雅歌 5章4節(雅歌5:4)

4 愛あいする人ひとが、戸とのすきまから手てを差さし入いれた。わたしの胸むねは、その人ひとを思おもってときめいた。

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この節を含む箇所花嫁と愛する者雅歌5章

前後の聖句(5章2–6節)

2 わたしは眠ねむっていた。でも、心こころは目めを覚さましていた。聞きこえる、愛あいする人ひとが戸とをたたく音おと。「開あけておくれ、わたしの妹いもうとよ、恋人こいびとよ、わたしの鳩はとよ、汚よごれのない人ひとよ。わたしの頭あたまは夜露よつゆにぬれ、髪かみは夜よるのしずくでぬれているんだ。」

3 わたしはもう服ふくを脱ぬいでしまった。どうして、また着きられるだろう。足あしも洗あらってしまった。どうして、また汚よごせるだろう。

4 愛あいする人ひとが、戸とのすきまから手てを差さし入いれた。わたしの胸むねは、その人ひとを思おもってときめいた。

5 わたしは起おき上あがって、愛あいする人ひとのために戸とを開あけようとした。わたしの手てからは没薬もつやくがしたたり、指ゆびからは没薬もつやくの雫しずくが、かんぬきの取とっ手てに流ながれ落おちた。

6 わたしは、愛あいする人ひとのために戸とを開あけた。でも、愛あいする人ひとはもう背せを向むけて、去さっていた。あの人ひとの言葉ことばに、わたしの魂たましいは抜ぬけ出でるほどだった。わたしは探さがしたけれど、見みつからなかった。呼よんだけれど、答こたえてくれなかった。

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