「人」(ひと)が出てくる聖書の箇所
「人」(ひと)は日常訳第1版の5114か所(旧約2880・新約2234)に出てきます。口語訳では4355か所。
5114か所を200か所ずつ26ページに分けています(18ページ目)。
マルコによる福音書(210か所)
マルコ13:30 はっきり言っておく。これらのことがすべて起こるまで、今の時代の人たちがいなくなることは決してない。
マルコ13:34 それは、旅に出る人のようなものだ。その人は家をあとにするとき、しもべたちにそれぞれの仕事を任せ、門番には目を覚ましているようにと言いつけた。
マルコ13:37 あなたたちに言うこのことを、わたしはすべての人に言う。目を覚ましていなさい。」
マルコ14:5 この香油を売れば、三百デナリ以上になって、貧しい人たちに分けてあげられたのに。」そう言って、彼らはその女性を厳しく責めた。
マルコ14:6 でも、イエスは言った。「そのままにしておきなさい。どうしてこの人を困らせるのか。この人は、わたしにとても良いことをしてくれたのだ。」
マルコ14:7 貧しい人たちは、いつもあなたたちのそばにいる。だから、その気になれば、いつでも手を差し伸べてあげられる。でも、わたしはいつまでも一緒にいるわけじゃない。
マルコ14:8 この人は、自分にできることをしてくれた。わたしの体に前もって香油を塗って、埋葬の準備をしてくれたのだ。
マルコ14:9 はっきり言っておく。世界のどこであれ、この良い知らせが伝えられるところでは、この人のしたことも語られて、いつまでも忘れられないだろう。
マルコ14:13 そこでイエスは、弟子を二人送り出して言った。「町に入りなさい。すると、水がめを運んでいる男の人が出迎えるから、その人について行きなさい。
マルコ14:14 そして、その人が入っていく家の主人にこう言いなさい。『先生が、弟子たちと一緒に過越の食事をする部屋はどこですか、と言っています。』
マルコ14:21 人の子は、聖書に書いてあるとおりに去って行く。でも、人の子を裏切るその人は、不幸だ。その人は、生まれてこなかったほうがよかった。」
マルコ14:24 そしてイエスは言った。「これはわたしの血だ。多くの人のために流される、契約の血だ。
マルコ14:41 イエスは三度目に戻って来て、彼らに言った。「まだ眠って休んでいるのか。もういい。時が来た。見なさい、人の子は罪人たちの手に引き渡される。
マルコ14:43 そしてイエスがまだ話しているうちに、十二人の一人であるユダがやって来た。いっしょに、剣や棒を持った群衆もいた。彼らは祭司長たちや律法学者たち、長老たちのところから送られて来た人たちだった。
マルコ14:44 イエスを裏切ろうとしていたユダは、前もって彼らに合図を決めていた。「わたしが口づけするのがその人だ。捕まえて、しっかり見張って連れて行け。」
マルコ14:47 そばにいた人の一人が剣を抜き、大祭司の召使いに切りつけて、その耳を切り落とした。
マルコ14:58 「わたしたちは、この人がこう言うのを聞きました。『わたしは人の手で造ったこの神殿を壊し、三日のうちに、人の手によらない別の神殿を建てる』と。」
マルコ14:60 そこで大祭司が真ん中に立ち、イエスに問いただした。「何も答えないのか。この人たちがお前に不利な証言をしているではないか。」
マルコ14:62 イエスは言われた。「わたしは、それである。あなたたちは、人の子が力ある方の右に座り、天の雲とともに来るのを見るだろう。」
マルコ14:69 女中は彼を見て、そばに立っている人たちにまた言いはじめた。「この人は、あの仲間の一人よ。」
マルコ14:70 でもペテロはまた打ち消した。しばらくすると、そばにいた人たちがまたペテロに言った。「確かにお前はあの仲間だ。ガリラヤの人だし、話し方も同じだからな。」
マルコ14:71 するとペテロは、呪いの言葉まで口にし、誓って言いはじめた。「あなたたちの言うその人のことなど、わたしは知らない。」
マルコ15:4 ピラトはまたイエスに尋ねた。「何も答えないのか。ほら、あの人たちがこんなにお前を訴えているぞ。」
