「人」(ひと)が出てくる聖書の箇所
「人」(ひと)は日常訳第1版の5114か所(旧約2880・新約2234)に出てきます。口語訳では4355か所。
5114か所を200か所ずつ26ページに分けています(15ページ目)。
アモス書(17か所)
アモス書1:11 主はこう言われる。エドムは罪を重ねに重ねた。だからわたしは、下した罰を取り消さない。彼は剣を手に自分の兄弟を追い、あわれみの心を捨て去った。怒りにまかせていつまでも人を引き裂き、憤りをずっと持ち続けたからだ。
アモス書2:6 主はこう言われる。イスラエルは罪を重ねに重ねた。だからわたしは、下した罰を取り消さない。彼らは金のために正しい人を売り、一足のサンダルのために貧しい人を売ったからだ。
アモス書2:7 彼らは弱い者の頭を地の塵に踏みつけ、苦しむ人たちを道から押しのける。父と息子が同じ女のもとに通い、わたしの聖なる名を汚す。
アモス書3:1 イスラエルの人たちよ、主があなたたちについて語ったこの言葉を聞きなさい。わたしがエジプトの地から導き出した、あの一族すべてに向けての言葉だ。
アモス書3:3 二人の人が示し合わせもせずに、いっしょに歩くだろうか。
アモス書3:12 主はこう言う。「羊飼いがライオンの口から、羊の足二本か、耳のかけらだけを取り返すように、サマリアに住むイスラエルの人たちも、寝台のすみや、ダマスコの長いすの一部だけを残して助け出される。」
アモス書4:5 種を入れたパンを感謝のささげ物として焼き、進んでささげる物を大声で触れ回れ。イスラエルの人たちよ、お前たちはそうするのが大好きなのだから、と主なる神は言う。
アモス書4:8 二つ三つの町の人たちが、水を飲もうとよろよろと一つの町にたどり着いた。それでも足りなかった。それでも、お前たちはわたしのところに帰ってこなかった、と主は言う。
アモス書4:13 見よ、山を形づくり、風を創造し、人にその思いを告げる方。夜明けを暗やみに変え、地の高い所を踏み歩く方。その名は、万軍の神なる主。
アモス書5:11 だから、あなたたちは貧しい者を踏みつけ、その人から麦の取り立てをしている。切り石で家を建てても、そこに住むことはない。見事なぶどう畑を作っても、そのぶどう酒を飲むことはない。
アモス書5:19 それは、ライオンから逃げた人が熊に出くわすようなものだ。やっとの思いで家に入り、壁に手をついたら、今度は蛇にかまれる。
アモス書6:9 もし一つの家に十人が残っていても、その人たちも死ぬ。
アモス書6:10 死んだ者の親戚、つまり遺体を焼く者が、その人を引き取り、骨を家の外へ運び出す。そのとき、家の奥にいる者に「まだほかにだれか一緒にいるか」と尋ねる。相手が「もういない」と答えると、その人はこう言う。「黙れ。主の名を口にしてはならない。」
アモス書8:4 これを聞け。貧しい人を踏みつけ、この地の弱い者を消し去ろうとする者たちよ。
アモス書8:5 お前たちはこう言っている。「新月の祭りは、いつ終わるのか。そうすれば穀物を売れるのに。安息日は、いつ終わるのか。そうすれば麦を売り出せるのに。」そして升を小さくして量をごまかし、代金のおもりを重くし、いんちきな天秤で人をだます。
アモス書8:6 金を払えば貧しい人を買い取り、サンダル一足の値で弱った人を手に入れる。くず麦さえも売りつける。
アモス書8:8 これらのことのために、地は震えないだろうか。そこに住むすべての人は嘆き悲しむ。地全体がナイル川のように盛り上がり、エジプトの川のように波打っては沈んでいく。
ヨナ書(4か所)
ヨナ書1:14 そこで彼らは主に叫んで言った。「お願いです、主よ。この男の命のことで、わたしたちを滅ぼさないでください。罪のない人の血を流した責任を、わたしたちに負わせないでください。あなたは主として、思いのままになさる方なのですから。」
ヨナ書3:7 そして王は、ニネベ中にこう布告させた。王と高官たちの命令だった。「人も家畜も、牛も羊も、何も口にしてはならない。草を食べず、水も飲んではならない。
ヨナ書3:8 人も家畜も粗布をまとい、神に向かって必死に叫べ。みな、自分の悪い行いと、その手の暴力から立ち返れ。
ヨナ書4:11 それなら、このニネベという大きな町を、わたしが惜しまないでいられるだろうか。そこには右も左もわきまえない人が十二万人以上もいて、たくさんの家畜もいるのだ。」
ミカ書(10か所)
