「王」(おう)が出てくる聖書の箇所

「王」(おう)は日常訳第1版の2437か所(旧約2306・新約131)に出てきます。口語訳では2316か所。

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2437か所を200か所ずつ13ページに分けています(5ページ目)。

列王紀下(332か所)

列王紀下6:12 すると家来けらいの一人ひとりが言いった。「いいえ、わが主しゅ、王おうさま。だれも通つうじてなどいません。イスラエルにいる預言よげん者しゃエリシャが、あなたが寝室しんしつで話はなす言葉ことばまで、イスラエルの王おうに告つげているのです。」

列王紀下6:13 王おうは言いった。「行いって、彼かれがどこにいるのか見みてこい。人ひとをやって捕とらえよう。」すると、「エリシャはドタンにいます」と知しらされた。

列王紀下6:14 そこで王おうは、馬うまと戦車せんしゃ、そして大軍たいぐんをそこへ送おくった。彼かれらは夜よるのうちに来きて、町まちを取とり囲かこんだ。

列王紀下6:21 イスラエルの王おうは彼かれらを見みて、エリシャに言いった。「わが父ちちよ、撃うち殺ころしましょうか。撃うち殺ころしましょうか。」

列王紀下6:23 そこで王おうは彼かれらのために盛大せいだいな食事しょくじを用意よういした。彼かれらは食たべて飲のむと、王おうは彼かれらを送おくり出だし、彼かれらは主君しゅくんのもとへ帰かえって行いった。こうしてアラムの略奪りゃくだつ隊たいは、二に度どとイスラエルの地ちに攻せめ入いることはなくなった。

列王紀下6:24 その後あとのことである。アラムの王おうベン・ハダドは全軍ぜんぐんを集あつめ、攻せめ上のぼって、サマリアを包囲ほういした。

列王紀下6:26 イスラエルの王おうが城壁じょうへきの上うえを歩あるいていると、ひとりの女おんなが王おうに向むかって叫さけんだ。「王おうさま、どうか助たすけてください。」

列王紀下6:27 王おうは言いった。「主しゅがお前まえを助たすけてくださらないのに、このわたしがどこから助たすけられるというのか。麦打むぎうち場ばからか。それとも、ぶどうの搾しぼり場ばからか。」

列王紀下6:28 それから王おうは彼女かのじょに尋たずねた。「いったいどうしたのだ。」女おんなは答こたえた。「この女おんながわたしにこう言いったのです。『あなたの子こどもを渡わたしなさい。今日きょうはその子こを食たべ、明日あすはわたしの子こを食たべましょう』と。

列王紀下6:30 王おうは女おんなの言葉ことばを聞きくと、着きている服ふくを引ひき裂さいた。ちょうど城壁じょうへきの上うえを歩あるいているときだった。民たみが見みると、王おうは肌はだに直接ちょくせつ、粗布そふをまとっていた。

列王紀下6:31 王おうは言いった。「シャファトの子こエリシャの首くびが今日きょうそのまま残のこっているなら、神かみがわたしをどんなにでも罰ばっしてくださってかまわない。」

列王紀下6:32 エリシャは家いえに座すわっていて、長老ちょうろうたちも一緒いっしょに座すわっていた。王おうは自分じぶんより先さきに使つかいの者ものを送おくった。だがその使つかいがエリシャのところに着つく前まえに、エリシャは長老ちょうろうたちに言いった。「あの人殺ひとごろしが、わたしの首くびをはねようと使つかいをよこしたのが分わかるか。いいか、その使つかいが来きたら戸とを閉しめ、戸とを押おさえて中なかに入いれるな。すぐ後うしろには、主人しゅじんである王おうの足音あしおとがしているはずだ。」

列王紀下6:33 エリシャがまだ彼かれらと話はなしているうちに、その使つかいが下おりてきた。そして王おうは言いった。「見みろ、このわざわいは主しゅから来きたものだ。これ以上いじょう、主しゅに何なんを期待きたいすればいいのか。」

列王紀下7:2 すると、王おうが寄よりかかっている侍従じじゅうが、神かみの人ひとエリシャに答こたえて言いった。「たとえ主しゅが天てんに窓まどを開あけても、そんなことが起おこるものか。」エリシャは言いった。「あなたは自分じぶんの目めでそれを見みる。だが、それを食たべることはない。」

列王紀下7:6 主しゅが、アラムの陣営じんえいに戦車せんしゃの音おと、馬うまの音おと、大軍たいぐんの音おとを聞きかせておられたのだ。それで彼かれらは互たがいに言いった。「大変たいへんだ、イスラエルの王おうが、ヒッタイトの王おうたちやエジプトの王おうたちを雇やとって、わたしたちを攻せめに来きさせたのだ。」

列王紀下7:9 それから彼かれらは互たがいに言いった。「わたしたちのしていることは正ただしくない。今日きょうは良よい知しらせの日ひなのに、黙だまっているなんて。朝あさまで待まっていたら、きっと罰ばつを受うけることになる。さあ、今いますぐ行いって、王おうの家いえの人ひとたちに知しらせよう。」

列王紀下7:11 門番もんばんたちは大声おおごえでそれを伝つたえ、その知しらせは王おうの家いえの奥おくまで届とどいた。

列王紀下7:12 王おうは夜よるのうちに起おき上あがり、家臣かしんたちに言いった。「アラムがわたしたちに何なんをしようとしているのか、教おしえてやろう。やつらは、わたしたちが飢うえているのを知しっているのだ。それでわざと陣営じんえいを出でて野のに隠かくれ、『イスラエル人じんが町まちから出でて来きたら、生いけ捕どりにして町まちに攻せめ込こもう』と考かんがえているのだ。」

列王紀下7:14 そこで彼かれらは、馬うまをつけた戦車せんしゃを二に台だい用意よういした。王おうは、それをアラムの軍ぐんの後あとを追おわせ、「行いって見みて来こい」と命めいじた。

列王紀下7:15 彼かれらはアラムの軍ぐんを追おって、ヨルダン川かわまで行いった。すると、道みちはどこもかしこも、アラムの人々ひとびとが慌あわてて投なげ捨すてた衣類いるいや武具ぶぐでいっぱいだった。使つかいの者ものたちは戻もどって来きて、王おうに報告ほうこくした。

列王紀下7:17 王おうは、自分じぶんが頼たよりにしていた侍従じじゅうに、門もんの管理かんりを任まかせていた。ところが、その侍従じじゅうは、門もんに押おし寄よせる民たみに踏ふみつけられて死しんでしまった。王おうが神かみの人ひとのところに下くだって行いったとき、神かみの人ひとが告つげていたとおりだった。

列王紀下7:18 それは、神かみの人ひとが王おうにこう言いっていたとおりだった。「明日あすの今いまごろ、サマリアの門もんで、大麦おおむぎ二にセアが一いちシェケル、上等じょうとうの小麦こむぎ粉こな一いちセアが一いちシェケルになる。」

