「人」(ひと)が出てくる聖書の箇所
「人」(ひと)は日常訳第1版の5114か所(旧約2880・新約2234)に出てきます。口語訳では4355か所。
5114か所を200か所ずつ26ページに分けています(12ページ目)。
伝道の書(86か所)
伝道の書9:17 知恵ある人の言葉は、静かに語られても聞き入れられる。愚か者たちを率いる支配者の叫びよりも、ずっと。
伝道の書10:2 知恵ある人の心は右へ向かい、愚か者の心は左へ向かう。
伝道の書10:3 愚か者は道を歩いているときでさえ、その心が抜けている。そして、出会う人みんなに、自分が愚か者だと言いふらしているようなものだ。
伝道の書10:12 知恵ある人の口から出る言葉は、人に好かれる。でも、愚か者は自分の唇に飲み込まれてしまう。
伝道の書11:4 風ばかり気にしている人は、種をまけない。雲ばかり見ている人は、刈り入れができない。
伝道の書12:5 人は高い所を怖がり、道を歩けば恐ろしいものばかりになる。アーモンドの木は花を咲かせ、いなごは重たそうに這い、欲望も消えていく。人は永遠の住みかへと去っていき、通りには泣き悲しむ人々が行き交うのだから。
伝道の書12:9 伝道者は知恵のある人だった。それだけでなく、人々に知識を教え続けた。じっくり考え、調べ、多くの格言を整えた。
伝道の書12:13 すべてを聞いた今、結論はこうだ。神を敬い、その命令を守ること。これこそ、人としてすべきことのすべてだ。
雅歌(49か所)
雅歌1:2 あの人が、その口でわたしにキスしてくれたらいい。あなたの愛は、ぶどう酒よりもすてきだから。
雅歌1:7 わたしの魂が愛する人、教えて。あなたはどこで羊を飼っているの。昼のあいだ、どこで群れを休ませているの。あなたの仲間たちの群れのそばで、顔を隠してさまよう女に、どうしてわたしがならなきゃいけないの。
雅歌1:8 女のなかでいちばん美しい人よ、もし分からないなら、羊の群れの足あとをたどって行けばいい。そして羊飼いたちの天幕のそばで、あなたの子やぎを飼えばいい。
雅歌1:9 わたしの愛する人よ、あなたはまるで、ファラオの戦車をひく雌馬のようだ。
雅歌1:13 わたしの愛する人は、わたしにとって胸もとの没薬の匂い袋。夜どおし、わたしの胸の間で過ごす。
雅歌1:14 わたしの愛する人は、わたしにとってエン・ゲディのぶどう畑に咲くヘナの花房。
雅歌1:16 ああ、あなたは美しい、わたしの愛する人。本当に素敵。わたしたちの寝床は、緑の草。
雅歌2:3 森の木々の中に立つりんごの木のように、わたしの愛する人は若者たちの中でひときわ素敵。その木陰にわたしは喜んで座り、その実はわたしの口に甘い。
雅歌2:4 あの人はわたしを宴の家に連れて行った。わたしの上に高く掲げたその旗は、愛。
雅歌2:6 あの人の左手はわたしの頭の下にあり、右手はわたしを抱きしめる。
雅歌2:8 あの人の声。ほら、あの人が来る。山々を飛び越え、丘を跳ねながら。
雅歌2:9 あの人はかもしか、若い雄鹿のよう。ほら、わたしたちの壁の向こうに立って、窓からのぞき、格子ごしに見つめている。
雅歌2:10 あの人がわたしに語りかけた。「起きて、おいで。わたしの愛する人、美しい人。
雅歌2:13 いちじくの木は青い実をふくらませ、花をつけたぶどうの木はいい香りを放っている。起きて、おいで。わたしの愛する人、美しい人。」
雅歌2:16 あの人はわたしのもの、わたしはあの人のもの。あの人はゆりの花の中で羊を飼っている。
雅歌2:17 日が涼しくなって、影が逃げ去るまで。あの人よ、戻ってきて。険しい山々の上を行くかもしかのように、若い雄鹿のように。
雅歌3:1 夜ごと、ベッドの中でわたしは、魂が愛するあの人を探した。探しても、見つからなかった。
雅歌3:2 起き上がって、町を歩き回ろう。通りや広場をめぐって、魂が愛するあの人を探そう。探しても、見つからなかった。
雅歌3:3 町を見回る夜警たちが、わたしを見つけた。「魂が愛するあの人を、見かけませんでしたか」
雅歌3:4 彼らのそばを通り過ぎてすぐ、わたしは魂が愛するあの人を見つけた。あの人をつかまえて、離さなかった。母の家に、わたしを産んだ人の部屋に連れて行くまでは。
雅歌4:1 きみは美しい、いとしい人。ああ、きみは美しい。ベールの奥で、きみの瞳は鳩のよう。きみの髪は、ギレアドの山を駆けおりるヤギの群れのようだ。