ミカ書1:1 主の言葉が、モレシェテの人ミカにのぞんだ。ユダの王ヨタム、アハズ、ヒゼキヤの時代のことだ。ミカはサマリアとエルサレムについて、この幻を見た。
ミカ書2:2 彼らは畑をほしがっては奪い取り、家をほしがっては取り上げる。人とその家を、人とその受け継ぐ土地を、力ずくで奪う。
ミカ書2:8 だが、このごろあなたたちは、わたしの民に敵として襲いかかっている。安心して通り過ぎる人、戦いを避けて帰る人から、服も上着もはぎ取る。
ミカ書2:12 ヤコブよ、わたしは必ずあなたたちをみな集める。イスラエルの生き残りを、必ず一つに集める。囲いの中の羊のように、牧場の群れのように、わたしは彼らを一緒に置く。人が多くて、そこはざわめくだろう。
ミカ書5:7 ヤコブの残りの者は、多くの民の中にあって、主から降りる露のように、草の上に降るにわか雨のようになる。それは人を当てにせず、人の子らを待つこともない。
ミカ書6:8 主は、良いことが何かを、あなたに示された。人よ、主があなたに求めておられるのは、これだけだ。正義を行い、慈しみを愛し、へりくだってあなたの神と共に歩むこと。
ミカ書6:10 悪者の家には、まだ不正にためこんだ財宝があるのか。人をだますあの小さすぎる升が、まだあるのか。それは呪わしいものだ。
ミカ書6:12 この町の金持ちは暴力で満ちている。住む人々はうそをつき、その口の中の舌は、人をあざむいてばかりだ。
ミカ書7:2 神を敬う誠実な人は、この地から消えてしまった。まっすぐに生きる正しい人など、どこにもいない。だれもが血を流そうと待ち伏せている。それぞれ網を張って、自分の兄弟さえ獲物のように狙っている。
ミカ書7:6 息子は父を軽んじ、娘は母に逆らって立ち上がる。嫁は姑に歯向かう。人の敵は、自分の家族なのだ。
ナホム書(3か所)
ナホム書1:1 ニネベについての宣告。エルコシュの人ナホムが見た幻を記した書。
ナホム書1:5 山々は主の前で揺れ動き、丘は溶けて崩れる。主の前で地はもち上がる。世界も、そこに住むすべての人も。
ナホム書1:15 見よ、山々の上に、よい知らせを伝える人の足がある。その人は平和を告げている。ユダよ、祭りを行い、誓ったことを果たしなさい。もう悪い者があなたのところを通り過ぎることはない。彼は完全に断ち切られたからだ。
ハバクク書(7か所)
ハバクク書1:5 国々をよく見て、目をこらせ。そして、あぜんとするがいい。わたしはお前たちの時代に、ひとつのことを行う。人から聞かされても、お前たちには信じられないほどのことだ。
ハバクク書1:13 あなたの目はあまりに清く、悪を見ていられない。人の苦しみを黙って見過ごすこともできないはずだ。それなのに、なぜ裏切り者たちをそのままにしておかれるのですか。悪人が自分より正しい者を飲み込んでいるのに、なぜ黙っているのですか。
ハバクク書1:14 あなたは人を、海の魚のようにされた。治める者もなく、地を這う虫のようにされたのです。
ハバクク書2:5 しかも、酒は人を欺く。高慢な男は落ち着くことがない。彼はその欲望を陰府のように大きく広げ、死のように、決して満足することがない。すべての国を自分のもとに集め、すべての民を自分のところにかき集める。
ハバクク書2:8 お前が多くの国々を略奪したからだ。だから、生き残った民が皆、お前を略奪する。人の血を流し、地や町、そこに住むすべての者に暴虐を働いたからだ。
ハバクク書2:17 レバノンに働いた暴虐がお前を覆い、獣を滅ぼしたことがお前を恐れさせる。人の血を流し、地や町、そこに住むすべての者に暴虐を働いたからだ。
ハバクク書3:13 あなたは自分の民を救うために出て行った。あなたが選んだ人を救うために。あなたは悪しき者の家の頭を打ち砕き、土台から首まで、すべてをむき出しにした。セラ。
ゼパニヤ書(7か所)
ゼパニヤ書1:3 「わたしは人も動物も消し去る。空の鳥も海の魚も消し去る。悪人たちと、彼らをつまずかせるものもろともに。わたしは人をこの地の面から絶ち滅ぼす」と主は言われる。
ゼパニヤ書1:4 「わたしはユダと、エルサレムに住むすべての人に手を伸ばす。そして、この場所から偽りの神バアルの名残を絶ち、偶像に仕える祭司たちの名を、祭司たちもろとも消し去る。
ゼパニヤ書1:17 わたしは人々を苦しめる。彼らは目の見えない人のように、さまよい歩く。主に対して罪を犯したからだ。彼らの血は塵のようにまき散らされ、その肉は糞のように投げ捨てられる。
