「王」(おう)が出てくる聖書の箇所
「王」(おう)は日常訳第1版の2437か所(旧約2306・新約131)に出てきます。口語訳では2316か所。
2437か所を200か所ずつ13ページに分けています(3ページ目)。
サムエル記下(211か所)
サムエル第二15:15 家来たちは王に言った。「王さま、どうぞご命令のとおりに。わたしたちはご主人さまのお望みどおりにいたします。」
サムエル第二15:16 こうして王は、家族全員を連れて歩いて出て行った。ただ、王は十人のそばめを残して、宮殿の留守番をさせた。
サムエル第二15:17 王は民全員を連れて歩いて出て行き、町はずれの家のところで立ち止まった。
サムエル第二15:18 家来たちはみな、王のそばを通り過ぎて行った。ケレテ人もペレテ人もみな、そしてガテからついて来た六百人のガテ人もみな、王の前を通り過ぎて行った。
サムエル第二15:19 王はガテ人イタイに言った。「どうして君まで、わたしたちといっしょに来るのか。引き返して、新しい王のところにとどまりなさい。君は外国人で、故郷を離れて来た人なのだから。
サムエル第二15:21 しかしイタイは王に答えて言った。「主は生きておられます。そして王さま、あなたも生きておられます。それにかけて誓います。ご主人さまである王のおられるところ、それが死であれ、生であれ、このしもべも必ずそこにおります。」
サムエル第二15:23 国じゅうの人が声をあげて泣いた。民がみな通り過ぎて行き、王もキドロンの谷川を渡って行った。民はみな、荒れ野へ向かう道を通り過ぎて行った。
サムエル第二15:25 王はツァドクに言った。「神の箱を町へ戻してくれ。もし主がわたしを喜んでくださるなら、主はわたしを連れ帰り、この箱と、それが置かれる場所とをもう一度見せてくださる。
サムエル第二15:27 王はさらに、祭司ツァドクに言った。「あなたは先を見通す人ではないか。安心して町へ帰りなさい。あなたの息子アヒマアツと、アビアタルの息子ヨナタン、二人の息子もいっしょに連れて。
サムエル第二15:34 でも、もし町へ帰って、アブサロムに『王よ、わたしはあなたに仕えます。これまであなたの父上に仕えてきたように、今度はあなたに仕えます』と言えば、あなたはわたしのために、アヒトフェルの助言をくじいてくれる。
サムエル第二15:35 祭司ツァドクとアビアタルも、あなたといっしょにそこにいるだろう。王の家で聞いたことは何もかも、祭司ツァドクとアビアタルに伝えてほしい。
サムエル第二16:2 王はツィバに尋ねた。「これはどうするつもりだ。」ツィバは答えた。「ろばは王家の方々が乗るため、パンと果物は供の若者たちが食べるため、ぶどう酒は荒れ野で疲れた人が飲むためです。」
サムエル第二16:3 王は言った。「お前の主人の孫はどこにいるのだ。」ツィバは王に答えた。「エルサレムにとどまっています。『今日こそイスラエルの民が、祖父の王国をわたしに返してくれる』と言っているのです。」
サムエル第二16:4 王はツィバに言った。「では、メフィボシェテのものはすべて、お前のものだ。」ツィバは言った。「おそれ入ります。王さま、これからもあなたに気に入っていただけますように。」
サムエル第二16:5 ダビデ王がバフリムまで来たとき、そこからサウル家の一族の者が出て来た。名をシムイといい、ゲラの子だった。彼は出て来ながら、ずっとのろいの言葉を浴びせた。
サムエル第二16:6 民も勇士たちもみな、ダビデの右と左を固めていたが、シムイはダビデにも、王の家来たち全員にも石を投げつけた。
サムエル第二16:8 お前がサウル家に代わって王になったが、その一族の血を、主はすべてお前に報いられたのだ。主は王国を、お前の息子アブサロムの手に渡された。ざまを見ろ。お前は人殺しなのだから。」
サムエル第二16:9 ツェルヤの子アビシャイが王に言った。「なぜ、あの死んだ犬のような男に、王さまをのろわせておくのですか。行って、あいつの首をはねさせてください。」
サムエル第二16:10 王は言った。「ツェルヤの子らよ、お前たちに何の関係があるのか。あの者がのろうのは、主が『ダビデをのろえ』と彼に命じられたからだ。それなら、だれが『なぜこんなことをするのか』と言えるだろうか。」
サムエル第二16:14 王と、彼と一緒にいた民は皆、疲れ切ってその場所に着いた。そして、そこで一息ついた。
サムエル第二16:16 ダビデの友であるアルキ人フシャイがアブサロムのところに来ると、彼はアブサロムに言った。「王様、万歳。王様、万歳。」
サムエル第二17:2 まだ疲れて気力を失っているうちに襲いかかり、彼をおびえさせます。そうすれば、一緒にいる兵はみんな逃げ出すので、わたしは王ひとりだけを討ち取ります。
サムエル第二17:16 だから今すぐ使いを送って、ダビデにこう伝えてください。『今夜は荒れ野の渡し場で泊まらず、必ず川を渡ってください。そうしないと、王も一緒にいる人たちもみんな、のみ込まれてしまいます。』」