列王紀下8:3 七なな年ねんが終おわると、女おんなはペリシテ人びとの地ちから戻もどってきた。そして、自分じぶんの家いえと土地とちを返かえしてほしいと、王おうに訴うったえ出でるために出でかけた。

列王紀下8:4 ちょうどそのとき、王おうは神かみの人ひとの召使めしつかいゲハジと話はなしていて、こう言いっていた。「エリシャが行おこなった大おおきな出来事できごとを、全部ぜんぶわたしに話はなしてくれ。」

列王紀下8:5 ゲハジが、エリシャが死しんだ子こを生いき返かえらせたことを王おうに話はなしていると、ちょうどそこへ、あの息子むすこを生いき返かえらせてもらった女おんなが、自分じぶんの家いえと土地とちのことで王おうに訴うったえ出でてきた。ゲハジは言いった。「王おう様さま、この人ひとがその女おんなです。そして、これがエリシャに生いき返かえらせてもらった、その息子むすこです。」

列王紀下8:6 王おうが女おんなに尋たずねると、女おんなは事情じじょうを話はなした。そこで王おうは一人ひとりの役人やくにんをつけて、こう命めいじた。「この女おんなのものをすべて返かえしてやりなさい。彼女かのじょがこの土地とちを離はなれた日ひから今日きょうまでの、畑はたけの収穫しゅうかくもすべてだ。」

列王紀下8:7 エリシャがダマスコに来きたとき、アラムの王おうベン・ハダドは病気びょうきだった。「神かみの人ひとがここまで来きている」と、王おうに知しらせが届とどいた。

列王紀下8:8 そこで王おうはハザエルに言いった。「贈おくり物ものを持もって、神かみの人ひとを迎むかえに行いってくれ。そして、その人ひとを通とおして主しゅに尋たずねてほしい。『わたしはこの病気びょうきから回復かいふくするだろうか』と。」

列王紀下8:9 ハザエルはエリシャを迎むかえに出でた。ダマスコのあらゆる良よい品ひんを贈おくり物ものとして、らくだ四十よんじゅう頭とうに積つんで持もって行いった。そして彼かれの前まえに立たって、こう言いった。「あなたの子こ、アラムの王おうベン・ハダドが、わたしをあなたのもとに遣つかわしました。『わたしはこの病気びょうきから回復かいふくするだろうか』とお尋たずねです。」

列王紀下8:10 エリシャは彼かれに言いった。「行いって、王おうにこう伝つたえなさい。『あなたは必かならず回復かいふくします』と。しかし、主しゅはわたしに、王おうが必かならず死しぬことを示しめされた。」

列王紀下8:13 ハザエルは言いった。「犬いぬにすぎないこのわたしが、どうしてそんな大だいそれたことをするでしょうか。」エリシャは答こたえた。「主しゅはわたしに、あなたがアラムの王おうになることを示しめされた。」

列王紀下8:14 ハザエルはエリシャのもとを去さり、自分じぶんの主君しゅくんのところへ戻もどった。王おうは彼かれに尋たずねた。「エリシャはお前まえに何なんと言いったのか。」ハザエルは答こたえた。「あなたは必かならず回復かいふくする、と言いいいました。」

列王紀下8:15 ところが翌日よくじつ、ハザエルは布ぬのを取とって水みずに浸ひたし、それを王おうの顔かおにかぶせた。こうして王おうは死しに、ハザエルが代かわって王おうとなった。

列王紀下8:16 イスラエルの王おうアハブの子こヨラムの治世ちせい第だい五ご年ねん、ユダの王おうはヨシャファトだったが、ユダの王おうヨシャファトの子こヨラムが王おうとなった。

列王紀下8:17 彼かれは三十さんじゅう二に歳さいで王おうとなり、エルサレムで八はち年間ねんかん、王おうであった。

列王紀下8:18 彼かれはアハブの家いえがしたように、イスラエルの王おうたちの道みちを歩あゆんだ。アハブの娘むすめを妻つまにしていたからである。こうして彼かれは主しゅの目めに悪あくとされることを行おこなった。

列王紀下8:20 ヨラムの時代じだいに、エドムがユダの支配しはいに背そむいて反乱はんらんを起おこし、自分じぶんたちの上うえに王おうを立たてた。

列王紀下8:23 ヨラムのその他たの出来事できごとと、彼かれがしたことはすべて、ユダの王おうたちの歴代れきだい誌しに記しるされているとおりである。

列王紀下8:24 ヨラムは先祖せんぞと共ともに眠ねむりにつき、ダビデの町まちに先祖せんぞと共ともに葬ほうむられた。そして息子むすこのアハズヤが代かわって王おうとなった。

列王紀下8:25 イスラエルの王おうアハブの子こヨラムの治世ちせい第だい十じゅう二に年ねんに、ユダの王おうヨラムの子こアハズヤが王おうとなった。

列王紀下8:26 アハズヤは二十にじゅう二に歳さいで王おうとなり、エルサレムで一いち年間ねんかん、王おうであった。彼かれの母ははは名なをアタルヤといい、イスラエルの王おうオムリの孫娘まごむすめであった。

列王紀下8:28 アハズヤはアハブの子こヨラムと共ともに、アラムの王おうハザエルと戦たたかうためにラモト・ギルアドへ出でて行いった。そこでアラム軍ぐんがヨラムを傷きずつけた。

列王紀下8:29 ヨラム王おうは、アラムの王おうハザエルと戦たたかったときにアラム軍ぐんからラマで受うけた傷きずを治なおすため、イズレエルへ戻もどった。ユダの王おうヨラムの子こアハズヤは、病気びょうきになっていたアハブの子こヨラムを見舞みまうために、イズレエルへ下くだって行いった。

列王紀下9:3 そして油あぶらの瓶びんを取とり、彼かれの頭あたまに注そそいでこう言いいいなさい。『主しゅはこう言いわれる。わたしはあなたに油あぶらを注そそぎ、イスラエルの王おうとする。』それから戸とを開あけて逃にげなさい。ぐずぐずしてはいけない。」

列王紀下9:6 イエフは立たち上あがって家いえの中なかへ入はいった。若者わかものは彼かれの頭あたまに油あぶらを注そそいで言いった。「イスラエルの神かみ、主しゅはこう言いわれる。わたしはあなたに油あぶらを注そそぎ、主しゅの民たみイスラエルの王おうとする。

列王紀下9:12 彼かれらは言いった。「ごまかすな。さあ、話はなしてくれ。」イエフは言いった。「あの男おとこはわたしに、あれこれとこう言いったのだ。『主しゅはこう言いわれる。わたしはあなたに油あぶらを注そそぎ、イスラエルの王おうとする。』」

列王紀下9:13 すると彼かれらは急いいそいで、それぞれ自分じぶんの上着うわぎを取とり、階段かいだんのむき出だしの段だんの上うえ、イエフの足あしもとに敷しいた。そして角笛つのぶえを吹ふき鳴ならし、「イエフが王おうだ」と叫さけんだ。

