そして王はヨシャファトに言った。「ラモト・ギレアドとの戦いに、私といっしょに行ってくれないか。」ヨシャファトはイスラエルの王に答えた。「わたしもあなたも同じ、わたしの民もあなたの民も同じ、わたしの馬もあなたの馬も同じです。」
列王紀上22:5 さらにヨシャファトはイスラエルの王に言った。「でも、まず主の言葉を求めてください。」
列王紀上22:6 そこでイスラエルの王は預言者たちを集めた。その数はおよそ四百人だった。王は彼らに尋ねた。「ラモト・ギレアドとの戦いに行くべきか、それともやめるべきか。」彼らは答えた。「行ってください。主が王の手にお渡しになります。」
列王紀上22:8 イスラエルの王はヨシャファトに答えた。「もう一人、主にたずねられる者がいる。イムラの子ミカヤだ。でも、わたしは彼が嫌いだ。わたしについて良いことは何も預言せず、悪いことばかり言うからだ。」ヨシャファトは言った。「王よ、そんなふうに言わないでください。」
列王紀上22:9 そこでイスラエルの王は一人の家来を呼んで言った。「急いでイムラの子ミカヤを連れて来い。」
列王紀上22:10 イスラエルの王とユダの王ヨシャファトは、王の衣をまとって、それぞれ自分の王座にすわっていた。場所はサマリアの門の入り口にある広場だった。そして預言者たちはみな、二人の前で預言していた。
列王紀上22:12 預言者たちもみな同じように預言して言った。「ラモト・ギレアドに攻め上ってください。きっと勝てます。主が王の手にお渡しになります。」
列王紀上22:13 ミカヤを呼びに行った使いの者は、彼にこう言った。「いいですか、預言者たちは口をそろえて王に良いことを告げています。どうかあなたの言葉も、彼らのうちの一人と同じようにして、良いことを言ってください。」
列王紀上22:15 ミカヤが王のところに来ると、王は彼に尋ねた。「ミカヤよ、ラモト・ギレアドとの戦いに行くべきか、それともやめるべきか。」ミカヤは答えた。「攻め上ってください。きっと勝てます。主が王の手にお渡しになります。」
列王紀上22:16 すると王は彼に言った。「いったい何度言わせれば気がすむのだ。主の名によって、本当のことだけをわたしに告げよ、と。」
列王紀上22:18 イスラエルの王はヨシャファトに言った。「言ったとおりだろう。あの男はわたしについて良いことは預言せず、悪いことばかり言うのだ。」
列王紀上22:26 イスラエルの王は命じた。「ミカヤを捕らえて、町の長官アモンと、王子ヨアシュのところへ連れ戻せ。
列王紀上22:27 そしてこう言え。『王はこう言われる。この男を牢に入れ、わたしが無事に帰ってくるまで、わずかなパンと水だけを与えておけ。』」
列王紀上22:29 こうして、イスラエルの王とユダの王ヨシャファトは、ラモト・ギレアドに攻め上った。
列王紀上22:30 イスラエルの王はヨシャファトに言った。「わたしは変装して戦いに出る。あなたは自分の王服を着ていてください。」そうして、イスラエルの王は変装して戦いに出た。
列王紀上22:31 アラムの王は、自分の三十二人の戦車隊の隊長たちにこう命じていた。「身分の低い者とも高い者とも戦うな。ただイスラエルの王とだけ戦え。」
列王紀上22:32 戦車隊の隊長たちはヨシャファトを見ると、「あれこそイスラエルの王だ」と思い、向きを変えて彼に攻めかかった。ヨシャファトは叫び声をあげた。
列王紀上22:33 しかし隊長たちは、彼がイスラエルの王ではないと分かると、追うのをやめて引き返した。
列王紀上22:34 ところが、一人の兵が何気なく弓を引くと、その矢がイスラエルの王に当たった。鎧のつなぎ目のすき間を射抜いたのだ。王は自分の戦車を操る者に言った。「向きを変えて、わたしを戦場から連れ出してくれ。傷を負ってしまった。」
列王紀上22:35 その日、戦いは激しくなった。王は戦車の中で体を起こしたまま、アラム軍と向かい合っていた。そして夕方になって死んだ。傷口の血は戦車の底に流れ落ちた。
列王紀上22:37 こうして王は死に、その遺体はサマリアに運ばれた。人々は王をサマリアに葬った。
列王紀上22:38 サマリアの池で戦車を洗うと、犬が王の血をなめ、遊女たちがそこで体を洗った。すべては主が語られたとおりになった。
列王紀上22:39 アハブのその他の出来事、彼が行ったすべてのこと、彼が建てた象牙の宮殿や、築いたすべての町のことは、イスラエルの王たちの歴史の書に記されているとおりである。
