「主」(しゅ)が出てくる聖書の箇所

「主」(しゅ)は日常訳第1版の6490か所(旧約5951・新約539)に出てきます。口語訳では6404か所。

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6490か所を200か所ずつ33ページに分けています(9ページ目)。

ヨシュア記(165か所)

ヨシュア記19:50 主しゅの命令めいれいのとおり、彼かれらはヨシュアが求もとめた町まちを与あたえた。エフライムの山地さんちにあるティムナト・セラである。ヨシュアはその町まちを築き直しきずきなおし、そこに住すんだ。

ヨシュア記19:51 以上いじょうが、祭司さいしエルアザルと、ヌンの子こヨシュアと、イスラエルの人々ひとびとの各かく部族ぶぞくの一族いちぞくの長ながたちが、シロで主しゅの前まえ、会見かいけんの幕屋まくやの入いり口ぐちでくじを引ひいて分わけた相続そうぞく地ちである。こうして、彼かれらは土地とちを分わける作業さぎょうをすべて終おえた。

ヨシュア記20:1 主しゅはヨシュアにこう言いわれた。

ヨシュア記21:2 そしてカナンの地ちのシロで、彼かれらにこう言いった。「主しゅはモーセを通とおして、わたしたちに住すむための町々まちまちと、家畜かちくのための放牧ほうぼく地ちを与あたえるようにと命めいじられました。」

ヨシュア記21:3 そこでイスラエルの人々ひとびとは、主しゅの命令めいれいのとおり、自分じぶんたちの受うけ継ついだ土地とちの中なかから、次つぎの町々まちまちとその放牧ほうぼく地ちをレビ人びとに与あたえた。

ヨシュア記21:8 こうしてイスラエルの人々ひとびとは、主しゅがモーセを通とおして命めいじられたとおり、くじによってこれらの町々まちまちとその放牧ほうぼく地ちをレビ人びとに与あたえた。

ヨシュア記21:43 こうして主しゅは、先祖せんぞたちに与あたえると誓ちかっていた地ちをすべてイスラエルに与あたえられた。イスラエルはその地ちを自分じぶんのものとし、そこに住すんだ。

ヨシュア記21:44 そして主しゅは、先祖せんぞたちに誓ちかわれたとおり、まわりのすべての敵てきから守まもり、彼かれらを安やすらかに住すまわせた。敵てきは一人ひとりも彼かれらの前まえに立たちはだかることができなかった。主しゅが敵てきをみな、彼かれらの手てに渡わたされたからだ。

ヨシュア記21:45 主しゅがイスラエルの家いえに約束やくそくされた良よいことは、一ひとつもたがわなかった。すべてそのとおりになった。

ヨシュア記22:2 そして彼かれらに言いった。「あなたたちは、主しゅのしもべモーセが命めいじたことをすべて守まもり、わたしが命めいじたことにもすべて聞き従っききしたがってくれた。

ヨシュア記22:3 長ながい間あいだ、今日きょうに至いたるまで、あなたたちは仲間なかまを見捨みすてることなく、あなたたちの神かみ、主しゅの命令めいれいをしっかり守まもり続つづけてきた。

ヨシュア記22:4 そして今いま、あなたたちの神かみ、主しゅは、約束やくそくのとおり、あなたたちの仲間なかまに安息あんそくを与あたえてくださった。だから、もう自分じぶんの天幕てんまくに帰かえりなさい。ヨルダン川かわの向むこう側がわにある、あなたたちの所有しょゆうの地ち、主しゅのしもべモーセが与あたえてくれた地ちへ帰かえるのだ。

ヨシュア記22:5 ただし、主しゅのしもべモーセが命めいじた命令めいれいと律法りっぽうを、よく気きをつけて守まもり行おこないなさい。あなたたちの神かみ、主しゅを愛あいし、そのすべての道みちを歩あゆみ、その命令めいれいを守まもり、主しゅに寄よりすがり、心こころを尽つくし、魂たましいを尽つくして主しゅに仕つかえなさい。」

ヨシュア記22:9 ルベンの人々ひとびととガドの人々ひとびと、そしてマナセの半はん部族ぶぞくは、カナンの地ちにあるシロを出でて、イスラエルの人々ひとびとのもとを離はなれ、帰かえっていった。主しゅがモーセを通とおして命めいじたとおりに自分じぶんたちのものとなった所有しょゆうの地ち、ギレアドの地ちへ向むかうためだった。

ヨシュア記22:16 「主しゅの全ぜん会衆かいしゅうはこう言いっている。『あなたがたがイスラエルの神かみに対たいして犯おかした、この裏切うらぎりはいったい何なんなのか。自分じぶんたちのために祭壇さいだんを築きずいて、今日こんにち、主しゅに背せを向むけ、主しゅに反逆はんぎゃくしようというのか。

ヨシュア記22:17 ペオルで犯おかした罪つみだけでも、まだ足たりないというのか。わたしたちは今日きょうまで、その罪つみから清きよめられていない。そのために、主しゅの会衆かいしゅうに疫病やくびょうが下くだったのだ。

ヨシュア記22:18 それなのに、あなたがたは今日きょう、主しゅに背せを向むけようとしている。あなたがたが今日きょう、主しゅに反逆はんぎゃくすれば、明日あす、主しゅはイスラエルの全ぜん会衆かいしゅうに怒いかりを向むけられるのだ。

ヨシュア記22:19 もし、あなたがたの所有しょゆうする地ちが汚よごれているというなら、主しゅの所有しょゆうする地ち、主しゅの幕屋まくやがあるこちら側がわに渡わたってきて、わたしたちの間あいだで土地とちを得うるがいい。ただ、主しゅに反逆はんぎゃくしてはならない。わたしたちの神かみ、主しゅの祭壇さいだんのほかに、自分じぶんたちのための祭壇さいだんを築きずいて、わたしたちにまで反逆はんぎゃくしてはならない。

ヨシュア記22:22 「力ちからある神かみ、主しゅ。力ちからある神かみ、主しゅ。主しゅこそが、すべてをご存ぞんじだ。イスラエルよ、あなたがたも知しるがいい。もし、これが主しゅへの反逆はんぎゃくや裏切うらぎりのためなら、今日こんにち、わたしたちを助たすけないでほしい。

ヨシュア記22:23 もし、主しゅに背せを向むけるために自分じぶんたちの祭壇さいだんを築きずいたのなら、あるいはその上うえで焼やき尽つくすささげ物ものや穀物こくもつのささげ物ものをささげ、和解わかいのいけにえをささげるためだったのなら、主しゅご自身じしんが責せめを問とわれるがいい。

ヨシュア記22:24 いや、むしろわたしたちがこうしたのは、ある心配しんぱいがあったからだ。いつの日ひか、あなたがたの子孫しそんがわたしたちの子孫しそんにこう言いうのではないか、と思おもったのだ。『あなたがたに、イスラエルの神かみ、主しゅと、いったい何なんの関かかわりがあるのか。

ヨシュア記22:25 主しゅが、わたしたちとあなたがた、ルベン族ぞくとガド族ぞくとの間あいだに、ヨルダン川かわという境さかいを定さだめられた。だから、あなたがたには主しゅとの関かかわりはない』と。こうして、あなたがたの子孫しそんが、わたしたちの子孫しそんに主しゅを敬ううやまうのをやめさせてしまうのではないか、と。