ゼパニヤ書2:11 主は、彼らにとって恐ろしい方として現れる。主は地のすべての神々を飢えさせ、その力を奪う。そして、国々の島々に住むすべての人が、それぞれ自分のいる場所から主にひれ伏して拝む。
ゼパニヤ書3:1 ああ、逆らってばかりで、汚れきった町。人を虐げるこの町に、わざわいが来る。
ゼパニヤ書3:6 わたしは多くの国々を滅ぼした。その隅々の塔は荒れ果てた。通る者がいなくなるほど、街路を廃墟にした。町々は壊され、人ひとりおらず、住む者もいなくなった。
ゼパニヤ書3:13 イスラエルの生き残った者たちは、もう悪いことをしない。うそもつかない。人をだます言葉が、その口から出ることもない。彼らは羊のように草を食べ、身を横たえて休む。おびえさせる者は、もういない。
ハガイ書(3か所)
ハガイ書1:11 わたしは、この地と山々に、穀物やぶどう酒、オリーブ油に、地が生み出すすべてのものに、そして人にも家畜にも、あなたがたが苦労して得たすべてのものに、干ばつを呼び寄せたのだ。」
ハガイ書2:12 『もし人が、聖別された肉を服のすそに包んで運び、そのすそがパンや煮物、ぶどう酒や油、そのほかどんな食べ物に触れたら、それは聖なるものになるだろうか。』」すると祭司たちは答えて言った。「いや、ならない。」
ハガイ書2:13 ハガイはさらに言った。「では、死体に触れて汚れた人が、これらのどれかに触れたら、それは汚れるだろうか。」祭司たちは答えて言った。「汚れる。」
ゼカリヤ書(21か所)
ゼカリヤ書1:8 わたしは夜、幻を見た。すると、一人の人が赤い馬に乗っていた。その人は、谷底のミルトスの木々の間に立っていた。その後ろには、赤い馬、栗毛の馬、白い馬がいた。
ゼカリヤ書1:10 ミルトスの木々の間に立っていたその人が答えて言った。「これらは、地を巡り歩くために主が送った者たちだ。」
ゼカリヤ書2:1 わたしがまた目を上げて見ると、一人の人がいた。その手には測りなわを持っていた。
ゼカリヤ書2:4 最初の御使いは彼に言った。「走って行って、あの若者にこう伝えなさい。『エルサレムは、城壁のない開けた町のように人が住む。その中に住む人と家畜が、とても多くなるからだ。』」
ゼカリヤ書2:13 すべての人よ、主の前で静まれ。主が、その聖なる住まいから立ち上がられたからだ。
ゼカリヤ書3:2 すると主はサタンに言った。「サタンよ、主がお前を叱る。エルサレムを選ばれた主が、お前を叱る。この人は、火の中から取り出された燃えさしではないか。」
ゼカリヤ書4:1 わたしと話していた天使が戻ってきて、眠っている人を起こすように、わたしを揺り起こした。
ゼカリヤ書6:12 彼にこう言いなさい。『万軍の主はこう言われる。見よ、その名を若枝という人がいる。彼は自分のいる所から芽を出し、主の神殿を建てる。
ゼカリヤ書7:7 エルサレムがまだ栄えて人が住み、その周りの町々にも、南の地にも低地にも人が住んでいたころ、主は先の預言者たちを通してこの同じ言葉を告げていたではないか。」
ゼカリヤ書7:10 やもめや孤児、寄留者や貧しい人を虐げてはならない。心の中で、たがいに悪をたくらんではならない。」
ゼカリヤ書8:10 その日々の前には、人が働いても賃金はなく、家畜を使っても稼ぎはなかった。敵のせいで、出入りする者に安全はなかった。わたしがすべての人を、互いに敵対させたからだ。
ゼカリヤ書8:23 万軍の主はこう言われる。「その日には、あらゆる言葉を話す国々から、十人の人が、一人のユダヤ人の服のすそをつかんでこう言う。『わたしたちも、あなたがたと一緒に行かせてほしい。神があなたがたと共におられると聞いたから。』」
ゼカリヤ書9:1 これは託宣。主の言葉が、ハドラクの地に臨み、ダマスコにとどまる。イスラエルのすべての部族と同じように、すべての人の目が、主に注がれるからだ。
ゼカリヤ書9:5 アシュケロンはそれを見て恐れる。ガザも激しくもだえ苦しみ、エクロンも同じだ。頼みの綱が枯れてしまったからだ。ガザからは王が消え、アシュケロンには人が住まなくなる。
ゼカリヤ書12:1 イスラエルについての、主の言葉の宣告。天を広げ、地の基を据え、人の中に霊を形づくられた主は、こう言われる。
ゼカリヤ書12:10 わたしはダビデの家と、エルサレムに住む人々の上に、恵みと祈りの霊を注ぐ。すると彼らは、自分たちが突き刺したわたしを見つめる。そして、ひとり子を失った人のように、その人のために嘆き、初めての子を失った人のように、激しく悲しむ。