サムエル第二17:17 ヨナタンとアヒマアツはエン・ロゲルで待っていた。町に入る姿を見られるわけにはいかなかったからだ。そこで一人の女中が出て行って知らせを伝え、二人はそれを持ってダビデ王のもとへ向かうことになっていた。
サムエル第二17:21 彼らが去ったあと、二人は井戸から上がって出て行き、ダビデ王に知らせた。二人はダビデに言った。「すぐに立って川を渡ってください。アヒトフェルがあなたたちを狙って、こういう作戦を勧めたのです。」
サムエル第二18:2 そしてダビデは軍を三つに分けて送り出した。三分の一をヨアブに、三分の一をヨアブの兄弟でツェルヤの子アビシャイに、三分の一をガテ人イタイにゆだねた。王は人々に言った。「わたしも必ず、あなたたちと一緒に出て行く。」
サムエル第二18:4 王は彼らに言った。「あなたたちが良いと思うようにしよう。」こうして王は門のわきに立ち、人々はみな、百人、千人と隊を組んで出て行った。
サムエル第二18:5 王はヨアブとアビシャイとイタイに命じて言った。「わたしのために、あの若者アブサロムを手荒に扱わないでほしい。」王がアブサロムのことで隊長たち全員に命じるのを、人々はみな聞いていた。
サムエル第二18:12 しかしその兵士はヨアブに答えた。「たとえこの手に銀千枚を受け取ったとしても、わたしは王の息子に手を出しません。わたしたちの耳で、王があなたとアビシャイとイタイに、『わたしのために、若者アブサロムを守ってくれ』と命じるのを聞いたのですから。
サムエル第二18:13 もしわたしが命がけで裏切るようなまねをすれば、どんなことも王に隠しきれるものではありません。あなたも、わたしから離れて知らんぷりを決め込むでしょう。」
サムエル第二18:18 アブサロムは生きている間に、王の谷にある一本の石柱を立てて自分のものとしていた。「わたしには名を覚えてもらうための息子がいない」と言っていたからである。彼はその石柱を自分の名で呼んだ。それは今日まで「アブサロムの記念碑」と呼ばれている。
サムエル第二18:19 さて、ツァドクの子アヒマアツが言った。「走って行かせてください。主が王を敵の手から救い出してくださったことを、王に知らせたいのです。」
サムエル第二18:20 ヨアブは彼に言った。「今日はおまえが知らせを運ぶ日ではない。別の日に運べばいい。今日は知らせてはならない。王の息子が死んだのだから。」
サムエル第二18:21 そしてヨアブは一人のクシュ人に言った。「行って、見たことを王に伝えなさい。」クシュ人はヨアブにおじぎをして、走り出した。
サムエル第二18:25 見張りは大声で王に知らせた。すると王は言った。「一人だけなら、その口に知らせがある。」その男はどんどん近づいて来た。
サムエル第二18:26 見張りはもう一人の男が走って来るのを見た。そして門番に呼びかけて言った。「見よ、もう一人の男がひとりで走って来る。」王は言った。「その者も知らせを運んで来るのだ。」
サムエル第二18:27 見張りは言った。「先頭の走りぶりは、ツァドクの子アヒマアツの走りぶりのようです。」王は言った。「あれは良い者だ。良い知らせを持って来るだろう。」
サムエル第二18:28 アヒマアツは呼ばわって、王に言った。「無事です。」そして王の前で顔を地につけて伏し拝み、言った。「あなたの神、主をほめたたえます。わが主、王に手を上げた者たちを、主が引き渡してくださいました。」
サムエル第二18:29 王は言った。「あの若者、アブサロムは無事か。」アヒマアツは答えた。「ヨアブが王の家来であるわたしを送り出したとき、大きな騒ぎが見えましたが、何であったかはわかりません。」
サムエル第二18:30 王は言った。「わきへ寄って、そこに立っていなさい。」彼はわきへ寄って立った。
サムエル第二18:31 そこへ、あのクシュ人がやって来た。クシュ人は言った。「わが主、王に、よい知らせがあります。主が今日、あなたに立ち向かったすべての者を裁いて、あなたを救ってくださいました。」
サムエル第二18:32 王はクシュ人に尋ねた。「あの若者、アブサロムは無事か。」クシュ人は答えた。「わが主、王の敵、そしてあなたを害しようと立ち向かう者たちが、みなあの若者のようになりますように。」
サムエル第二18:33 王は激しく心を揺さぶられ、門の上の部屋に上って行って泣いた。歩きながら、こう言った。「わたしの子アブサロム、わたしの子、わたしの子アブサロム。ああ、お前の代わりにわたしが死ねばよかった。アブサロム、わたしの子、わたしの子よ。」
サムエル第二19:1 ヨアブに知らせが届いた。「王が泣いて、アブサロムのために嘆いておられます。」
サムエル第二19:2 その日の勝利は、民全体にとって嘆きに変わった。王が息子のために悲しんでいると、その日、民が聞いたからだ。
サムエル第二19:4 王は顔をおおって、大声で叫んだ。「わたしの子アブサロム。アブサロム、わたしの子、わたしの子よ。」
サムエル第二19:5 ヨアブは家に入って王のもとに来て、言った。「あなたは今日、家来たち全員に恥をかかせました。彼らは今日、あなたの命を救い、あなたの息子や娘たちの命、妻たちの命、そばめたちの命を救ったのです。」