列王紀下9:14 こうしてニムシの子こヨシャファトの子こイエフは、ヨラムに反逆はんぎゃくした。ヨラムは全ぜんイスラエルとともに、アラムの王おうハザエルに備そなえてラモト・ギレアドを守まもっていた。

列王紀下9:15 しかしヨラム王おうは、アラムの王おうハザエルと戦たたかったときにアラム人にんから受うけた傷きずを治なおすため、イズレエルに戻もどっていた。イエフは言いった。「あなたたちにその気きがあるなら、一人ひとりもこの町まちから逃にがすな。イズレエルに知しらせに行いかせるな。」

列王紀下9:16 そしてイエフは戦車せんしゃに乗のり、イズレエルへ向むかった。ヨラムがそこで床ゆかに伏ふしていたからだ。ユダの王おうアハズヤも、ヨラムを見舞みまうために下くだって来きていた。

列王紀下9:18 騎兵きへいはイエフを迎むかえに行いき、こう言いった。「王おうが『変かわりはないか』とおっしゃっています。」イエフは言いった。「おまえに変かわりも何なんもあるものか。回まわれ、わたしの後うしろに続つづけ。」見張みはりは知しらせた。「使つかいは彼かれらのところまで行いきましたが、戻もどって来きません。」

列王紀下9:19 そこでヨラムは二人ふたり目めの騎兵きへいを送おくった。彼かれは彼かれらのところに行いき、こう言いった。「王おうが『変かわりはないか』とおっしゃっています。」イエフは言いった。「おまえに変かわりも何なんもあるものか。回まわれ、わたしの後うしろに続つづけ。」

列王紀下9:21 ヨラムは言いった。「戦車せんしゃの用意よういをせよ。」彼かれの戦車せんしゃの用意よういが整ととのえられた。イスラエルの王おうヨラムとユダの王おうアハズヤは、それぞれ自分じぶんの戦車せんしゃに乗のって出でて行いき、イエフを迎むかえに向むかった。そしてイズレエル人にんナボトの畑はたけで彼かれと出会であった。

列王紀下9:27 これを見みたユダの王おうアハズヤは、園そのの家いえのほうへ逃にげた。イエフは追おいかけて言いった。「彼かれも討うて。」こうして、イブレアムの近ちかくのグルの坂さかで、戦車せんしゃの上うえの彼かれを討うった。アハズヤはメギドまで逃にげて、そこで死しんだ。

列王紀下9:29 アハブの子こヨラムの治世ちせいの第だい十じゅう一いち年ねんに、アハズヤはユダの王おうになっていた。

列王紀下9:34 イエフは中なかに入はいって食たべたり飲のんだりし、それから言いった。「あの呪のろわれた女おんなを引ひき取とって、葬ほうむってやれ。王おうの娘むすめなのだから。」

列王紀下10:4 しかし彼かれらはひどく恐おそれて、こう言いった。「二人ふたりの王おうでさえ、あの男おとこの前まえで持もちこたえられなかった。それなのに、どうしてわたしたちが立たち向むかえるだろう。」

列王紀下10:5 そこで、宮廷きゅうていをつかさどる者ものと町まちをつかさどる者もの、それに長老ちょうろうたちと養育よういく係かかりたちは、イエフにこう伝つたえた。「わたしたちはあなたの家来けらいです。あなたが命めいじることは、何なんでもいたします。だれも王おうには立たてません。あなたが良よいと思おもうようにしてください。」

列王紀下10:6 すると、イエフは二に通つう目めの手紙てがみを書かいて送おくった。「もしあなたたちがわたしの味方みかたで、わたしの言いうことを聞きくなら、主君しゅくんの息子むすこたちの首くびを取とり、明日あすの今いまごろ、イズレエルにいるわたしのところへ持もって来きなさい。」王おうの息子むすこたち七十ななじゅう人にんは、彼かれらを育そだてている町まちの有力ゆうりょく者しゃたちのもとにいた。

列王紀下10:7 手紙てがみが届とどくと、彼かれらは王おうの息子むすこたちを捕とらえ、七十ななじゅう人にんを殺ころした。そしてその首くびをかごに入いれ、イズレエルのイエフのもとへ送おくった。

列王紀下10:8 使つかいの者ものが来きて、イエフに伝つたえた。「王おうの息子むすこたちの首くびを持もって来きました。」イエフは言いった。「それを二ふたつの山やまにして、朝あさまで町まちの門もんの入いり口ぐちに積つんでおけ。」

列王紀下10:13 イエフは、ユダの王おうアハズヤの身内みうちの者ものたちに出会であった。「お前まえたちは何者なにものだ」と尋たずねると、彼かれらは「わたしたちはアハズヤの身内みうちだ。王おうの子こたちと王母おうぼの子こたちにあいさつをするために下くだって来きた」と答こたえた。

列王紀下10:34 イエフのその他たの事績じせき、彼かれが行おこなったすべてのこと、そのすべての功績こうせきは、イスラエルの王おうたちの歴代れきだい誌しに記しるされているとおりである。

列王紀下10:35 イエフは先祖せんぞのもとに眠ねむりにつき、サマリアに葬ほうむられた。そして息子むすこのエホアハズが代かわって王おうとなった。

列王紀下11:2 でも、ヨラム王おうの娘むすめでアハズヤの姉妹しまいだったヨシェバが、アハズヤの子こヨアシュをこっそり連つれ出だした。殺ころされようとしていた王子おうじたちの中なかから助たすけ出だしたのだ。ヨシェバは彼かれと乳母うばを寝室しんしつにかくまい、アタルヤの目めから隠かくした。こうしてヨアシュは殺ころされずにすんだ。

列王紀下11:4 七なな年ねん目めに、祭司さいしエホヤダは人ひとをやって、近衛このえ兵へいと護衛ごえい兵へいの百ひゃく人にん隊長たいちょうたちを呼よび寄よせた。そして彼かれらを主しゅの神殿しんでんにいる自分じぶんのもとに集あつめ、契約けいやくを結むすび、主しゅの神殿しんでんで誓ちかわせた。それから、王おうの子こを彼かれらに見みせた。

列王紀下11:7 安息あんそく日ひに勤務きんむを離はなれるあなたたちの残のこり三さん分ぶんの二には、主しゅの神殿しんでんを守まもり、王おうのそばを固かためよ。

列王紀下11:8 それぞれ武器ぶきを手てに持もって、王おうを囲かこむように立たて。列れつの中なかに踏ふみ込こんでくる者ものがいたら、殺ころしてかまわない。王おうが出入でいりするときは、いつもそばを離はなれずに付つき従したがうのだ。」

列王紀下11:10 祭司さいしは、主しゅの神殿しんでんにあった、かつてダビデ王おうのものだった槍やりと盾たてを百ひゃく人にん隊長たいちょうたちに渡わたした。

列王紀下11:11 護衛ごえい兵へいたちは、それぞれ武器ぶきを手てに持もち、神殿しんでんの右みぎの端はしから左ひだりの端はしまで、祭壇さいだんと神殿しんでんを背せにして、王おうを囲かこむように立たち並ならんだ。