雅歌4:7 きみはどこもかしこも美しい、いとしい人。きみには少しの傷もない。
雅歌4:16 北風よ、目を覚ませ。南風よ、吹いてきて。わたしの庭に吹きつけて、その香りをあたりに漂わせておくれ。わたしの愛する人が、自分の庭に来て、最高の実を食べてくれますように。
雅歌5:1 わたしは、自分の庭に来た。わたしの妹よ、花嫁よ。わたしは没薬を香料といっしょに摘み、はちみつを巣ごと食べ、ぶどう酒を乳といっしょに飲んだ。さあ、友よ、食べてくれ。愛する人たちよ、飲んで、酔いしれてくれ。
雅歌5:2 わたしは眠っていた。でも、心は目を覚ましていた。聞こえる、愛する人が戸をたたく音。「開けておくれ、わたしの妹よ、恋人よ、わたしの鳩よ、汚れのない人よ。わたしの頭は夜露にぬれ、髪は夜のしずくでぬれているんだ。」
雅歌5:4 愛する人が、戸のすきまから手を差し入れた。わたしの胸は、その人を思ってときめいた。
雅歌5:5 わたしは起き上がって、愛する人のために戸を開けようとした。わたしの手からは没薬がしたたり、指からは没薬の雫が、かんぬきの取っ手に流れ落ちた。
雅歌5:6 わたしは、愛する人のために戸を開けた。でも、愛する人はもう背を向けて、去っていた。あの人の言葉に、わたしの魂は抜け出るほどだった。わたしは探したけれど、見つからなかった。呼んだけれど、答えてくれなかった。
雅歌5:8 エルサレムの娘たちよ、お願いだから約束して。もし愛する人を見つけたら、伝えてほしい。わたしは恋しさで、病んでしまうほどだと。
雅歌5:9 女の中でいちばん美しい人よ。あなたの愛する人は、ほかの人とどこがそんなに違うの。あなたの愛する人のどこが特別で、こんなにわたしたちに約束させるの。
雅歌5:10 わたしの愛する人は、輝くように白く、赤みを帯びている。一万人の中でも、ひときわ目立つ人。
雅歌5:16 その口は甘く、すべてが愛おしい。これがわたしの愛する人。これがわたしの友。エルサレムの娘たちよ。
雅歌6:1 女たちの中でいちばん美しいあなた。あなたの愛する人はどこへ行ってしまったの。どちらへ向かったの。わたしたちも一緒に探すから。
雅歌6:2 わたしの愛する人は、自分の庭へ下りていった。香り草の花壇のところへ。庭で群れを飼い、ゆりの花を摘むために。
雅歌6:3 わたしは愛する人のもの。愛する人はわたしのもの。あの人はゆりの花の間で群れを飼っている。
雅歌6:4 愛する人よ、あなたはティルツァのように美しい。エルサレムのように愛らしく、旗をかかげた軍勢のように堂々としている。
雅歌6:9 でも、わたしの鳩、清らかなあなたは、ただ一人。母にとってひとりだけの娘、産んだ人にとってかけがえのない子。娘たちは彼女を見て、幸せな人だと言った。王妃たちもそばめたちも、彼女をほめたたえた。
雅歌6:10 「夜明けのように現れるこの人はだれ。月のように美しく、太陽のようにまばゆく、旗をかかげた軍勢のように堂々としている。」
雅歌7:1 なんて美しい足取りだろう、サンダルをはいたあなたの。気高い人の娘よ。丸みを帯びたあなたの腿は、まるで宝石。名工の手が作り上げた作品みたい。
雅歌7:6 なんて美しく、なんて心地よいのだろう。喜びそのもののような、愛する人よ。
雅歌7:9 あなたの口づけは、最高のぶどう酒のよう。わたしの愛する人へとなめらかに流れ落ち、眠る人の唇の上をすべっていく。
雅歌7:10 わたしは愛する人のもの。あの人はわたしを求めてくれる。
雅歌7:11 さあ、愛する人よ、野へ出かけよう。村で夜を過ごそう。
雅歌7:13 恋なすびが甘い香りを放っている。わたしたちの戸口には、えりすぐりの実があふれている。新しいものも、古いものも。愛する人よ、みんなあなたのために取っておいたの。
雅歌8:3 あの人の左手はわたしの頭の下にあり、右手はわたしを抱きしめてくれる。
雅歌8:5 荒れ野から上ってくるこの人はだれだろう。愛する人に寄りかかっている。りんごの木の下で、わたしはあなたを呼びさました。そこは、あなたの母があなたを産んだ場所。あなたを産んだ人が、産みの苦しみを味わった場所。
雅歌8:7 どんな大水も、愛を消すことはできない。どんな洪水も、愛を押し流すことはできない。もし人が、愛を手に入れようと家中の財産をすべて差し出したとしても、ただ軽く見られるだけだ。
