「主」(しゅ)が出てくる聖書の箇所

「主」(しゅ)は日常訳第1版の6490か所(旧約5951・新約539)に出てきます。口語訳では6404か所。

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6490か所を200か所ずつ33ページに分けています(23ページ目)。

イザヤ書(453か所)

イザヤ書65:11 だが、お前まえたちは主しゅを捨すて、わたしの聖せいなる山やまを忘わすれ、「幸運こううんの神かみ」ガドのために食卓しょくたくを整ととのえ、「運命うんめいの神かみ」メニに混まぜ合あわせた酒さけを満みたして供そなえる者ものたちだ。

イザヤ書65:13 だから、主しゅなる神かみはこう言いわれる。「見みよ、わたしのしもべたちは食たべる。だがお前まえたちは飢うえる。わたしのしもべたちは飲のむ。だがお前まえたちは渇かわく。わたしのしもべたちは喜よろこぶ。だがお前まえたちは恥はじを受うける。

イザヤ書65:15 お前まえたちは自分じぶんの名なを、わたしが選えらんだ者ものたちの呪のろいの言葉ことばとして残のこす。主しゅなる神かみはお前まえを殺ころし、ご自分じぶんのしもべたちには別べつの名なを与あたえる。

イザヤ書65:25 狼おおかみと子羊こひつじは一緒いっしょに草くさを食たべ、獅子ししは牛うしのようにわらを食たべる。蛇へびのえさは土つちだ。わたしの聖せいなる山やまのどこででも、害がいを加くわえる者ものも、滅ほろぼす者ものもいない、と主しゅは言いわれる。

イザヤ書66:1 主しゅはこう言いわれる。「天てんはわたしの王座おうざ、地ちはわたしの足台あしだいだ。あなたたちがわたしのために建たてる家いえなど、いったいどこにあるのか。わたしが休やすむ場所ばしょなど、どこにあるのか。」

イザヤ書66:2 これらすべては、わたしの手てが造つくったもの。こうしてすべてが存在そんざいするようになった、と主しゅは言いわれる。わたしが目めを留とめるのは、へりくだって心こころの砕くだかれた者もの、わたしの言葉ことばにおののく者ものだ。

イザヤ書66:5 主しゅの言葉ことばにおののく者ものたちよ、主しゅの言葉ことばを聞きけ。あなたたちを憎にくみ、わたしの名なのためにあなたたちを追おい出だした兄弟きょうだいたちは、こう言いっている。「主しゅが栄光えいこうを現あらわされるがいい。そうすれば、あなたたちの喜よろこぶ姿すがたを見みてやろう。」だが、恥はじを見みるのは彼かれらのほうだ。

イザヤ書66:6 町まちから騒さわがしい声こえが聞きこえる。神殿しんでんから声こえが聞きこえる。それは、敵てきに報むくいを返かえす主しゅの声こえだ。

イザヤ書66:9 わたしが産うむ時ときを迎むかえさせておいて、産うませないことがあるだろうか、と主しゅは言いわれる。わたしが産うませる者ものなのに、胎はらを閉とざすことがあるだろうか、とあなたの神かみは言いわれる。

イザヤ書66:12 主しゅはこう言いわれる。見みよ、わたしは川かわのように平和へいわをこの都みやこに向むけて注そそぎ、あふれる流ながれのように国々くにぐにの栄光えいこうを注そそぐ。あなたたちは乳ちちを飲のみ、腕うでに抱いだかれて運はこばれ、膝ひざの上うえであやされる。

イザヤ書66:14 あなたたちはそれを見みて心こころから喜よろこび、その体からだは若草わかくさのように生いき生いきとよみがえる。主しゅの御み手てはその僕しもべたちに現あらわれ、その怒いかりは敵てきに向むけられることが知しられる。

イザヤ書66:15 見みよ、主しゅは火ひをまとって来こられる。その戦車せんしゃはつむじ風かぜのようだ。燃もえる怒いかりをぶつけ、火ひの炎ほのおをもって責せめ立たてるために来こられる。

イザヤ書66:16 主しゅは火ひをもって、また剣けんをもって、すべての人ひとをさばかれる。主しゅに討うたれる者ものは多おおい。

イザヤ書66:17 園そのに入はいるために身みを清きよめ、身みを浄きよめる者ものたち、その中心ちゅうしんにいる一人ひとりにならって続つづく者ものたち、豚ぶたの肉にくや汚よごれたもの、ねずみを食たべる者ものたちは、みな共ともに滅ほろび去さる、と主しゅは言いわれる。

イザヤ書66:20 そして彼かれらは、すべての国くにから、あなたたちの兄弟きょうだい姉妹しまいを、主しゅへのささげ物ものとして連つれて来くる。馬うまや戦車せんしゃ、荷車にぐるまやらば、らくだに乗のせて、わたしの聖せいなる山やまエルサレムへ連つれて来くる、と主しゅは言いわれる。イスラエルの人々ひとびとが、清きよい器うつわに入いれたささげ物ものを主しゅの神殿しんでんへ運はこんで来くるように。

イザヤ書66:21 わたしは彼かれらの中なかからも、祭司さいしやレビ人びととして選えらび取とる、と主しゅは言いわれる。

イザヤ書66:22 わたしが造つくる新あたらしい天てんと新あたらしい地ちが、わたしの前まえに立たち続つづけるように、あなたたちの子孫しそんとその名なも、いつまでも続つづく、と主しゅは言いわれる。

イザヤ書66:23 そして、新月しんげつのたびごとに、また安息あんそく日ひのたびごとに、すべての人ひとがわたしの前まえに来きて、ひれ伏ふす、と主しゅは言いわれる。

エレミヤ書(629か所)

エレミヤ書1:2 主しゅの言葉ことばがエレミヤに届とどいたのは、アモンの息子むすこでユダの王おうヨシヤの時代じだい、その治世ちせいの十じゅう三さん年ねん目めのことだった。

エレミヤ書1:3 主しゅの言葉ことばはその後あとも、ヨシヤの息子むすこでユダの王おうエホヤキムの時代じだいを通とおして届とどき、ヨシヤの息子むすこでユダの王おうゼデキヤの治世ちせいの十じゅう一いち年ねん目めが終おわるまで、つまりエルサレムの人々ひとびとが捕とらえられて連つれ去さられる第だい五ごの月つきまで続つづいた。

エレミヤ書1:4 主しゅの言葉ことばがわたしに届とどいた。

エレミヤ書1:6 わたしは言いった。「ああ、主しゅなる神かみよ。わたしは話はなし方かたを知しりません。まだ若者わかものにすぎないのです。」

エレミヤ書1:7 すると主しゅはわたしに言いわれた。「若者わかものにすぎない、などと言いってはならない。あなたはわたしが送おくるところすべてに行いき、わたしが命めいじることをすべて語かたるのだ。