マルコ15:7 そのころ、バラバという男が捕まって牢につながれていた。彼は暴動を起こした仲間たちと一緒にいて、その暴動で人を殺していた。
マルコ15:21 ちょうどそのとき、畑から帰る途中のキレネ人シモンという人が通りかかった。アレクサンドロとルフォスの父だ。兵士たちは彼を無理やりつかまえ、イエスの十字架を運ばせた。
マルコ15:29 そこを通りかかった人々は、頭を振りながらイエスをののしった。「おい、神殿を壊して三日で建て直す人よ、
マルコ15:39 イエスの正面に立っていた百人隊長は、イエスがこのように息を引き取るのを見て言った。「本当に、この人は神の子だった。」
マルコ15:43 そこへ、アリマタヤ出身のヨセフという人がやって来た。議会の有力な議員で、彼自身も神の国が来るのを待ち望んでいた。ヨセフは思い切ってピラトのところへ行き、イエスの遺体を引き取りたいと願い出た。
マルコ16:10 マリアは行って、イエスといっしょにいた人たちに知らせた。彼らは悲しんで泣いていた。
マルコ16:13 二人は戻って、ほかの人たちに知らせた。それでも彼らは、二人のことも信じなかった。
マルコ16:14 その後、イエスは十一人が食事をしているときに現れた。そして、彼らが信じようとせず、心をかたくなにしていたことをきびしく責めた。よみがえったイエスを見た人たちの言葉を、信じなかったからだ。
マルコ16:15 そしてイエスは彼らに言った。「世界中どこへでも行って、すべての人に良い知らせを伝えなさい。
マルコ16:17 信じる人たちには、こういうしるしがついてくる。わたしの名によって悪霊を追い出し、新しい言葉で話す。
マルコ16:18 蛇を手でつかんでも、死ぬような毒を飲んでも、決して害を受けない。病人に手を置けば、その人は元気になる。」
ルカによる福音書(352か所)
ルカ1:1 わたしたちの間で実現した出来事について、これまでに多くの人が物語をまとめようとしてきた。
ルカ1:2 それは、初めから自分の目で見て、その言葉に仕えてきた人たちが、わたしたちに語り伝えてくれたとおりのものだ。
ルカ1:6 二人とも神の前に正しい人で、主の戒めと定めをすべて守り、非のうちどころのない生き方をしていた。
ルカ1:14 あなたには喜びとよろこびがあふれ、大勢の人がこの子の誕生を喜ぶだろう。
ルカ1:17 この子はエリヤの霊と力を受けて主の前に先立って進み、父親たちの心を子どもたちへと向けさせ、逆らう者たちを正しい人の考え方へと立ち返らせる。こうして、主のために整えられた民を用意するのだ。」
ルカ1:27 ダビデの家系のヨセフという人と婚約していた、一人の処女のところへである。その処女の名前はマリヤといった。
ルカ1:28 天使はマリヤのところに来て言った。「おめでとう、恵みを受けた人。主があなたと共におられます。」
ルカ1:32 その子は偉大な人になり、いと高き神の子と呼ばれます。神である主は、その子に父ダビデの王座をお与えになります。
ルカ1:34 マリヤは天使に言った。「どうしてそんなことがあるのでしょう。わたしはまだ男の人を知らないのに。」
ルカ1:36 見なさい、あなたの親せきのエリサベツも、あの年になって男の子を身ごもっています。子どもができないと言われていた人なのに、もう六か月です。
ルカ1:42 大きな声で叫んだ。「あなたは女の中で特別に祝福された人。あなたのおなかの子も祝福されています。
ルカ1:45 主から告げられたことは必ずそのとおりになる。そう信じた人は、なんて幸せなのでしょう。」
ルカ1:48 神は、身分の低いこのわたしに目を留めてくださったのだから。今からは、どの時代の人もわたしを幸せな者と呼ぶでしょう。
ルカ1:50 神を敬う人には、どの時代までも神の憐れみが注がれます。
ルカ1:51 神はその腕で力をふるい、心の中で高ぶっている人たちを追い散らしました。
ルカ1:52 権力を持つ者を王座から引きずり降ろし、身分の低い人を高く引き上げました。
ルカ1:53 飢えた人を良いもので満たし、豊かな人を何も持たせずに追い返しました。
ルカ1:58 近所の人たちや親族は、主がエリサベツに大きな憐れみをかけてくださったと聞いて、一緒に喜んだ。