雅歌8:10 わたしは城壁。わたしの胸は塔のよう。だからあの人の目に、わたしは安らぎを見つけた者となった。
雅歌8:14 愛する人よ、急いで。かもしかのように、若い雄鹿のように、香りに満ちた山々の上を駆けめぐって。
イザヤ書(152か所)
イザヤ書1:13 もう、むだなささげ物を持って来るな。香をたくのも、わたしにはうんざりだ。新月の祭りも安息日も、人を集める集会も、もう我慢できない。悪いことをしながら集まる、その集まりに耐えられない。
イザヤ書1:17 善い行いを学べ。公正を求めよ。しいたげられている人を助けよ。親を亡くした子のために正しくさばき、未亡人のために弁護せよ。
イザヤ書2:9 だから人はかがめられ、誰もが低くされる。彼らを赦してはならない。
イザヤ書2:11 高ぶる人の目は伏せられ、おごり高ぶる者は低くされる。その日には、主おひとりだけが高く上げられる。
イザヤ書2:17 高ぶる人は低くされ、おごり高ぶる者はかがめられる。その日には、主おひとりだけが高く上げられる。
イザヤ書2:20 その日、人は自分が拝むために造った銀の偶像や金の偶像を、もぐらやこうもりに投げ捨てる。
イザヤ書2:22 もう人間に頼るのはやめなさい。鼻で息をしているだけの存在に。そんな人に、いったいどれほどの値打ちがあるだろう。
イザヤ書3:3 五十人隊の長も身分の高い人も、助言者も、腕のいい職人も、まじないに長けた者も、すべて取り去られる。
イザヤ書3:5 民は互いに虐げ合う。人は人を、隣人は隣人を。若者は年長者に、身分の低い者は尊ばれる者に、思い上がってふるまう。
イザヤ書3:6 そのとき人は、父の家で自分の兄弟をつかまえてこう言う。「お前は上着を持っている。わたしたちの指導者になってくれ。この廃墟を、お前が引き受けてくれ。」
イザヤ書3:10 正しい人に言え。「あなたは幸せだ」と。彼らは自分の行いの実を食べるのだから。
イザヤ書3:14 主は裁きの場に来られる。民の長老たちと、その指導者たちを問いただすために。「あなたたちはぶどう畑を食い荒らした。貧しい人から奪った物が、あなたたちの家にある。
イザヤ書3:15 どういうつもりで、わたしの民を踏みにじり、貧しい人の顔をすりつぶすのか。」万軍の主なる神は、こう告げられる。
イザヤ書5:1 わたしは、愛する人のために歌おう。その人のぶどう畑についての、恋の歌を。わたしの愛する人は、よく肥えた丘にぶどう畑を持っていた。
イザヤ書5:9 万軍の主が、わたしの耳にこう告げた。「必ず、多くの家は荒れ果てる。大きく立派な家も、住む人がいなくなる。」
イザヤ書5:15 こうして人は誰もが低くされ、力ある者もかがめられ、高ぶる者の目も伏せられる。
イザヤ書5:23 彼らはわいろをもらって悪人を正しいと言い張り、正しい人からはその正しさを奪い取る。
イザヤ書6:11 わたしは言った。「主よ、いつまでですか。」主は答えた。「町々が荒れ果てて住む者がなくなり、家々に人がいなくなり、土地がすっかり荒れ果てるまでだ。
イザヤ書7:21 その日、人は若い雌牛一頭と羊二匹を飼う。
イザヤ書7:22 それらがたくさんの乳を出すので、人はバターを食べる。この地に残された者はみな、バターと蜂蜜を食べることになる。
イザヤ書9:15 頭とは、長老や身分の高い人のこと。尾とは、偽りを教える預言者のことだ。
イザヤ書9:20 右で奪い取っても、なお飢える。左で食らっても、満たされない。人はみな、自分の腕の肉を食う。
イザヤ書10:1 ああ、わざわいだ。不正な決まりを作る者たち、人を苦しめる法律を書き記す者たち。
イザヤ書10:2 彼らは弱い者たちを裁判で退け、わたしの民の貧しい人たちから正当な権利を奪う。未亡人を食いものにし、親のない子どもたちを略奪する。
イザヤ書10:14 国々の富を、まるで鳥の巣に手を伸ばすようにつかみ取った。人が置き去りにされた卵を集めるように、わたしは地のすべてを集めた。翼をばたつかせる者も、口を開いて鳴く者も、一羽もいなかった。』
イザヤ書10:15 斧が、それを使って切る人に向かって威張れるだろうか。のこぎりが、それを引く人に向かって偉そうにできるだろうか。それは棒が、自分を振り上げる人を振り回すようなものだ。ただの木にすぎない杖が、それを持つ人を持ち上げるようなものだ。