ヨシュア記22:27 これは、わたしたちとあなたがた、そしてこれから続つづくわたしたちの子孫しそんとの間あいだで、証あかしとなるためだ。わたしたちが焼やき尽つくすささげ物ものやいけにえ、和解わかいのいけにえをもって、主しゅの前まえでその務つとめを果はたしていることの証あかしだ。こうすれば、いつの日ひか、あなたがたの子孫しそんがわたしたちの子孫しそんに「あなたがたに、主しゅとの関かかわりはない」とは言いえなくなる。

ヨシュア記22:28 だから、わたしたちはこう考かんがえた。もし将来しょうらい、あなたがたやその子孫しそんがわたしたちにそう言いったときには、こう答こたえよう。「見みよ、これは主しゅの祭壇さいだんの模型もけいだ。わたしたちの先祖せんぞが造つくったものだ。焼やき尽つくすささげ物もののためでも、いけにえのためでもない。わたしたちとあなたがたの間あいだの証あかしなのだ」と。

ヨシュア記22:29 わたしたちが主しゅに反逆はんぎゃくするなど、とんでもないことだ。今日きょう、主しゅに背せを向むけて離はなれ去さるなど、絶対ぜったいにしない。わたしたちの神かみ、主しゅの幕屋まくやの前まえにある祭壇さいだんのほかに、焼やき尽つくすささげ物ものや穀物こくもつのささげ物もの、いけにえのための祭壇さいだんを築きずくつもりなど、まったくないのだ。」

ヨシュア記22:31 祭司さいしエルアザルの子こピネハスは、ルベン族ぞくとガド族ぞくとマナセ族ぞくに言いった。「今日きょう、わたしたちは分わかった。主しゅがわたしたちの間あいだにおられることが。あなたがたは、主しゅに対たいしてこのような裏切うらぎりをしなかったのだから。こうしてあなたがたは、イスラエルの人々ひとびとを主しゅの手てから救すくったのだ。」

ヨシュア記22:34 ルベン族ぞくとガド族ぞくは、その祭壇さいだんをこう名なづけた。「これは、わたしたちの間あいだの証あかし。主しゅこそが神かみであることの証あかし」と。

ヨシュア記23:1 主しゅがイスラエルを取とり囲かこむすべての敵てきから解放かいほうし、平穏へいおんを与あたえてから、長ながい年月としつきがたった。そのころ、ヨシュアは年としをとり、老おいていた。

ヨシュア記23:3 あなたたちは、あなたたちの神かみである主しゅが、この国々くにぐにすべてに何なんをしてくれたかを、自分じぶんの目めで見みてきた。あなたたちのために戦たたかってくれたのは、あなたたちの神かみである主しゅなのだ。

ヨシュア記23:5 あなたたちの神かみである主しゅが、彼かれらをあなたたちの前まえから追おい払はらい、あなたたちの目めの前まえから追おい出だしてくれる。そしてあなたたちは、主しゅが約束やくそくしたとおり、彼かれらの土地とちを受うけ継つぐことになる。

ヨシュア記23:9 主しゅは、大おおきくて強つよい国々くにぐにをあなたたちの前まえから追おい出だしてくれた。今日きょうまで、あなたたちの前まえに立たちはだかれる者ものは一人ひとりもいなかった。

ヨシュア記23:10 あなたたちのうちの一人ひとりが、千せん人にんを追おい散ちらす。あなたたちの神かみである主しゅが、約束やくそくしたとおり、あなたたちのために戦たたかってくれるからだ。

ヨシュア記23:11 だから、あなたたちの神かみである主しゅを愛あいするよう、自分じぶんの魂たましいをよくよく気きをつけて守まもりなさい。

ヨシュア記23:13 はっきりと知しっておきなさい。あなたたちの神かみである主しゅは、もうこれらの民たみをあなたたちの前まえから追おい払はらったりはしない。彼かれらはあなたたちにとって、わなとなり、落おとし穴あなとなり、脇腹わきばらを打うつむちとなり、目めに刺ささるとげとなる。ついにはあなたたちは、あなたたちの神かみである主しゅが与あたえてくれたこの良よい土地とちから滅ほろび去さることになる。

ヨシュア記23:14 見みなさい。わたしは今日きょう、この世よのすべての人ひとがたどる道みちを行いこうとしている。あなたたちは、心こころを尽つくし、魂たましいを尽つくして知しっている。あなたたちの神かみである主しゅが約束やくそくしてくれた良よいことは、一ひとつも実現じつげんしなかったものはない。すべてがそのとおりになった。一ひとつもかなわなかったことはなかった。

ヨシュア記23:15 だが、良よいことがすべてそのとおりに実現じつげんしたように、あなたたちの神かみである主しゅは、悪わるいこともすべてあなたたちの上うえに下くだす。ついにはあなたたちを、あなたたちの神かみである主しゅが与あたえてくれたこの良よい土地とちから滅ほろぼし尽つくすことになる。

ヨシュア記23:16 あなたたちの神かみである主しゅが結むすんだ契約けいやく、あなたたちに命めいじたその契約けいやくを破やぶって、ほかの神々かみがみのところへ行いき、それに仕つかえ、ひれ伏ふすなら、主しゅの怒いかりがあなたたちに向むかって燃もえ上あがる。あなたたちは、主しゅが与あたえてくれたこの良よい土地とちから、たちまち滅ほろび去さることになる。」

ヨシュア記24:2 ヨシュアはすべての民たみに言いった。「イスラエルの神かみである主しゅは、こう言いわれる。『昔むかし、あなたたちの先祖せんぞは大河たいがの向むこう側がわに住すんでいた。アブラハムとナホルの父ちちテラもそうだ。彼かれらはほかの神々かみがみに仕つかえていた。

ヨシュア記24:7 先祖せんぞが主しゅに助たすけを求もとめて叫さけぶと、主しゅはあなたたちとエジプト人じんとの間あいだを暗闇くらやみでさえぎり、海うみをエジプト人じんの上うえにかぶせて、彼かれらをおおった。わたしがエジプトで行おこなったことを、あなたたちは自分じぶんの目めで見みた。そのあと、あなたたちは長ながいあいだ荒あれ野ので暮くらした。

ヨシュア記24:14 だから今いま、主しゅを敬うやまい、真心まごころと真実しんじつをもって主しゅに仕つかえなさい。あなたたちの先祖せんぞが川かわの向むこうやエジプトで仕つかえていた神々かみがみを捨すて去さり、主しゅに仕つかえなさい。

ヨシュア記24:16 すると、民たみは答こたえた。「主しゅを捨すてて、ほかの神々かみがみに仕つかえるなんて、わたしたちには絶対ぜったいにありえないことです。

ヨシュア記24:17 わたしたちの神かみ、主しゅこそが、わたしたちとわたしたちの先祖せんぞを、奴隷どれいの家いえであるエジプトの地ちから導みちびき上のぼってくださった方かたです。主しゅは、わたしたちの目めの前まえであの大おおきなしるしを行おこない、わたしたちが歩あゆんできた道みちすべてで、また通とおり過すぎたすべての民たみの間あいだで、わたしたちを守まもってくださいました。

ヨシュア記24:18 主しゅは、この地ちに住すんでいたアモリ人にんをはじめ、すべての民たみをわたしたちの前まえから追おい払はらってくださいました。だから、わたしたちも主しゅに仕つかえます。主しゅこそ、わたしたちの神かみだからです。」