エレミヤ書1:8 彼かれらを恐おそれるな。わたしがあなたと共ともにいて、あなたを助たすけ出だすからだ。」——主しゅはそう告つげられる。

エレミヤ書1:9 それから主しゅは手てを伸のばし、わたしの口くちに触ふれた。そして主しゅはわたしに言いわれた。「見みよ、わたしはわたしの言葉ことばをあなたの口くちに授さずけた。

エレミヤ書1:11 主しゅの言葉ことばがわたしに届とどいた。「エレミヤよ、何なんが見みえるか。」わたしは答こたえた。「アーモンドの枝えだが見みえます。」

エレミヤ書1:12 すると主しゅはわたしに言いわれた。「よく見みた。わたしは自分じぶんの言葉ことばを実現じつげんさせるために、見張みはっているのだ。」

エレミヤ書1:13 主しゅの言葉ことばが、二に度ど目めにわたしに届とどいた。「何なんが見みえるか。」わたしは答こたえた。「煮にえ立たった鍋なべが見みえます。北きたのほうから、こちらへ傾かたむいています。」

エレミヤ書1:14 すると主しゅはわたしに言いわれた。「北きたから災わざわいが吹ふき出だし、この地ちに住すむすべての者ものに襲おそいかかる。

エレミヤ書1:15 見みよ、わたしは北きたの王国おうこくのすべての一族いちぞくを呼よび寄よせる、と主しゅは言いわれる。彼かれらはやって来きて、それぞれの王座おうざをエルサレムの門もんの入いり口ぐちに据すえる。町まちを囲かこむすべての城壁じょうへきに向むかい、ユダのすべての町まちに向むかって攻せめかかる。

エレミヤ書1:19 彼かれらはあなたと戦たたかう。だが、あなたに勝かつことはできない。わたしがあなたと共ともにいて、あなたを救すくい出だすからだ、と主しゅは言いわれる。」

エレミヤ書2:1 主しゅの言葉ことばがわたしに届とどいた。

エレミヤ書2:2 「行いって、エルサレムに聞きこえるように呼よびかけなさい。主しゅはこう言いわれる。わたしは、あなたの若わかい頃ころの慈いつくしみ、婚約こんやくのときの愛あいを覚おぼえている。あなたは種たねもまかれない荒あれ野のを、わたしについて来きた。

エレミヤ書2:3 イスラエルは主しゅにとって聖せいなるもの、主しゅの収穫しゅうかくの初穂はつほだった。これを食くい荒あらす者ものはみな罪つみに問とわれ、災わざわいに見舞みまわれる、と主しゅは言いわれる。」

エレミヤ書2:4 主しゅの言葉ことばを聞きけ、ヤコブの家いえよ、イスラエルの家いえのすべての一族いちぞくよ。

エレミヤ書2:5 主しゅはこう言いわれる。あなたたちの先祖せんぞは、わたしのどこに不正ふせいを見みつけたのか。それなのに、彼かれらはわたしから遠とおく離はなれ、むなしい偶像ぐうぞうを追おい求もとめて、自分じぶんもむなしくなった。

エレミヤ書2:6 彼かれらはこう問とわなかった。『わたしたちをエジプトの地ちから導みちびき上のぼり、荒あれ野のを通とおらせてくださった主しゅは、どこにおられるのか』と。その荒あれ野のは、砂漠さばくと穴あなだらけの地ち、乾かわききって死しの陰かげに覆おおわれた地ち、だれも通とおらず、だれも住すまない地ちだった。

エレミヤ書2:8 祭司さいしたちは『主しゅはどこにおられるのか』と問とわなかった。律法りっぽうを扱あつかう者ものたちもわたしを知しらず、指導しどう者しゃたちはわたしに背そむいた。預言よげん者しゃたちはバアルの名なによって預言よげんし、何なんの役やくにも立たたたないものを追おい求もとめた。

エレミヤ書2:9 だからわたしは、改あらためてあなたたちを問といただす、と主しゅは言いわれる。あなたたちの子孫しそんのことも、問といただす。

エレミヤ書2:12 天てんよ、これに驚おどろけ。おののき、激はげしく打うちのめされよ、と主しゅは言いわれる。

エレミヤ書2:17 あなたがこうなったのは、自分じぶんのせいではないか。あなたの神かみである主しゅが道みちを歩あゆませてくださっていたのに、その主しゅを捨すてたからだ。

エレミヤ書2:19 あなた自身じしんの悪あくが、あなたを罰ばっする。あなたの裏切うらぎりが、あなたを責せめる。だからよく知しり、目めを開あけて見みなさい。あなたの神かみである主しゅを捨すてたこと、わたしを恐おそれる心こころを失うしなったことが、どれほど悪わるく、どれほど苦にがいことかを。万まん軍ぐんの主しゅなる神かみはこう告つげる。

エレミヤ書2:22 たとえあなたが灰汁あくで身みを洗あらい、たくさんの石せっけんを使つかっても、あなたの罪つみの汚よごれはわたしの前まえにはっきり残のこっている、と主しゅなる神かみは告つげる。

エレミヤ書2:29 どうしてあなたたちは、わたしに文句もんくを言いうのか。あなたたちはみな、わたしに背そむいたのだ、と主しゅは告つげる。

エレミヤ書2:31 今いまの時代じだいの者ものたちよ、主しゅの言葉ことばに耳みみを傾かたむけよ。わたしはイスラエルにとって、荒あれ野のだったのか。それとも暗闇くらやみの地ちだったのか。それなのに、なぜわたしの民たみは「おれたちは自由じゆうだ。もうあなたのところへは行いかない」と言いうのか。

エレミヤ書2:35 それでもあなたは「わたしは潔白けっぱくだ。主しゅの怒いかりは、きっとわたしから去さった」と言ゆう。だが見みよ、わたしはあなたを裁さばく。あなたが「わたしは罪つみを犯おかしていない」と言ゆうからだ。

エレミヤ書2:37 あなたはそこからも、両手りょうてを頭あたまにのせて出でて行いくことになる。あなたが頼たよりにしたものを主しゅが退しりぞけたので、それによっては何なん一ひとつうまくいかないからだ。

エレミヤ書3:1 主しゅは言いわれる。もし男おとこが妻つまを離縁りえんし、その女おんなが彼かれのもとを去さって別べつの男おとこのものになったら、前まえの夫おっとはもう一いち度どその女おんなのところへ戻もどるだろうか。そんなことをすれば、その土地とちはひどく汚よごれてしまうではないか。ところがあなたは、多おおくの恋人こいびとと身みを汚よごしたのに、それでもわたしのところへ戻もどろうというのか、と主しゅは告つげる。

エレミヤ書3:5 「主しゅはいつまでも怒おこり続つづけるだろうか。永遠えいえんに恨うらみを抱いだき続つづけるだろうか」と。だが見みよ、あなたはそう言いいいながら、できる限かぎりの悪事あくじを行おこなったのだ。