サムエル第二19:8 王は立ち上がって、門のところに座った。「王が門に座っている」と民全員に伝えられると、みんなは王の前にやって来た。一方、イスラエルの者たちは、それぞれ自分の天幕へ逃げ帰っていた。
サムエル第二19:9 イスラエルの全部族の間で、民は互いに言い争っていた。「王はわたしたちを敵の手から救い、ペリシテ人の手から助け出してくれた。それなのに今、王はアブサロムを避けて、この国から逃げ出したままだ。
サムエル第二19:10 しかも、わたしたちが王として油を注いだアブサロムは、戦いで死んでしまった。それなのに、なぜあなたたちは王を連れ戻そうとせず、黙っているのか。」
サムエル第二19:11 ダビデ王は祭司ツァドクとアビアタルのもとに人を送って言った。「ユダの長老たちにこう伝えてくれ。『イスラエル全体の声が王のもとに、王の家にまで届いているのに、なぜあなたたちは王を宮殿に連れ戻すのに、いちばん遅れているのか。
サムエル第二19:12 あなたたちはわたしの兄弟、わたしの骨肉ではないか。それなのに、どうして王を連れ戻すのに、いちばん遅れているのか。』
サムエル第二19:14 こうしてダビデは、ユダの人々全員の心を、一人の人のように動かした。彼らは王に使いを送って言った。「あなたも、あなたの家来たちも、みんな帰って来てください。」
サムエル第二19:15 そこで王は帰路につき、ヨルダン川まで来た。ユダの人々は、王を迎え、王にヨルダン川を渡らせるために、ギルガルへとやって来た。
サムエル第二19:16 バフリム出身のベニヤミン人、ゲラの子シムイは、急いでユダの人々といっしょに下って行き、ダビデ王を迎えた。
サムエル第二19:17 彼といっしょに、ベニヤミンの人が千人いた。また、サウルの家の召使いツィバも、その十五人の息子と二十人の家来を連れて来ていた。彼らは王より先にヨルダン川に駆けつけた。
サムエル第二19:18 渡し舟が、王の家族を渡らせ、王の望むことをするために行き来していた。王がヨルダン川を渡ろうとしたとき、ゲラの子シムイは王の前にひれ伏した。
サムエル第二19:19 そして王に言った。「わたしの主よ、どうかわたしの罪を責めないでください。王であるわたしの主がエルサレムを出られたあの日、このしもべがしてしまったひどいことを、思い出さないでください。どうか心にとめないでください。
サムエル第二19:20 このしもべは、自分が罪を犯したことをよく分かっています。だから今日、ヨセフの家のすべての者の中で真っ先に下って来て、王であるわたしの主をお迎えするのです。」
サムエル第二19:21 すると、ツェルヤの子アビシャイが口をはさんで言った。「シムイは、主が油を注いで立てられた王を呪ったのです。そのために殺されるべきではありませんか。」
サムエル第二19:22 ダビデは言った。「ツェルヤの子らよ、あなたたちとわたしと、何の関わりがあるのか。今日、あなたたちはわたしに逆らう者になろうというのか。今日、イスラエルの中で人が殺されてよいはずがない。わたしが今日、イスラエルの王であることを、わたしが知らないとでもいうのか。」
サムエル第二19:23 そして王はシムイに言った。「あなたは死ぬことはない。」王はそう誓った。
サムエル第二19:24 サウルの子メフィボシェテも、王を迎えに下って来た。彼は、王が去った日から無事に帰る日まで、足の手入れもせず、ひげも整えず、衣も洗っていなかった。
サムエル第二19:25 彼がエルサレムに出て来て王を迎えたとき、王は彼に言った。「メフィボシェテ、どうしてあなたはわたしといっしょに行かなかったのか。」
サムエル第二19:26 彼は答えた。「王であるわたしの主よ、わたしの召使いがわたしをだましたのです。このしもべは足が不自由なので、『ろばに鞍をつけ、それに乗って王といっしょに行こう』と思っていました。ところが召使いは用意してくれなかったのです。
サムエル第二19:27 そのうえ召使いは、王であるわたしの主に、このしもべのことを悪く言いつけました。でも、王であるわたしの主は、神の使いのような方です。どうか、あなたの目に良いと思われることをしてください。
サムエル第二19:28 王であるわたしの主にとって、わたしの父の家の者は皆、死んで当然の者ばかりでした。それなのにあなたは、このしもべをあなたの食卓で食事をする者の中に加えてくださいました。これ以上、わたしに何の権利があって、王に訴えることができるでしょうか。」
サムエル第二19:29 王は彼に言った。「なぜ、まだそんなことを言い続けるのか。わたしはもう決めた。あなたとツィバとで、その土地を分けなさい。」
サムエル第二19:30 メフィボシェテは王に言った。「王であるわたしの主が、無事に家へ帰ってこられたのですから、ツィバが全部を取ってもかまいません。」
サムエル第二19:31 ギレアデ人バルジライも、ログリムから下ってきた。そして、ヨルダン川まで王を見送るために、王と一緒に川を渡った。
サムエル第二19:32 バルジライは八十歳の、とても年老いた人だった。王がマハナイムに滞在していたとき、彼は王に必要なものを届けていた。とても裕福な人だったからだ。