ヨシュア記24:19 ヨシュアは民たみに言いった。「あなたたちには、主しゅに仕つかえることはできない。主しゅは聖せいなる神かみだからだ。ねたむ神かみであり、あなたたちの背そむきや罪つみを見みのがしてはくださらない。

ヨシュア記24:20 もしあなたたちが主しゅを捨すてて、外国がいこくの神々かみがみに仕つかえるなら、主しゅは向むきを変かえて、あなたたちにわざわいを下くだし、あなたたちを滅ほろぼしつくす。これまであなたたちに良よくしてくださったのに、そうなるのだ。」

ヨシュア記24:22 ヨシュアは民たみに言いった。「あなたたち自身じしんが、自分じぶんたちのことの証人しょうにんだ。あなたたちは、主しゅを選えらんで仕つかえると決きめたのだから。」民たみは言いった。「わたしたちが証人しょうにんです。」

ヨシュア記24:26 ヨシュアは、これらの言葉ことばを神かみの律法りっぽうの書しょに書き記しかきしるした。そして大おおきな石いしを取とり、主しゅの聖せい所しょにある樫かしの木きの下したに、それを立たてた。

ヨシュア記24:27 ヨシュアはすべての民たみに言いった。「見みなさい。この石いしが、わたしたちの証人しょうにんとなる。この石いしは、主しゅがわたしたちに語かたられた言葉ことばをすべて聞きいたのだから。だからこの石いしは、あなたたちの証人しょうにんとなる。あなたたちが自分じぶんの神かみを裏切らうらぎらないためだ。」

ヨシュア記24:29 これらのことの後あと、主しゅのしもべ、ヌンの子こヨシュアは、百ひゃく十とお歳さいで死しんだ。

ヨシュア記24:31 イスラエルは、ヨシュアが生いきている間あいだずっと主しゅに仕つかえた。さらに、ヨシュアより長ながく生いきた長老ちょうろうたちが生いきている間あいだも、そうだった。彼かれらは、主しゅがイスラエルのためにしてくださったすべてのわざを、自分じぶんの目めで知しっていた。

士師記(124か所)

士師記1:2 主しゅは言いわれた。「ユダが攻せめ上のぼりなさい。わたしはこの地ちを、すでにユダの手てに渡わたしている。」

士師記1:4 ユダが攻せめ上のぼると、主しゅはカナン人にんとペリジ人にんを彼かれらの手てに渡わたされた。彼かれらはベゼクで敵てき一いち万まん人にんを討うち取とった。

士師記1:19 主しゅがユダとともにおられたので、ユダは山地さんちを自分じぶんのものとした。しかし谷たにに住すむ民たみは追おい出だせなかった。彼かれらが鉄てつの戦車せんしゃを持もっていたからだ。

士師記1:22 ヨセフの一族いちぞくもまた、ベテルへ攻せめ上のぼった。主しゅが彼かれらとともにおられた。

士師記2:1 主しゅの使つかいがギルガルからボキムに上のぼって来きて、こう告つげた。「わたしはあなたたちをエジプトから連つれ出だし、あなたたちの先祖せんぞに誓ちかった地ちへ導みちびき入いれた。そしてわたしは、あなたたちと結むすんだ約束やくそくを決けっして破やぶらないと言いった。

士師記2:4 主しゅの使つかいがこの言葉ことばをイスラエルのすべての人々ひとびとに語かたると、人々ひとびとは声こえをあげて泣ないた。

士師記2:7 人々ひとびとはヨシュアが生いきているあいだも、その後あとまで長ながく生いき残のこった長老ちょうろうたちのあいだも、ずっと主しゅに仕つかえた。彼かれらは、主しゅがイスラエルのためになさった大おおきな働はたらきをすべて見みた人々ひとびとだった。

士師記2:8 主しゅのしもべ、ヌンの子こヨシュアは、百ひゃく十とお歳さいで死しんだ。

士師記2:10 その世代せだいの人々ひとびともみな、先祖せんぞのもとに集あつめられて死しんでいった。そして彼かれらの後あとに、別べつの世代せだいが起おこった。その世代せだいは主しゅを知しらず、主しゅがイスラエルのためにされた働はたらきも知しらなかった。

士師記2:11 イスラエルの人々ひとびとは主しゅの目めに悪あくとされることを行おこない、バアルの神々かみがみに仕つかえた。

士師記2:12 彼かれらは、自分じぶんたちをエジプトの地ちから連つれ出だしてくれた、先祖せんぞの神かみである主しゅを捨すてた。そして周まわりの民たみの神々かみがみ、ほかの神々かみがみに従したがい、それらを拝おがんで、主しゅを怒おこらせた。

士師記2:13 こうして彼かれらは主しゅを捨すて、バアルやアシュタロテに仕つかえた。

士師記2:14 それで主しゅはイスラエルに激はげしく怒おこり、彼かれらを略奪りゃくだつ者しゃの手てに渡わたされた。略奪りゃくだつ者しゃたちは彼かれらを奪うばい取とった。主しゅは彼かれらを、周まわりの敵てきの手てに売うり渡わたされた。もう彼かれらは、敵てきの前まえに立たち向むかうことができなくなった。

士師記2:15 彼かれらがどこへ出でて行いっても、主しゅの手ては彼かれらに向むかってわざわいをもたらした。主しゅが前まえもって語かたり、彼かれらに誓ちかわれたとおりだった。彼かれらはひどく追おいつめられた。

士師記2:16 それでも主しゅは、さばきづかさを立たてて、彼かれらを略奪りゃくだつする者ものの手てから救すくい出だされた。

士師記2:17 ところが彼かれらは、そのさばきづかさにも聞き従わききしたがわなかった。かえってほかの神々かみがみを慕したって身みを任まかせ、それらを拝おがんだ。彼かれらは、先祖せんぞが主しゅの命令めいれいに従したがって歩あゆんだ道みちから、すぐにそれてしまった。先祖せんぞのようには生いきなかったのだ。

士師記2:18 主しゅが彼かれらのためにさばきづかさを立たてられると、主しゅはそのさばきづかさとともにおられた。そして、そのさばきづかさが生いきているあいだ、彼かれらを敵てきの手てから救すくい出だされた。彼かれらを苦くるしめ、しいたげる者ものたちのために、彼かれらがうめき苦くるしむのを見みて、主しゅが心こころを痛いためられたからだ。

士師記2:20 そこで主しゅはイスラエルに激はげしく怒おこって言いわれた。「この民たみは、わたしが先祖せんぞに命めいじておいた契約けいやくを破やぶり、わたしの声こえに聞き従わききしたがわなかった。

士師記2:22 それは、これらの国々くにぐにによってイスラエルを試ためすためだ。彼かれらが先祖せんぞのように、主しゅの道みちを守まもってそこを歩あゆむかどうか、確たしかめるためである。」

士師記2:23 こうして主しゅは、これらの国々くにぐにをすぐには追おい払はらわず、そのまま残のこしておかれた。ヨシュアの手てに渡わたすこともされなかったのである。

士師記3:1 主しゅは、いくつかの民たみをそのまま残のこしておかれた。それは、カナンでの戦たたかいを一いち度ども経験けいけんしたことのないイスラエルの人々ひとびとを、その民たみによって試ためすためだった。

士師記3:4 この民たみは、イスラエルを試ためすために残のこされた。主しゅがモーセを通とおして先祖せんぞに与あたえた命令めいれいに、イスラエルが従したがうかどうかを知しるためだった。