ゼカリヤ書13:4 その日、預言者たちは皆、自分が見たと言い張る幻を恥じるようになる。人をだますために、預言者らしい毛皮の外套を着ることもしなくなる。
ゼカリヤ書13:5 そして、こう言う。「わたしは預言者ではない。土を耕す農夫だ。若い頃から人に奴隷として売られ、働いてきたのだ。」
ゼカリヤ書13:6 すると、だれかがその人に尋ねる。「では、あなたの体にあるその傷は何なのか。」その人は答える。「友の家で受けた傷だ。」
ゼカリヤ書14:2 わたしはすべての国々を集め、エルサレムに攻め込ませて戦わせる。都は占領され、家々は略奪され、女たちは辱められる。町の半分の人は捕虜として連れ去られる。だが、残りの民は町から絶やされずに残される。
ゼカリヤ書14:15 同じ災いが、馬にも、らばにも、らくだにも、ろばにも、その陣営にいるすべての家畜にも及ぶ。人を襲ったのと同じ災いだ。
マラキ書(8か所)
マラキ書2:6 彼の口には真実の教えがあり、その唇に不正は見られなかった。彼は平安と正しさのうちにわたしと共に歩み、多くの人を罪から立ち返らせた。
マラキ書2:8 でもあなたたちは、その道から外れてしまった。あなたたちの教えは多くの人をつまずかせ、レビとの契約を壊してしまった、と万軍の主は言われる。
マラキ書2:16 イスラエルの神である主は言われる。「わたしは離縁を憎む。人が自分の衣を暴力で覆うことを憎む」と万軍の主は言われる。だから自分の霊に気をつけ、裏切ってはならない。
マラキ書3:2 だが、彼が来るその日に、だれが耐えられるだろう。彼が現れるとき、だれが立っていられるだろう。彼は金属を精錬する者の火のようであり、洗濯する人が使う灰汁(あく)のようだからだ。
マラキ書3:5 「わたしはさばきのために、あなたがたに近づく。そしてすぐさま証人となって、告発する。魔術を使う者、姦通する者、偽って誓う者、雇い人の賃金をだまし取る者、やもめや孤児を虐げる者、よその国から来た人を不当に扱う者、そしてわたしを恐れない者たちを」と、万軍の主は言われる。
マラキ書3:8 人が神のものを盗むだろうか。それなのに、あなたがたはわたしのものを盗んでいる。あなたがたは言う。『どうやってあなたのものを盗んだのか』と。それは、十分の一のささげ物と、奉納物についてだ。
マラキ書3:17 「彼らはわたしのものとなる」と、万軍の主は言われる。「わたしが事を行うその日、彼らはわたしの宝となる。人が、自分に仕える息子をいたわるように、わたしは彼らをいたわる。
マラキ書4:2 しかし、わたしの名を敬うあなたたちには、義の太陽がのぼる。その翼には、人をいやす力がある。あなたたちは外に飛び出し、牛舎から放たれた子牛のようにはねまわる。
マタイによる福音書(344か所)
マタイ1:19 ヨセフはマリアの夫だったが、正しい人だった。だからマリアのことを世間にさらしたくなくて、こっそり離縁しようと決めた。
マタイ2:16 ヘロデは、占星術師たちにだまされたと気づいて、激しく怒った。そして人を送り、占星術師たちから聞き出した時期をもとに、ベツレヘムとその周辺一帯にいる二歳以下の男の子を、一人残らず殺させた。
マタイ2:20 「起きなさい。子どもとその母を連れて、イスラエルの地に行きなさい。子どもの命をねらっていた人たちは、もう死んだのだから」
マタイ3:3 荒野で叫ぶ者の声がする。「主の道を準備しろ。その通り道をまっすぐにせよ」——預言者イザヤが語ったのは、この人のことだった。
マタイ3:7 まむしの子らよ。パリサイ派やサドカイ派の人たちが大勢、洗礼を受けようとやって来るのを見て、ヨハネは彼らに言った。「これから来る神の怒りから逃げろと、いったい誰が教えたのか。
マタイ3:11 わたしは、あなたたちが心を入れ替えて生き方を変えたしるしとして、水であなたたちにバプテスマを授けている。でも、わたしのあとから来る人は、わたしよりも力のあるかただ。わたしは、そのかたの履き物を持つ値打ちさえない。そのかたは、聖霊と火であなたたちにバプテスマを授ける。
マタイ4:4 「イエスは答えた。『こう書いてある。人はパンだけで生きるのではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きるのだ』」