エレミヤ書3:6 ヨシヤ王おうの時代じだいに、主しゅはわたしにこう言いわれた。「あなたは、背そむき去さった女じょイスラエルがしたことを見みたか。彼女かのじょはすべての高たかい山やまに登のぼり、すべての茂しげった木きの下したへ行いって、そこで淫みだらなことをした。」

エレミヤ書3:10 それでもなお、裏切うらぎり者しゃの妹いもうとユダは心こころからわたしに立たち返かえらず、うわべだけだった、と主しゅは言いわれる。

エレミヤ書3:11 主しゅはわたしに言いわれた。「背そむき去さった女じょイスラエルのほうが、裏切うらぎり者しゃのユダよりもまだ正ただしい。」

エレミヤ書3:12 行いって、北きたに向むかってこの言葉ことばを告つげなさい。「戻もどって来きなさい、背そむき去さったイスラエルよ、と主しゅは言いわれる。わたしはもう怒いかりの顔かおをあなたたちに向むけない。わたしは真実しんじつな者ものだから、いつまでも怒おこり続つづけはしない、と主しゅは言いわれる。

エレミヤ書3:13 ただ、自分じぶんの罪つみを認みとめなさい。あなたは自分じぶんの神かみである主しゅに背そむき、すべての茂しげった木きの下もとで異国いこくの神々かみがみに身みを任まかせ、わたしの声こえに聞き従わききしたがわなかった、と主しゅは言いわれる。

エレミヤ書3:14 戻もどって来きなさい、背そむいた子こらよ、と主しゅは言いわれる。わたしはあなたたちの主人しゅじんなのだから。わたしはあなたたちを、町まちから一人ひとり、氏族しぞくから二人ふたりと選えらび取とり、シオンへ連つれて行いく。

エレミヤ書3:16 その日ひ、あなたたちがこの地ちで増ふえ、数多かずおおくなったとき、人々ひとびとはもう「主しゅの契約けいやくの箱はこ」と口くちにすることもない、と主しゅは言いわれる。それが心こころに浮うかぶことも、思おもい出だすことも、恋こいしがることもなく、二に度どと作つくられることもない。

エレミヤ書3:17 そのとき、人々ひとびとはエルサレムを「主しゅの御座ぎょざ」と呼よぶ。すべての国民こくみんが主しゅの名なのもとに、エルサレムへ集あつまって来くる。彼かれらはもう、自分じぶんたちの悪わるい心こころの頑かたくなさに従したがって歩あゆむことはない。

エレミヤ書3:20 しかし、妻つまが夫おっとを裏切うらぎるように、イスラエルの家いえよ、あなたたちはわたしを裏切うらぎった、と主しゅは言いわれる。

エレミヤ書3:21 裸はだかの丘おかの上うえで、声こえが聞きこえる。イスラエルの子こらが泣ないて、あわれみを求もとめる声こえだ。彼かれらは自分じぶんの道みちを曲まげ、自分じぶんの神かみである主しゅを忘わすれてしまったからだ。

エレミヤ書3:22 「背そむき続つづける子こどもたちよ、帰かえって来きなさい。わたしがあなたたちの背そむきをいやそう。」「はい、わたしたちはあなたのもとへ参まいります。あなたはわたしたちの神かみ、主しゅだからです。

エレミヤ書3:23 丘おかや山々やまやまでのにぎやかな祭まつりは、まことにむなしいものでした。イスラエルの救すくいは、まことにわたしたちの神かみ、主しゅのうちにあります。

エレミヤ書3:25 わたしたちは自分じぶんの恥はじの中なかに横よこたわり、はずかしめに覆おおわれています。わたしたちも先祖せんぞも、若わかいころから今日きょうまで、わたしたちの神かみ、主しゅに罪つみを犯おかし、わたしたちの神かみ、主しゅの声こえに聞き従わききしたがわなかったからです。」

エレミヤ書4:1 「イスラエルよ、もしあなたが帰かえるなら、わたしのもとへ帰かえりなさい、と主しゅは言いわれる。もしあなたが、忌いまわしいものをわたしの前まえから取とり除のぞき、もう迷まよい出でないなら、

エレミヤ書4:2 そして『主しゅは生いきておられる』と、真実しんじつと公正こうせいと義ぎをもって誓ちかうなら、諸国しょこくの民たみは主しゅによって祝福しゅくふくされ、主しゅを誇ほこりとするだろう。」

エレミヤ書4:3 主しゅはユダの人々ひとびととエルサレムに、こう言いわれる。「あなたたちの荒あれた畑はたけを耕たがやしなさい。いばらの中なかに種たねをまいてはならない。

エレミヤ書4:4 ユダの人々ひとびと、エルサレムに住すむ者ものたちよ、主しゅのために心こころを割礼かつれいし、心こころを覆おおうものを取とり除のぞきなさい。さもないと、あなたたちの悪わるい行おこないのために、わたしの怒いかりが火ひのように燃もえ出でて、だれにも消けせなくなる。」

エレミヤ書4:8 だから、粗布そふを身みにまとい、嘆なげき悲かなしんで泣なき叫さけべ。主しゅの激はげしい怒いかりが、まだわたしたちから去さっていないからだ。

エレミヤ書4:9 その日ひには――と主しゅは言いわれる――王おうの心こころも高官こうかんたちの心こころもくじけ、祭司さいしたちはぼう然ぜんとし、預言よげん者しゃたちは驚おどろきあわてる。

エレミヤ書4:10 そこでわたしは言いった。「ああ、主しゅなる神かみよ。あなたはこの民たみとエルサレムをすっかりだましてしまわれたのですか。『あなたたちは平安へいあんを得うる』と言いわれたのに、剣けんは命いのちにまで届とどいています。」

エレミヤ書4:17 畑はたけを見張みはる者もののように、彼かれらは周まわりを取とり囲かこむ。エルサレムがわたしに背そむいたからだ――と主しゅは言いわれる。

エレミヤ書4:26 わたしは見みた。すると、実みのり豊ゆたかな地ちは荒あれ野のとなり、その町々まちまちはすべて崩くずれ落おちていた。主しゅの前まえで、燃もえるような怒いかりの前まえで。

エレミヤ書4:27 主しゅはこう言いわれるからだ。「地ちはすべて荒あれ果はてる。だが、わたしはそれを滅ほろぼし尽づくしはしない。」

エレミヤ書5:2 彼かれらは「主しゅは生いきておられる」と言ゆうが、その誓ちかいは偽いつわりだ。

エレミヤ書5:3 主しゅよ、あなたの目めは真実しんじつを求もとめているのではないか。あなたは彼かれらを打うったのに、彼かれらは痛いたみも感かんじなかった。打うちのめしても、彼かれらは注意ちゅういを受うけ入いれようとしなかった。顔かおを岩いわよりも固かたくして、立たち返かえることを拒こばんだ。

エレミヤ書5:4 わたしは思おもった。「これはきっと貧まずしい人ひとたちだ。何なんもわからないのだ。主しゅの道みちを知しらず、自分じぶんの神かみの定さだめを知しらないのだから。」