ルカ1:61 すると人々は彼女に、「あなたの親族には、そんな名前の人は一人もいませんよ」と言った。
ルカ1:65 近所の人たちはみんな恐れを感じた。そして、この出来事はすべて、ユダヤの山あいの地方じゅうで語り伝えられた。
ルカ1:66 聞いた人たちはみんな、それを心に留めて、「この子はいったいどんな人になるのだろう」と言い合った。事実、主の手がこの子とともにあったのだ。
ルカ2:1 そのころ、皇帝アウグストゥスから、国中のすべての人を登録させるようにという命令が出た。
ルカ2:10 でも、その使いは言った。「こわがらなくていい。わたしは、すべての人にとって大きな喜びとなる知らせを、あなたたちに伝えに来たのだから。
ルカ2:18 羊飼いたちの話を聞いた人はみな、驚いた。
ルカ2:25 さて、エルサレムにシメオンという人がいた。この人は正しく、神を敬う人で、イスラエルが慰められる日を待ち望んでいた。そして、聖なる霊がこの人の上にあった。
ルカ2:34 シメオンは二人を祝福し、母マリアにこう言った。「見なさい。この子は、イスラエルの多くの人を倒れさせ、また立ち上がらせるために定められています。そして、反対を受けるしるしとなります。
ルカ2:35 ――あなた自身も、剣で心を刺し貫かれるでしょう――こうして、多くの人の心の思いが明らかにされるのです。」
ルカ2:36 また、アンナという女預言者がいた。アシェル族のファヌエルの娘である。この人はかなりの高齢だった。娘のとき結婚してから七年、夫とともに暮らし、
ルカ2:38 ちょうどそのとき、彼女もそこにやって来て、神に感謝をささげた。そして、エルサレムの救いを待ち望んでいるすべての人に、この子のことを語った。
ルカ2:47 イエスの話を聞いていた人たちはみな、その理解の深さと受け答えに驚いていた。
ルカ2:52 こうしてイエスは知恵を増し、体も成長していった。そして神にも人にも愛された。
ルカ3:6 そして、すべての人が神の救いを見る。」
ルカ3:7 ヨハネのところには、洗礼を受けようと大勢の人が出て来た。ヨハネは彼らにこう言った。「マムシの子たちよ。もうすぐ来る神の怒りから逃げろと、いったい誰が教えたのか。
ルカ3:11 ヨハネは答えた。「下着を二枚持っている人は、一枚も持っていない人に分けてあげなさい。食べ物を持っている人も、同じようにしなさい。」
ルカ3:12 取り立ての仕事をする人たちも洗礼を受けに来て、「先生、わたしたちはどうすればいいのですか」とたずねた。
ルカ3:15 人々は今か今かと待ち望んでいて、みな心の中で、「もしかしてこの人こそ救い主ではないか」とヨハネのことを思いめぐらしていた。
ルカ4:4 イエスは答えた。「聖書にはこう書いてある。『人はパンだけで生きるのではない。』」
ルカ4:18 「主の霊がわたしの上にある。貧しい人たちに良い知らせを伝えるため、主はわたしに油を注いだ。そしてわたしを送り出した。捕らえられた人たちには自由を、目の見えない人たちには見えるようになることを告げ、しいたげられた人たちを解放するために。
ルカ4:20 イエスは巻物を閉じ、係の者に返して座った。会堂にいる人たちはみな、イエスをじっと見つめていた。
ルカ4:22 人々はみなイエスをほめ、その口から出てくる恵みに満ちた言葉に驚いた。そして言った。「この人はヨセフの息子ではないか。」
ルカ4:27 また、預言者エリシャの時代、イスラエルにはたくさんの重い皮膚病の人がいた。それでも、そのだれもきよくされなかった。ただ、シリア人のナアマンだけがきよくされたのだ。
ルカ4:28 これを聞いた会堂にいた人たちは、みな怒りでいっぱいになった。
ルカ4:35 イエスはその悪霊を叱って言った。「黙れ。この人から出て行け。」すると悪霊は、その男をみんなの真ん中に倒したが、何の傷も負わせずに出て行った。
ルカ4:40 日が沈むころ、いろいろな病気で苦しむ人をかかえていた人たちがみな、その病人をイエスのところに連れて来た。イエスは一人ひとりに手を置いて、彼らをいやした。