列王紀下11:12 そしてエホヤダは王おうの子こを連つれ出だし、彼かれに王冠おうかんをかぶせ、律法りっぽうの書しょを手渡てわたした。人々ひとびとは彼かれを王おうとし、油あぶらを注そそいだ。そして手てをたたいて、「王おうさま、ばんざい」と叫さけんだ。

列王紀下11:14 見みると、王おうが慣例かんれいどおり柱はしらのそばに立たっていた。隊長たいちょうたちとラッパを吹ふく者ものたちが王おうのそばにいて、地ちの民たみはみな喜よろこび、ラッパを吹ふき鳴ならしていた。アタルヤは自分じぶんの服ふくを引ひき裂さいて、「反逆はんぎゃくだ、反逆はんぎゃくだ」と叫さけんだ。

列王紀下11:17 エホヤダは、主しゅと王おうと民たみとの間あいだで契約けいやくを結むすんだ。民たみが主しゅのものとなるためだ。また、王おうと民たみとの間あいだでも契約けいやくを結むすんだ。

列王紀下11:19 エホヤダは、百ひゃく人にん隊長たいちょうたち、近衛このえ兵へい、護衛ごえい兵へい、そして地ちの民たみをみな引ひき連つれ、王おうを主しゅの神殿しんでんから導みちびき下おろした。彼かれらは護衛ごえい兵へいの門もんを通とおって王宮おうきゅうへ行いき、王おうは王おうたちの王座おうざに着ついた。

列王紀下11:21 ヨアシュは七なな歳さいで王おうになった。

列王紀下12:1 イエフの治世ちせい第だい七なな年ねんにヨアシュは王おうとなり、エルサレムで四十よんじゅう年間ねんかん、王おうであった。母ははの名なはツィブヤといい、ベエル・シェバの出身しゅっしんだった。

列王紀下12:6 ところが、ヨアシュ王おうの治世ちせい第だい二十にじゅう三さん年ねんになっても、祭司さいしたちは神殿しんでんのいたんだところを修理しゅうりしていなかった。

列王紀下12:7 そこでヨアシュ王おうは祭司さいしヨヤダとほかの祭司さいしたちを呼よんで言いった。「どうしてあなたたちは神殿しんでんのいたんだところを修理しゅうりしないのか。もう知しり合あいからお金かねを受うけ取とってはいけない。それを神殿しんでんの修理しゅうりのために渡わたしなさい。」

列王紀下12:10 箱はこの中なかにお金かねがたくさんたまったのを見みると、王おうの書記しょき官かんと大だい祭司さいしが来きて、主しゅの神殿しんでんにあるお金かねを袋ふくろにまとめて数かぞえた。

列王紀下12:17 そのころ、アラムの王おうハザエルが攻せめ上のぼってきて、ガテと戦たたかい、これを占領せんりょうした。そしてハザエルは、エルサレムにも攻せめ上のぼろうと狙ねらいを定さだめた。

列王紀下12:18 そこでユダの王おうヨアシュは、先祖せんぞであるユダの王おうたち、ヨシャファテ、ヨラム、アハズヤがささげた聖せいなるものすべてと、自分じぶんがささげた聖せいなるもの、そして主しゅの神殿しんでんと王宮おうきゅうの宝物ほうもつ庫こにあった金かねをすべて取とり、アラムの王おうハザエルに送おくった。するとハザエルはエルサレムから引ひき上あげていった。

列王紀下12:19 ヨアシュのその他たの事績じせきと、彼かれが行おこなったすべてのことは、ユダの王おうたちの歴代れきだい誌しに記しるされている。

列王紀下12:21 彼かれを討うったのは、家臣かしんであるシムアテの子こヨザバドと、ショメルの子こヨホザバドだった。ヨアシュはこうして死しに、人々ひとびとは彼かれをダビデの町まちに、その先祖せんぞたちと共ともに葬ほうむった。そして、その子こアマツヤが代かわって王おうとなった。

列王紀下13:1 ユダの王おうアハズヤの子こヨアシュの治世ちせいの第だい二十にじゅう三さん年ねんに、イエフの子こエホアハズがイスラエルの王おうとなり、サマリアで十じゅう七なな年間ねんかん、国くにを治おさめた。

列王紀下13:3 そのため主しゅの怒いかりがイスラエルに向むかって燃もえ上あがり、主しゅは彼かれらを、アラムの王おうハザエルの手てに、またハザエルの子こベン・ハダドの手てに、長ながい間あいだずっと渡わたされた。

列王紀下13:4 しかしエホアハズが主しゅに願ねがい求もとめると、主しゅはその願ねがいを聞き入れききいれられた。アラムの王おうがイスラエルを苦くるしめ、その苦くるしみを主しゅがご覧らんになったからである。

列王紀下13:7 アラムの王おうがエホアハズの軍ぐんを打うち滅ほろぼし、脱穀だっこくのときの土つちくれのように踏ふみにじってしまったので、エホアハズに残のこされた兵へいは、騎兵きへい五十ごじゅう、戦車せんしゃ十じゅう、歩兵ふひょう一いち万まんだけになっていた。

列王紀下13:8 エホアハズのその他たの事績じせき、彼かれが行おこなったすべてのこと、そしてその功績こうせきは、『イスラエルの王おうたちの歴代れきだい誌し』に記しるされているとおりである。

列王紀下13:9 エホアハズは先祖せんぞたちと同おなじように眠ねむりにつき、サマリアに葬ほうむられた。そして彼かれに代かわって、その子こヨアシュが王おうとなった。

列王紀下13:10 ユダの王おうヨアシュの治世ちせいの第だい三十さんじゅう七なな年ねんに、エホアハズの子こヨアシュがイスラエルの王おうとなり、サマリアで十じゅう六ろく年間ねんかん、国くにを治おさめた。

列王紀下13:12 ヨアシュのその他たの事績じせき、彼かれが行おこなったすべてのこと、そしてユダの王おうアマツヤと戦たたかったときの功績こうせきは、『イスラエルの王おうたちの歴代れきだい誌し』に記しるされているとおりである。

列王紀下13:13 ヨアシュは先祖せんぞたちと共ともに眠ねむりについた。そしてヤロブアムがその王座おうざに着ついた。ヨアシュはサマリアで、イスラエルの王おうたちと共ともに葬ほうむられた。

列王紀下13:14 そのころ、エリシャは病気びょうきにかかっていた。やがて命いのちを落おとすことになる病やまいだった。イスラエルの王おうヨアシュは彼かれのところに下くだって行いき、その顔かおの上うえに身みをかがめて泣なきながら言いった。「わたしの父ちちよ、父ちちよ。あなたはイスラエルの戦車せんしゃ、その騎兵きへいでした。」