イザヤ書11:2 その人の上に、主の霊がとどまる。それは知恵と理解の霊、助言と力の霊、そして主を知り、主を畏れる心の霊だ。
イザヤ書11:3 その人は、主を畏れることを喜びとする。目に見えるものだけで裁いたりはしない。耳で聞いたことだけで決めたりもしない。
イザヤ書11:4 貧しい人たちのことは、正しさをもって裁く。この地の弱い人たちのために、公平に判断を下す。その口のことばは、地を打つ杖のようだ。その唇の息で、悪い者を滅ぼす。
イザヤ書11:5 正しさが、その人の腰の帯となる。真実が、その人の腰を締める帯となる。
イザヤ書11:10 その日、エッサイの根から出たその人が、すべての民の旗として立つ。国々はその人を求め、その人のいる場所は栄光に輝く。
イザヤ書12:6 シオンに住む人よ、声をあげて喜び歌え。イスラエルの聖なる方が、あなたのただ中におられ、大いなる方だから。」
イザヤ書13:7 だから、すべての手は力を失い、すべての人の心はくじけて溶ける。
イザヤ書13:12 わたしは人を、純金よりもまれな存在とし、人間を、オフィルの金よりも得がたいものとする。
イザヤ書13:20 そこには、いつまでも人が住むことはなく、代々にわたって誰も宿らない。アラブ人もそこに天幕を張らず、羊飼いも群れを休ませない。
イザヤ書14:4 あなたはバビロンの王をからかって、こう歌うだろう。「見よ、人を苦しめる者は倒れた。荒れ狂う者は消え去った。
イザヤ書15:5 わたしの心はモアブのために叫ぶ。逃げる者たちはツォアルまで、エグラト・シェリシヤまで落ちのびる。ルヒトの坂を泣きながら上り、ホロナイムへの道で滅びの叫びをあげる。
イザヤ書17:7 その日、人は自分を造った方を仰ぎ、その目はイスラエルの聖なる方へと向けられる。
イザヤ書19:2 「わたしはエジプト人をエジプト人と争わせる。人は兄弟と戦い、隣人と戦う。町は町と、国は国と戦うようになる。
イザヤ書19:20 それは、エジプトの地で万軍の主のしるしとなり、証しとなる。人々が、虐げる者たちに苦しんで主に叫び求めると、主は彼らのために救い手を送る。その人は彼らを守り、助け出す。
イザヤ書21:9 見よ、人を乗せた戦車が、二頭立ての騎兵とともにやって来る。すると彼は答えて言った。「倒れた、倒れた、バビロンが。その神々の像はすべて砕かれ、地に打ち倒された。」
イザヤ書21:14 テマの地に住む人々よ、渇いた人に水を持って行き、逃げて来た人にパンを差し出せ。
イザヤ書24:7 新しいぶどう酒は嘆き、ぶどうの木はしおれる。楽しんでいた人たちも、みなため息をつく。
イザヤ書24:14 生き残った人たちは声をあげて喜び歌う。主の輝かしさをたたえ、海の向こうから歓声をあげる。
イザヤ書25:4 あなたは弱い人の砦、貧しい人が苦しむときの砦となってくださいました。嵐からの避け所、暑さをしのぐ日かげとなってくださいました。非情な者たちの荒々しい息は、壁に打ちつける嵐のようだからです。
イザヤ書25:11 泳ぐ人が泳ごうとして両手を広げるように、モアブはその中で手を広げる。だが主は、その両手のたくみさもろとも、モアブの高ぶりを引きずり下ろす。
イザヤ書26:3 心をあなたに寄せて揺るがない者を、あなたは深い平安に保ってくださる。その人があなたに信頼しているからだ。
イザヤ書26:6 その町を足が踏みつける。貧しい人の足が、弱い人の歩みが。
イザヤ書26:7 正しい人の道はまっすぐだ。あなたは正しい人の歩む道を、平らにならしてくださる。
イザヤ書29:11 あなたがたにとって、すべての幻は封じられた書物の言葉のようになった。人々がそれを字の読める者に渡して「これを読んでくれ」と頼んでも、その人は「封じられているから読めない」と答える。
イザヤ書29:12 その書物を字の読めない者に渡して「これを読んでくれ」と頼んでも、その人は「わたしは字が読めない」と答える。
イザヤ書29:13 主は言われた。「この民は口先でわたしに近づき、唇でわたしを敬う。だが、その心はわたしから遠く離れている。彼らがわたしを恐れ敬うのは、人が教えた決まりごとにすぎない。
イザヤ書29:16 あなたがたは、なんとさかさまなことを考えているのか。粘土が、それをこねる陶器師と同じに見なされてよいだろうか。造られた物が、それを造った者について「あの人はわたしを造らなかった」と言えるだろうか。形づくられた物が、それを形づくった者について「あの人は何もわかっていない」と言えるだろうか。