マタイ4:19 「ついて来なさい。あなたたちを、人をとる漁師にしよう。」イエスはそう声をかけた。
マタイ4:24 そこで、イエスのうわさはシリア全域に広まった。人々は、いろいろな病気や苦しみに悩む人、悪霊にとりつかれた人、てんかんの人、体がまひした人など、あらゆる病人をイエスのところに連れてきた。イエスは、その人たちをいやした。
マタイ5:3 心の貧しい人々は、幸いである。天の国はその人たちのものだから。
マタイ5:4 悲しむ人々は、幸いである。その人たちは慰められるから。
マタイ5:5 柔和な人々は、幸いである。その人たちは地を受け継ぐから。
マタイ5:6 義に飢え渇く人々は、幸いである。その人たちは満たされるから。
マタイ5:7 あわれみ深い人々は、幸いである。その人たちはあわれみを受けるから。
マタイ5:8 心の清い人々は、幸いである。その人たちは神を見るから。
マタイ5:9 平和をつくる人々は、幸いである。その人たちは神の子と呼ばれるから。
マタイ5:10 義のために迫害される人々は、幸いである。天の国はその人たちのものだから。
マタイ5:15 あかりをつけて、それを器の下に隠す人はいない。むしろ燭台の上に置く。そうすれば、家にいるみんなを照らすことができる。
マタイ5:19 だから、これらの戒めの中でいちばん小さなものを一つでも破り、そう教える人は、天の国でいちばん小さい者と呼ばれる。でも、それを実行し、そう教える人は、天の国で大きい者と呼ばれる。
マタイ5:20 あなたがたの義が律法学者やファリサイ派の人たちの義を超えていなければ、あなたがたは決して天の国に入れない。だから、よく聞いてほしい。
マタイ5:21 殺してはならない。人を殺した者は裁判にかけられる。昔の人たちがこう言われていたのを、あなたたちは聞いている。
マタイ5:33 また、こう言われていたのを、あなたたちは聞いている。昔の人たちに命じられた言葉だ。「偽って誓ってはいけない。誓ったことは、必ず主に対して果たしなさい。」
マタイ5:40 あなたを訴えて下着を取ろうとする人には、上着もあげなさい。
マタイ5:41 だれかに、一マイル歩けと無理やり言われたら、その人といっしょに二マイル歩きなさい。
マタイ5:42 求める人には与えなさい。あなたから借りたい人を、断ってはいけない。
マタイ5:44 わたしはあなたたちに言う。敵を愛しなさい。そして、あなたたちを迫害する人たちのために祈りなさい。
マタイ5:45 天の父の子となるためだ。父は悪い人にも良い人にも太陽をのぼらせ、正しい人にも正しくない人にも雨を降らせてくださる。
マタイ5:46 あなたがたが自分を愛してくれる人を愛したところで、どんな報いがあるだろうか。そんなことは、あの取税人でもしているではないか。
マタイ5:47 兄弟姉妹にだけあいさつしたところで、それの何がすごいのだろう。そんなことは、神を知らない人たちだってしているじゃないか。
マタイ6:1 自分の善い行いを、人に見せびらかすためにわざと人前でしないよう、気をつけなさい。そんなことをすれば、天にいるあなたがたの父から報いを受けることはできない。
マタイ6:2 だから、困っている人に施しをするときは、偽善者たちのように自分の前でラッパを吹き鳴らすな。彼らは人にほめられたくて、会堂や通りでそうしている。よく言っておく。彼らはもう自分への報いを受け取ってしまっている。
マタイ6:3 あなたが人に施しをするときは、右手のしていることを左手に知らせてはいけない。
マタイ6:4 そうすれば、あなたの施しは人に隠れたものとなる。すると、隠れたことを見ておられるあなたの父が、あなたに報いてくださる。
マタイ6:5 祈るときには、偽善者たちのようになってはいけない。彼らは人に見せようとして、会堂や大通りの角に立って祈るのが好きなんだ。よく言っておく。彼らはもう自分の報いをちゃんと受け取ってしまっている。
マタイ6:7 祈るときは、まわりの人たちのようにダラダラと同じ言葉をくり返してはいけない。彼らは、たくさん言葉を並べれば聞き入れられると思っているのだ。
マタイ6:12 わたしたちの負い目をおゆるしください。わたしたちも、自分に負い目のある人をゆるしました。そのように、ゆるしてください。
マタイ6:14 もしあなたたちが、ほかの人のあやまちを許すなら、天におられるあなたたちの父も、あなたたちを許してくださる。