サムエル第二19:33 王はバルジライに言った。「わたしと一緒に渡って来なさい。エルサレムで、わたしがあなたの面倒を見よう。」
サムエル第二19:34 バルジライは王に言った。「わたしに残された人生は、いったいどれくらいでしょう。王と一緒にエルサレムへ上って行くほどのものではありません。
サムエル第二19:35 わたしは今日で八十歳です。良いものと悪いものの区別さえつきません。このしもべが、食べるものや飲むものの味を分かるでしょうか。歌う男や女の声が、まだ聞こえるでしょうか。それなのに、どうしてこのしもべが、王であるわたしの主のお荷物になってよいでしょう。
サムエル第二19:36 このしもべは、王のお供をして、ほんの少しヨルダン川を渡るだけです。それなのに、どうして王は、こんなに大きな報いをくださるのですか。
サムエル第二19:37 どうか、このしもべを帰らせてください。自分の町で、父と母の墓のそばで死なせてください。でも、ここにあなたのしもべキムハムがいます。この者を、王であるわたしの主と一緒に渡らせてください。そして、あなたの目に良いと思うことを、この者にしてあげてください。」
サムエル第二19:38 王は言った。「キムハムはわたしと一緒に渡ろう。あなたの目に良いと思うことを、わたしが彼にしてあげよう。あなたがわたしに望むことは、何でもあなたのためにしよう。」
サムエル第二19:39 こうして民は皆、ヨルダン川を渡り、王も渡った。王はバルジライに口づけして祝福し、バルジライは自分の家へ帰って行った。
サムエル第二19:40 王はギルガルへ進んで行き、キムハムも王と一緒に渡った。ユダの民は皆、王を送り渡し、イスラエルの民の半分もそうした。
サムエル第二19:41 すると、イスラエルの人たちが皆、王のところにやって来て言った。「どうして、わたしたちの兄弟であるユダの人たちは、あなたをこっそり連れ出し、王とその家族、それにダビデの部下たちみんなを、ヨルダン川を渡らせたのですか。」
サムエル第二19:42 ユダの人たちは皆、こう答えた。「王はわたしたちの身内なんだ。どうしてそんなことで怒るのか。わたしたちは王のものを食べたわけじゃないし、何かをもらったわけでもない。」
サムエル第二19:43 すると、イスラエルの人たちがユダの人たちに答えた。「王については、わたしたちのほうが十倍もの分け前がある。ダビデについても、あなたたちよりわたしたちのほうが権利があるんだ。それなのに、どうしてわたしたちを軽く見るのか。王を連れ戻そうと最初に言い出したのは、わたしたちじゃないか。」しかし、ユダの人たちの言い分は、イスラエルの人たちの言い分よりも激しかった。
サムエル第二20:2 それで、イスラエルの人たちは皆、ダビデのもとを離れて、ビクリの子シェバに従った。しかし、ユダの人たちは、ヨルダン川からエルサレムまで、自分たちの王にしっかりと付き従った。
サムエル第二20:3 ダビデはエルサレムの自分の家に戻った。王は、家を守らせるために残しておいた十人のそばめを引き取り、見張りをつけた家に入れた。生活の面倒はみたが、彼女たちのところには入らなかった。こうして彼女たちは、死ぬ日まで閉じ込められ、夫のいない女として一生を過ごした。
サムエル第二20:4 王はアマサに言った。「三日のうちに、ユダの人たちをわたしのところに集めてくれ。あなた自身も、ここに戻って来るように。」
サムエル第二20:21 そういうことではないんだ。エフライムの山地出身で、ビクリの子シェバという男が、ダビデ王に手向かったのだ。その男さえ引き渡してくれれば、わたしはこの町から引き上げよう。」女性はヨアブに言った。「わかりました。では、あの男の首を、城壁越しにあなたのところへ投げ落としましょう。」
サムエル第二20:22 そして女性は、その知恵をもって町のすべての人のところへ行った。人々はビクリの子シェバの首をはねて、ヨアブのところへ投げ落とした。ヨアブが角笛を吹き鳴らすと、みんなは町から離れて、それぞれ自分の家へ帰っていった。ヨアブはエルサレムの王のもとへ戻った。
サムエル第二21:2 そこで王はギブオンの人々を呼んで話をした。ギブオンの人々はもともとイスラエル人ではなく、アモリ人の生き残りだった。イスラエルはかつて彼らを守ると誓っていた。それなのにサウルは、イスラエルとユダのためを思うあまり、彼らを滅ぼそうとしたのだ。
サムエル第二21:5 彼らは王に言った。「わたしたちを滅ぼそうとした男がいます。イスラエルのどこにも住めないように、わたしたちを絶やそうとたくらんだ男です。
サムエル第二21:6 その男、サウルの子孫の中から、男を七人わたしたちに引き渡してください。主に選ばれた者サウルの町ギブアで、彼らを主の前でさらし者にします。」王は言った。「引き渡そう。」
サムエル第二21:7 しかし王は、ヨナタンの子でサウルの孫にあたるメフィボシェテだけは助けた。ダビデとサウルの子ヨナタンとの間には、主にかけて交わした誓いがあったからだ。