エレミヤ書5:5 だから、身分みぶんの高たかい人ひとたちのところへ行いって話はなそう。彼かれらなら主しゅの道みちを知しり、自分じぶんの神かみの定さだめを知しっているはずだ。ところが、彼かれらもみな同おなじように、くびきを壊こわし、綱つなを引ひきちぎっていた。

エレミヤ書5:9 これらのことを、わたしが罰ばっしないでいられるだろうか、と主しゅは言いわれる。このような国くにに、わたしが報復ほうふくしないでいられるだろうか。

エレミヤ書5:10 彼女かのじょのぶどう畑はたけの畝うねに上のぼって荒あらせ。だが、絶たやし尽つくしてはならない。伸のびた枝えだを取とり払はらえ。それらは主しゅのものではないからだ。

エレミヤ書5:11 イスラエルの家いえとユダの家いえは、わたしをひどく裏切うらぎったのだから、と主しゅは言いわれる。

エレミヤ書5:12 彼かれらは主しゅを偽いつわって言いった。「主しゅなど何なんもしない。わたしたちに災わざわいは来こない。剣けんも飢うえも見みることはない。」

エレミヤ書5:14 だから、万まん軍ぐんの神かみ、主しゅはこう言いわれる。「あなたたちがこんなことを言ゆうから、見みよ、わたしはあなたの口くちに置おくわたしの言葉ことばを火ひとし、この民たみを薪たきぎとする。火ひは彼かれらを焼やき尽つくす。」

エレミヤ書5:15 イスラエルの家いえよ、見みよ、わたしは遠とおくから一ひとつの国民こくみんをあなたたちに攻せめ寄よせさせる、と主しゅは言いわれる。それは力ちからある国くに、大昔おおむかしからある国くに。あなたの知しらない言葉ことばを話はなす国くにで、彼かれらが何なんを言いっているのか、あなたには聞き取れききとれない。

エレミヤ書5:18 それでも、その日々ひびにあっても、と主しゅは言いわれる、わたしはあなたたちを絶たやし尽つくすことはしない。

エレミヤ書5:19 こうして、あなたたちが「どうしてわたしたちの神かみ、主しゅはこんなことをすべてなさったのか」と言いうとき、あなたはこう答こたえなさい。「あなたたちがわたしを捨すて、自分じぶんの地ちで異国いこくの神々かみがみに仕つかえたように、あなたたちは自分じぶんのものではない地ちで、よその者ものたちに仕つかえることになる。」

エレミヤ書5:22 あなたたちはわたしを恐おそれないのか、と主しゅは言いわれる。わたしの前まえで震ふるえないのか。わたしは砂すなを海うみの境さかいとして置おき、永遠えいえんの定さだめとした。海うみはそれを越こえることができない。波なみがどれほど逆巻さかまいても、勝かつことはできず、どんなに鳴なりとどろいても、それを越こえることはできない。

エレミヤ書5:24 彼かれらは心こころの中なかでこう言いうこともしない。「わたしたちの神かみ、主しゅを恐おそれよう。主しゅは、秋あきの雨あめも春はるの雨あめも、時ときにかなって与あたえ、刈かり入いれのために定さだめられた週々を、わたしたちのために守まもってくださる方かただ。」

エレミヤ書5:29 こんなことを、わたしが罰ばっしないでいられるだろうか、と主しゅは言いわれる。このような国くにに、わたし自身じしんが報むくいないでいられるだろうか。

エレミヤ書6:6 万まん軍ぐんの主しゅはこう言いわれる。「木きを切きり倒たおし、エルサレムに向むかって攻せめの土手どてを築きずけ。この町まちは罰ばっせられるべき町まちだ。その中なかは、しいたげに満みちている。」

エレミヤ書6:9 万まん軍ぐんの主しゅはこう言いわれる。「ぶどうの実みを摘つみ尽つくすように、イスラエルの生いき残のこりも摘つみ取とられてしまう。ぶどうを収穫しゅうかくする人ひとのように、もう一いち度どその枝えだに手てを伸のばせ。」

エレミヤ書6:10 だれに語かたり、だれに警告けいこくすれば、聞きいてもらえるのだろう。彼かれらの耳みみはふさがっていて、聞きくことができない。主しゅの言葉ことばは彼かれらにとって、ばかにする対象たいしょうでしかなく、少すこしも喜よろこばない。

エレミヤ書6:11 だからわたしは、主しゅの怒いかりで満みちている。もう抑おさえきれず、疲つかれ果はてた。「その怒いかりを、通とおりにいる子こどもたちに、集あつまっている若者わかものたちに、いっせいに注そそぎ出だせ。夫おっとも妻つまも捕とらえられ、年寄としよりも、年老としおいて日ひを重かさねた者ものも、みな捕とらえられる。

エレミヤ書6:12 彼かれらの家いえは他人たにんのものとなり、畑はたけも妻つまも、いっしょに奪うばわれる。わたしがこの地ちに住すむ者ものたちに手てを伸のばすからだ」と主しゅは言いわれる。

エレミヤ書6:15 彼かれらは忌いまわしいことをして恥はずかしくないのか。いや、少すこしも恥はじず、赤面せきめんすることさえ知しらない。だから彼かれらは、倒たおれる者ものたちといっしょに倒たおれる。わたしが彼かれらを罰ばっするとき、つまずき倒たおれると主しゅは言いわれる。

エレミヤ書6:16 主しゅはこう言いわれる。「分わかれ道みちに立たって、よく見みなさい。昔むかしからの道みちを尋たずね、どれが良よい道みちかを問とい、その道みちを歩あゆめ。そうすれば、あなたがたの魂たましいは安やすらぎを得うる。」しかし彼かれらは言いった。「そこは歩あるかない。」

エレミヤ書6:21 だから、主しゅはこう言いわれる。「見みよ、わたしはこの民たみの前まえにつまずきの石いしを置おく。父ちちも子こも共ともにそれにつまずき、隣人りんじんも友ともも滅ほろびる。」

エレミヤ書6:22 主しゅはこう言いわれる。「見みよ、北きたの国くにから一ひとつの民たみがやって来くる。大おおきな国くにが地ちの果はてから立たち上あがる。

エレミヤ書6:30 人々ひとびとは彼かれらを「捨すてられた銀ぎん」と呼よぶ。主しゅが彼かれらを捨すてられたからだ。

エレミヤ書7:1 主しゅからエレミヤに、こんな言葉ことばがあった。

エレミヤ書7:2 「主しゅの神殿しんでんの門もんに立たって、そこでこの言葉ことばを語かたりなさい。こう言いうんだ。『主しゅを礼拝れいはいしようとこの門もんから入はいってくるユダの人ひとたち、みんな、主しゅの言葉ことばを聞きききなさい。』