列王紀下13:15 するとエリシャは彼かれに言いった。「弓ゆみと矢やを取とりなさい。」王おうは弓ゆみと矢やを手てに取とった。

列王紀下13:16 エリシャはイスラエルの王おうに言いった。「その弓ゆみに手てをかけなさい。」王おうが手てをかけると、エリシャは自分じぶんの両手りょうてを王おうの手ての上うえに重かさねた。

列王紀下13:17 そして言いった。「東ひがしの窓まどを開あけなさい。」王おうが窓まどを開あけると、エリシャは「射いなさい」と言いった。王おうが矢やを射いると、エリシャは言いった。「これは主しゅによる勝利しょうりの矢や、アラムに打うち勝かつ勝利しょうりの矢やだ。あなたはアフェクでアラムを打うち、これを全滅ぜんめつさせるまで戦たたかうことになる。」

列王紀下13:18 さらにエリシャは言いった。「矢やを取とりなさい。」王おうが矢やを取とると、エリシャはイスラエルの王おうに言いった。「地面じめんを射いなさい。」王おうは三さん回かい射いて、それでやめた。

列王紀下13:19 すると神かみの人ひとは王おうに対たいして怒おこって言いった。「五ご回かい、六ろく回かいと射いるべきだった。そうすれば、アラムを全滅ぜんめつさせるまで打うち破やぶることができたのに。だが今いまとなっては、あなたがアラムを打うち破やぶるのは三さん回かいだけだ。」

列王紀下13:22 アラムの王おうハザエルは、エホアハズが生いきているあいだずっと、イスラエルを苦くるしめ続つづけた。

列王紀下13:24 やがてアラムの王おうハザエルが死しに、その子こベン・ハダドが代かわって王おうとなった。

列王紀下14:1 イスラエルの王おう、エホアハズの子こエホアシュの第だい二に年ねんに、ユダの王おうヨアシュの子こアマツヤが王おうとなった。

列王紀下14:2 彼かれは二十にじゅう五ご歳さいで王おうとなり、エルサレムで二十にじゅう九きゅう年間ねんかん、王おうであった。母ははの名なはエホアダンといい、エルサレムの出身しゅっしんだった。

列王紀下14:5 王権おうけんが自分じぶんの手てにしっかり握にぎられると、彼かれは、父ちちである王おうを殺ころした家臣かしんたちを打うち殺ころした。

列王紀下14:8 そのころアマツヤは、エフーの孫まごでエホアハズの子こである、イスラエルの王おうエホアシュのもとに使者ししゃを送おくって言いった。「さあ、顔かおを合あわせよう。」

列王紀下14:9 イスラエルの王おうエホアシュは、ユダの王おうアマツヤにこう答こたえて送おくった。「レバノンのあざみが、レバノンの杉すぎにこう言いって使つかいを送おくった。『あなたの娘むすめを、わたしの息子むすこの嫁よめにくれ。』ところが、レバノンの野のの獣けものが通とおりかかり、そのあざみを踏ふみつけてしまった。

列王紀下14:11 しかしアマツヤは聞き入れききいれなかった。それでイスラエルの王おうエホアシュは攻せめ上のぼり、彼かれとユダの王おうアマツヤは、ユダに属ぞくするベテ・シェメシュで顔かおを合あわせた。

列王紀下14:13 イスラエルの王おうエホアシュは、アハズヤの子こヨアシュの子こであるユダの王おうアマツヤを、ベテ・シェメシュで捕とらえた。そしてエルサレムに攻せめ込こみ、エフライムの門もんから角かどの門もんまで、エルサレムの城壁じょうへきを四百よんひゃくキュビトにわたって打ぶち壊こわした。

列王紀下14:15 エホアシュのその他たの行おこないと、その武勲ぶくん、そしてユダの王おうアマツヤと戦たたかったことは、イスラエルの王おうたちの歴代れきだい誌しに記しるされている。

列王紀下14:16 エホアシュは先祖せんぞと共ともに眠ねむりにつき、サマリアでイスラエルの王おうたちと共ともに葬ほうむられた。そして、その子こヤロブアムが代かわって王おうとなった。

列王紀下14:17 ユダの王おう、ヨアシュの子こアマツヤは、イスラエルの王おう、エホアハズの子こエホアシュが死しんだ後あとも、なお十じゅう五ご年ねん生いきた。

列王紀下14:18 アマツヤのその他たの行おこないは、ユダの王おうたちの歴代れきだい誌しに記しるされている。

列王紀下14:21 ユダの民たみは皆みな、まだ十じゅう六ろく歳さいだったアザルヤを立たて、父ちちアマツヤの代かわりに王おうとした。

列王紀下14:22 アマツヤ王おうが先祖せんぞと共ともに眠ねむりについた後あと、このアザルヤはエラトを建たて直なおし、ユダに取とり戻もどした。

列王紀下14:23 ユダの王おう、ヨアシュの子こアマツヤの治世ちせい第だい十じゅう五ご年ねんに、イスラエルの王おう、ヨアシュの子こヤロブアムがサマリアで王おうとなり、四十よんじゅう一いち年間ねんかん王位おういにあった。

列王紀下14:28 ヤロブアムのその他たの事績じせき、彼かれが行おこなったすべてのこと、その武勇ぶゆう、どのように戦たたかったか、そしてかつてユダのものだったダマスコとハマトをイスラエルのために取とり戻もどしたこと、これらはすべて『イスラエルの王おうの歴代れきだい誌し』に記しるされているではないか。

列王紀下14:29 ヤロブアムは先祖せんぞと共ともに、イスラエルの王おうたちと共ともに眠ねむりについた。そして、その子こゼカルヤが代かわって王おうとなった。

列王紀下15:1 イスラエルの王おうヤロブアムの治世ちせい第だい二十にじゅう七しち年ねんに、ユダの王おうアマツヤの子こアザルヤが王おうとなった。

列王紀下15:2 彼かれは十じゅう六ろく歳さいで王おうとなり、エルサレムで五十ごじゅう二に年間ねんかん王位おういにあった。彼かれの母ははは名なをエコルヤといい、エルサレムの出身しゅっしんだった。

列王紀下15:5 主しゅがこの王おうを打うたれたので、彼かれは死しぬ日ひまで重おもい皮膚ひふ病びょうを患わずらい、隔離かくりされた家いえに住すんだ。そして、王おうの子こヨタムが宮廷きゅうていを取とりしきり、その地ちの民たみを治おさめた。

列王紀下15:6 アザルヤのその他たの事績じせき、彼かれが行おこなったすべてのことは、『ユダの王おうの歴代れきだい誌し』に記しるされているではないか。

列王紀下15:7 アザルヤは先祖せんぞと共ともに眠ねむりにつき、ダビデの町まちに先祖せんぞと共ともに葬ほうむられた。そして息子むすこのヨタムが代かわって王おうとなった。

列王紀下15:8 ユダの王おうアザルヤの治世ちせい第だい三十さんじゅう八はち年ねんに、ヤロブアムの子こゼカルヤがサマリアでイスラエルの王おうとなり、六ろくか月げつ間かん王おうであった。