サムエル第二21:8 王は、アヤの娘リツパがサウルとの間に産んだ二人の息子アルモニとメフィボシェテ、そしてサウルの娘ミカルがメホラ人バルジライの子アドリエルとの間にもうけた五人の息子を引き取った。
サムエル第二21:14 そして、サウルとその子ヨナタンの骨を、ベニヤミンの地ツェラにある父キシュの墓に葬った。人々は王が命じたことをすべて行った。その後、神はこの地のための祈りに答えられた。
サムエル第二22:51 主は、立てた王に大きな救いを与え、油を注いだ者に慈しみを注いでくださる。ダビデとその子孫に、いつまでも。」
サムエル第二24:2 王は、そばにいた軍の司令官ヨアブに命じた。「イスラエルの全部族の間を、北のダンから南のベエル・シェバまで回って、民を数えてくれ。その総数を知りたいのだ。」
サムエル第二24:3 しかしヨアブは王に答えた。「あなたの神、主が民をどうか百倍にも増やしてくださり、それを王さまご自身の目で見られますように。それにしても王さま、なぜこんなことを望まれるのですか。」
サムエル第二24:4 それでも王の命令はヨアブと軍の司令官たちを押し切った。こうしてヨアブと司令官たちは、民、つまりイスラエルを数えるために王の前を離れて出て行った。
サムエル第二24:9 ヨアブは民を数えた総数を王に報告した。イスラエルには剣を取れる勇敢な男が八十万人、ユダの男は五十万人いた。
サムエル第二24:20 アラウナが見下ろすと、王と家来たちが自分の方へ向かってくるのが見えた。アラウナは出て行って、地にひれ伏し、王を拝んだ。
サムエル第二24:21 アラウナは言った。「王さま、どうしてこのしもべのところにおいでになったのですか。」ダビデは答えた。「あなたから打ち場を買い取るためだ。主のための祭壇を築いて、民への疫病がやむようにするためだ。」
サムエル第二24:22 アラウナはダビデに言った。「王さま、どうぞよいと思われるものを取って、ささげてください。ご覧ください、焼き尽くすささげ物のための牛がここにいます。脱穀用のそりや牛の道具は、たきぎに使えます。」
サムエル第二24:23 これらすべてを、アラウナは王に差し上げた。そしてアラウナは王に言った。「あなたの神、主が、あなたを喜んで受け入れてくださいますように。」
サムエル第二24:24 しかし王はアラウナに言った。「いや、代金を払って、必ずあなたから買い取る。ただで手に入れたものを、わたしの神、主に、焼き尽くすささげ物としてささげたくない。」こうしてダビデは、銀五十シェケルで打ち場と牛を買い取った。
列王紀上(260か所)
列王紀上1:1 ダビデ王は年をとり、すっかり老いていた。服を何枚もかけても、体は温まらなかった。
列王紀上1:2 家来たちは王に言った。「王様のために、若い未婚の娘を探させてください。その娘が王様のおそばに仕え、お世話をします。ふところに寝れば、王様の体も温まるでしょう。」
列王紀上1:3 そこで彼らは、イスラエル全土で美しい娘を探し、シュネム出身のアビシャグという娘を見つけて、王のもとに連れてきた。
列王紀上1:4 その娘はとても美しかった。彼女は王のお世話係となって仕えたが、王が彼女と関係を持つことはなかった。
列王紀上1:5 さて、ハギテの子アドニヤは思い上がり、「わたしが王になる」と言い出した。そして自分のために戦車と騎兵をそろえ、自分の前を走らせる者を五十人も従えた。
列王紀上1:9 アドニヤは、エン・ロゲルのそばにあるゾヘレテの石のところで、羊や牛、肥えた家畜をいけにえとしてささげた。そして自分の兄弟である王子たち全員と、王に仕えるユダの人々をみな招いた。
列王紀上1:11 そこで、ナタンはソロモンの母バト・シェバに言った。「ハギテの子アドニヤが王になったのを、知っていますか。しかも、わたしたちの主君ダビデは、それを知らないのです。
列王紀上1:13 さあ、ダビデ王のところへ行って、こう言ってください。『王様、あなたはこの召し使いのわたしに、こう誓ってくださったではありませんか。「あなたの息子ソロモンが、わたしのあとを継いで王になる。わたしの王座に座るのは彼だ」と。それなのに、どうしてアドニヤが王になっているのですか。』
列王紀上1:14 あなたがまだそこで王様と話しているうちに、わたしもあとから入って行って、あなたの言葉を裏づけます。」
列王紀上1:15 そこで、バト・シェバは王の寝室に入って行った。王はとても年老いていて、シュネムの女アビシャグが王の世話をしていた。
列王紀上1:16 バト・シェバが身をかがめて王にひれ伏すと、王は「何か願いでもあるのか」と言った。
列王紀上1:17 彼女は答えた。「王様、あなたはあなたの神、主にかけて、この召し使いのわたしにこう誓ってくださいました。『あなたの息子ソロモンが、わたしのあとを継いで王になる。わたしの王座に座るのは彼だ』と。
列王紀上1:18 ところが今、アドニヤが王になっています。王様、あなたはそれをご存じないのです。
列王紀上1:20 王様、今、イスラエル中の人々の目があなたに注がれています。王様のあとを継いで、だれがその王座に座るのか、みなに告げてほしいのです。
列王紀上1:22 彼女がまだ王と話しているうちに、預言者ナタンが入って来た。