イザヤ書29:19 苦しむ人たちは、主にあってますます喜び、貧しい人たちは、イスラエルの聖なる方によって心から喜ぶ。
イザヤ書29:20 横暴な者は消え去り、人をあざける者は絶え、悪だくみに励む者はみな断ち切られるからだ。
イザヤ書29:21 彼らは、一言のことで人を罪ある者に仕立て、町の門で正しく訴える者を罠にかけ、根拠もなく正しい人を退ける。そういう者たちだ。
イザヤ書30:18 それでも主は、あなたたちに恵みを与えようと待っておられる。あなたたちを憐れもうと立ち上がられる。主は正義の神だからだ。主を待ち望む人は、みな幸いだ。
イザヤ書30:19 シオンに住む民、エルサレムに住む人よ。あなたはもう泣かなくていい。主は、あなたの叫ぶ声を聞いて、必ず恵みを注いでくださる。その声を聞いたとき、答えてくださる。
イザヤ書30:25 塔が倒れ、多くの人が殺されるその日、すべての高い山、すべての丘の上に、水がわき、流れがあふれる。
イザヤ書30:29 だがあなたたちは、聖なる祭りを祝う夜のように歌をうたう。笛を吹きながら主の山へ、イスラエルの岩のもとへ上っていく人のように、心から喜ぶ。
イザヤ書31:7 その日、人はみな、自分の手で造った銀の偶像や金の偶像を投げ捨てる。それは、あなたたちが罪を犯して造ったものだ。
イザヤ書31:8 アッシリアは剣に倒れる。でも、それは人の剣ではない。人間のものではない剣が、彼を飲み込む。彼は剣の前から逃げ出し、その若者たちは強制労働につかされる。
イザヤ書32:5 愚か者がもう高潔な人と呼ばれることはなく、ずるい者が立派な人と言われることもない。
イザヤ書32:6 愚か者は愚かなことを口にし、心の中で悪をたくらむからだ。神を無視したふるまいをし、主について的外れなことを語る。飢えた人の魂を空っぽのままにし、渇いた人から飲み水を取り上げる。
イザヤ書32:7 ずるい者はどうか。その手口は悪いことばかりだ。うそを並べて貧しい人を破滅させようとたくらみ、困っている人が正しく訴えても、それをつぶそうとする。
イザヤ書32:8 でも、高潔な人は高潔なことを考え、その高潔さによって立つ。
イザヤ書32:20 でも、あなたたちは幸いだ。すべての水辺に種をまき、牛やろばを自由に放って歩かせる人たちよ。
イザヤ書33:1 ああ、あなたには災いが来る。人から奪っても、自分は奪われたことのない者。人を裏切っても、裏切られたことのない者よ。あなたが奪い尽くしたとき、あなたも奪われる。あなたが裏切り終えたとき、あなたも裏切られる。
イザヤ書33:8 街道は荒れ果て、道を行く人もいなくなった。契約は破られ、町々は見捨てられ、人は誰ひとり大事にされない。
イザヤ書33:15 正しく歩み、まっすぐに語る者。人をしいたげて得た利益を退け、わいろを受け取るまいと手を振り払う者。人殺しの相談に耳をふさぎ、悪を見まいと目を閉じる者。
イザヤ書33:16 そういう人は高い所に住む。岩の砦がその隠れ家となる。パンは与えられ、水も絶えることがない。
イザヤ書35:4 おびえている人たちに言いなさい。「強くありなさい。こわがることはない。見なさい、あなたたちの神が来る。悪に仕返しをし、報いを与えるために来る。神が来て、あなたたちを救ってくれる。」
イザヤ書35:5 そのとき、目の見えない人の目が開き、耳の聞こえない人の耳が開く。
イザヤ書35:6 そのとき、足の不自由な人は鹿のようにとびはね、口のきけない人は喜びの声をあげる。荒れ野に水がわき出し、砂漠に川が流れるからだ。
イザヤ書35:8 そこには広い道が通る。それは「聖なる道」と呼ばれる。汚れた者はそこを通れない。この道は、主のものとされた人たちのためのものだ。この道を歩けば、愚かな者でも迷うことはない。
イザヤ書35:9 そこにはライオンもいない。おそろしい獣も上がってこないし、見あたることもない。ただ、あがなわれた人たちがそこを歩く。
イザヤ書35:10 主に買いもどされた人たちは帰ってくる。喜びの歌をうたいながらシオンにやって来る。その頭には、いつまでも消えない喜びがある。喜びと楽しみがその人たちを満たし、悲しみと嘆きは消えていく。