エレミヤ書7:3 イスラエルの神かみ、全能ぜんのうの主しゅはこう言いわれる。あなたたちの生いき方かたと行おこないを正ただしなさい。そうすれば、わたしはあなたたちをこの場所ばしょに住すまわせよう。

エレミヤ書7:4 『ここは主しゅの神殿しんでんだ、主しゅの神殿しんでんだ、主しゅの神殿しんでんだ』という偽いつわりの言葉ことばに頼たよってはいけない。

エレミヤ書7:11 わたしの名ながつけられているこの神殿しんでんが、あなたたちの目めには強盗ごうとうの巣すにでも見みえるのか。見みなさい。わたしはそれをちゃんと見みている、と主しゅは言いわれる。

エレミヤ書7:13 今いま、あなたたちはこうしたことをすべて行いってきた、と主しゅは言いわれる。わたしは何なん度どもくり返かえしあなたたちに語かたりかけた。それでもあなたたちは聞きかず、呼よびかけても答こたえなかった。

エレミヤ書7:19 だが、彼かれらが怒おこらせているのは、本当ほんとうにわたしなのか、と主しゅは言いわれる。むしろ自分じぶん自身じしんを傷きずつけ、恥はじをかいているだけではないか。

エレミヤ書7:20 だから、主しゅなる神かみはこう言いわれる。見みよ、わたしの怒いかり、わたしの激はげしい憤いきどおりが、この場所ばしょに注そそがれる。人ひとにも家畜かちくにも、野のの木きにも地ちの実みのりにも注そそがれる。それは燃もえ上あがり、決けっして消きえない。」

エレミヤ書7:21 イスラエルの神かみ、万まん軍ぐんの主しゅはこう言いわれる。あなたたちの焼やき尽つくす供そなえ物ものを、ほかのいけにえに加くわえて、その肉にくを自分じぶんたちで食たべるがいい。

エレミヤ書7:28 だから彼かれらにこう言いいいなさい。「これは、自分じぶんの神かみである主しゅの声こえに聞き従わききしたがわず、いくら注意ちゅういされても受うけ入いれようとしない民たみだ。真実しんじつは消きえうせ、彼かれらの口くちから絶たたたれてしまった。」

エレミヤ書7:29 髪かみを切きり落おとして投なげ捨すてなさい。裸はだかの丘おかの上うえで嘆なげきの歌うたをあげなさい。主しゅがこの怒いかりの世代せだいを退しりぞけ、見捨みすてたからだ。

エレミヤ書7:30 主しゅはこう告つげる。ユダの人々ひとびとは、わたしの目めに悪あくとされることを行おこなった。わたしの名なで呼よばれる神殿しんでんに、自分じぶんたちの忌いまわしい偶像ぐうぞうを置おいて、そこを汚よごした。

エレミヤ書7:32 だから、見みよ、その時ときが来くる、と主しゅは告つげる。そのとき、この場所ばしょはもうトフェトともベン・ヒノムの谷たにとも呼よばれず、「虐殺ぎゃくさつの谷たに」と呼よばれるようになる。埋うめる場所ばしょがなくなるほど、人々ひとびとはトフェトに死者ししゃを葬ほうむる。

エレミヤ書8:1 その時とき、と主しゅは言いわれる。人々ひとびとは、ユダの王おうたちの骨ほね、高官こうかんたちの骨ほね、祭司さいしたちの骨ほね、預言よげん者しゃたちの骨ほね、そしてエルサレムに住すむ人々ひとびとの骨ほねを、墓はかから掘ほり出だす。

エレミヤ書8:3 この悪わるい一族いちぞくの生いき残のこり、わたしが追おいやった先さきの、残のこされたすべての場所ばしょにいる者ものたちは、みな生いきることよりも死しぬことを選えらぶ。万まん軍ぐんの主しゅは言いわれる。

エレミヤ書8:4 彼かれらにこう言いいいなさい。主しゅはこう言いわれる。人ひとは倒たおれたら、起おき上あがらないだろうか。離はなれて行いったら、戻もどって来こないだろうか。

エレミヤ書8:7 空そらを飛とぶこうのとりでさえ、自分じぶんの季節きせつを知しっている。山鳩やまばとも、つばめも、つるも、渡わたって来くる時ときをきちんと守まもる。それなのに、わたしの民たみは主しゅの定さだめを知しらない。

エレミヤ書8:8 どうしてあなたたちは「わたしたちは賢かしこい。主しゅの律法りっぽうが手てもとにある」と言いえるのか。見みなさい。学者がくしゃたちの偽いつわりの筆ふでが、それを偽いつわりに書かき変かえてしまった。

エレミヤ書8:9 賢かしこい者ものたちは恥はじをかき、うろたえ、捕とらえられる。見みなさい。彼かれらは主しゅの言葉ことばを捨すてた。それで、いったいどんな知恵ちえが彼かれらに残のこっているというのか。

エレミヤ書8:12 彼かれらは忌いまわしいことをしたのに、恥はじてもいない。まったく恥はじることなく、赤面せきめんすることさえ知しらない。だから彼かれらは、倒たおれる者ものたちと共ともに倒たおれる。わたしが罰ばっするその時とき、彼かれらはつまずき倒たおれる、と主しゅは言いわれる。

エレミヤ書8:13 「わたしは彼かれらを刈かり取とってしまう」と主しゅは言いわれる。「ぶどうの木きにぶどうはなく、いちじくの木きにいちじくもない。葉はさえも枯かれてしまった。わたしが彼かれらに与あたえたものも、過すぎ去さっていく。」

エレミヤ書8:14 なぜ、わたしたちはこうして座すわっているのか。集あつまって、城壁じょうへきのある町まちへ逃にげ込こもう。そして、そこで滅ほろびよう。わたしたちの神かみ、主しゅが、わたしたちを滅ほろびに定さだめ、毒どくの水みずを飲のませようとされるからだ。わたしたちが主しゅに対たいして罪つみを犯おかしたからだ。

エレミヤ書8:17 「見みよ、わたしはおまえたちの間あいだに蛇へびを送おくる。まじないの効きかない毒蛇どくじゃを送おくる。それがおまえたちを噛かむ」と主しゅは言いわれる。

エレミヤ書8:19 聞きけ、遠とおい地ちから、わたしの民たみの叫さけび声ごえが上あがる。「主しゅはシオンにおられないのか。シオンの王おうはそこにおられないのか。」なぜ彼かれらは、偶像ぐうぞうや、むなしい異国いこくの神々かみがみで、わたしを怒おこらせたのか。

エレミヤ書9:3 彼かれらは弓ゆみを引ひくように舌したを引ひきしぼり、うそを放はなつ。この地ちで力ちからを持もっているのは、真実しんじつではない。悪わるから悪あくへと進すすみ、わたしのことを知しろうともしない、と主しゅは言いわれる。

