「王」(おう)が出てくる聖書の箇所
「王」(おう)は日常訳第1版の2437か所(旧約2306・新約131)に出てきます。口語訳では2316か所。
2437か所を200か所ずつ13ページに分けています(11ページ目)。
エレミヤ書(212か所)
エレミヤ書38:25 もし家臣たちが、わたしがあなたと話したと聞きつけ、あなたのところへ来て、『王に何を話したのか教えてくれ。隠さず話せば、殺しはしない。王はあなたに何と言ったのか』と問いつめたら、
エレミヤ書38:26 こう答えなさい。『わたしは、ヨナタンの家に戻されて、そこで死ぬことがないようにと、王に願い出ていたのです。』」
エレミヤ書38:27 はたして家臣たちは全員エレミヤのところへ来て問いつめた。エレミヤは、王が命じたとおりのことを彼らに答えた。すると彼らは何も言わずに引き下がった。あのやり取りは、だれにも漏れていなかったからである。
エレミヤ書39:1 ユダの王ゼデキヤの治世第九年の十月、バビロンの王ネブカドレツァルが全軍を率いてエルサレムに攻めてきた。そして町を包囲した。
エレミヤ書39:3 バビロンの王の将軍たちがみな入ってきて、真ん中の門に陣取った。ネルガル・サルエツェル、サムガル・ネボ、高官のサルセキム、そしてもう一人の高官ネルガル・サルエツェルをはじめ、バビロンの王の残りの将軍たち全員だった。
エレミヤ書39:4 ユダの王ゼデキヤと兵士たちはみな、彼らを見ると逃げ出した。夜のうちに、王の庭園を通り、二つの城壁の間の門から町を出て、アラバの方へ向かった。
エレミヤ書39:5 しかしバビロニアの軍勢が彼らを追いかけ、エリコの平原でゼデキヤに追いついた。彼らはゼデキヤを捕らえ、ハマトの地のリブラにいるバビロンの王ネブカドレツァルのもとへ連れていった。王はそこでゼデキヤに判決を言い渡した。
エレミヤ書39:6 バビロンの王はリブラで、ゼデキヤの目の前で彼の息子たちを殺した。ユダの有力者たちもみな殺した。
エレミヤ書39:7 さらにバビロンの王はゼデキヤの両目をつぶし、青銅の鎖でつないで、バビロンへ連れていった。
エレミヤ書39:8 バビロニア軍は王の宮殿と民の家々を火で焼き払い、エルサレムの城壁を打ち壊した。
エレミヤ書39:11 バビロンの王ネブカドレツァルは、エレミヤのことについて、親衛隊長ネブザルアダンにこう命じていた。
エレミヤ書39:13 それで、親衛隊長ネブザルアダンは、侍従長ネブシャズバン、宮廷長官ネルガル・サルエツェル、そしてバビロンの王の高官たち全員とともに、人を送った。
エレミヤ書40:5 エレミヤがまだ立ち去らないうちに、彼はさらに言った。「バビロンの王がユダの町々を治めさせるために任命した、シャファンの子アヒカムの子ゲダルヤのもとに帰り、民の中で彼と一緒に暮らしなさい。あるいは、あなたがよいと思う所へ、どこへでも行きなさい。」そして親衛隊長は、彼に食料と贈り物を与えて送り出した。
エレミヤ書40:7 さて、野にいた軍の隊長たちとその部下は、バビロンの王がアヒカムの子ゲダルヤをこの地の総督に任命したこと、そして、バビロンへ捕らえ移されなかった国の貧しい人々――男や女や子どもたち――を彼にゆだねたことを聞いた。
エレミヤ書40:9 シャファンの子アヒカムの子ゲダルヤは、彼らとその部下に誓って言った。「バビロニア人に仕えることを恐れなくてよい。この地に住み、バビロンの王に仕えなさい。そうすれば、あなたたちはうまくいく。