イザヤ書36:6 そう、お前が頼りにしているのは、あの折れかけた葦の杖、エジプトだ。人がそれに寄りかかれば、手に刺さって突き抜けてしまう。エジプトの王ファラオは、頼りにする者すべてにとって、まさにそういうものだ。
イザヤ書37:19 その神々を火の中に投げ込みました。でも、それらは神ではなく、木や石でできた、人の手が造ったものにすぎません。だから滅ぼされたのです。
イザヤ書37:21 すると、アモツの子イザヤはヒゼキヤのもとに人を送って、こう伝えた。「イスラエルの神、主はこう言われる。あなたはアッシリアの王センナケリブのことで、わたしに祈った。
イザヤ書38:11 わたしは言った。「わたしはもう、生きている者の地で主を見ることはない。この世に住む人々とともに、人を見ることも二度とない」と。
イザヤ書38:16 主よ、人はこうしたことによって生き、わたしの霊もそのすべてによって生きます。どうか、わたしを癒やし、生かしてください。
イザヤ書39:3 すると預言者イザヤがヒゼキヤ王のところに来て、こう言った。「あの人たちは何と言いましたか。どこから来たのですか。」ヒゼキヤは答えた。「遠い国から、バビロンから来たのだ。」
イザヤ書40:5 こうして主の栄光が現れ、すべての人が共にそれを見る。主の口が語られたのだ。」
イザヤ書40:6 「叫べ」と言う声がする。わたしは言った。「何を叫べばいいのか。」人はみな草のようだ。その美しさはみな、野の花のようなもの。
イザヤ書40:7 草は枯れ、花はしぼむ。主の息が吹きつけるからだ。確かに、人は草にすぎない。
イザヤ書40:20 そんな供え物すら出せない貧しい人は、腐らない木を選ぶ。そして腕のいい職人を探し、倒れない偶像を立ててもらうのだ。
イザヤ書40:31 でも、主を待ち望む人は、新しい力がわいてくる。ワシのように翼を広げて舞い上がり、走っても疲れず、歩いても弱ることがない。
イザヤ書41:17 苦しむ人、貧しい人が、水を求めても見つからず、のどが渇いて舌が干からびる。そのとき、わたし主が彼らに答える。イスラエルの神であるわたしは、彼らを見捨てない。
イザヤ書42:7 目の見えない人の目を開き、捕らわれた人を牢から連れ出し、暗やみに座る人々を牢屋から解き放つためだ。
イザヤ書42:11 荒れ野とその町々よ、声をあげよ。ケダルの人が住む村々よ。岩山に住む者たちよ、喜び歌え。山々の頂から叫び声をあげよ。
イザヤ書42:16 わたしは目の見えない人を、彼らの知らない道に導く。歩いたことのない小道を歩ませる。彼らの前で暗やみを光に変え、でこぼこの道を平らにする。わたしはこれらのことを行い、彼らを見捨てはしない。
イザヤ書43:4 あなたはわたしの目に価高く、尊く、わたしはあなたを愛している。だから、わたしはあなたの代わりに人を与え、あなたの命の代わりに国々を与える。
イザヤ書43:9 すべての国民が一つに集められ、もろもろの民が寄り集まる。彼らのうちのだれが、このことを告げられるだろうか。昔の出来事を、わたしたちに聞かせられるだろうか。証人を立てて、自分の正しさを示すがいい。それを聞いた人が『本当だ』と言えるように。
イザヤ書43:14 あなたたちを買い戻す方、イスラエルの聖なる方、主はこう言われる。あなたたちのために、わたしはバビロンへ人を送り、逃げまどう彼らをみな引きずり下ろす。歓声を上げていたカルデア人も、その船もろともに。
イザヤ書44:5 ある人は『わたしは主のものだ』と言い、ある人はヤコブの名を名のる。ある人は自分の手に『主のもの』と書き、イスラエルの名を自分の名とする。」
イザヤ書44:13 木を削る職人は、ものさしを当てて線を引き、とがった道具で形をしるし、かんなで削り、コンパスで印をつける。そうして人の姿に、美しい人間の形に彫り上げ、家に置くために造る。
イザヤ書44:15 それは人の燃料になる。人はその一部を取って体を暖め、火をおこしてパンを焼く。ところが同じ木で神を造り、それを拝む。偶像を造って、その前にひれ伏す。
イザヤ書44:20 そんな人は灰を食べているようなものだ。惑わされた心が、彼を迷わせている。彼は自分の魂を救えず、「わたしの右手にあるのは偽りではないか」とも言えない。
イザヤ書44:26 わたしは、自分のしもべの言葉を実現させ、自分の使者たちの計画をなしとげる。エルサレムには「そこに人が住むようになる」と言い、ユダの町々には「建て直される。その廃墟をわたしが起こす」と言う。