エレミヤ書9:6 あなたは偽いつわりのただ中なかに住すんでいる。彼かれらは偽いつわりにまみれて、わたしを知しろうとしない、と主しゅは言いわれる。

エレミヤ書9:7 だから、万まん軍ぐんの主しゅはこう言いわれる。「見みよ、わたしは彼かれらを火ひで溶とかし、試ためすことにする。わたしの民たみのために、ほかにどうすればいいというのか。

エレミヤ書9:9 こんなことをしていて、わたしが彼かれらを罰ばっしないでいられるだろうか、と主しゅは言いわれる。こんな国くにに、わたしが仕返ししかえしをしないでいられるだろうか。」

エレミヤ書9:12 だれか、このことを悟さとれるほど賢かしこい者ものはいるだろうか。主しゅの口くちが語かたりかけ、それを告つげられる者ものはいるだろうか。なぜこの地ちは滅ほろび、通とおる人ひともない荒あれ野ののように焼やきつくされたのか。

エレミヤ書9:13 主しゅは言いわれた。「それは、彼かれらがわたしの与あたえた教おしえを捨すて、わたしの声こえに従したがわず、その教おしえのとおりに歩あゆまなかったからだ。

エレミヤ書9:15 だから、イスラエルの神かみ、万まん軍ぐんの主しゅはこう言いわれる。「見みよ、わたしはこの民たみに苦くよもぎを食たべさせ、毒どくの水みずを飲のませる。

エレミヤ書9:17 万まん軍ぐんの主しゅはこう言いわれる。「よく考かんがえなさい。泣なき女おんなを呼よび寄よせ、嘆なげきの歌うたの上手じょうずな女おんなたちを呼よびなさい。

エレミヤ書9:20 女おんなたちよ、主しゅの言葉ことばを聞きけ。あなたたちの耳みみに、主しゅの口くちから出でる言葉ことばを受うけとめよ。娘むすめたちに嘆なげきの歌うたを教おしえ、たがいに悲かなしみの歌うたを教おしえなさい。

エレミヤ書9:22 主しゅはこう言いわれる。「人ひとの死体したいが、畑はたけにまかれた糞ふんのように倒たおれ、刈かり取とる者もののあとに残のこされた束たばのように転ころがる。だれも拾ひろい集あつめる者ものはいない。」

エレミヤ書9:23 主しゅはこう言いわれる。「知恵ちえある者ものは自分じぶんの知恵ちえを誇ほこるな。力ちからある者ものは自分じぶんの力ちからを誇ほこるな。富とめる者ものは自分じぶんの富とみを誇ほこるな。

エレミヤ書9:24 誇ほこる者ものは、ただこのことを誇ほこれ。わたしを悟さとり、わたしを知しっていることを。わたしこそ主しゅであり、この地ちで慈いつくしみと公正こうせいと義ぎを行おこなう者ものだ。わたしはこれらを喜よろこぶ、と主しゅは言いわれる。」

エレミヤ書9:25 見みよ、その日ひが来くる、と主しゅは言いわれる。わたしは、体からだだけ割礼かつれいを受うけている者ものをみな罰ばっする。

エレミヤ書10:1 イスラエルの家いえよ、主しゅがあなたがたについて語かたられる言葉ことばを聞きけ。

エレミヤ書10:2 主しゅはこう言いわれる。「異国いこくの民たみのやり方かたを身みにつけるな。天てんに現あらわれるしるしにおびえるな。国々くにぐにはそれらにおびえているが、あなたがたはそうするな。

エレミヤ書10:6 主しゅよ、あなたのような方かたはほかにいません。あなたは偉大いだいで、その名なは力ちからに満みちて偉大いだいです。

エレミヤ書10:10 しかし主しゅこそ、まことの神かみ。生いける神かみであり、永遠えいえんの王おうだ。その怒いかりに地ちは震ふるえ、国々くにぐにはその憤いきどおりに耐たえられない。

エレミヤ書10:12 主しゅは、力ちからをもって地ちを造つくり、知恵ちえをもって世界せかいを据すえ、英知えいちをもって天てんを張はり広ひろげられた。

エレミヤ書10:13 主しゅが声こえを発はっすると、天てんには水みずがざわめき、地ちの果はてから雲くもがわき上あがる。主しゅは雨あめのために稲妻いなずまを光ひからせ、その倉くらから風かぜを送おくり出だす。

エレミヤ書10:16 ヤコブが受うけ継つぐ神かみは、こんなものとは違ちがう。この方かたこそ、すべてを造つくられた方かた。イスラエルはその所有しょゆうの民たみだ。その名なは万まん軍ぐんの主しゅ。

エレミヤ書10:18 主しゅはこう言いわれる。「見みよ、わたしは今度こんどこそ、この地ちに住すむ者ものを投なげ飛とばす。彼かれらを苦くるしめ、思おもい知しらせる。」

エレミヤ書10:21 羊飼ひつじかいたちは愚おろかで、主しゅを求もとめなかった。だから彼かれらはうまくいかず、その群むれはみな散ちらされてしまった。

エレミヤ書10:23 主しゅよ、わたしは知しっています。人ひとは自分じぶんの道みちを決きめられず、歩あゆむ者ものが自分じぶんの足取あしどりを定さだめることはできない、と。

エレミヤ書10:24 主しゅよ、わたしを正ただしてください。ただし、正ただしい裁さばきによって。あなたの怒いかりによってではありません。わたしを無むにしてしまわないでください。

エレミヤ書11:1 主しゅからエレミヤに、こう告つげる言葉ことばがあった。

エレミヤ書11:3 彼かれらにこう言いえ。イスラエルの神かみである主しゅはこう言いわれる。この契約けいやくの言葉ことばに従したがわない者ものは、のろわれる。

エレミヤ書11:5 こうしてわたしは、あなたたちの先祖せんぞに誓ちかった約束やくそくを果はたす。乳ちちと蜜みつの流ながれる地ちを彼かれらに与あたえるという約束やくそくだ。それは今日きょうのとおりだ。」わたしは答こたえて言いった。「そのとおりです、主しゅよ。」

エレミヤ書11:6 主しゅはわたしに言いわれた。「これらの言葉ことばをすべて、ユダの町々まちまちとエルサレムの通とおりで叫さけんで伝つたえよ。『この契約けいやくの言葉ことばを聞ききき、それを行おこなえ』と。

エレミヤ書11:9 主しゅはわたしに言いわれた。「ユダの人々ひとびととエルサレムに住すむ人々ひとびとの間あいだに、たくらみがあるのがわかった。

エレミヤ書11:11 だから、主しゅはこう言いわれる。見みよ、わたしは彼かれらの上うえに、逃のがれることのできない災わざわいを下くだす。彼かれらはわたしに助たすけを叫さけび求もとめるが、わたしは聞きかない。

エレミヤ書11:16 主しゅはかつておまえを、青々あおあおと茂しげり、美うつくしい実みをつけるオリーブの木きと呼よばれた。しかし主しゅは、激はげしい嵐あらしのような音おととともに、その木きに火ひをつけられた。枝えだはすべて焼やけ折おれる。