エレミヤ書40:11 また、モアブやアンモン人の地やエドム、そのほかすべての国々にいたユダの人々もみな、バビロンの王がユダに生き残りの者を残したこと、そして、シャファンの子アヒカムの子ゲダルヤを彼らの上に立てたことを聞いた。
エレミヤ書40:14 彼に言った。「アンモン人の王バアリスが、あなたの命をねらってネタンヤの子イシュマエルを送り込んだことを、あなたはよく知っているのか。」しかし、アヒカムの子ゲダルヤは彼らの言うことを信じなかった。
エレミヤ書41:1 第七の月のことだった。ネタンヤの子で、エリシャマの孫にあたるイシュマエルが、ミツパにいるアヒカムの子ゲダルヤのところにやって来た。彼は王家の血を引く者で、王の高官たちと部下の十人を連れていた。そして彼らはミツパで一緒に食事をした。
エレミヤ書41:2 すると、ネタンヤの子イシュマエルと、一緒にいた十人の男たちが立ち上がり、シャファンの孫、アヒカムの子ゲダルヤを剣で切りつけて殺した。ゲダルヤは、バビロンの王からこの地を任された人物だった。
エレミヤ書41:9 イシュマエルが、殺した人々の死体をすべて投げ込んだその穴は、かつてアサ王が、イスラエルの王バアシャを恐れて造ったものだった。ネタンヤの子イシュマエルは、そこをゲダルヤと共に殺した者たちの死体で満たした。
エレミヤ書41:10 それからイシュマエルは、ミツパに残っていた民全員を捕虜にした。それは王の娘たちや、ミツパに残っていたすべての民で、護衛隊長ネブザルアダンがアヒカムの子ゲダルヤにゆだねた人々だった。ネタンヤの子イシュマエルは彼らを捕虜にして、アンモン人のところへ渡ろうと出発した。
エレミヤ書41:18 カルデア人を恐れてのことだった。ネタンヤの子イシュマエルが、バビロンの王がこの地の総督に任命したアヒカムの子ゲダルヤを殺したので、彼らはカルデア人を恐れていたのだ。
エレミヤ書42:11 あなたがたはバビロンの王を恐れている。でも、その王を恐れてはならない。彼を恐れるな、と主は言われる。わたしがあなたがたとともにいて、あなたがたを救い、その手から助け出すからだ。
エレミヤ書42:12 わたしはあなたがたをあわれむ。そして、王もあなたがたをあわれんで、あなたがたを自分たちの土地に帰らせる。』
エレミヤ書43:6 その中には、男たち、女たち、子どもたち、王の娘たち、そして親衛隊長ネブザルアダンが、シャファンの子アヒカムの子ゲダルヤに任せて残しておいたすべての人がいた。また、預言者エレミヤと、ネリヤの子バルクもいた。
エレミヤ書43:10 そして彼らにこう言え。イスラエルの神、万軍の主はこう言われる。『見よ、わたしは使いを送り、わたしのしもべであるバビロンの王ネブカドネツァルを連れて来る。そして、わたしが埋めたこれらの石の上に、彼の王座を据える。彼はその上に王の天幕を張るだろう。
エレミヤ書44:9 あなたたちは忘れてしまったのか。あなたたちの先祖の悪や、ユダの王たちの悪、その妻たちの悪、あなたたち自身の悪、そしてあなたたちの妻たちの悪を。彼らがユダの地とエルサレムの通りで行ったことを。
エレミヤ書44:17 わたしたちは、自分の口から出た言葉のとおり、必ず天の女王に香をたき、彼女に注ぎのささげ物をする。わたしたちも、わたしたちの先祖も、王たちも高官たちも、ユダの町々とエルサレムの通りでそうしてきた。あのころは、パンに満ち足り、幸せで、災いにも遭わなかった。
エレミヤ書44:21 「ユダの町々とエルサレムの通りで、あなたたちも先祖も、王たちも高官たちも、この地の民も香をたいた。そのことを、主が思い起こさなかったとでも思うのか。主の心に上らなかったとでも。