ルカ4:41 また、多くの人から悪霊も出て行った。悪霊たちは「あなたは神の子だ」と叫んだ。でもイエスは悪霊たちを叱って、話すのを許さなかった。イエスがキリストだと知っていたからだ。
ルカ5:1 ある日、イエスはゲネサレ湖のほとりに立っていた。すると大勢の人が神の言葉を聞こうとして、イエスに押し寄せてきた。
ルカ5:12 イエスがある町にいたときのことだった。そこに、全身が重い皮膚病におかされた人がいた。その人はイエスを見ると、地にひれ伏して願った。「主よ、あなたさえよければ、わたしをきよくすることがおできになります。」
ルカ5:15 でも、イエスのうわさはますます広まっていった。大勢の人が、話を聞くため、また病気を治してもらうために集まってきた。
ルカ5:16 けれども、イエスはよく人のいない所にしりぞいて、祈っていた。
ルカ5:17 ある日、イエスが教えていたときのことだった。そこには、ガリラヤやユダヤのすべての村、そしてエルサレムからやって来たファリサイ派の人たちや律法の教師たちがすわっていた。そして、病気を治す主の力がイエスとともにあった。
ルカ5:18 すると、何人かの男たちが、体のまひした人を寝床にのせて運んできた。彼らはその人を中に運び入れ、イエスの前に置こうとした。
ルカ5:19 でも、人が多くて運び入れる道が見つからなかった。そこで彼らは屋根に上がり、瓦をはがして、寝床にのせたままその人を人々の真ん中、イエスの前へつり下ろした。
ルカ5:21 すると、律法学者たちやファリサイ派の人たちは考え始めた。「神を冒とくするこの男は、いったい何者だ。神おひとりのほかに、だれが罪を赦せるというのか。」
ルカ5:24 だが、人の子が地上で罪を赦す権威を持っていることを、あなたたちに知ってほしい。」そう言って、イエスはまひした人に言った。「あなたに言う。起きなさい。自分の寝床を持って、家に帰りなさい。」
ルカ5:25 すると、その人はすぐにみんなの前で立ち上がり、寝ていた寝床を持って、神をたたえながら家に帰っていった。
ルカ5:26 これを見た人たちはみんな、あっけにとられた。そして神をたたえ、恐れに包まれてこう言った。「わたしたちは今日、信じられないことを見た。」
ルカ5:29 レビは自分の家で、イエスのために盛大な宴会を開いた。取税人をはじめ、大勢の人が一緒に食卓についていた。
ルカ5:30 すると、ファリサイ派の人たちや彼らの側の律法学者たちが、イエスの弟子たちに不満をぶつけた。「どうして、あなたたちは取税人や罪人と一緒に飲んだり食べたりするのか。」
ルカ5:31 イエスは彼らに答えた。「医者を必要とするのは、健康な人ではなく、病気の人だ。
ルカ5:32 わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招いて、その生き方を変えさせるためだ。」
ルカ5:36 イエスはさらに、彼らにたとえを話した。「新しい服を切り取って、古い服に継ぎを当てる人はいない。そんなことをすれば、新しい服は破れてしまうし、新しい服から取った継ぎは古い服には合わない。
ルカ5:37 新しいぶどう酒を古い革袋に入れる人もいない。そんなことをすれば、新しいぶどう酒が革袋を破ってしまう。ぶどう酒は流れ出て、革袋もだめになる。
ルカ5:39 それに、古いぶどう酒を飲んだ人は、新しいものを欲しがらない。『古いほうがいい』と言うのだ。」
ルカ6:5 そして、イエスは彼らに言った。「人の子は安息日の主なのだ。」
ルカ6:6 別の安息日のこと、イエスは会堂に入って教えていた。そこに、右手のなえた人がいた。
ルカ6:7 律法学者たちやファリサイ派の人たちは、イエスが安息日に病気を治すかどうか、じっと見ていた。訴える口実を見つけようとしていたのだ。
ルカ6:8 でもイエスは、彼らの考えを見抜いていた。そして、手のなえた人に言った。「立って、真ん中に出てきなさい。」その人は立ち上がって、そこに立った。
ルカ6:10 そして、その場の全員をぐるりと見回してから、その人に言った。「手を伸ばしなさい。」その人がそうすると、手は元どおりになった。
ルカ6:18 みんな、イエスの話を聞き、病気を治してもらおうとやって来たのだ。汚れた霊に苦しめられていた人たちも、治してもらった。