列王紀上22:40 アハブは先祖のもとに眠りにつき、その子アハズヤが代わって王となった。
列王紀上22:41 アサの子ヨシャファトがユダの王になったのは、イスラエルの王アハブの治世第四年のことだった。
列王紀上22:42 ヨシャファトは三十五歳で王となり、二十五年間エルサレムで王位にあった。彼の母はシルヒの娘アズバといった。
列王紀上22:44 ヨシャファトはイスラエルの王と和解し、平和を保った。
列王紀上22:45 ヨシャファトのその他の出来事、彼が示した力、彼が戦ったことは、ユダの王たちの歴代の記録に記されている。
列王紀上22:47 そのころ、エドムには王がいなかった。代理の者が王の役目を果たしていた。
列王紀上22:50 ヨシャファトは先祖のもとに眠りにつき、父ダビデの町に先祖とともに葬られた。そして、その子ヨラムが代わって王となった。
列王紀上22:51 アハブの子アハズヤがサマリアでイスラエルの王になったのは、ユダの王ヨシャファトの治世第十七年のことだった。彼は二年間イスラエルを治めた。
列王紀下(332か所)
列王紀下1:3 しかし主の使いは、ティシュベの人エリヤに言った。「さあ、立って、サマリアの王の使いたちを迎えに行きなさい。そして、こう言うのだ。『イスラエルには神がいないとでもいうのか。それで、わざわざエクロンの神バアル・ゼブブに尋ねに行くのか。
列王紀下1:5 使いたちが戻ってくると、王は言った。「どうして戻ってきたのか。」
列王紀下1:6 彼らは答えた。「一人の男が、わたしたちを迎えに上ってきて、こう言ったのです。『あなたたちを送った王のところへ帰って、こう伝えよ。主はこう言われる。イスラエルには神がいないとでもいうのか。それで、エクロンの神バアル・ゼブブに尋ねさせるのか。だから、おまえは上ったその寝台から、もう降りることはない。おまえは必ず死ぬ。』」
列王紀下1:7 王は尋ねた。「おまえたちを迎えに上ってきて、そんなことを言ったのは、どんな男だったのか。」
列王紀下1:8 彼らは答えた。「毛深い人で、腰には革の帯を締めていました。」王は言った。「それはティシュベの人エリヤだ。」
列王紀下1:9 王は、五十人隊の隊長を、部下の五十人とともにエリヤのもとへ送った。隊長が上っていくと、エリヤは山の頂に座っていた。隊長は言った。「神の人よ、王が『降りてこい』と言っています。」
列王紀下1:11 王はまた、別の五十人隊の隊長を、部下の五十人とともにエリヤのもとへ送った。隊長は言った。「神の人よ、王が『すぐに降りてこい』と言っています。」
列王紀下1:13 王は三人目の五十人隊の隊長を、部下の五十人とともに送った。この隊長は上ってくると、エリヤの前にひざまずいて願った。「神の人よ、どうかわたしの命と、あなたの僕であるこの五十人の命を、大切なものと思ってください。
列王紀下1:15 すると、主の使いがエリヤに言った。「彼といっしょに降りて行きなさい。彼を恐れることはない。」そこでエリヤは立ち上がり、隊長といっしょに王のもとへ降りて行った。
列王紀下1:16 エリヤは王にこう言った。「主はこう言われる。『おまえはエクロンの神バアル・ゼブブにおうかがいを立てようと、使いを送った。イスラエルに、その言葉を求めるべき神がいないとでもいうのか。だから、おまえは上って寝込んだその寝床から、もう降りることはない。おまえは必ず死ぬ。』」
列王紀下1:17 王は、エリヤが伝えた主の言葉のとおりに死んだ。彼には息子がいなかったので、代わってヨラムが王となった。それは、ユダの王ヨシャファトの子ヨラムの治世の第二年のことである。
列王紀下1:18 アハズヤが行ったそのほかの出来事は、イスラエルの王たちの歴史を記した書に書かれているとおりである。
列王紀下3:1 アハブの子ヨラムは、ユダの王ヨシャファトの第十八年に、サマリアでイスラエルの王となり、十二年間王であった。
列王紀下3:4 モアブの王メシャは羊を飼う者で、イスラエルの王に、子羊十万頭と雄羊十万頭分の羊毛を納めていた。
列王紀下3:5 ところがアハブが死ぬと、モアブの王はイスラエルの王に反旗をひるがえした。
列王紀下3:6 そこでヨラム王はその日、サマリアを出て、イスラエルの全軍を召集した。
列王紀下3:7 そして彼は使いを送り、ユダの王ヨシャファトにこう伝えた。「モアブの王がわたしに反旗をひるがえしました。いっしょにモアブと戦いに行ってもらえませんか。」ヨシャファトは答えた。「行きましょう。わたしはあなたと一つ、わたしの民はあなたの民、わたしの馬はあなたの馬です。」