イザヤ書45:1 主は、油を注いで選んだ人、キュロスにこう言われる。「わたしは彼の右手をしっかりつかんだ。彼の前で国々を従わせ、王たちの帯を解かせるためだ。彼の前で扉を開き、もう二度と閉じられないようにする。
イザヤ書45:6 それは、日の昇る東から西の果てまで、すべての人が知るためだ。わたしのほかには、だれもいない。わたしが主。ほかにはいない。」
イザヤ書45:12 わたしが地を造り、その上に人を創造した。わたしが、この手で天を張り広げ、その万象すべてに命じた。
イザヤ書45:18 天を創造した主、地を形づくり、これを造って堅く据えた神は、こう言われる。神は地を、むなしいものとしてではなく、人が住む場所として創造した。「わたしが主。ほかにはいない。」
イザヤ書45:24 人々はこう言う。「主にこそ、義と力がある。」人はみな主のもとに来る。主に怒りを燃やしていた者は、みな恥を受ける。
イザヤ書47:1 娘バビロンよ、下りてきて、ちりの上に座れ。娘カルデアよ、王座を失って地に座れ。もう二度と、あなたは「か弱く、上品な人」とは呼ばれない。
イザヤ書49:7 イスラエルを買い戻す方、イスラエルの聖なる方である主は、人にひどく見下され、国々に忌み嫌われ、支配者たちに仕える者に向かって、こう言われる。「王たちは見て立ち上がり、君主たちはひれ伏す。それは、真実な方である主、あなたを選んだイスラエルの聖なる方のためだ。」
イザヤ書49:9 そして、捕らわれ人には『出て来い』と言い、闇の中にいる者には『姿を現せ』と言う。彼らは道ばたでも草を食み、どの裸の丘も彼らの牧草地になる。
イザヤ書49:19 荒れ果て、さびれ、廃墟となったあなたの地は、住む人であふれて狭くなる。あなたを飲み込んだ者たちは、遠く離れて行く。
イザヤ書49:26 あなたを苦しめた者には、自分の肉を食わせる。彼らは自分の血に、甘い酒のように酔いしれる。こうして、すべての人が知る。わたしがあなたを救う主であり、あなたを買い戻す者、ヤコブの力強い神であることを。」
イザヤ書50:4 主なる神は、わたしに弟子の舌を与えてくださった。疲れた人を、ひと言で励ますすべを知るためだ。主は朝ごとに、朝ごとにわたしを目覚めさせ、弟子のように聞くよう、わたしの耳を開いてくださる。
イザヤ書51:7 わたしに耳を傾けよ。正しさを知る者たち、心にわたしの教えを抱く民よ。人のそしりを恐れるな。ののしられても、おびえるな。
イザヤ書51:12 わたしこそ、あなたを慰める者だ。それなのに、あなたは何者なのか。死ぬべき人間を恐れ、草にすぎない人の子におびえるとは。
イザヤ書51:14 身をかがめた捕らわれ人は、すぐに解き放たれる。穴の中で死ぬことはなく、パンが尽きることもない。
イザヤ書51:17 奮い立て、奮い立て。立ち上がれ、エルサレムよ。あなたは主の手から、その怒りの杯を飲んだ。人をよろめかせる杯を、その澱まで飲み干した。
イザヤ書51:22 あなたの主、あなたの神、その民のために争ってくれる主は、こう言われる。「見よ、わたしはあなたの手から、人をよろめかせる杯を取り上げた。わたしの怒りの杯を、その澱まで、あなたはもう二度と飲むことはない。
イザヤ書52:7 山々の上を歩いてくる、良い知らせを伝える人の足は、なんと美しいのだろう。その人は平和を告げ、幸せな知らせを伝え、救いを告げる。そしてシオンに向かって「あなたの神が王となられた」と語る。
イザヤ書52:10 主は、すべての国々の目の前で、聖なる御腕をあらわにされた。地の果てのすべての人が、わたしたちの神の救いを見る。
イザヤ書52:14 多くの人が彼を見て、ぞっとしたように、彼の姿は、人とは思えないほど損なわれ、その顔かたちは、人の子とは見えないほどだった。
イザヤ書53:3 彼は見下され、人々から見捨てられた。悲しみの人で、痛みを知り尽くしていた。人が顔をそむけるように、彼は見下され、わたしたちも彼を気にとめなかった。
イザヤ書53:11 彼は自分が苦しんだ末に、その実りを見て、満ち足りる。わたしの正しいしもべは、その知ることによって、多くの人を義とする。彼が、その人たちの過ちを背負うからだ。