士師記3:7 イスラエルの人々ひとびとは、主しゅの目めに悪あくとされることを行おこなった。自分じぶんたちの神かみである主しゅを忘わすれ、バアルやアシェラの神々かみがみに仕つかえたのだ。

士師記3:8 すると主しゅの怒いかりがイスラエルに向むかって燃もえ上あがった。主しゅは彼かれらを、アラム・ナハライムの王おうクシャン・リシュアタイムの手てに売うり渡わたした。イスラエルの人々ひとびとは八はち年間ねんかん、クシャン・リシュアタイムに仕つかえた。

士師記3:9 イスラエルの人々ひとびとが主しゅに叫さけび求もとめると、主しゅは彼かれらを救すくう者ものを立たてて、救すくい出だした。それはカレブの弟おとうと、ケナズの子こオテニエルである。

士師記3:10 主しゅの霊れいがオテニエルに臨のぞんだ。彼かれはイスラエルを治おさめ、戦たたかいに出でて行いった。主しゅはアラムの王おうクシャン・リシュアタイムを彼かれの手てに渡わたし、彼かれはクシャン・リシュアタイムを打うち負まかした。

士師記3:12 イスラエルの人々ひとびとは、再ふたたび主しゅの目めに悪あくとされることを行おこなった。彼かれらがこの悪あくを行おこなったので、主しゅはモアブの王おうエグロンを強つよくして、イスラエルに立たち向むかわせた。

士師記3:15 やがてイスラエルの人々ひとびとが主しゅに助たすけを求もとめて叫さけぶと、主しゅは彼かれらを救すくう者ものを立たてた。それはベニヤミン族ぞくのゲラの子こエフドで、左利きひだりききの男おとこだった。イスラエルの人々ひとびとは彼かれに貢みつぎ物ものを持もたせ、モアブの王おうエグロンのもとへ送おくった。

士師記3:28 彼かれは言いった。「わたしについて来こい。主しゅが敵てきのモアブを、あなたたちの手てに渡わたしてくださったのだ。」人々ひとびとはエフドについて下くだって行いき、モアブへ通つうじるヨルダン川かわの渡わたし場ばを押おさえ、だれ一人ひとり渡わたらせなかった。

士師記4:1 エフドが死しぬと、イスラエルの人々ひとびとはまた、主しゅの目めに悪わるいことを繰くり返かえした。

士師記4:2 そこで主しゅは彼かれらを、ハツォルで王位おういにあったカナンの王おうヤビンの手てに売うり渡わたした。ヤビンの軍ぐんの司令しれい官かんはシセラで、異邦いほう人にんの町まちハロシェトに住すんでいた。

士師記4:6 デボラは使つかいをやって、ナフタリのケデシュからアビノアムの子こバラクを呼よび寄よせ、こう言いった。「イスラエルの神かみ、主しゅはこう命めいじているではありませんか。『さあ、タボル山さんへ向むかって進すすみなさい。ナフタリ族ぞくとゼブルン族ぞくから一いち万まん人にんを率ひきいて行いきなさい。

士師記4:9 デボラは言いった。「わかりました。必かならず一緒いっしょに行いきましょう。でも、この戦たたかいであなたが名誉めいよを受うけることはありません。主しゅはシセラを一人ひとりの女おんなの手てに渡わたされるからです。」こうしてデボラは立たち上あがり、バラクと一緒いっしょにケデシュへ向むかった。

士師記4:14 デボラはバラクに言いった。「さあ、立たってください。今日きょうこそ、主しゅがシセラをあなたの手てに渡わたされる日ひです。主しゅがあなたの先頭せんとうに立たって進すすんでくださるではありませんか。」バラクは一いち万まん人にんを率ひきいてタボル山さんを下くだっていった。

士師記4:15 主しゅはシセラと、そのすべての戦車せんしゃと全軍ぜんぐんを、バラクの前まえで混乱こんらんさせられた。シセラは戦車せんしゃから降ふり、走はしって逃にげた。

士師記5:2 イスラエルの指導しどう者しゃたちが先頭せんとうに立たち、民たみが進すすんで身みをささげたとき。主しゅをほめたたえよ。

士師記5:3 王おうたちよ、聞きけ。君主くんしゅたちよ、耳みみを傾かたむけよ。わたしは主しゅに向むかって歌ううたう。わたしはイスラエルの神かみ、主しゅをほめ歌ううたう。

士師記5:4 主しゅよ、あなたがセイルを出でて、エドムの野のを進すすんで行いかれたとき、地ちは揺ゆれ、天てんからは雨あめが降ふり、雲くもは水みずを注そそいだ。

士師記5:5 山々やまやまは主しゅの前まえで溶とけ去さった。あのシナイの山やまも、イスラエルの神かみ、主しゅの前まえで。

士師記5:9 わたしの心こころは、イスラエルの指導しどう者しゃたちと共ともにある。民たみの中なかで進すすんで身みを投なげ出だした者ものたちと。主しゅをたたえよ。

士師記5:11 水みずくみ場ばのほとりで、水みずを分わける人々ひとびとの声こえがする。そこで人々ひとびとは主しゅの正ただしい行おこないを語かたり告つげる。イスラエルの村むらに住すむ者ものたちへの、主しゅの正ただしい行おこないを。そのとき、主しゅの民たみは町まちの門もんへと下くだって行いった。

士師記5:13 そのとき、生いき残のこった者ものたちが名なだたる者ものたちのもとへ下くだって行いき、主しゅの民たみが勇士ゆうしたちと共ともに、わたしのもとへ下くだって来きた。

士師記5:23 「メロズをのろえ」と、主しゅの使つかいは言いった。「そこに住すむ者ものを、きびしくのろえ。彼かれらは主しゅを助たすけに来こなかった。勇士ゆうしたちに立たち向むかう主しゅを、助たすけに来こなかったからだ。」

士師記5:31 主しゅよ、あなたの敵てきがみな、こうして滅ほろびますように。でも、主しゅを愛あいする人ひとたちは、力ちからにあふれて昇のぼる太陽たいようのようでありますように。こうして、その地ちは四十よんじゅう年ねんのあいだ、平穏へいおんだった。

士師記6:1 イスラエルの人々ひとびとは、また主しゅの目めに悪あくとされることをした。それで主しゅは、彼かれらを七しち年ねんのあいだ、ミディアン人にんの手てに渡わたした。

士師記6:8 主しゅはひとりの預言よげん者しゃをイスラエルの人々ひとびとに送おくった。その人ひとは彼かれらにこう言いった。「イスラエルの神かみ、主しゅはこう言いわれる。わたしはあなたたちをエジプトから導みちびき上のぼり、奴隷どれいの家いえから連つれ出だした。

士師記6:10 そしてわたしはあなたたちに言いった。『わたしはあなたたちの神かみ、主しゅである。あなたたちが今いま住すんでいる地ちの、アモリ人にんの神々かみがみを恐おそれてはならない』と。それなのに、あなたたちはわたしの声こえに聞き従わききしたがわなかった。」

士師記6:11 主しゅの使つかいがやって来きて、オフラにある樫かしの木きの下したにすわった。その木きは、アビエゼル人にんヨアシュのものだった。ヨアシュの子こギデオンは、ミディアン人にんの目めからかくすため、酒さけぶねの中なかで麦むぎを打うっていた。