列王紀上1:23 人々が王に「預言者ナタンが参りました」と告げた。ナタンは王の前に進み出て、顔を地につけてひれ伏した。
列王紀上1:24 そして、ナタンは言った。「王様、あなたは『アドニヤがわたしのあとを継いで王になり、わたしの王座に座る』と言われたのですか。
列王紀上1:25 アドニヤは今日、牛や肥えた家畜、それにたくさんの羊をほふって、王子たち全員と軍の指揮官たち、それに祭司アビアタルを招きました。今ごろ彼らはアドニヤの前で飲み食いしながら、『アドニヤ王、ばんざい』と言っています。
列王紀上1:27 これは王様が命じられたことなのですか。それなのに、あなたのあとにだれが王座に座るのか、この家来たちにお知らせくださらなかったのですか。」
列王紀上1:28 すると、ダビデ王は答えて言った。「バト・シェバをここに呼んでくれ。」彼女は王の前に来て、王の前に立った。
列王紀上1:29 王は誓って言った。「わたしをあらゆる苦しみから救い出してくださった、生きておられる主にかけて誓う。
列王紀上1:30 『あなたの子ソロモンがわたしのあとを継いで王になり、わたしに代わって王座に座る』と、イスラエルの神、主にかけてあなたに誓ったとおり、わたしは今日、そのとおりにする。」
列王紀上1:31 バト・シェバは顔を地につけて王にひれ伏し、こう言った。「わたしの主、ダビデ王が、いつまでも生きられますように。」
列王紀上1:32 ダビデ王は言った。「祭司ツァドクと預言者ナタン、それにエホヤダの子ベナヤをここに呼んでくれ。」彼らは王の前に来た。
列王紀上1:33 王は彼らに言った。「あなたたちの主君の家来たちを連れて行きなさい。そして、わたしの息子ソロモンをわたしのらばに乗せ、ギホンへ連れて下りなさい。
列王紀上1:34 そこで祭司ツァドクと預言者ナタンが、彼にイスラエルの王として油を注ぐのだ。それから角笛を吹き鳴らして、『ソロモン王、ばんざい』と言いなさい。
列王紀上1:35 そのあと、あなたたちは彼のあとについて上って来なさい。彼は来て、わたしの王座に座り、わたしに代わって王となる。わたしは彼を、イスラエルとユダを治める者に任命したのだ。」
列王紀上1:36 エホヤダの子ベナヤは王に答えて言った。「そのとおりになりますように。わたしの主、王様の神、主が、そう言ってくださいますように。
列王紀上1:37 主がわたしの主、王様と共におられたように、ソロモンとも共にいてくださいますように。そして、彼の王座を、わたしの主ダビデ王様の王座よりも大きくしてくださいますように。」
列王紀上1:38 こうして祭司ツァドク、預言者ナタン、エホヤダの子ベナヤ、それにケレト人とペレト人が下って行った。彼らはソロモンをダビデ王のラバに乗せ、ギホンへ連れて行った。
列王紀上1:39 祭司ツァドクは幕屋から油の入った角を取り出し、ソロモンに油を注いだ。そして角笛が吹き鳴らされ、民はみな「ソロモン王、ばんざい」と叫んだ。
列王紀上1:43 ヨナタンはアドニヤに答えた。「いいえ、わたしたちの主、ダビデ王がソロモンを王になさいました。
列王紀上1:44 王はソロモンと一緒に、祭司ツァドク、預言者ナタン、エホヤダの子ベナヤ、それにケレト人とペレト人を送り出されました。彼らはソロモンを王様のラバに乗せ、
列王紀上1:45 祭司ツァドクと預言者ナタンは、ギホンで彼に油を注いで王としました。人々はそこから喜びながら上って来て、町中がわきかえっています。あなたたちが聞いたのは、その声です。
列王紀上1:47 そのうえ、王様の家来たちも来て、わたしたちの主、ダビデ王様を祝福して言いました。『あなたの神が、ソロモンの名をあなたの名よりも輝かせ、彼の王座をあなたの王座よりも大きくしてくださいますように。』すると王様は寝床の上で頭を下げて拝み、
列王紀上1:51 ソロモンにこう伝える者があった。「ご覧ください。アドニヤがソロモン王を恐れて、祭壇の角にすがりついています。そして、『ソロモン王が今日、わたしを剣で殺したりしないと誓ってください』と言っています。」
列王紀上1:53 そこでソロモン王は人をやり、彼を祭壇から連れ降ろさせた。アドニヤは来て、ソロモン王の前にひれ伏した。ソロモンは彼に言った。「家に帰りなさい。」
列王紀上2:11 ダビデがイスラエルを治めた期間は四十年だった。ヘブロンで七年、エルサレムで三十三年、王であった。
列王紀上2:15 彼は言った。「ご存じのとおり、王位はわたしのものでした。イスラエルの民はみな、わたしが王になるものと思っていました。ところが、王位は移って、弟のものになりました。主がそう定められたからです。
列王紀上2:17 彼は言った。「どうかソロモン王に頼んでください。王はあなたの願いを断らないでしょう。シュネム出身のアビシャグを、わたしの妻にくださるように、と。」
列王紀上2:18 バト・シェバは「よいでしょう。あなたのために王に話してあげましょう」と言った。
列王紀上2:19 こうしてバト・シェバは、アドニヤのことを話すためにソロモン王のところへ行った。王は立ち上がって彼女を迎え、頭を下げてあいさつした。それから自分の王座に座り、母のためにも席を用意させた。母は王の右側に座った。