列王紀下15:10 ヤベシュの子こシャルムが彼かれに対たいしてたくらみを企くわだて、民たみの前まえで彼かれを打うち殺ころし、代かわって王おうとなった。

列王紀下15:11 ゼカルヤのその他たの事績じせきは、『イスラエルの王おうの歴代れきだい誌し』に記しるされている。

列王紀下15:13 ユダの王おうウジヤの治世ちせい第だい三十さんじゅう九きゅう年ねんに、ヤベシュの子こシャルムが王おうとなり、サマリアで一いちか月げつ間かん王おうであった。

列王紀下15:14 ガディの子こメナヘムがティルツァから上のぼってサマリアに攻せめ込こみ、ヤベシュの子こシャルムをサマリアで打うち殺ころし、代かわって王おうとなった。

列王紀下15:15 シャルムのその他たの事績じせき、彼かれが企くわだてたたくらみは、『イスラエルの王おうの歴代れきだい誌し』に記しるされている。

列王紀下15:17 ユダの王おうアザルヤの治世ちせい第だい三十さんじゅう九きゅう年ねんに、ガディの子こメナヘムがイスラエルの王おうとなり、サマリアで十じゅう年間ねんかん王おうであった。

列王紀下15:19 アッシリアの王おうプルがこの国くにに攻せめてきた。メナヘムは銀ぎん千せんタラントをプルに贈おくった。プルの力ちからを味方みかたにつけて、自分じぶんの王位おういを確たしかなものにするためだった。

列王紀下15:20 メナヘムはこの銀ぎんを、イスラエルのすべての裕福ゆうふくな有力ゆうりょく者しゃたちから取とり立たてた。一人ひとりあたり銀ぎん五十ごじゅうシェケルを集あつめ、アッシリアの王おうに渡わたすためだった。こうしてアッシリアの王おうは引ひき返かえし、この国くににはとどまらなかった。

列王紀下15:21 メナヘムのその他たの事績じせきと、彼かれが行おこなったすべてのことは、イスラエルの王おうたちの歴代れきだい誌しに記しるされている。

列王紀下15:22 メナヘムは先祖せんぞのもとに眠ねむり、その子こペカフヤが跡あとを継ついで王おうとなった。

列王紀下15:23 ユダの王おうアザルヤの治世ちせい第だい五十ごじゅう年ねんに、メナヘムの子こペカフヤがイスラエルの王おうとなり、サマリアで二に年間ねんかん王おうであった。

列王紀下15:25 彼かれの側近そっきんであったレマルヤの子こペカが、彼かれに対たいして謀反むほんを起おこした。そしてサマリアの王宮おうきゅうの奥おくで、ギレアドの人ひと五十ごじゅう人にんを率ひきいて、アルゴブとアルエもろとも彼かれを討うち、殺ころした。ペカは跡あとを継ついで王おうとなった。

列王紀下15:26 ペカフヤのその他たの事績じせきと、彼かれが行おこなったすべてのことは、イスラエルの王おうたちの歴代れきだい誌しに記しるされている。

列王紀下15:27 ユダの王おうアザルヤの治世ちせい第だい五十ごじゅう二に年ねんに、レマルヤの子こペカがイスラエルの王おうとなり、サマリアで二十にじゅう年間ねんかん王おうであった。

列王紀下15:29 イスラエルの王おうペカの時代じだいに、アッシリアの王おうティグラト・ピレセルが攻せめてきた。彼かれはイヨン、アベル・ベト・マアカ、ヤノア、ケデシュ、ハツォル、ギレアド、ガリラヤ、ナフタリの全土ぜんどを奪うばい取とり、その住民じゅうみんをアッシリアへ連つれ去さった。

列王紀下15:30 ウジヤの子こヨタムの治世ちせい第だい二十にじゅう年ねんに、エラの子こホセアがレマルヤの子こペカに対たいして謀反むほんを起おこした。彼かれはペカを討うって殺ころし、跡あとを継ついで王おうとなった。

列王紀下15:31 ペカのその他たの事績じせきと、彼かれが行おこなったすべてのことは、イスラエルの王おうたちの歴代れきだい誌しに記しるされている。

列王紀下15:32 イスラエルの王おう、レマルヤの子こペカの治世ちせい第だい二に年ねんに、ユダの王おうウジヤの子こヨタムが王おうとなった。

列王紀下15:33 彼かれは二十にじゅう五ご歳さいで王おうとなり、エルサレムで十じゅう六ろく年間ねんかん、王おうとして治おさめた。母ははの名なはエルシャといい、ツァドクの娘むすめだった。

列王紀下15:36 ヨタムのその他たの事績じせきと、彼かれが行おこなったことは、ユダの王おうたちの歴代れきだい誌しに記しるされている。

列王紀下15:37 そのころ、主しゅはアラムの王おうレツィンと、レマルヤの子こペカをユダに向むけて送おくり始はじめた。

列王紀下15:38 ヨタムは先祖せんぞと共ともに眠ねむりにつき、父ちちダビデの町まちに先祖せんぞと共ともに葬ほうむられた。そして、その子こアハズが跡あとを継ついで王おうとなった。

列王紀下16:1 レマルヤの子こペカが王おうになって十じゅう七なな年ねん目めに、ユダの王おうヨタムの子こアハズが王おうになった。

列王紀下16:2 アハズは二十にじゅう歳さいで王おうになり、エルサレムで十じゅう六ろく年間ねんかん、国くにを治おさめた。でも彼かれは、先祖せんぞダビデとは違ちがって、その神かみである主しゅの目めにかなう正ただしいことをしなかった。

列王紀下16:3 彼かれはイスラエルの王おうたちと同おなじ道みちを歩あゆんだ。それどころか、自分じぶんの息子むすこを火ひの中なかを通とおらせて、いけにえにささげた。これは、主しゅがイスラエルの人々ひとびとの前まえから追おい払はらった異国いこくの民たみがやっていた、忌いまわしい風習ふうしゅうだった。

列王紀下16:5 そのころ、アラムの王おうレツィンと、レマルヤの子こでイスラエルの王おうペカが、エルサレムに攻せめ上のぼってきた。二人ふたりはアハズを取とり囲かこんだが、攻せめ落おとすことはできなかった。

列王紀下16:6 そのとき、アラムの王おうレツィンはエラトを取とり戻もどしてアラムのものとし、ユダの人々ひとびとをエラトから追おい出だした。それからエドムの人々ひとびとがエラトに移うつり住すみ、今日きょうまでそこに住すんでいる。

列王紀下16:7 そこでアハズは、アッシリアの王おうティグラト・ピレセルに使者ししゃを送おくって、こう伝つたえた。「わたしはあなたのしもべ、あなたの子こです。どうか攻せめ上のぼってきて、わたしに立たち向むかってくるアラムの王おうとイスラエルの王おうの手てから、わたしを救すくってください。」