士師記6:12 主しゅの使つかいはギデオンに現あらわれて、こう言いった。「主しゅがあなたとともにおられる。勇いさましい戦士せんしよ。」

士師記6:13 ギデオンは答こたえた。「ああ、ご主人しゅじんさま。もし主しゅがわたしたちとともにおられるなら、どうしてこんなことがすべて起おきたのですか。わたしたちの先祖せんぞは、『主しゅがわたしたちをエジプトから導みちびき上のぼってくださったのだ』と語かたり伝つたえてくれました。でも、その数々かずかずのすばらしい行おこないは、いったいどこにあるのですか。今いまでは主しゅはわたしたちを見捨みすて、ミディアン人にんの手てに渡わたしてしまわれたのです。」

士師記6:14 すると主しゅはギデオンのほうを向むいて言いった。「あなたのその力ちからで行いきなさい。そしてイスラエルをミディアン人にんの手てから救すくうのだ。わたしがあなたを送おくるのだから。」

士師記6:15 ギデオンは答こたえた。「ああ、主しゅよ。わたしにどうしてイスラエルを救すくえるでしょうか。わたしの一族いちぞくはマナセの中なかでいちばん弱よわく、わたし自身じしんは父ちちの家いえでいちばん年下とししたなのです。」

士師記6:16 主しゅはギデオンに言いった。「わたしがあなたとともにいる。だからあなたは、ミディアン人にんをまるでひとりの人ひとを打うつように打うち破やぶるだろう。」

士師記6:18 わたしがあなたのところに戻もどり、供そなえ物ものを持もって来きてあなたの前まえに供そなえるまで、どうかここを離はなれないでください。」主しゅは言いった。「あなたが戻もどるまで待まっていよう。」

士師記6:21 すると主しゅの使つかいは、手てに持もっていた杖つえの先さきを伸のばして、肉にくとパンに触ふれた。すると岩いわから火ひが燃もえ上あがり、肉にくとパンを焼やき尽つくした。そして主しゅの使つかいは、ギデオンの目めの前まえから消きえた。

士師記6:22 ギデオンは、その方かたが主しゅの使つかいだったと気きづいた。そしてこう言いった。「ああ、主しゅなる神かみよ。わたしは主しゅの使つかいを顔かおと顔かおを合あわせて見みてしまいました。」

士師記6:23 主しゅはギデオンに言いった。「安心あんしんしなさい。恐おそれることはない。あなたは死しなない。」

士師記6:24 ギデオンはそこに主しゅのための祭壇さいだんを築ききずき、それを「主しゅは平安へいあん」と名なづけた。それは今日きょうまで、アビエゼル人にんのオフラに残のこっている。

士師記6:25 その夜よる、主しゅはギデオンに言いった。「あなたの父ちちの雄牛おうし、七なな歳さいになる二に頭とう目めの雄牛おうしを取とりなさい。そして、あなたの父ちちが持もっているバアルの祭壇さいだんを壊こわし、そのそばに立たっているアシェラの柱はしらを切きり倒たおしなさい。

士師記6:26 そして、この砦とりでの頂いただきに、石いしをきちんと整ととのえて、あなたの神かみである主しゅのための祭壇さいだんを築ききずきなさい。それから、あの二に頭とう目めの雄牛おうしを取とり、切きり倒たおしたアシェラの柱はしらを薪たきぎにして、焼やき尽つくすいけにえとしてささげなさい。」

士師記6:27 それでギデオンは、自分じぶんの使用しよう人にんの中なかから十じゅう人にんを連つれて、主しゅが命めいじたとおりに行いった。ただ、父ちちの家いえの者ものたちや町まちの人々ひとびとを恐おそれていたので、昼間ひるまではなく夜よるのうちにそれを行おこなった。

士師記6:34 すると、主しゅの霊れいがギデオンをおおった。ギデオンが角笛つのぶえを吹ふき鳴ならすと、アビエゼルの人々ひとびとが彼かれのもとに集あつまってきた。

士師記7:2 主しゅはギデオンに言いわれた。「あなたといっしょにいる民たみは多おおすぎる。このままミデヤンを彼かれらの手てに渡わたすと、イスラエルはわたしに向むかって『自分じぶんの手てで勝かったのだ』と誇ほこるだろう。

士師記7:4 主しゅはまたギデオンに言いわれた。「民たみはまだ多おおすぎる。彼かれらを水みずのほとりに連つれて下おりなさい。そこであなたのために、わたしが彼かれらをふるいにかける。わたしが『この者ものはあなたといっしょに行いく』と言いう者ものは、あなたといっしょに行いく。『この者ものはあなたといっしょに行いかない』と言いう者ものは、行いかない。」

士師記7:5 そこでギデオンは民たみを水みずのほとりに連つれて下おりた。すると主しゅはギデオンに言いわれた。「犬いぬがなめるように、舌したで水みずをなめる者ものはみな、別べつにしておきなさい。ひざをついて水みずを飲のむ者ものもみな、別べつにしておきなさい。」

士師記7:7 主しゅはギデオンに言いわれた。「水みずをなめたこの三百さんびゃく人にんによって、わたしはあなたたちを救すくい、ミディアンをあなたの手てに渡わたす。ほかの民たみはみな、それぞれ自分じぶんの場所ばしょへ帰かえらせなさい。」

士師記7:9 その夜よる、主しゅはギデオンに言いわれた。「立たって、敵てきの陣営じんえいに攻せめ下くだりなさい。わたしはそれをあなたの手てに渡わたしたのだ。

士師記7:15 ギデオンはこの夢ゆめとその解とき明あかしを聞きくと、ひざまずいて神かみを礼拝れいはいした。そしてイスラエルの陣営じんえいに戻もどって言いった。「立たち上あがれ。主しゅがミディアンの陣営じんえいをあなたたちの手てに渡わたしてくださった。」

士師記7:18 わたしと、わたしといっしょにいる者ものたちがみなラッパを吹ふいたら、あなたたちも陣営じんえいのまわりのあちこちでラッパを吹ふき鳴ならし、『主しゅのために、ギデオンのために』と叫さけべ。」

士師記7:20 三みっつの隊たいはいっせいにラッパを吹ふき、壺つぼを割わった。そして左手ひだりてにたいまつを、右手みぎてには吹ふくためのラッパを持もって、「剣けんを、主しゅのために、ギデオンのために」と叫さけんだ。

士師記7:22 三百さんびゃく人にんがラッパを吹ふき鳴ならすと、主しゅは陣営じんえいじゅうで、彼かれらが同士どうし討うちをするようにされた。剣けんが仲間なかまに向むけられたのだ。陣営じんえいの者ものたちはツェレラのほうのベト・シタまで、さらにタバトのそばのアベル・メホラのあたりまで逃にげていった。

士師記8:7 ギデオンは言いった。「よし。主しゅがゼバとツァルムナをわたしの手てに渡わたしてくださったら、わたしはあなたたちの体からだを、荒あれ野ののいばらととげで引ひき裂さいてやる。」

士師記8:19 ギデオンは言いった。「あれはわたしの兄弟きょうだい、わたしの母ははの子こどもたちだった。主しゅは生いきておられる。もしあなたたちがあの者ものたちを生いかしておいたなら、わたしはあなたたちを殺ころしはしなかったのに。」

士師記8:23 しかしギデオンは彼かれらに答こたえた。「わたしはあなたたちを治おさめない。わたしの子こも、あなたたちを治おさめない。あなたたちを治おさめるのは主しゅだ。」