ルカ6:22 人の子のために、人々があなたがたを憎み、仲間はずれにし、ののしり、あなたがたの名を悪いものとして退けるとき、あなたがたは幸いである。
ルカ6:26 すべての人にほめられるとき、あなたがたは不幸だ。彼らの先祖も、にせ預言者たちに同じことをしたのだ。
ルカ6:27 でも、聞いているあなたがたに、わたしは言う。敵を愛しなさい。あなたがたを憎む人には、よくしてあげなさい。
ルカ6:28 あなたがたをのろう人を祝福しなさい。あなたがたをひどく扱う人のために祈りなさい。
ルカ6:29 あなたの頬を打つ人には、もう一方の頬も向けなさい。上着を奪う人には、下着まで拒まないであげなさい。
ルカ6:30 求める人にはだれにでも与えなさい。あなたのものを奪う人から、取り返そうとしてはいけない。
ルカ6:31 自分がしてほしいと思うことを、人にもそのとおりにしてあげなさい。
ルカ6:32 自分を愛してくれる人を愛したところで、何の手柄になるだろうか。罪人でさえ、自分を愛してくれる人を愛している。
ルカ6:33 自分に良くしてくれる人に良くしたところで、何の手柄になるだろうか。罪人でも同じことをしている。
ルカ6:35 でも、あなたがたは敵を愛しなさい。人に良くし、何も当てにせずに貸しなさい。そうすれば、あなたがたの受ける報いは大きく、いと高き方の子となる。神は、恩を知らない者や悪い者にも、やさしくしてくださるからだ。
ルカ6:37 人を裁いてはいけない。そうすれば、あなたがたも裁かれない。人を責めてはいけない。そうすれば、あなたがたも責められない。許しなさい。そうすれば、あなたがたも許される。
ルカ6:38 与えなさい。そうすれば、あなたがたにも与えられる。しっかり詰め込み、揺すって、あふれるほどのたっぷりの量を、あなたがたのふところに入れてもらえる。あなたがたが人を量るその量りで、あなたがたも量り返されるからだ。」
ルカ6:39 イエスは、彼らにこんなたとえも話された。「目の見えない人が、目の見えない人を導けるだろうか。二人とも穴に落ちてしまうのではないか。
ルカ6:40 弟子は先生より上ではない。しかし、十分に学んだ人はみな、自分の先生のようになる。
ルカ6:45 良い人は、心にためた良いものの中から良いものを出す。悪い人は、悪いものの中から悪いものを出す。人の口は、心にあふれているものを話すからだ。
ルカ6:47 わたしのところに来て、わたしの言葉を聞き、そのとおりに行う人がみな、どんな人に似ているか教えよう。
ルカ6:48 その人は、家を建てるときに深く掘り下げ、岩の上に土台をすえた人に似ている。洪水になって川の水がその家に襲いかかっても、家はびくともしなかった。しっかり建てられていたからだ。
ルカ6:49 でも、わたしの言葉を聞いても行わない人は、土台なしに地面の上に家を建てた人に似ている。川の水が襲いかかると、家はたちまち倒れ、めちゃくちゃに壊れてしまった。」
ルカ7:4 長老たちはイエスのところに来ると、熱心に願って言った。「あの方は、あなたにそうしていただくだけのことをした人です。
ルカ7:8 わたし自身も、上に立つ人の下に置かれている人間ですが、その下には部下の兵士たちがいます。その一人に『行け』と言えば行き、別の者に『来い』と言えば来ます。僕に『これをしろ』と言えば、その通りにします。」
ルカ7:9 これを聞いて、イエスはその人に感心した。そして、ついて来ていた群衆の方を振り返って言った。「言っておく。これほどの信仰は、イスラエルの中でも見たことがない。」
ルカ7:10 使いに出された人たちが家に戻ってみると、あの僕はすっかり元気になっていた。
ルカ7:12 町の門に近づくと、ちょうど死んだ人が運び出されるところだった。それは、ある母親のひとり息子だった。しかも彼女はやもめで、その母親のそばには町の大勢の人たちがついていた。
ルカ7:14 そして近づいて棺に手をかけると、担いでいた人たちが立ち止まった。イエスは言った。「若者よ、あなたに言う。起きなさい。」
ルカ7:15 すると、死んでいた人が起き上がって、話し始めた。イエスは彼を母親に返した。