列王紀下16:8 そしてアハズは、主しゅの神殿しんでんと王宮おうきゅうの宝物ほうもつ庫こにあった金銀きんぎんを取とり出だし、贈おくり物ものとしてアッシリアの王おうに送おくった。

列王紀下16:9 アッシリアの王おうはこれを聞き入れききいれた。王おうはダマスコに攻せめ上のぼって、これを占領せんりょうし、その住民じゅうみんを捕とらえてキルに連つれ去さり、レツィンを殺ころした。

列王紀下16:10 アハズ王おうは、アッシリアの王おうティグラト・ピレセルに会あうためダマスコへ行いき、そこにあった祭壇さいだんを見みた。そこでアハズ王おうは、その祭壇さいだんの形かたちと、作つくり方かたの細こまかい部分ぶぶんまですべてを、祭司さいしウリヤに送おくり届とどけた。

列王紀下16:11 祭司さいしウリヤは、アハズ王おうがダマスコから送おくってきた指示しじのとおりに祭壇さいだんを築きずいた。ウリヤは、アハズ王おうがダマスコから帰かえってくる前まえに、そのすべてを仕上しあげた。

列王紀下16:12 王おうはダマスコから帰かえってくると、その祭壇さいだんを見みた。そして王おうは祭壇さいだんに近ちかづき、その上うえでいけにえをささげた。

列王紀下16:13 そして王おうは、自分じぶんの焼やき尽つくすいけにえと穀物こくもつのささげ物ものをその上うえで焼やき、注そそぎのささげ物ものを注そそぎ、和解わかいのいけにえの血ちを祭壇さいだんに振ふりかけた。

列王紀下16:14 また王おうは、主しゅの前まえにあった青銅せいどうの祭壇さいだんを、神殿しんでんの正面しょうめんから移うつした。それは新あたらしい祭壇さいだんと主しゅの神殿しんでんとの間あいだにあったが、王おうはそれを新あたらしい祭壇さいだんの北側きたがわに置おいた。

列王紀下16:15 そしてアハズ王おうは祭司さいしウリヤにこう命めいじた。「この大おおきな祭壇さいだんの上うえで、朝あさの焼やき尽つくすいけにえと、夕方ゆうがたの穀物こくもつのささげ物ものを焼やきなさい。王おうの焼やき尽つくすいけにえと穀物こくもつのささげ物ものも、この国くにのすべての民たみの焼やき尽つくすいけにえと穀物こくもつのささげ物もの、そして注そそぎのささげ物ものも、同おなじようにささげなさい。焼やき尽つくすいけにえの血ちも、ほかのいけにえの血ちも、すべてこの祭壇さいだんに振ふりかけなさい。青銅せいどうの祭壇さいだんのほうは、わたしが神かみの意向いこうをうかがうために取とっておく。」

列王紀下16:16 祭司さいしウリヤは、アハズ王おうが命めいじたとおりに、すべてを行おこなった。

列王紀下16:17 アハズ王おうは、台だいの側面そくめんの飾かざり板いたを切きり取とり、その上うえにあった洗あらい盤ばんを外はずした。また、青銅せいどうの海うみを、その下もとで支ささえていた青銅せいどうの牛うしの上うえから下おろし、石畳いしだたみの上うえに置おいた。

列王紀下16:18 さらに王おうは、神殿しんでんの中なかに造つくられていた安息あんそく日用にちようの屋根やねつきの通路つうろと、王おうが使つかう外側そとがわの入いり口ぐちを、アッシリアの王おうに配慮はいりょして、主しゅの神殿しんでんから取とり除のぞいた。

列王紀下16:19 アハズが行おこなったその他たのことは、ユダの王おうたちの歴代れきだい誌しに記しるされている。

列王紀下16:20 アハズは先祖せんぞと共ともに眠ねむりについて、ダビデの町まちに先祖せんぞと共ともに葬ほうむられた。そして、その子こヒゼキヤが代かわって王おうとなった。

列王紀下17:1 ユダの王おうアハズの治世ちせいの十じゅう二に年ねんに、エラの子こホシェアがサマリアでイスラエルの王おうとなり、九きゅう年ねんのあいだ王おうだった。

列王紀下17:2 彼かれは主しゅの目めに悪あくとされることをした。ただ、それまでのイスラエルの王おうたちほどではなかった。

列王紀下17:3 アッシリアの王おうシャルマヌエセルがホシェアを攻せめに上のぼってきた。ホシェアは彼かれに服従ふくじゅうし、みつぎ物ものを納おさめるようになった。

列王紀下17:4 ところがアッシリアの王おうは、ホシェアが裏切うらぎりをたくらんでいるのに気きづいた。ホシェアはエジプトの王おうソに使者ししゃを送おくり、毎年まいとしのようにアッシリアの王おうへみつぎ物ものを納おさめることをやめていたのだ。それでアッシリアの王おうはホシェアを捕とらえ、鎖くさりにつないで牢ろうに入いれた。

列王紀下17:5 アッシリアの王おうは国くにじゅうに攻せめ込こみ、サマリアにも攻せめ上のぼって、三さん年ねんのあいだこの町まちを包囲ほういした。

列王紀下17:6 ホシェアの治世ちせいの九きゅう年ねんに、アッシリアの王おうはサマリアを攻せめ落おとした。そしてイスラエルの人々ひとびとをアッシリアへ連つれ去さり、ハラフ、ゴザン川かわのほとりのハボル、そしてメディアの町々まちまちに住すまわせた。

列王紀下17:7 こうなったのは、イスラエルの人々ひとびとが、自分じぶんたちの神かみである主しゅに対たいして罪つみを犯おかしたからだ。主しゅは彼かれらをエジプトの国くにから、エジプトの王おうファラオの支配しはいから連つれ出だしてくださった。それなのに彼かれらはほかの神々かみがみを拝おがんだ。

列王紀下17:8 主しゅがイスラエルの人々ひとびとの前まえから追おい払はらわれた異い民族みんぞくのならわしや、イスラエルの王おうたちが始はじめたやり方かたに従したがって歩あゆんだのだ。

列王紀下17:21 イスラエルはダビデの王家おうけから離はなれ、ネバトの子こヤロブアムを王おうにした。ヤロブアムはイスラエルを主しゅから引ひき離はなし、大おおきな罪つみに引ひき込こんだ。

列王紀下17:24 アッシリアの王おうは、バビロン、クタ、アワ、ハマト、セファルワイムから人々ひとびとを連つれて来きて、イスラエルの人々ひとびとに代かわってサマリアの町々まちまちに住すまわせた。彼かれらはサマリアを自分じぶんのものとし、その町々まちまちに住すみ着ついた。

列王紀下17:26 人々ひとびとはアッシリアの王おうにこう伝つたえた。「あなたが移住いじゅうさせ、サマリアの町々まちまちに住すまわせた民族みんぞくは、この地ちの神かみのしきたりを知しりません。それでその神かみが彼かれらのところにライオンを送おくり、ライオンは彼かれらを殺ころしています。彼かれらがこの地ちの神かみのしきたりを知しらないからです。」