列王紀上2:20 バト・シェバは言った。「あなたに一つ、小さなお願いがあります。どうか断らないでください。」王は答えた。「お母さん、言ってください。断ったりしません。」
列王紀上2:22 すると、ソロモン王は母に答えた。「どうしてアドニヤのためにシュネム出身のアビシャグを求めるのですか。それなら、いっそ彼のために王国も求めてください。彼はわたしの兄なのですから。そう、彼のためにも、祭司アビアタルのためにも、ツェルヤの子ヨアブのためにも。」
列王紀上2:23 そしてソロモン王は、主にかけてこう誓った。「アドニヤがこんなことを言ったからには、自分の命をかけたも同然だ。もしそうでなければ、神がわたしをどんなに罰してもかまわない。
列王紀上2:25 こうしてソロモン王は、エホヤダの子ベナヤに命じて手を下させた。ベナヤはアドニヤを討ち、彼は死んだ。
列王紀上2:26 また王は、祭司アビアタルに言った。「アナトトにある自分の畑へ帰れ。おまえは死んで当然の身だ。だが今日は殺さない。おまえが父ダビデの前で主なる神の箱を担ぎ、父が苦しんだときにいつもともに苦しんでくれたからだ。」
列王紀上2:29 ヨアブが主の幕屋に逃げ込み、祭壇のそばにいる、とソロモン王に知らせが入った。そこでソロモンはエホヤダの子ベナヤを送り、「行って、彼を討て」と命じた。
列王紀上2:30 ベナヤは主の幕屋に行き、ヨアブに言った。「王がこう言っている。『出て来い。』」しかしヨアブは答えた。「いや、わたしはここで死ぬ。」ベナヤは王のところへ戻り、「ヨアブはこう言い、こう答えました」と報告した。
列王紀上2:31 王はベナヤに言った。「ヨアブの言うとおりにしろ。彼を討ち、葬れ。ヨアブが理由もなく流した血の責任を、わたしと父の家から取り除くのだ。
列王紀上2:35 王はエホヤダの子ベナヤをヨアブに代えて軍の長とし、祭司ツァドクをアビアタルに代えて祭司とした。
列王紀上2:36 それから王は人をやってシムイを呼び寄せ、こう言った。「エルサレムに自分の家を建てて、そこに住め。そこからどこへも出て行ってはならない。
列王紀上2:38 シムイは王に答えた。「わかりました。王様のおっしゃるとおり、このしもべはいたします。」こうしてシムイは長い間、エルサレムに住んだ。
列王紀上2:39 ところが三年たったころ、シムイの二人の奴隷が、ガトの王でマアカの子アキシュのところへ逃げ出した。シムイに、「あなたの奴隷がガトにいます」と知らせが入った。
列王紀上2:42 王は人をやってシムイを呼び寄せ、こう言った。「わたしはお前に主にかけて誓わせ、こう警告したはずだ。『そこを出てどこかへ行ったら、その日、お前は必ず死ぬ。よく覚えておけ』と。お前も『わかりました、聞き従います』と答えたではないか。
列王紀上2:44 王はさらにシムイに言った。「お前は、わたしの父ダビデにした悪事を、すべて心の中で分かっているはずだ。主は、その悪をお前自身の頭に返される。
列王紀上2:45 だがソロモン王は祝福され、ダビデの王座は主の前でいつまでも揺るがずに続く。」
列王紀上2:46 そして王がエホヤダの子ベナヤに命じると、ベナヤは出て行ってシムイを打ち倒し、シムイは死んだ。こうして王国はソロモンの手にしっかりと固まった。
列王紀上3:1 ソロモンはエジプトの王ファラオと縁組みし、ファラオの娘を妻に迎えた。そして自分の宮殿と主の神殿、それにエルサレムを囲む城壁を建て終えるまで、彼女をダビデの町に住まわせた。
列王紀上3:4 王はいけにえをささげるためにギブオンへ行った。そこが最も大きな高台の祭壇だったからだ。ソロモンはその祭壇の上で、千頭もの焼き尽くすいけにえをささげた。
列王紀上3:7 今、わたしの神、主よ。あなたはこの僕を、父ダビデに代わって王としてくださいました。でも、わたしはまだ小さな子どもで、どう振る舞えばいいのかも分かりません。
列王紀上3:13 それだけではない。あなたが願わなかったものも与えよう。富も誉れもだ。あなたが生きているあいだ、王たちの中であなたに並ぶ者は一人もいない。
列王紀上3:16 そのころ、二人の遊女が王のところに来て、王の前に立った。
列王紀上3:17 一人の女が言った。「王さま、お願いです。わたしとこの女は、同じ家に住んでいます。わたしは、この女がいるその家で、子どもを産みました。
列王紀上3:22 すると、もう一人の女が言った。「違います。生きている子がわたしの子で、死んだ子があなたの子です。」でも、最初の女は言った。「違う。死んだ子があなたの子で、生きている子がわたしの子よ。」こうして二人は王の前で言い争った。
列王紀上3:23 王は言った。「一人は『生きているのがわたしの子で、死んだのがあなたの子だ』と言い、もう一人は『違う、死んだのがあなたの子で、生きているのがわたしの子だ』と言う。」
列王紀上3:24 そして王は言った。「剣を持って来なさい。」人々は王の前に剣を持って来た。