マタイ6:15 もし人をゆるさないなら、あなたたちの父も、あなたたちのあやまちをゆるしてはくれない。
マタイ6:16 断食をするときは、暗い顔をした偽善者のまねをしてはいけない。彼らは断食していることを人に見せようとして、わざと顔をやつれさせる。よく言っておく。彼らはもう自分の報いを受け取ってしまっている。
マタイ6:18 断食をしていることが人に気づかれないためだ。ただ、隠れたところにいるあなたの父にだけ知られればいい。すると、隠れたことを見ているあなたの父が、あなたに報いてくれる。
マタイ6:30 きょうは生えていて、あすは炉で焼かれてしまう野の草さえ、神はこんなに美しく装ってくださる。それなら、あなたたちにはなおのことよくしてくださるはずだ。ああ、信じる心の弱い人たちだ。
マタイ6:32 これらはみな、神を知らない人たちが必死に追い求めているものだ。でも、あなたがたの天の父は、あなたがたにこれらすべてが必要なことを知っている。
マタイ7:1 人をさばくな。そうすれば、あなたも神にさばかれない。
マタイ7:2 人をさばくと、自分もそのさばきでさばかれる。人をはかると、自分もそのはかりではかられるのだ。
マタイ7:9 あなたたちの中に、自分の子どもがパンをほしがっているのに、石をわたす人がいるだろうか。
マタイ7:12 だから、人にしてほしいと思うことは、すべて自分も人にしてあげなさい。これが律法と預言者の教えなのだ。
マタイ7:13 狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は大きく、その道は広い。そこから入って行く人はたくさんいる。
マタイ7:14 命にいたる門は狭く、そこに続く道も細い。それを見つける人は少ない。
マタイ7:16 その実で、あなたがたは彼らを見分ける。いばらからぶどうを、あざみからいちじくを摘む人がいるだろうか。
マタイ7:21 わたしに向かって『主よ、主よ』と言う人がみな天の国に入れるわけではない。わたしの天の父が望むことを実際に行う人が入れるのだ。
マタイ7:22 その日、多くの人がわたしにこう言うだろう。「主よ、主よ、わたしたちはあなたの名によって神の言葉を語り、あなたの名によって悪霊を追い出し、あなたの名によっていくつもの奇跡を行ったではありませんか。」
マタイ7:24 わたしのこれらの言葉を聞いて、その通りにする人は、みんな岩の上に自分の家を建てた賢い人に似ている。
マタイ7:26 わたしのこれらの言葉を聞いても、その通りにしない人は、みんな砂の上に自分の家を建てた愚かな人に似ている。
マタイ8:2 「主よ、あなたにその気持ちがあるなら、わたしをきれいにできます。」ちょうどそのとき、重い皮膚病の人がイエスのところに来て、ひれ伏して言った。
マタイ8:3 イエスは手を伸ばして彼にさわり、「そうしよう。きれいになれ」と言われた。すると、その人の重い皮膚病はすぐにきよめられ、治った。
マタイ8:10 イエスはこれを聞いて驚き、ついてくる人たちに言った。「本当のことを言う。イスラエルの中でも、これほどの信仰を持つ人に会ったことがない。
マタイ8:11 「あなたたちに言っておく。多くの人が東や西からやって来て、天の国でアブラハム、イサク、ヤコブと一緒に食卓に着く。
マタイ8:16 夕方になると、人々は悪霊に取りつかれた大勢の人をイエスのところに連れてきた。イエスは言葉だけで悪霊を追い出し、病気の人をみんな治した。
マタイ8:20 きつねには穴があり、空の鳥には巣がある。でも、人の子には頭を休める場所さえない。
マタイ8:22 「わたしについてきなさい。死んだ人を葬るのは、死んだ人たちに任せておきなさい」とイエスは言った。
マタイ8:27 「いったいこの人は何者なんだ。風も海も、言うことを聞くなんて。」人々はそう言って驚いた。
マタイ8:33 飼っていた者たちは逃げ出し、町へ行って、悪霊にとりつかれていた人たちのことなど、何もかもを人々に伝えた。
マタイ8:34 町中の人たちがイエスに会おうと出てきた。そしてイエスを見ると、この地方から出て行ってほしいと願った。
マタイ9:2 わたしのところに、人々が中風の人を寝床に寝かせたまま運んできた。イエスは彼らの信仰を見て、その人に言った。「子よ、しっかりしなさい。あなたの罪は赦された。」
マタイ9:6 人の子が地上で罪を赦す力を持っていることを、あなたたちに知ってほしい。」そう言うと、イエスは体がまひして動けない人にこう言った。「起き上がって、自分の寝床を担いで、家に帰りなさい。」