エレミヤ書44:30 主はこう言われる。見よ、わたしはエジプトの王ファラオ・ホフラを、その敵の手、命をねらう者の手に渡す。ユダの王ゼデキヤを、その敵で命をねらったバビロンの王ネブカドレツァルの手に渡したのと同じようにだ。」
エレミヤ書45:1 ユダの王、ヨシヤの子ヨヤキムの治世第四年のこと。バルクはネリヤの子で、エレミヤが語る言葉を巻物に書き取っていた。そのとき、預言者エレミヤはバルクにこう告げた。
エレミヤ書46:2 エジプトについて。ユーフラテス川のほとり、カルケミシュにいたエジプトの王、ファラオ・ネコの軍隊について。この軍は、ユダの王ヨシヤの子ヨヤキムの治世第四年に、バビロンの王ネブカドレツァルによって打ち破られた。
エレミヤ書46:13 バビロンの王ネブカドレツァルが攻めて来て、エジプトの地を打つことについて、主が預言者エレミヤに語った言葉。
エレミヤ書46:17 そこで、彼らはこう呼んだ。「エジプトの王ファラオ、ただの騒がしい音。好機をむざむざ逃した者」と。
エレミヤ書46:18 わたしは生きている——王である方の言葉。その名は万軍の主。山々の中にそびえるタボルのように、海のそばに立つカルメルのように、確かにその者はやって来る。
エレミヤ書46:25 イスラエルの神、万軍の主は言う。「見よ、わたしはテーベの神アモンを罰する。ファラオも、エジプトも、その神々も、王たちも罰する。ファラオも、彼に頼る者たちもだ。
エレミヤ書46:26 わたしは彼らを、命をねらう者たちの手に、バビロンの王ネブカドネツァルとその家来たちの手に渡す。だがその後、エジプトは昔のように人の住む地となる——主の言葉。
エレミヤ書48:15 モアブは荒らされ、その町々に敵が攻め上る。えり抜きの若者たちも、殺される場所へと下っていく。これが王の言葉だ。その名は万軍の主。
エレミヤ書48:17 モアブの周りにいる者よ、みなモアブのために嘆け。その名を知る者はみな言え。『なんということだ。強い杖が折られ、美しい王のつえが砕かれた』と。
エレミヤ書49:28 ケダルと、バビロンの王ネブカドレツァルが打ち破ったハツォルの諸王国について。主はこう言われる。立ち上がれ、ケダルに攻め上れ。東の人々を襲って奪い取れ。
エレミヤ書49:30 逃げよ、遠くへ散り去れ、深い所に身を隠せ、ハツォルに住む者たちよ、と主は言われる。バビロンの王ネブカドレツァルが、お前たちを攻める計画を立て、お前たちに向かって企てをめぐらしているからだ。
エレミヤ書49:34 ユダの王ゼデキヤの治世の初めに、エラムについて、預言者エレミヤに主の言葉がこう臨んだ。
エレミヤ書49:38 わたしはエラムに自分の王座を据え、そこから王と高官たちを滅ぼす、と主は言われる。
エレミヤ書50:17 イスラエルは、追い散らされた一頭の羊だ。ライオンに追い立てられた。最初にアッシリアの王が食い尽くし、最後にバビロンの王ネブカドネザルが、その骨をかみ砕いた。
エレミヤ書50:18 だから、イスラエルの神である万軍の主はこう言う。見よ、わたしはアッシリアの王を罰したように、バビロンの王とその国を罰する。
エレミヤ書50:41 見よ、一つの民が北からやって来る。大きな国と多くの王が、地の果てから立ち上がる。
エレミヤ書50:43 バビロンの王はその知らせを聞いて、手の力が抜けた。苦しみが彼をとらえ、産みの苦しみにある女のような痛みに襲われた。