エレミヤ書11:17 おまえを植うえられた万まん軍ぐんの主しゅが、おまえに災わざわいを告つげられた。それは、イスラエルの家いえとユダの家いえが悪あくを行おこなったからだ。彼かれらはバアルに香こうをたき、わたしを怒おこらせた。」

エレミヤ書11:18 主しゅがわたしに知しらせてくださったので、わたしは気きづいた。そのとき主しゅは、彼かれらのしわざをわたしに見みせてくださった。

エレミヤ書11:20 しかし、正ただしく裁さばく万まん軍ぐんの主しゅよ。あなたは人ひとの心こころの奥底おくそこまで見抜みぬかれる。彼かれらへのあなたの報むくいを、わたしに見みせてください。わたしは自分じぶんの訴うったえを、あなたにゆだねたのですから。

エレミヤ書11:21 それゆえ、主しゅはこう言いわれる。おまえの命いのちをねらい、「主しゅの名なによって預言よげんするな。さもなければ、おれたちの手てで殺ころしてやる」と言いうアナトトの人々ひとびとについて、こう言いわれる。

エレミヤ書11:22 だから、万まん軍ぐんの主しゅはこう言いわれる。見みよ、わたしは彼かれらを罰ばっする。若者わかものたちは剣けんで死しに、息子むすこや娘むすめたちは飢うえで死しぬ。

エレミヤ書12:1 主しゅよ、あなたは正ただしい。だから、わたしがあなたに訴うったえても、あなたが正ただしいことに変かわりはない。それでも、わたしはあなたに問といたい。どうして悪人あくにんのやり方かたはうまくいくのか。どうして裏切うらぎり者しゃはみな、安やすらかに暮くらしているのか。

エレミヤ書12:3 でも主しゅよ、あなたはわたしを知しっている。わたしを見みて、あなたへ向むかうわたしの心こころを試ためしている。どうか彼かれらを、ほふられる羊ひつじのように引ひき出だしてください。殺ころされる日ひのために、より分わけてください。

エレミヤ書12:12 荒野こうやのむき出だしの丘おかという丘おかに、荒あらす者ものたちが押おし寄よせてきた。主しゅの剣けんが、地ちの果はてから果はてまでを食くい尽つくす。だれ一人ひとり、平和へいわを得えられない。

エレミヤ書12:13 彼かれらは麦むぎをまいたのに、刈かり取とるのは茨うばらだ。骨ほねを折おって働はたらいても、何なんの得とくにもならない。主しゅの激はげしい怒いかりのために、あなたたちは自分じぶんの収穫しゅうかくを恥はじることになる。

エレミヤ書12:14 主しゅはこう言いわれる。「わたしの民たみイスラエルに受うけ継つがせた土地とちに手てを出だす、悪わるい隣人りんじんたちすべてに、わたしは言ゆう。見みよ、わたしは彼かれらをその土地とちから引ひき抜ぬく。そしてユダの家いえも、彼かれらの中なかから引ひき抜ぬく。

エレミヤ書12:16 もし彼かれらが、わたしの民たみのやり方かたをしっかり学まなび、かつてわたしの民たみにバアルの名なにかけて誓ちかうことを教おしえたように、今度こんどは『主しゅは生いきておられる』とわたしの名なにかけて誓ちかうようになるなら、彼かれらはわたしの民たみの中なかで建たて直なおされる。

エレミヤ書12:17 だが、もし聞き従わききしたがわないなら、わたしはその国くにを根ねこそぎ引ひき抜ぬき、滅ほろぼす」と主しゅは言いわれる。

エレミヤ書13:1 主しゅはわたしにこう言いわれた。「行いって、麻あさの帯おびを買かい、それを腰こしに巻まきなさい。ただし、水みずにつけてはならない。」

エレミヤ書13:2 わたしは主しゅの言葉ことばのとおりに帯おびを買かい、腰こしに巻まいた。

エレミヤ書13:3 すると、ふたたび主しゅがわたしに語かたりかけて、こう言いわれた。

エレミヤ書13:5 わたしは行いって、主しゅが命めいじられたとおりに、それをユーフラテス川かわのほとりに隠かくした。

エレミヤ書13:6 それから長ながい日々ひびがたって、主しゅはわたしに言いわれた。「立たって、ユーフラテス川かわへ行いきなさい。そして、あそこに隠かくすよう命めいじたあの帯おびを、そこから取とってきなさい。」

エレミヤ書13:8 そのとき、主しゅの言葉ことばがわたしにあった。

エレミヤ書13:9 主しゅはこう言いわれる。「わたしはこのようにして、ユダの高たかぶりと、エルサレムの大おおきな高たかぶりを、だめにする。

エレミヤ書13:11 帯おびが人ひとの腰こしにぴったりつくように、わたしはイスラエルの全ぜん家かとユダの全ぜん家いえを、わたしにぴったりつかせた。彼かれらがわたしの民たみとなり、わたしの名なとなり、誉ほまれとなり、栄はえとなるためだった。主しゅはこう告つげる。ところが彼かれらは聞きかなかった。

エレミヤ書13:12 だから、あなたは彼かれらにこの言葉ことばを告つげなさい。イスラエルの神かみ、主しゅはこう言いわれる。『どの酒さかがめも、ぶどう酒しゅでいっぱいになる。』すると彼かれらはあなたに言ゆうだろう。『どの酒さかがめもぶどう酒しゅでいっぱいになることくらい、わたしたちが知しらないとでも思おもうのか。』

エレミヤ書13:13 そのとき、あなたは彼かれらにこう言いいいなさい。主しゅはこう言いわれる。「見みよ、わたしはこの地ちに住すむすべての者ものを、酔よいで満みたす。ダビデの王座おうざに座すわる王おうたちも、祭司さいしたちも、預言よげん者しゃたちも、エルサレムに住すむすべての者ものもそうだ。

エレミヤ書13:14 そして、彼かれらを互たがいにぶつけ合あわせて砕くくだく。父ちちも子こも一緒いっしょにだ。主しゅはこう告つげる。わたしは惜おしまず、あわれまず、いつくしまず、彼かれらを滅ほろぼす。」

エレミヤ書13:15 聞きけ、耳みみを傾かたむけよ。高たかぶってはならない。主しゅが語かたられたのだから。

エレミヤ書13:16 あなたたちの神かみ、主しゅに栄光えいこうを帰かえしなさい。主しゅが闇やみをもたらす前まえに、あなたたちの足あしが暮くれゆく山やまでつまずく前まえに。あなたたちは光ひかりを待まち望のぞむが、主しゅはそれを死しの闇やみに変かえ、真まっ暗くらな闇やみにしてしまう。

エレミヤ書13:17 もし、あなたたちがそれを聞きかないなら、わたしの魂たましいはあなたたちの高たかぶりのために、隠かくれた所ところで泣なく。わたしの目めは涙なみだにあふれ、こぼれ落おちる。主しゅの群むれが捕とらえられて連つれ去さられたからだ。