イザヤ書53:12 だからわたしは、多くの人を彼の分け前として与え、彼は強い者たちと共に戦利品を分ける。彼が自分の命を惜しまず死にわたし、罪人たちの一人に数えられたからだ。彼は多くの人の罪を背負い、罪人たちのためにとりなしをした。
イザヤ書54:3 あなたは右にも左にも広がっていく。あなたの子孫は多くの国々を受け継ぎ、荒れ果てた町々に人を住まわせる。
イザヤ書55:7 悪い者は自分の道を捨て、悪事を企む者はその考えを捨てよ。そして主のもとに帰りなさい。主はその人をあわれんでくださる。わたしたちの神のもとに帰りなさい。神は惜しみなく赦してくださるから。
イザヤ書55:10 雨や雪は天から降ってくると、そのまま天へは戻らない。地を潤し、芽を出させ、育てて、種をまく人に種を、食べる人にパンを与える。
イザヤ書56:2 これを行う人は幸いだ。これをしっかり守り続ける人は幸いだ。安息日を守って汚さず、その手であらゆる悪を行わないようにする人は。
イザヤ書56:5 わたしは自分の家の中、その城壁の内に、息子や娘を持つよりも良い記念の場所と名を与える。永遠に消えることのない名を、その人に与える。
イザヤ書57:1 正しい人が滅びても、心に留める者はいない。慈しみに生きる人々が取り去られても、誰も気づかない。だが、正しい人は、これから来る災いから守られて取り去られるのだ。
イザヤ書57:2 その人は平安の中に入り、まっすぐに歩んだ者は、みな自分の寝床で安らかに休む。
イザヤ書57:16 わたしは、いつまでも争い続けるわけではない。いつまでも怒っているわけでもない。そうでなければ、人の霊はわたしの前で衰え果ててしまう。その命の息は、このわたしが造ったものなのだから。
イザヤ書58:4 見よ。あなたたちは争いといさかいのために断食し、こぶしで人を殴りつけている。今しているような断食では、あなたたちの声が天に届くことはない。
イザヤ書58:5 わたしが選ぶ断食とは、こんなものだろうか。人がただ一日、自分を苦しめること、葦のように頭を垂れ、粗布と灰の上に横たわること、それだろうか。あなたはこれを断食と呼び、主に喜ばれる日と呼ぶのか。
イザヤ書58:6 わたしが選ぶ断食とは、こういうものではないか。不正の鎖をほどき、くびきの縄を解き、しいたげられた人を自由にし、すべてのくびきを打ち砕くことだ。
イザヤ書58:7 それは、飢えている人に自分のパンを分け、住む場所のない貧しい人を家に迎え入れることではないか。裸の人を見たら服を着せ、同じ人間から目をそむけないことだ。
イザヤ書58:9 そのとき、あなたが呼べば主は答え、助けを求めれば「ここにいる」と言ってくださる。もしあなたが、人を押さえつけるくびきを取り除き、指をさして人を責めることや、悪意のある言葉をやめ、
イザヤ書58:10 飢えている人に心を注ぎ、苦しんでいる人を満たすなら、あなたの光は暗やみの中に昇り、あなたの闇は真昼のように明るくなる。
イザヤ書58:12 あなたの仲間は、昔から荒れ果てていた場所を建て直し、代々くずれたままの土台を築き直す。あなたは「くずれた壁を直す者」「人が住めるように道を回復する者」と呼ばれる。
イザヤ書59:10 わたしたちは目の見えない人のように壁を手さぐりし、目のない者のように手さぐりする。真昼だというのに、夕暮れのようにつまずく。健やかな者の中にいながら、死人のようだ。
イザヤ書59:13 それは、主に背いて偽り、わたしたちの神に背を向けて離れ去ること。人を虐げ、逆らうことを口にし、偽りの言葉を心の中で思い描いては語り出すことだ。
イザヤ書60:8 雲のように飛び、巣へ帰る鳩のように飛んでくる、この人たちはだれだろう。
イザヤ書61:1 主なる神の霊が、わたしの上にある。主がわたしに油を注ぎ、苦しむ人たちに良い知らせを伝えるため、わたしを送り出したからだ。心の傷ついた人を手当てし、捕らわれた人には自由を、閉じ込められた人には解放を告げるために。
イザヤ書61:2 主が恵みを与える年を、わたしたちの神が敵に報いる日を告げ知らせ、悲しむすべての人を慰めるために。
イザヤ書61:3 シオンで悲しむ人たちのために、こうしてくださる。灰をかぶる代わりに美しい冠を、悲しみの代わりに喜びの油を、打ちひしがれた心の代わりに賛美の衣を与えるために。こうして彼らは「義の木」「主が植えた木」と呼ばれ、主の栄光を現すようになる。