列王紀下17:27 そこでアッシリアの王おうは命めいじた。「あそこから連つれて来きた祭司さいしの一人ひとりを送おくり返かえせ。その者ものがそこへ行いって住すみ、この地ちの神かみのしきたりを人々ひとびとに教おしえるようにせよ。」

列王紀下18:1 イスラエルの王おう、エラの子こホシェアの治世ちせいの第だい三さん年ねんに、ユダの王おうアハズの子こヒゼキヤが王おうとなった。

列王紀下18:2 彼かれは二十にじゅう五ご歳さいで王おうとなり、エルサレムで二十にじゅう九きゅう年間ねんかん、王おうであった。母ははの名なはアビといい、ゼカリヤの娘むすめであった。

列王紀下18:5 彼かれはイスラエルの神かみ、主しゅに信頼しんらいした。ユダのすべての王おうの中なかで、彼かれの後あとにも先さきにも、彼かれのような王おうはいなかった。

列王紀下18:7 主しゅは彼かれとともにおられた。彼かれはどこへ出でて行いっても成功せいこうした。彼かれはアッシリアの王おうに反逆はんぎゃくし、その支配しはいに従したがわなかった。

列王紀下18:9 ヒゼキヤ王おうの第だい四よん年ねん、それはイスラエルの王おう、エラの子こホシェアの第だい七なな年ねんにあたる。その年とし、アッシリアの王おうシャルマヌエセルがサマリアに攻せめ上のぼり、町まちを包囲ほういした。

列王紀下18:10 そして三さん年ねんの終おわりに、彼かれらはこの町まちを攻せめ落おとした。ヒゼキヤの第だい六ろく年ねん、すなわちイスラエルの王おうホシェアの第だい九きゅう年ねんに、サマリアは陥落かんらくした。

列王紀下18:11 アッシリアの王おうはイスラエルの人々ひとびとを捕とらえてアッシリアへ連つれて行いき、ハラフ、ゴザン川かわのほとりのハボル、そしてメディアの町々まちまちに住すまわせた。

列王紀下18:13 ヒゼキヤ王おうの第だい十じゅう四よん年ねん、アッシリアの王おうセンナケリブがユダの城壁じょうへきのある町々まちまちすべてに攻せめ上のぼり、それらを占領せんりょうした。

列王紀下18:14 ユダの王おうヒゼキヤは、ラキシュにいるアッシリアの王おうのもとに使者ししゃを送おくって言いった。「わたしが間違まちがっていました。どうか引ひき揚あげてください。あなたが課かすものは何なんでも負担ふたんします。」アッシリアの王おうはユダの王おうヒゼキヤに、銀ぎん三百さんびゃくタラントと金かね三十さんじゅうタラントを要求ようきゅうした。

列王紀下18:16 そのときユダの王おうヒゼキヤは、主しゅの神殿しんでんの扉とびらと、自分じぶんが金かねで覆おおっていた柱はしらから金かねをはぎ取とり、アッシリアの王おうに渡わたした。

列王紀下18:17 アッシリアの王おうは、タルタン、ラブ・サリス、ラブ・シャケを大軍たいぐんとともにラキシュからエルサレムのヒゼキヤ王おうのもとへ送おくった。彼かれらは上のぼって行いき、エルサレムに着つくと、布ぬのさらしの野のへ通つうじる道沿みちぞいにある、上うえの池いけの水路すいろのそばに立たった。

列王紀下18:18 彼かれらが王おうを呼よび出だすと、宮廷きゅうていを取とり仕切しきるヒルキヤの子こエルヤキム、書記しょき官かんシェブナ、記録きろく官かんアサフの子こヨアフが彼かれらのところに出でて来きた。

列王紀下18:19 ラブ・シャケは彼かれらに言いった。「ヒゼキヤにこう伝つたえろ。偉大いだいな王おう、アッシリアの王おうがこう言いっている。『お前まえがそんなに頼たのみにしているものは、いったい何なんなのだ。

列王紀下18:21 見みろ、お前まえが頼たよりにしているのは、あのエジプトだ。だがそれは、折おれかけた葦あしの杖つえのようなものだ。それに寄よりかかる者ものがいれば、葦あしは手てに突つき刺ささって、貫つらぬいてしまう。エジプトの王おうファラオは、頼たよる者ものみんなにとって、そういうものなのだ。

列王紀下18:23 さあ、わたしの主君しゅくん、アッシリアの王おうと賭かけをしてみろ。馬うまに乗のせる者ものをそろえられるなら、わたしが馬うまを二千にせん頭とうやろう。

列王紀下18:28 そしてラブ・シャケは立たち上あがり、ユダの言葉ことばで大声おおごえで叫さけんだ。「偉大いだいな王おう、アッシリアの王おうの言葉ことばを聞きけ。

列王紀下18:29 王おうはこう言いっている。ヒゼキヤにだまされるな。ヒゼキヤはお前まえたちを王おうの手てから救すくい出だすことなどできない。

列王紀下18:30 また、ヒゼキヤが「主しゅが必かならずわたしたちを救すくい出だしてくださる。この都みやこがアッシリアの王おうの手てに渡わたることは決けっしてない」と言いって、お前まえたちに主しゅを頼たよらせようとしても、その言葉ことばに乗のせられるな。」

列王紀下18:31 ヒゼキヤの言いうことを聞きくな。アッシリアの王おうはこう言いっている。わたしと和解わかいして、降参こうさんして出でてこい。そうすれば、それぞれ自分じぶんのぶどうやいちじくを食たべ、自分じぶんの井戸いどの水みずを飲のむことができる。

列王紀下18:33 どこかの国くにの神々かみがみが、自分じぶんの国くにをアッシリアの王おうの手てから救すくい出だしたことがあったか。

列王紀下18:36 しかし人々ひとびとは黙だまって、ひと言ことも答こたえなかった。「彼かれに答こたえるな」という王おうの命令めいれいがあったからだ。

列王紀下19:1 これを聞きいたヒゼキヤ王おうは、自分じぶんの衣ころもを引ひき裂さき、粗布そふを身みにまとって、主しゅの神殿しんでんに入はいった。

列王紀下19:4 アッシリアの王おうが生いきておられる神かみをののしるために送おくり込こんだラブ・シャケ、その言葉ことばのすべてを、あなたの神かみである主しゅが聞きいてくださるかもしれません。そして主しゅがその言葉ことばを聞きいて、罰ばっしてくださるかもしれません。どうか、生いき残のこっている者ものたちのために祈いのってください。」

列王紀下19:5 ヒゼキヤ王おうの家来けらいたちがイザヤのもとに来くると、

列王紀下19:6 イザヤは彼かれらに言いった。「主人しゅじんにこう伝つたえなさい。主しゅはこう言いわれる。お前まえが聞きいた言葉ことばを恐おそれるな。アッシリアの王おうの家来けらいたちがわたしをののしった、あの言葉ことばを恐おそれるな。

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