ルカ7:21 ちょうどそのとき、イエスは多くの人を病気や苦しみ、悪い霊から解放し、目の見えない大勢の人が見えるようにしてあげていた。
ルカ7:22 そしてイエスは二人にこう答えた。「行って、自分たちが見たこと、聞いたことをヨハネに伝えなさい。目の見えない人が見えるようになり、足の不自由な人が歩き、重い皮膚病の人がきよめられ、耳の聞こえない人が聞こえるようになっている。死んだ人が生き返り、貧しい人には良い知らせが伝えられている。
ルカ7:23 わたしにつまずかない人は幸いだ。」
ルカ7:25 そうでなければ、何を見に出て行ったのか。柔らかい服を着た人か。豪華な服を着て、ぜいたくに暮らしている人なら、王の宮殿にいる。
ルカ7:26 では、何を見に出て行ったのか。預言者か。そうだ、言っておく。その預言者よりもさらにすぐれた人だ。
ルカ7:27 この人こそ、こう書かれている人物だ。『見よ、わたしはあなたの前に使いを送る。その者が、あなたの前で道を整える。』
ルカ7:28 言っておく。女から生まれた者の中で、ヨハネよりも偉大な人はいない。それでも、神の御国でいちばん小さい者は、彼よりも偉大だ。」
ルカ7:31 「では、今の時代の人たちを何にたとえようか。彼らは何に似ているだろう。
ルカ7:34 人の子が来て、食べたり飲んだりしていると、『見ろ、大食いの大酒飲みだ。徴税人や罪人の仲間だ』と言う。
ルカ7:36 さて、あるファリサイ派の人がイエスに、いっしょに食事をしてほしいと頼んだ。それでイエスはその人の家に入り、食卓に着いた。
ルカ7:37 すると、その町に住む一人の女がいた。彼女は罪深い暮らしをしていた。この女は、イエスがファリサイ派の人の家で食事をしていると知り、香油の入った石膏のつぼを持ってやって来た。
ルカ7:39 イエスを招いたファリサイ派の人はこれを見て、心の中で思った。「この人がもし預言者なら、自分にさわっているのがどんな女か、分かるはずだ。この女は罪深い者なのに。」
ルカ7:40 するとイエスは、その人に答えて言った。「シモン、あなたに言いたいことがある。」その人は「先生、どうぞ話してください」と言った。
ルカ7:44 そして女のほうを振り返り、シモンに言った。「この女の人が見えるだろう。わたしがあなたの家に入ったとき、あなたは足を洗う水もくれなかった。でもこの人は、涙でわたしの足をぬらし、自分の髪でふいてくれた。
ルカ7:45 あなたはわたしにあいさつの口づけもしてくれなかった。でもこの人は、わたしが入って来たときから、ずっとわたしの足に口づけしてやまない。
ルカ7:46 あなたはわたしの頭に油を塗ってくれなかった。でもこの人は、わたしの足に香油を塗ってくれた。
ルカ7:47 だから、あなたに言っておく。この人の多くの罪は赦された。それは、この人が深く愛したからだ。しかし、少ししか赦されなかった者は、少ししか愛さない。」
ルカ7:48 そしてイエスは、その女の人に言った。「あなたの罪は赦された。」
ルカ7:49 すると、いっしょに食事をしていた人たちは、心の中でこう言い始めた。「罪さえ赦すこの人は、いったい何者なのか。」
ルカ7:50 イエスは女の人に言った。「あなたの信仰が、あなたを救った。安心して行きなさい。」
ルカ8:5 「種をまく人が、種をまきに出かけた。まいているうちに、ある種は道ばたに落ちた。すると踏みつけられ、空の鳥が食べてしまった。
ルカ8:8 別の種は良い土に落ちた。芽が出て育ち、百倍もの実を結んだ。」イエスはこう話すと、声を張り上げて言った。「聞く耳のある人は聞きなさい。」
ルカ8:10 イエスは答えた。「あなたたちには、神の御国の秘密を知ることが許されている。でも、ほかの人たちにはたとえで話す。それは、彼らが見ても見えず、聞いても理解しないためだ。
ルカ8:12 道ばたに落ちた種とは、こういう人たちのことだ。彼らは言葉を聞く。でもそのあとに悪魔が来て、その心から言葉を奪い取ってしまう。彼らが信じて救われることのないようにするためだ。
ルカ8:13 岩の上に落ちた種とは、こういう人たちのことだ。彼らは言葉を聞くと、喜んで受け入れる。でも根がないので、しばらくは信じても、試練が来ると離れてしまう。