エレミヤ書13:21 主しゅがあなたを罰ばっするとき、あなたは何なんと言いうのか。あなた自身じしんが、あの者ものたちをあなたを支配しはいする者ものとして仕込しこんだのだ。子こを産うむ女おんなのように、激はげしい痛いたみがあなたを襲おそうではないか。

エレミヤ書13:25 これがあなたの受うける分ぶん、わたしがあなたに量はかり与あたえた取とり分ぶんだ、と主しゅは言いわれる。あなたがわたしを忘わすれ、偽いつわりに頼たよったからだ。

エレミヤ書14:1 干かんばつについて、主しゅのことばがエレミヤにのぞんだ。それはこういうものだった。

エレミヤ書14:7 主しゅよ、わたしたちの罪つみがわたしたち自身じしんを責せめています。それでも、あなたの名なのために動うごいてください。わたしたちは何なん度どもあなたに背せを向むけました。あなたに対たいして罪つみを犯おかしたのです。

エレミヤ書14:9 どうしてあなたは、なすすべを失うしなった人ひとのように、助たすける力ちからのない勇士ゆうしのようになるのですか。主しゅよ、あなたはわたしたちのただ中なかにおられ、わたしたちはあなたの名なで呼よばれています。どうか、わたしたちを見捨みすてないでください。

エレミヤ書14:10 主しゅはこの民たみについてこう言いわれる。「この民たみはさまよい歩あるくことが大好だいすきで、その足あしを止とめようとしなかった。だから主しゅは彼かれらを受うけ入いれない。今いま、彼かれらの罪つみを思おもい起おこし、その過あやまちを罰ばっする。」

エレミヤ書14:11 主しゅはわたしに言いわれた。「この民たみのために、幸いさいわいを求もとめて祈いのってはならない。

エレミヤ書14:13 そこでわたしは言いった。「ああ、主しゅなる神かみよ。見みてください。預言よげん者しゃたちはこの民たみに、『あなたたちが剣けんを見みることはない。飢うえに襲おそわれることもない。わたしはこの場所ばしょに、確たしかな平和へいわを与あたえる』と言いっています。」

エレミヤ書14:14 すると主しゅはわたしに言いわれた。「あの預言よげん者しゃたちは、わたしの名なを使つかって偽いつわりを語かたっている。わたしは彼かれらを送おくっていないし、命めいじてもいないし、語かたりかけてもいない。彼かれらがあなたたちに告つげているのは、偽いつわりの幻まぼろし、むなしい占うらない、自分じぶんの心こころが生うみ出だした作つくり話ばなしにすぎない。

エレミヤ書14:15 だから、わたしの名なによって預言よげんするあの者ものたちについて、主しゅはこう言ゆう。わたしは彼かれらを送おくっていないのに、彼かれらは『剣けんも飢うえもこの地ちには来こない』と言いっている。その預言よげん者しゃたちこそ、剣けんと飢うえによって滅ほろびる。

エレミヤ書14:20 主しゅよ、わたしたちは自分じぶんの悪あくを、先祖せんぞの過あやまちを知しっています。わたしたちはあなたに罪つみを犯おかしました。

エレミヤ書14:22 異教いきょうの国々くにぐにのむなしい偶像ぐうぞうに、雨あめを降ふらせることができるでしょうか。天てんが自分じぶんから雨あめを降ふらせるでしょうか。いいえ、それができるのは、わたしたちの神かみである主しゅ、あなただけです。だからわたしたちは、あなたを待まち望のぞみます。これらすべてを造つくられたのは、あなたなのですから。

エレミヤ書15:1 主しゅはわたしにこう言いわれた。「たとえモーセとサムエルがわたしの前まえに立たってとりなしても、わたしの心こころはこの民たみに向むかない。彼かれらをわたしの前まえから追おい出だし、去さらせなさい。

エレミヤ書15:2 そして彼かれらが『どこへ行いけばいいのか』と聞きいてきたら、こう言いいいなさい。主しゅはこう言いわれる。『死しに定さだめられた者ものは死しへ、剣けんに定さだめられた者ものは剣けんへ、飢うえに定さだめられた者ものは飢うえへ、捕とらわれに定さだめられた者ものは捕とらわれへ行いけ』と。

エレミヤ書15:3 わたしは彼かれらに四よんつのものを送おくる、と主しゅは言いわれる。殺ころすための剣けん、引ひきずるための犬いぬ、そして食くい尽つくし、滅ほろぼすための空そらの鳥とりと地ちの獣けものだ。

エレミヤ書15:6 おまえはわたしを捨すてた、と主しゅは言いわれる。おまえは背せを向むけて離はなれていく。だから、わたしは手てを伸のばしておまえを滅ほろぼした。もう思おもいとどまるのに疲つかれた。

エレミヤ書15:9 七しち人にんの子こを産うんだ女おんなも力ちからを失うしない、息いき絶たえる。まだ昼ひるのうちに、彼女かのじょの太陽たいようは沈しずんだ。彼女かのじょは恥はじをかき、辱はずかしめられた。生いき残のこった者ものたちも、敵てきの前まえで剣けんに渡わたす、と主しゅは言いわれる。」

エレミヤ書15:11 主しゅは言いわれた。「わたしはきっと、おまえを良よいことのために解とき放はなつ。災わざわいのとき、苦くるしみのときには、必かならず敵てきのほうからおまえに願ねがい出でさせる。

エレミヤ書15:15 主しゅよ、あなたはご存ぞんじです。わたしを思おもい出だし、心こころにかけてください。わたしを追おう者ものたちに、あだを討うってください。あなたが怒いかりを抑おさえているあいだに、わたしを取とり去さらないでください。あなたのために、わたしが辱はずかしめを受うけていることを知しってください。

エレミヤ書15:16 あなたの言葉ことばが見みつかったとき、わたしはそれを食たべました。あなたの言葉ことばは、わたしの喜よろこび、心こころの楽たのしみとなりました。万まん軍ぐんの神かみ、主しゅよ、わたしはあなたの名なで呼よばれているのですから。

エレミヤ書15:19 だから、主しゅはこう言いわれた。「もしおまえが立たち帰かえるなら、わたしはおまえを立たち帰かえらせ、わたしの前まえに立たたたせる。もしおまえが、くだらないものの中なかから尊とうといものを取とり出だして語かたるなら、おまえはわたしの口くちとなる。彼かれらのほうがおまえに立たち帰かえるのであって、おまえが彼かれらに立たち帰かえってはならない。

エレミヤ書15:20 わたしはおまえを、この民たみに対たいして、堅固けんごな青銅せいどうの城壁じょうへきとする。彼かれらはおまえと戦たたかっても、勝かつことはできない。わたしがおまえと共ともにいて、おまえを救すくい、助たすけ出だすからだ、と主しゅは言いわれる。

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