士師記8:27 ギデオンはその金かねでエフォドという祭具さいぐを作つくり、自分じぶんの町まちオフラに置おいた。イスラエルの人々ひとびとはみな、そこでそれを慕したい、主しゅを捨すててそれを拝おがんだ。こうしてそれは、ギデオンとその一族いちぞくにとってわなとなった。

士師記8:34 イスラエルの人々ひとびとは、まわりのすべての敵てきの手てから自分じぶんたちを救すくい出だしてくれた、彼かれらの神かみ、主しゅのことを思おもい出ださなかった。

士師記10:6 イスラエルの人々ひとびとは、またも主しゅの目めに悪あくとされることを行おこなった。彼かれらはバアルやアシュタロテの神々かみがみ、さらにアラムの神々かみがみ、シドンの神々かみがみ、モアブの神々かみがみ、アンモン人にんの神々かみがみ、ペリシテ人びとの神々かみがみに仕つかえた。こうして主しゅを捨すて、主しゅに仕つかえようとしなかった。

士師記10:7 主しゅはイスラエルに対たいして激はげしく怒おこり、彼かれらをペリシテ人びととアンモン人にんの手てに売うり渡わたした。

士師記10:11 主しゅはイスラエルの人々ひとびとに言いった。「わたしは、エジプト人じんからも、アモリ人にん、アンモン人にん、ペリシテ人びとからも、あなたたちを救すくい出だしたではないか。

士師記10:16 そして彼かれらは、自分じぶんたちの中なかから外国がいこくの神々かみがみを取とり除のぞいて、主しゅに仕つかえた。主しゅは、イスラエルの苦くるしみをもう見みていられなくなった。

士師記11:9 エフタはギレアデの長老ちょうろうたちに言いった。「もしあなたたちがわたしを連つれ戻もどして、アンモン人にんと戦たたかわせ、主しゅが彼かれらをわたしの手てに渡わたしてくださるなら、わたしはあなたたちのかしらになろう。」

士師記11:10 ギレアデの長老ちょうろうたちはエフタに言いった。「主しゅがわたしたちの間あいだで聞きいていてくださる。あなたの言いうとおりにきっとするから。」

士師記11:11 そこでエフタはギレアデの長老ちょうろうたちと一緒いっしょに行いった。人々ひとびとは彼かれを自分じぶんたちのかしら、また指揮しき官かんとした。そしてエフタはミツパで、自分じぶんの言い分いいぶんをすべて主しゅの前まえで述のべた。

士師記11:21 だが、イスラエルの神かみである主しゅは、シホンとそのすべての民たみをイスラエルの手てに渡わたされた。イスラエルは彼かれらを打うち破やぶり、その地ちに住すんでいたアモリ人にんの地ちをすべて手てに入いれた。

士師記11:23 このように、イスラエルの神かみである主しゅが、御ご自分じぶんの民たみイスラエルの前まえからアモリ人にんを追おい払はらってくださったのだ。それなのに、あなたがその地ちを取とろうというのか。

士師記11:24 あなたの神かみケモシュがあなたに取とらせてくれるものを、あなたは自分じぶんのものにするだろう。それと同おなじように、わたしたちの神かみである主しゅがわたしたちの前まえから追おい払はらってくださったものは、すべてわたしたちが自分じぶんのものにするのだ。

士師記11:27 わたしはあなたに何なんも悪わるいことをしてなどいない。それなのに、あなたはわたしに戦たたかいをしかけて、ひどいことをしようとしている。裁さばき主しゅである主しゅが、今日こんにち、イスラエルの人々ひとびととアンモンの人々ひとびとのあいだを裁さばいてくださるように。」

士師記11:29 そのとき、主しゅの霊れいがエフタに下くだった。エフタはギレアドとマナセを通とおり抜ぬけ、さらにギレアドのミツパを通とおり抜ぬけて、そこからアンモン人にんのところへ進すすんで行いった。

士師記11:32 こうしてエフタはアンモン人にんのところへ渡わたって行いき、彼かれらと戦たたかった。主しゅは彼かれらをエフタの手てに渡わたされた。

士師記11:36 娘むすめは父ちちに言いった。「お父ちちさん、あなたは主しゅに向むかって口くちを開ひらいて誓ちかったのですね。それなら、その口くちから出でた言葉ことばのとおりに、わたしにしてください。主しゅが、あなたの敵てきであるアンモン人にんにあだを討うってくださったのですから。」

士師記12:3 あなたたちが助たすけてくれないと分わかったので、わたしは命いのちがけでアンモン人にんのところへ渡わたって行いった。すると主しゅは、彼かれらをわたしの手てに渡わたしてくださった。それなのに、どうして今日きょうわたしのところに上のぼって来きて、わたしと戦たたかおうとするのか。」

士師記13:1 イスラエルの人ひとたちは、また主しゅの目めに悪わるいことをしてしまった。それで主しゅは、彼かれらを四十よんじゅう年ねんのあいだ、ペリシテ人びとの手てに渡わたした。

士師記13:3 そんなある日ひ、主しゅの使つかいがこの女おんなのところに現あらわれて、こう言いった。「あなたは子こどもができない体からだで、まだ一いち度ども産うんだことがない。でも、あなたはみごもって、男おとこの子こを産うむことになる。

士師記13:8 そこでマノアは主しゅに祈いのって言いった。「主しゅよ、お願ねがいします。あなたが送おくってくださったあの神かみの人ひとを、もう一いち度どわたしたちのところに来きさせてください。生うまれてくる子このために、わたしたちが何なんをすればいいのか教おしえてもらいたいのです。」

士師記13:13 主しゅの使つかいはマノアに言いった。「わたしが妻つまに伝つたえたことを、すべてそのとおり守まもらせなさい。

士師記13:15 マノアは主しゅの使つかいに言いった。「どうか、もう少すこしいてください。子こやぎを一いち頭とう料理りょうりして、お出だししたいのです。」

士師記13:16 主しゅの使つかいはマノアに答こたえた。「引ひき止とめてくれても、あなたの食事しょくじはいただかない。もし焼やき尽つくすいけにえをささげたいなら、それは主しゅにささげなさい。」マノアは、その人ひとが主しゅの使つかいだとは気きづいていなかったのだ。

士師記13:17 マノアは主しゅの使つかいにたずねた。「お名前なまえを教おしえてください。あなたの言葉ことばのとおりになったら、あなたをたたえたいのです。」

士師記13:18 主しゅの使つかいは答こたえた。「なぜ、わたしの名なを聞きくのか。それは、人ひとには計はかり知しれないものだ。」

士師記13:20 祭壇さいだんから炎ほのおが天てんに向むかって燃もえ上あがり、主しゅの使つかいはその炎ほのおの中なかを上のぼっていった。マノアと妻つまはそれを見みて、地ちにひれ伏ふした。

士師記13:21 主しゅの使つかいは、それきりマノアと妻つまの前まえに現あらわれなかった。そのときマノアは、あの人ひとが主しゅの使つかいだったと悟さとった。

士師記13:23 けれども妻つまは答こたえた。「もし主しゅがわたしたちを殺ころそうとされているなら、わたしたちの手てから焼やき尽つくすいけにえも穀物こくもつのささげ物ものも受うけ取とられなかったはずです。それに、こんなことをすべて見みせてはくださらなかったし、今いまこのようなことを聞きかせてもくださらなかったでしょう。」