列王紀下3:9 こうしてイスラエルの王とユダの王とエドムの王は出発した。だが、七日間まわり道をして進むうちに、軍勢にも連れていた家畜にも飲む水がなくなってしまった。
列王紀下3:10 イスラエルの王は言った。「ああ、主はこの三人の王を呼び集めて、モアブの手に渡そうとしておられるのか。」
列王紀下3:11 しかしヨシャファトは言った。「ここには、主に尋ねてもらえる主の預言者はいないのですか。」すると、イスラエルの王の家来の一人が答えた。「ここにシャファトの子エリシャがいます。かつてエリヤに仕えて、その手に水を注いだ人です。」
列王紀下3:12 ヨシャファトは言った。「その人には主の言葉があります。」そこでイスラエルの王とヨシャファトとエドムの王は、エリシャのもとへ下って行った。
列王紀下3:13 エリシャはイスラエルの王に言った。「あなたとわたしと、何の関わりがあるのですか。あなたの父の預言者や母の預言者のところへ行けばいいでしょう。」イスラエルの王は言った。「いや、そう言わないでください。主がこの三人の王を呼び集めて、モアブの手に渡そうとしておられるのですから。」
列王紀下3:14 エリシャは言った。「わたしが仕えている、万軍の主は生きておられる。その主にかけて言う。もしユダの王ヨシャファトに敬意を払うのでなければ、わたしはあなたに目を向けることも、あなたを見ることもしなかっただろう。
列王紀下3:21 一方、モアブの人々はみな、王たちが自分たちと戦うために攻め上って来たと聞いていた。それで、武器を取れる年ごろの男から上の者まで全員が呼び集められ、国境に立ちはだかった。
列王紀下3:23 彼らは言った。「これは血だ。王たちはきっと切り合って、仲間どうしで討ち合ったんだ。さあ、モアブよ、戦利品を奪いに行こう。」
列王紀下3:26 モアブの王は、戦いが自分の手に負えないほど激しくなったのを見た。そこで剣を抜く兵七百人を率いて、エドムの王のところへ突き破って出ようとしたが、できなかった。
列王紀下3:27 そこで王は、自分の跡を継ぐはずの長男を連れて来て、城壁の上で焼き尽くすささげ物としてささげた。すると、イスラエルに対して激しい怒りが起こった。それで彼らはモアブの王から引き上げ、自分たちの国へ帰って行った。
列王紀下4:13 エリシャはゲハジに言った。「あの人にこう伝えてくれ。『あなたは、わたしたちのためにこれほど心を配ってくれた。何かお礼をしたい。あなたのことを王や軍の司令官に話してあげようか。』」すると彼女は答えた。「いいえ、わたしは自分の民の中で不自由なく暮らしています。」
列王紀下5:1 アラムの王の軍を率いる司令官ナアマンは、主君に重んじられ、高く評価される人物だった。主が彼を通してアラムに勝利を与えたからだ。彼は勇敢な戦士だったが、重い皮膚病をわずらっていた。
列王紀下5:5 アラムの王は言った。「では行くがよい。わたしがイスラエルの王に手紙を送ろう。」ナアマンは出発した。銀十タラント、金六千シェケル、それに着替えの服を十着持って行った。
列王紀下5:6 彼はイスラエルの王に手紙を届けた。そこにはこう書かれていた。「この手紙が届いたら、家来のナアマンをあなたのもとに送ります。どうか彼の重い皮膚病を治してください。」
列王紀下5:7 イスラエルの王は手紙を読むと、服を引き裂いて言った。「わたしは人を殺したり生かしたりできる神だとでもいうのか。それなのにこの男は、人の皮膚病を治せと言ってくる。どう見ても、わたしに言いがかりをつけようとしているのだ。」
列王紀下5:8 神の人エリシャは、イスラエルの王が服を引き裂いたと聞いて、王に使いを送った。「なぜ服を引き裂いたのですか。あの人をわたしのところによこしてください。そうすれば、イスラエルに預言者がいることを知るでしょう。」
列王紀下6:8 さて、アラムの王がイスラエルと戦っていた。王は家来たちと相談して言った。「これこれの場所に陣を敷こう。」
列王紀下6:9 すると神の人はイスラエルの王に使いを送って言った。「あの場所を通らないように気をつけてください。アラムの軍がそこに下ってきますから。」
列王紀下6:10 そこでイスラエルの王は、神の人が告げて警告してくれた場所に人をやって、警戒した。こうして王は、一度や二度ならず、そこで無事だった。
列王紀下6:11 このことでアラムの王は心をかき乱された。王は家来たちを呼んで言った。「わたしたちのうち、だれがイスラエルの王に通じているのか、教えてくれないか。」