マタイ9:8 群衆はそれを見て怖くなり、こんな大きな力を人にお与えになった神をたたえた。
マタイ9:9 イエスはそこを通りかかったとき、マタイという人が収税所に座っているのを見かけた。イエスが「わたしについて来なさい」と声をかけると、マタイは立ち上がってイエスについて行った。
マタイ9:11 パリサイ派の人たちはこれを見て、弟子たちに言った。「なぜあなたたちの先生は、取税人や罪人と一緒に食事をするのか」
マタイ9:12 丈夫な人に医者はいらない。医者が必要なのは病気の人だ。
マタイ9:13 「わたしが求めるのは、あわれみであって、いけにえではない」とはどういう意味か、行って学んできなさい。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためだからだ。
マタイ9:14 そのとき、ヨハネの弟子たちがイエスのところに来て、こう言った。「わたしたちもファリサイ派の人たちも、よく断食をしています。それなのに、どうしてあなたの弟子たちは断食をしないのですか」
マタイ9:21 わたしは、あの人の服にさわりさえすれば治る、と心の中で思っていたからだ。
マタイ9:23 それからイエスは、その指導者の家に着いた。笛を吹く人たちや、騒いでいる群衆を見て、
マタイ9:28 家に着くと、目の見えない人たちがイエスのところに来た。イエスは彼らに言った。「わたしにこれができると信じるか。」彼らは答えた。「はい、主よ。」
マタイ9:32 彼らが出て行くと、人々が悪霊にとりつかれて口のきけない人をイエスのところに連れてきた。
マタイ9:33 悪霊が追い出されると、口のきけなかった人が話し始めた。群衆はこれを見て驚き、「こんなことがイスラエルで起きたことは、今まで一度もない」と言った。
マタイ9:34 「彼は悪霊たちのかしらの力で悪霊を追い出しているんだ」ファリサイ派の人たちはそう言った。
マタイ9:38 だから、収穫の主にお願いしなさい。その収穫のために働く人を送り出してください、と。
マタイ10:8 病人を治し、死んだ人を生き返らせ、重い皮膚病の人をきよめ、悪霊を追い出しなさい。あなたたちはただで受けたのだから、ただで与えなさい。
マタイ10:10 袋も、下着の替えも、履き物も、杖も持って行ってはいけない。働く人が食べ物をもらうのは当然のことだから。
マタイ10:11 どの町や村に入っても、そこで信頼できる人を探しなさい。そして、あなたたちがその土地を去るまで、その人の家にとどまりなさい。
マタイ10:14 もしあなたたちを受け入れず、あなたたちの言葉に耳を傾けない人がいたら、その家や町を出ていくとき、足についたちりを払い落としなさい。
マタイ10:18 またあなたがたは、わたしのために総督や王たちの前に引き出される。それは、その人たちと外国の人々に対してあかしをするためだ。
マタイ10:22 わたしの名のせいで、あなたたちはすべての人に憎まれる。でも、最後まで耐え抜いた者は救われる。
マタイ10:23 一つの町で迫害されたら、次の町へ逃げなさい。よく聞いてほしい。あなたたちがイスラエルの町を回りきらないうちに、人の子はやって来る。
マタイ10:32 だから、人々の前でわたしを自分の主だと言い表す人のことを、わたしも天にいる父の前で、この人はわたしのものだと言い表す。
マタイ10:33 でも、人々の前でわたしを知らないと言う者を、わたしも天にいるわたしの父の前で、この人を知らないと言う。
マタイ10:35 わたしが来たのは、人をその父と、娘をその母と、嫁をそのしゅうとめと仲たがいさせるためだ。
マタイ10:37 わたしよりも父や母を愛する人は、わたしにふさわしくない。わたしよりも息子や娘を愛する人は、わたしにふさわしくない。
マタイ10:39 自分の命をしっかりつかんでいる人は、それを失う。でも、わたしのために自分の命を手放す人は、それを見つける。
マタイ10:40 あなたがたを受け入れる人は、わたしを受け入れている。そしてわたしを受け入れる人は、わたしを送った方を受け入れているのだ。
マタイ10:41 預言者を預言者として受け入れる人は、預言者と同じ報いを受ける。正しい人を正しい人として受け入れる人は、正しい人と同じ報いを受ける。