士師記13:24 やがて妻つまは男おとこの子こを産うみ、その子こをサムソンと名なづけた。子こどもは成長せいちょうし、主しゅはその子こを祝福しゅくふくされた。

士師記13:25 主しゅの霊れいが、ツォルアとエシュタオルの間あいだにあるダンの陣営じんえいで、サムソンを動うごかし始はじめた。

士師記14:4 父ちちと母ははは、これが主しゅのなさることだとは知しらなかった。主しゅはペリシテ人びとと事ことを起おこすきっかけを求もとめておられたのだ。そのころ、ペリシテ人びとはイスラエルを支配しはいしていた。

士師記14:6 そのとき主しゅの霊れいがサムソンに激はげしく下くだり、彼かれはまるで子こやぎを引ひき裂さくように、素手すででそのライオンを引ひき裂さいた。手てには何なんも持もっていなかった。でも彼かれは、自分じぶんのしたことを父ちちにも母ははにも話はなさなかった。

士師記14:19 すると主しゅの霊れいが激はげしくサムソンに下くだった。彼かれはアシュケロンへ下くだって行いき、その町まちの三十さんじゅう人にんを打うち殺ころした。そして彼かれらの衣ころもをはぎ取とり、なぞなぞを解といた者ものたちに着替きがえの衣ころもを与あたえた。サムソンは怒いかりに燃もえて、自分じぶんの父ちちの家いえへ上のぼって行いった。

士師記15:14 サムソンがレヒまで来くると、ペリシテ人びとが大声おおごえをあげて向むかってきた。そのとき、主しゅの霊れいが激はげしくサムソンに下くだった。すると、腕うでにかかっていた縄なわは火ひで焼やけた麻糸あさいとのようになり、手てからするりとほどけ落おちた。

士師記16:20 デリラは「サムソン、ペリシテ人びとが来きたわよ!」と叫さけんだ。サムソンは眠ねむりから覚さめ、「いつものように出でて行いって、体からだを振ふりほどこう」と思おもった。しかし彼かれは、主しゅが自分じぶんから離はなれてしまったことに気きづいていなかった。

士師記16:28 サムソンは主しゅに呼よびかけて言いった。「主しゅなる神かみさま、どうかわたしを思おもい出だしてください。神かみさま、どうか、もう一いち度どだけ力ちからを与あたえてください。この両目りょうめを奪うばわれた仕返ししかえしを、ペリシテ人びとに一いち度どで果はたさせてください。」

士師記17:13 ミカは言いった。「これで分わかった。主しゅはきっとわたしをよくしてくださる。レビ人びとがわたしの祭司さいしになったのだから。」

士師記18:6 祭司さいしは彼かれらに言いった。「安心あんしんして行いきなさい。あなたがたが行いこうとしている旅たびを、主しゅが見守みまもっておられます。」

士師記19:18 その人ひとは答こたえた。「わたしたちは、ユダのベツレヘムから、エフライムの山地さんちの奥おくへ向むかう途中とちゅうです。わたしはそこの者もので、ユダのベツレヘムまで行いってきました。今いまは主しゅの家いえへ向むかっています。でも、だれもわたしを家いえに泊とめてくれないのです。

士師記20:1 それでイスラエルのすべての人々ひとびとが出でてきた。北きたのダンから南みなみのベエル・シェバまで、さらにギレアデの地ちからも、全ぜん会衆かいしゅうが一人ひとりの人ひとのように集あつまり、ミツパで主しゅのもとに集つどった。

士師記20:18 イスラエルの人々ひとびとは立たち上あがってベテルに上のぼり、神かみに尋たずねた。「ベニヤミンの人々ひとびとと戦たたかうのに、わたしたちのうち、だれが最初さいしょに攻せめ上のぼるべきでしょうか。」すると主しゅは言いわれた。「ユダが最初さいしょに上のぼりなさい。」

士師記20:23 イスラエルの人々ひとびとはベテルに上のぼり、夕方ゆうがたまで主しゅの前まえで泣ないた。そして主しゅに尋たずねた。「わたしたちの兄弟きょうだいであるベニヤミンの人々ひとびとと、また戦たたかいに出でるべきでしょうか。」すると主しゅは言いわれた。「攻せめ上のぼりなさい。」

士師記20:26 そこでイスラエルの人々ひとびとは、全軍ぜんぐんそろってベテルに上のぼった。彼かれらはそこで泣なきながら主しゅの前まえに座すわり込こみ、その日ひは夕方ゆうがたまで断食だんじきした。そして主しゅの前まえに焼やき尽つくすいけにえと交まじわりのいけにえをささげた。

士師記20:28 アロンの子こエルアザルの子こピネハスが、当時とうじその箱はこの前まえに仕つかえていた。イスラエルの人々ひとびとは尋たずねた。「わたしたちの兄弟きょうだいであるベニヤミンの人々ひとびとと、これからも戦たたかいに出でるべきでしょうか。それともやめるべきでしょうか。」すると主しゅは言いわれた。「攻せめ上のぼりなさい。明日あす、わたしは彼かれらをあなたの手てに渡わたす。」

士師記20:35 主しゅはイスラエルの前まえでベニヤミンを打うち破やぶられた。その日ひ、イスラエルの人々ひとびとはベニヤミンの二に万まん五千ごせん百ひゃく人にんを討うち取とった。これはみな剣けんを持もって戦たたかう者ものたちだった。

士師記21:3 そして言いった。「イスラエルの神かみ、主しゅよ。どうしてこんなことがイスラエルに起おきたのですか。今日きょう、イスラエルから一ひとつの部族ぶぞくが欠かけてしまうなんて。」

士師記21:5 イスラエルの人々ひとびとは言いった。「イスラエルの全部ぜんぶ族ぞくの中なかで、主しゅのもとに集あつまらなかったのはだれか。」というのも、ミツパの主しゅのもとに上のぼって来こなかった者ものは必かならず殺ころされると、彼かれらは重々おもおもしく誓ちかっていたからだ。

士師記21:8 そこで彼かれらは言いった。「イスラエルの部族ぶぞくの中なかで、ミツパの主しゅのもとに集あつまらなかったのはどこか。」調しらべてみると、ヤベシュ・ギルアデからは、だれもその集あつまりの陣営じんえいに来きていなかった。

士師記21:15 民たみはベニヤミンのことで心こころを痛いためた。主しゅがイスラエルの諸しょ部族ぶぞくの間あいだに裂さけ目めを生しょうじさせたからだ。

士師記21:19 そこで、長老ちょうろうたちは言いった。「見みなさい、シロでは毎年まいとし、主しゅの祭まつりが行おこなわれている。シロは、ベテルの北きた、ベテルからシェケムへ上のぼる道みちの東ひがし、レボナの南みなみにある。

ルツ記(15か所)

ルツ記1:6 そんなとき、主しゅがご自分じぶんの民たみを心こころにかけ、食たべる物ものをお与あたえになった、という知しらせがモアブの地ちに届とどいた。それを聞きいてナオミは、嫁よめたちとともにモアブの地ちを離はなれ、故郷こきょうへ帰かえることにした。

ルツ記1:8 その道みちで、ナオミはふたりの嫁よめに言いった。「さあ、それぞれ自分じぶんのお母ははさんの家いえへお帰かえりなさい。あなたたちは、亡なくなった息子むすこたちにも、わたしにも、よくしてくれた。どうか主しゅが、あなたたちにも同おなじ慈いつくしみを注そそいでくださいますように。