ルカ8:14 いばらの中に落ちた種とは、こういう人たちのことだ。彼らは言葉を聞く。でも歩んでいくうちに、暮らしの心配やお金や快楽にふさがれてしまい、実を結ばない。
ルカ8:15 良い土に落ちた種とは、こういう人たちのことだ。彼らは正しく素直な心で言葉を聞き、それをしっかり守って、じっと耐えながら実を結ぶ。
ルカ8:16 明かりをつけて、それを器でおおったり、寝台の下に置いたりする人はいない。入って来る人に光が見えるように、明かりは台の上に置くものだ。
ルカ8:18 だから、どう聞くかに気をつけなさい。持っている人はさらに与えられ、持っていない人は、持っていると思っているものまで取り上げられるからだ。」
ルカ8:21 でもイエスは答えた。「わたしの母、わたしの兄弟とは、神の言葉を聞いて、それを行う人たちのことだ。」
ルカ8:34 豚を飼っていた人たちは、この出来事を見て逃げ出し、町や村にふれ回った。
ルカ8:36 それを見ていた人たちは、悪霊に取りつかれていた男がどのようにして救われたのかを、人々に伝えた。
ルカ8:37 すると、ゲラサ地方の人たちはみんな、自分たちのところから出ていってほしいとイエスに頼んだ。ひどく怖くなったからだ。それでイエスは舟に乗って、もと来たところへ帰っていった。
ルカ8:41 そこへ、ヤイロという名の男がやって来た。この人は会堂を管理する立場にあった。彼はイエスの足もとにひれ伏し、自分の家に来てほしいと願った。
ルカ8:49 イエスがまだ話しているうちに、会堂長の家から人が来て言った。「お嬢さんは亡くなりました。もう先生を煩わせないでください。」
ルカ9:5 もし迎え入れてくれない人たちがいたら、その町を出るときに足についた砂ぼこりを払い落としなさい。それは、彼らへの警告のしるしになる。」
ルカ9:7 さて、この地方の領主ヘロデは、起きていることをすべて耳にして、とまどっていた。ある人たちは「ヨハネが死者の中から生き返ったのだ」と言い、
ルカ9:8 ほかの人たちは「エリヤが現れたのだ」と言い、また別の人たちは「昔の預言者の一人がよみがえったのだ」と言っていたからだ。
ルカ9:9 ヘロデは言った。「ヨハネなら、わたしが首をはねた。それなのに、こんなうわさで聞くこの人は、いったい何者なのだ。」そして、イエスに会ってみたいと思った。
ルカ9:11 ところが群衆はそれを知って、あとを追ってきた。イエスは彼らを喜んで迎え入れ、神の国について語り、治してもらう必要のある人たちを治した。
ルカ9:13 でもイエスは彼らに言った。「あなたがたが、この人たちに食べ物をあげなさい。」弟子たちは答えた。「わたしたちには、パンが五つと魚が二匹しかありません。この人たち全員のために食べ物を買いに行けというのなら、別ですが。」
ルカ9:19 弟子たちは答えた。「バプテスマのヨハネだと言う人もいれば、エリヤだと言う人もいます。また、昔の預言者のひとりが生き返ったのだと言う人もいます。」
ルカ9:22 そしてこう言った。「人の子は、多くの苦しみを受けなければならない。長老たちや祭司長たち、律法学者たちに退けられ、殺され、そして三日目によみがえるのだ。」
ルカ9:23 それからイエスは、みんなに向かって言った。「わたしについて来たいと思う人は、自分を捨て、毎日、自分の十字架を背負って、わたしについて来なさい。
ルカ9:24 自分の命を救おうとする人は、それを失う。でも、わたしのために自分の命を失う人は、それを救うことになる。
ルカ9:26 わたしと、わたしの言葉を恥ずかしく思う人がいれば、人の子も、その人を恥ずかしく思う。人の子が、自分の栄光と、父の栄光と、聖なる天使たちの栄光に包まれて来るときにね。
ルカ9:27 はっきり言っておく。ここに立っている人の中には、神の御国を見るまでは決して死なない人たちがいる。」
ルカ9:30 すると、二人の人がイエスと話していた。それはモーセとエリヤだった。
ルカ9:32 ペテロと仲間たちは、ひどく眠くなっていた。でも、はっと目を覚ますと、イエスの栄光と、そばに立っている二人の人を見た。