マタイ10:42 わたしの弟子だからという理由で、この小さな者の一人に、たとえ冷たい水一杯でも飲ませてあげる人は、よく聞いてほしい、その報いを失うことは決してない。」
マタイ11:3 「あなたが、来ることになっているあの方なのですか。それとも、わたしたちはほかの人を待つべきでしょうか。」
マタイ11:5 目の見えない人が見えるようになり、足の不自由な人が歩き、重い皮膚病の人がきよめられ、耳の聞こえない人が聞こえるようになる。死んだ人が生き返り、貧しい人には良い知らせが伝えられている。
マタイ11:6 わたしにつまずかない人は幸いだ。」
マタイ11:8 では、何を見に行ったのか。上等な服を着た人か。そんな上等な服を着ている人たちは、王さまの家にいる。
マタイ11:10 この人こそ、こう書かれている人だ。「見なさい。わたしはあなたの前に使いを送る。その人があなたの道を、あなたの前に整える。」
マタイ11:11 はっきり言っておく。女から生まれた者の中で、バプテスマのヨハネより偉大な人は現れなかった。それでも、天の国でいちばん小さい者のほうが、彼よりも偉大なのだ。
マタイ11:14 そして、もしあなたたちが受け入れる気があるなら、この人こそ、来ることになっているエリヤなのだ。
マタイ11:15 耳のある人は聞きなさい。
マタイ11:16 今の時代を何にたとえたらいいだろう。今の人たちは、広場にすわって、ほかの子たちに呼びかける子どもに似ている。
マタイ11:19 人の子が来て、食べたり飲んだりしていると、人々は「見ろ、あの男は大食いの大酒飲みだ。取税人や罪人の仲間だ」と言う。でも、知恵が正しいことは、その行いが証明する。
マタイ11:21 「災いだ、コラジンよ。災いだ、ベツサイダよ。あなたたちの間で行われた数々の奇跡が、もしティルスとシドンで行われていたら、その町の人たちはとっくの昔に、粗い布を身にまとい、灰をかぶって、心を入れ替えていたはずだ。
マタイ11:25 そのとき、イエスはこう言った。「天と地の主である父よ。あなたをたたえます。あなたはこれらのことを、知恵のある人や賢い人には隠し、幼い子どもたちに示してくださいました。
マタイ11:27 すべては父からわたしにゆだねられている。父のほかに子を知る者はなく、子と、子が父を示そうとして選んだ人のほかに、父を知る者はいない。
マタイ11:28 すべて疲れ果て、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげよう。
マタイ12:2 ファリサイ派の人たちがこれを見て、イエスに言った。「見てください。あなたの弟子たちが、安息日にしてはいけないことをしています。」
マタイ12:7 『わたしが求めるのは、いけにえではなく、あわれみだ』という言葉の意味を、もし分かっていたなら、あなたたちは罪のない人たちを責めたりしなかっただろう。
マタイ12:8 人の子は安息日の主なのだから。」
マタイ12:10 そこに、片手の不自由な人がいた。人々はイエスを訴える口実を探していて、「安息日に病気を治すのは、律法で許されているのか」と尋ねた。
マタイ12:11 イエスは彼らに言った。「たとえば、あなたたちの中に羊を一匹飼っている人がいるとする。その羊が安息日に穴に落ちたら、手を伸ばして引き上げてやらないだろうか。
マタイ12:12 人は羊よりも、どれほど価値があるだろう。だから、安息日に良いことをするのは正しいのだ。」
マタイ12:13 そこでイエスはその人に言った。「手を伸ばしなさい。」彼が手を伸ばすと、その手はもう片方の手のように元どおり健康になった。
マタイ12:14 パリサイ派の人たちは出て行って、どうやってイエスを殺そうかと相談した。
マタイ12:15 イエスはそれを知って、その場を立ち去った。すると大勢の人がついてきたので、イエスは彼ら全員を治した。
マタイ12:18 「見よ、わたしが選んだわたしのしもべ。わたしが愛し、心から喜んでいる者。わたしはこの人に自分の霊を授ける。この人は、諸国の民に正義を告げ知らせる。
マタイ12:19 争ったり、叫んだりしない。大通りでその声を聞く人もいない。
マタイ12:22 そのとき、悪霊にとりつかれて目が見えず、口もきけない人が、イエスのところに連れてこられた。イエスがその人を治すと、話せるようになり、目も見えるようになった。
マタイ12:23 群衆はみな驚いて、「もしかして、この人がダビデの子なのだろうか」と言い合った。