ルツ記1:9 どうか主しゅが、あなたたちそれぞれに新あたらしい夫おっとの家庭かていと、安やすらげる場所ばしょをお与あたえくださいますように。」そう言いってナオミが嫁よめたちに口くちづけすると、ふたりは声こえをあげて泣ないた。

ルツ記1:13 そのために、あなたたちはあの子こたちが大おおきくなるまで待まつの。そのために、夫おっとも持もたずにいるつもりなの。だめよ、娘むすめたち。あなたたちよりも、わたしのほうがずっとつらいのよ。主しゅの手てがわたしを打うったのだから。」

ルツ記1:17 あなたが死しぬところで、わたしも死しに、そこに葬ほうむられます。もし死しによってではなく、わたしがあなたと別わかれるようなことがあれば、主しゅがわたしをどれほどでも罰ばっしてくださいますように。」

ルツ記1:21 わたしは満みち足たりて出でて行いったのに、主しゅは何なんも持もたないまま、わたしを帰かえらせた。どうしてわたしをナオミと呼よぶの。主しゅがわたしを責せめ、全能ぜんのうの神かみがわたしに災わざわいを下くだしたのに。」

ルツ記2:4 ちょうどそのとき、ボアズがベツレヘムからやって来きた。彼かれは刈かり入いれをする人ひとたちに言いった。「主しゅがあなたたちとともにいてくださるように。」すると彼かれらは答こたえた。「主しゅがあなたを祝福しゅくふくしてくださいますように。」

ルツ記2:12 主しゅがあなたのしたことに報むくいてくださるように。あなたはイスラエルの神かみである主しゅのもとに、その翼つばさの下したに身みを寄よせに来きた。その主しゅが、あなたに豊ゆたかな報むくいをくださるように。」

ルツ記2:20 ナオミは嫁よめに言いった。「その人ひとに、主しゅの祝福しゅくふくがあるように。主しゅは、生いきている者ものにも死しんだ者ものにも、変かわらぬ慈いつくしみをやめずにいてくださる。」そしてナオミはこう続つづけた。「その人ひとはわたしたちの近ちかい親戚しんせきで、わたしたちを助たすけ、買かい戻もどす権利けんりのある人ひとの一人ひとりなのよ。」

ルツ記3:10 ボアズは言いった。「娘むすめよ、主しゅがあなたを祝福しゅくふくしてくださるように。あなたは、以前いぜんにもまして今いま、深ふかい慈いつくしみを示ししめしてくれた。貧まずしい若者わかものにも裕福ゆうふくな若者わかものにも走はしらず、こうしてくれたのだから。

ルツ記3:13 今夜こんやはここで休やすみなさい。朝あさになって、もしあの人ひとがあなたを引ひき受うけてくれるなら、それでいい。引ひき受うけてもらえばいい。でも、もしあの人ひとにその気きがないなら、主しゅが生いきておられることにかけて、わたしがあなたを引ひき受うけよう。朝あさまで休やすんでいなさい。」

ルツ記4:11 すると、門もんにいたすべての人ひとと長老ちょうろうたちは言いった。「わたしたちは証人しょうにんだ。どうか主しゅが、あなたの家いえに来くるこの女性じょせいを、イスラエルの家いえを築きずいたラケルとレアのようにしてくださるように。あなたがエフラタで栄さかえ、ベツレヘムでその名なが知しれわたりますように。

ルツ記4:12 主しゅがこの若わかい女性じょせいを通とおしてあなたに与あたえる子こどもによって、あなたの家いえが、タマルがユダに産うんだペレツの家いえのようになりますように。」

ルツ記4:13 こうして、ボアズはルツを妻つまとして迎むかえた。彼かれが彼女かのじょのもとに入はいると、主しゅが彼女かのじょを身みごもらせ、彼女かのじょは男おとこの子こを産うんだ。

ルツ記4:14 女おんなたちはナオミに言いった。「主しゅをほめたたえよう。主しゅは今日きょう、あなたを買かい戻もどしてくれる人ひとがいないままにはしなかった。どうか、その子この名ながイスラエルで知しれわたりますように。

サムエル記上(228か所)

サムエル第一1:3 この男おとこは毎年まいとし、自分じぶんの町まちから出でかけて、シロで万まん軍ぐんの主しゅを礼拝れいはいし、いけにえをささげていた。そこにはエリの二人ふたりの息子むすこ、ホフニとピネハスがいて、主しゅに仕つかえる祭司さいしだった。

サムエル第一1:5 でもハンナには、特別とくべつに良よい分ぶんを渡わたした。彼かれはハンナを愛あいしていたからだ。主しゅが彼女かのじょの胎はらを閉とざしておられたのに、そうした。

サムエル第一1:6 しかも、もう一人ひとりの妻つまはハンナをひどく苦くるしめ、いらだたせた。主しゅが彼女かのじょの胎はらを閉とざしていたからだ。

サムエル第一1:7 これは毎年まいとしくり返かえされた。ハンナが主しゅの家いえに上のぼるたびに、ペニンナは彼女かのじょを苦くるしめた。それでハンナは泣ないて、何なんも食たべなかった。

サムエル第一1:9 シロで食事しょくじをし、飲のみ終おえたあと、ハンナは立たち上あがった。そのとき祭司さいしエリは、主しゅの神殿しんでんの入いり口ぐちの柱はしらのそばで、席せきに座すわっていた。

サムエル第一1:11 そして、こう誓ちかいを立たてた。「万まん軍ぐんの主しゅよ。あなたのしもべであるわたしの苦くるしみに目めを留とめ、わたしを覚おぼえて、忘わすれないでください。もし、あなたのしもべに男おとこの子こを与あたえてくださるなら、わたしはその子こを、一生いっしょうのあいだ主しゅにささげます。その子この頭あたまには、決けっしてかみそりを当あてません。」

サムエル第一1:12 ハンナが主しゅの前まえで祈いのり続つづけているあいだ、エリは彼女かのじょの口くちもとを見みていた。

サムエル第一1:15 するとハンナは答こたえた。「いいえ、ご主人しゅじんさま。わたしは深ふかく思おもい悩なやんでいる女おんなです。ぶどう酒しゅも強つよい酒さけも飲のんでいません。ただ、自分じぶんの魂たましいを主しゅの前まえに注そそぎ出だしていたのです。

サムエル第一1:19 翌朝よくあさ早はやく、彼かれらは起おきて主しゅを礼拝れいはいし、それからラマの自分じぶんの家いえに帰かえって行いった。エルカナは妻つまハンナと結むすばれ、主しゅは彼女かのじょを心こころに留とめられた。

サムエル第一1:22 けれども、ハンナは行いかなかった。夫おっとにこう言いったのだ。「この子こが乳離ちばなれするまで待まちます。そうしたら連つれて行いき、主しゅの前まえに立たたたせて、その子こをずっとそこにとどまらせます。」

サムエル第一1:23 夫おっとのエルカナは彼女かのじょに言いった。「あなたが良よいと思おもうようにしなさい。乳離ちばなれさせるまで待まつといい。ただ、主しゅがその約束やくそくを実現じつげんしてくださるように。」こうしてハンナは家いえにとどまり、乳離ちばなれするまでその子こに乳ちちを飲のませた。

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