列王紀上3:25 王は言った。「生きている子を二つに切り分けて、半分をこちらの女に、半分をもう一人の女に与えなさい。」
列王紀上3:26 すると、生きている子の本当の母親は、わが子への思いで胸が締めつけられ、王に言った。「王さま、お願いです。どうかその生きている子をあの女にあげてください。決して殺さないでください。」でも、もう一人の女は言った。「その子はわたしのものにも、あなたのものにもならなくていい。切り分けてしまいなさい。」
列王紀上3:27 すると王は答えて言った。「生きている子を、最初の女に与えなさい。決して殺してはならない。その女がこの子の母親だ。」
列王紀上3:28 イスラエルのすべての人は、王が下したこの裁きを聞いて、王を畏れ敬った。神の知恵が王のうちにあって、正しい裁きを行わせているのを見たからである。
列王紀上4:1 こうしてソロモン王は、イスラエル全体を治める王となった。
列王紀上4:5 ナタンの子アザルヤは知事たちを取りまとめる長。ナタンの子ザブドは祭司で、王の相談役だった。
列王紀上4:7 ソロモンはイスラエル全体に十二人の知事を置いた。彼らは王と王の家に必要な食料を届けた。それぞれが一年のうち一か月分を受け持ち、その供給にあたった。
列王紀上4:19 ウリの子ゲベルは、ギルアドの地を担当した。そこは、かつてアモリ人の王シホンとバシャンの王オグが治めていた地だ。この地の担当者は、彼ひとりだった。
列王紀上4:24 というのも、ソロモンはユーフラテス川の西側全体を、ティフサからガザまで、川の西のすべての王を支配していたからだ。そして周りのどことも平和だった。
列王紀上4:27 これらの地方長官たちは、それぞれ自分の担当の月に、ソロモン王と、王の食卓に集まるすべての人のための食糧を用意した。何一つ足りないものがないようにした。
列王紀上4:34 ソロモンの知恵を聞こうと、あらゆる民が集まってきた。その知恵のうわさを聞いた世界中の王たちのもとから、人々がやって来たのだ。
列王紀上5:1 ツロの王ヒラムは、ソロモンのもとに家来たちを送った。ソロモンが父に代わって王として油を注がれた、と聞いたからだ。ヒラムは以前からずっとダビデを愛していた。
列王紀上5:13 ソロモン王は、イスラエル全体から働き手を徴用した。その数は三万人だった。
列王紀上5:14 王は彼らを交替でレバノンに送った。一か月に一万人ずつで、一か月はレバノンにいて、二か月は自分の家にいた。アドニラムがこの労役を監督した。
列王紀上5:17 王が命じると、彼らは大きな石、高価な石を切り出した。神殿の土台を切り石で据えるためだった。
列王紀上6:1 イスラエルの人々がエジプトの地を出てから四百八十年目、ソロモンがイスラエルの王になって四年目のジウの月、つまり第二の月に、ソロモンは主の神殿を建て始めた。
列王紀上6:2 ソロモン王が主のために建てたこの神殿は、長さ六十キュビト、幅二十キュビト、高さ三十キュビトだった。
列王紀上7:13 ソロモン王は人を送って、ツロからヒラムを呼び寄せた。
列王紀上7:14 彼はナフタリ族の出で、母は未亡人、父はツロの人で、青銅を扱う職人だった。彼は青銅であらゆる仕事をする知恵と理解力と知識に満ちていた。彼はソロモン王のもとに来て、その仕事をすべて成し遂げた。
列王紀上7:40 ヒラムは洗盤と、灰を取るシャベルと、鉢を作った。こうしてヒラムは、ソロモン王のために主の神殿で行ったすべての仕事を仕上げた。
列王紀上7:45 壺と、灰を取るシャベルと、鉢。ヒラムがソロモン王のために主の神殿で作ったこれらの器具は、すべて磨いた青銅でできていた。
列王紀上7:46 王はこれらを、ヨルダン川沿いの低地で鋳造した。スコトとツァレタンの間にある、粘土質の地面でのことだった。
列王紀上7:51 こうして、ソロモン王が主の神殿のために行ったすべての仕事が完成した。ソロモンは、父ダビデが主にささげた品々、すなわち銀と金と器具を運び入れ、主の神殿の宝物庫に納めた。
列王紀上8:1 それから、ソロモンはイスラエルの長老たちと、すべての部族の長、イスラエルの各家系の代表者たちを、エルサレムの王ソロモンのもとに集めた。主の契約の箱を、ダビデの町、つまりシオンから運び上げるためだった。
列王紀上8:2 第七の月、つまりエタニムの月の祭りのとき、イスラエルの人々はみな、ソロモン王のもとに集まった。
列王紀上8:5 ソロモン王と、彼のもとに集まったイスラエルの人々はみな、箱の前に立ち、羊と牛をいけにえとしてささげた。その数はあまりに多く、数え切れないほどだった。
列王紀上8:14 それから王は振り返り、そこに立っているイスラエルの人々全員を祝福した。
列王紀上8:15 王は言った。「イスラエルの神、主をほめたたえよう。主はわたしの父ダビデに、こう約束された。そして、その約束を自分の手で実現してくださった。
列王紀上8:62 それから、王と、王とともにいたイスラエルの人々みんなは、主の前でいけにえをささげた。
列王紀上8:63 ソロモンは、和解のいけにえとして、牛二万二千頭、羊十二万頭を主にささげた。こうして王とイスラエルの人々みんなは、主の神殿を神にささげた。