エレミヤ書51:11 矢を研げ。盾を取れ。主はメディアの王たちの心を奮い立たせた。バビロンを滅ぼすこと、それが主の計画だからだ。これは主の復讐、主の神殿のための復讐なのだ。
エレミヤ書51:28 もろもろの国を集め、バビロンに立ち向かわせよ。メディアの王たち、その総督や高官たち、その支配下のすべての地を集めよ。
エレミヤ書51:31 走者が次の走者へと走り、使者が次の使者へと走る。バビロンの王に、都が端から端まで攻め取られたと知らせるためだ。
エレミヤ書51:34 バビロンの王ネブカドネツァルはわたしを食い尽くし、打ち砕き、わたしを空っぽの器にした。彼は怪物のようにわたしを飲み込み、わたしのごちそうで腹を満たし、そしてわたしを吐き出した。
エレミヤ書51:57 わたしは、バビロンの高官たちや知者たち、総督や役人たち、勇士たちを酔わせる。彼らは永遠の眠りにつき、二度と目を覚まさない、と王は言われる。その名は万軍の主。
エレミヤ書51:59 これは、預言者エレミヤが、ネリヤの子、マフセヤの孫であるセラヤに命じた言葉である。セラヤは、ユダの王ゼデキヤの治世の第四年に、王とともにバビロンへ行った。彼は宿営をつかさどる役人であった。
エレミヤ書52:1 ゼデキヤは二十一歳で王となり、エルサレムで十一年のあいだ王であった。母の名はハムタルといい、リブナの出身で、エレミヤの娘であった。
エレミヤ書52:3 主が怒られたために、こうしたことがエルサレムとユダに起こった。ついに主は、彼らを御前から投げ捨てられた。そして、ゼデキヤはバビロンの王に反逆した。
エレミヤ書52:4 ゼデキヤの治世の第九年、第十の月の十日、バビロンの王ネブカドレツァルは、全軍を率いてエルサレムに攻めて来た。彼らはこの都を包囲し、その周りに攻めるための土塁を築いた。
エレミヤ書52:5 こうして、この都はゼデキヤ王の第十一年まで包囲され続けた。
エレミヤ書52:7 ついに都の城壁が破られた。すると兵士たちはみな、夜のうちに逃げ出した。王の庭園のそばにある、二つの城壁の間の門を通って都から出て行ったのだ。カルデア人が都を取り囲んでいたが、彼らはアラバの方へと落ちのびていった。
エレミヤ書52:8 しかしカルデアの軍勢は王を追いかけ、エリコの平地でゼデキヤに追いついた。このとき彼の軍はみな散り散りになり、王のもとを離れてしまっていた。
エレミヤ書52:9 こうして彼らは王を捕らえ、ハマトの地のリブラにいるバビロンの王のもとへ連れて行った。バビロンの王はそこでゼデキヤにさばきを言い渡した。
エレミヤ書52:10 バビロンの王は、ゼデキヤの目の前でその息子たちを殺した。さらにリブラで、ユダの高官たちも残らず殺した。
エレミヤ書52:11 そしてゼデキヤの両目をつぶし、青銅の足かせでつないで、バビロンへ連れて行った。バビロンの王は彼を牢に入れ、死ぬ日まで閉じ込めておいた。
エレミヤ書52:12 第五の月の十日、それはバビロンの王ネブカドレツァルの第十九年のことだった。バビロンの王に仕える護衛隊長ネブザラダンが、エルサレムにやって来た。
エレミヤ書52:15 護衛隊長ネブザラダンは、民の中の最も貧しい者たちの一部、都に残っていたそのほかの民、バビロンの王に降参して寝返った者たち、そして残っていた職人たちを、捕らえてバビロンへ連れて行った。
エレミヤ書52:20 主の神殿のためにソロモン王が造った二本の柱、一つの「海」、そして台座の下の十二頭の青銅の雄牛――これらの器に使われた青銅は、あまりに多くて量りきれなかった。