ルカ9:41 イエスは答えた。「ああ、信じようとしない、ねじ曲がった時代の人たちだ。いつまでわたしは、あなたたちと一緒にいて我慢すればいいのか。あなたの息子をここに連れて来なさい。」
ルカ9:44 「これから言うことを、よく聞いて覚えておきなさい。人の子は、人々の手に引き渡されようとしている。」
ルカ9:48 言った。「わたしの名のためにこの子どもを受け入れる人は、わたしを受け入れるのだ。そして、わたしを受け入れる人は、わたしを送った方を受け入れるのだ。あなたたちみんなの中で一番小さい者こそ、偉いのだから。」
ルカ9:49 すると、ヨハネが言った。「先生、わたしたちは、ある人があなたの名を使って悪霊を追い出しているのを見ました。それで、わたしたちの仲間ではないので、やめさせようとしました。」
ルカ9:50 でも、イエスは彼に言った。「やめさせてはいけない。あなたたちに敵対しない人は、あなたたちの味方なのだから。」
ルカ9:57 彼らが道を進んでいると、ある人がイエスに言った。「あなたがどこへ行かれても、ついて行きます。」
ルカ9:58 すると、イエスは彼に言った。「きつねには穴があり、空の鳥には巣がある。でも、人の子には枕する場所さえないのだ。」
ルカ9:59 また、イエスは別の人に言った。「わたしについて来なさい。」すると、その人は言った。「主よ、まず父を葬りに行かせてください。」
ルカ9:60 でも、イエスは言った。「死んだ人を葬ることは、死んだ人たちに任せておきなさい。あなたは行って、神の御国を伝えなさい。」
ルカ9:61 また、別の人も言った。「主よ、あなたについて行きます。でも、まず家の人たちに別れを告げに行かせてください。」
ルカ9:62 すると、イエスは言った。「すきに手をかけてから後ろを振り返る人は、誰も神の御国にふさわしくない。」
ルカ10:2 そして、彼らに言った。「収穫はたくさんある。でも、働く人が少ない。だから、収穫の主人にお願いしなさい。刈り入れのために働く人を送ってくださいと。
ルカ10:6 もし、そこに平安を受けるにふさわしい人がいれば、あなたたちの祈った平安はその人の上にとどまる。でも、そうでなければ、その平安はあなたたちのところへ戻ってくる。
ルカ10:7 そして、その家に泊まりなさい。出される物を食べたり飲んだりしていい。働く人が報酬を受けるのは当然のことだから。あちこちの家を渡り歩いてはいけない。
ルカ10:8 どこかの町に入って、そこの人たちが迎え入れてくれたら、出された物を食べなさい。
ルカ10:13 コラジンよ、あなたは不幸だ。ベツサイダよ、あなたは不幸だ。あなたたちの間で行われた奇跡が、もしティルスとシドンで行われていたら、その町の人たちはとっくに荒布をまとい、灰をかぶって座り、心を入れ替えていたはずだ。
ルカ10:16 あなたたちの言葉を聞く人は、わたしの言葉を聞くのだ。あなたたちを拒む人は、わたしを拒む。そして、わたしを拒む人は、わたしを送った方を拒むのだ。」
ルカ10:21 そのとき、イエスは聖霊に満たされて喜びにあふれ、こう言った。「父よ、天と地の主よ、あなたをほめたたえます。あなたはこれらのことを、知恵ある人や賢い人には隠して、幼い子どもたちに明らかにしてくださいました。そうです、父よ。それが、あなたの願いにかなったことだったからです。
ルカ10:30 イエスは答えて言った。「ある人が、エルサレムからエリコへ下る道を歩いていた。すると強盗に襲われ、身ぐるみをはがされ、殴られたうえで、半殺しにされたまま置き去りにされた。
ルカ10:31 たまたま一人の祭司が、その道を下って来た。でも、その人を見ると、反対側を通って行ってしまった。
ルカ10:32 同じように、神殿で仕えるレビ人も、その場所に来て、その人を見たのに、反対側を通り過ぎて行った。
ルカ10:33 ところが、旅をしていた一人のサマリア人は、その人のところに来て、その姿を見ると、かわいそうでたまらなくなった。
ルカ10:35 次の日、彼はデナリ銀貨を二枚取り出して宿屋の主人に渡し、こう言った。「この人の世話をしてください。もっとお金がかかったら、帰りに払います。」