エレミヤ書52:25 また町の中からは、兵士たちを指揮していた宦官を一人、王のそば近くに仕えていた者のうち町にいた七人、その地の民を兵として召集する軍司令官づきの書記官、そして町の中にいたその地の民六十人を捕らえた。
エレミヤ書52:26 護衛隊長ネブザラダンは彼らを捕らえ、リブラにいるバビロンの王のもとへ連れて行った。
エレミヤ書52:27 バビロンの王はハマトの地のリブラで彼らを打ち殺した。こうしてユダの民は、自分たちの土地から捕らえ移された。
エレミヤ書52:31 ユダの王エホヤキンが捕らえ移されてから三十七年目のこと。その年の第十二の月の二十五日、バビロンの王エビル・メロダクは、王位についたその年に、ユダの王エホヤキンを牢から出して、その頭を上げさせた。
エレミヤ書52:32 そして、エビル・メロダクはエホヤキンに優しく語りかけ、彼の席を、バビロンで一緒にいたほかの王たちの席よりも高い位置に置いた。
エレミヤ書52:33 エホヤキンは牢で着ていた服を脱ぎ、生きているかぎり、いつも王の前で食事をした。
エレミヤ書52:34 彼が食べる分は、生きているかぎり毎日欠かさず、バビロンの王から与えられた。それは、彼が死ぬ日まで続いた。
哀歌(4か所)
哀歌2:6 主は自分の仮小屋を、庭のように取りこわした。祭りの場も、こわしてしまった。主はシオンで、祭りも安息日も忘れさせた。激しい怒りで、王も祭司も退けた。
哀歌2:9 娘シオンの門は地に沈み、かんぬきは砕かれ、こわされた。王も指導者たちも、異国の民の中にいる。もう律法はなく、預言者たちも、主からの幻を得られない。
哀歌4:12 地の王たちも、世界に住むすべての人も信じなかった。敵が、エルサレムの門から攻め込んでくるなんて。
哀歌4:20 わたしたちのいのちの息とも言える人、主が選んで油を注いだ王も、彼らの落とし穴で捕らえられた。「この人の陰でなら、どんな国のもとでも生きていける」と、わたしたちは言っていたのに。
エゼキエル書(36か所)
エゼキエル書1:2 それは、ヨヤキン王が捕らわれてから五年目の、その月の五日のことだった。
エゼキエル書7:27 王は嘆き、指導者は絶望を身にまとう。この地の民の手は恐れて震える。わたしは彼らのしてきたとおりに彼らを扱い、彼ら自身の裁きの基準で彼らを裁く。こうして彼らは、わたしが主であることを知る。
エゼキエル書17:12 この反逆の家に言え。これが何を意味するか、あなたがたは分からないのか。言え。見よ、バビロンの王がエルサレムに攻めて来て、その王と高官たちを捕らえ、自分のところ、バビロンへ連れて行った。
エゼキエル書17:15 ところが、この王はバビロンの王に背いた。使者をエジプトに送り、馬と大勢の兵を求めたのだ。こんなことをする者が、うまくいくだろうか。逃げおおせるだろうか。契約を破っておいて、逃れられるだろうか。
エゼキエル書17:16 わたしは生きている、と主なる神は言われる。自分を王にした者への誓いを軽んじ、その契約を破ったのだから、この王を王位につけた者のいるところ、つまりバビロンで、この王は死ぬ。
エゼキエル書17:17 ファラオは、大軍と大勢の兵をもってしても、戦いでこの王を助けることはできない。敵が土塁を築き、攻めるための壁を築いて、多くの命を絶とうとするときにもだ。
エゼキエル書17:18 この王は誓いを軽んじ、契約を破った。手を差し出して誓っておきながら、こういうことをすべてやったのだ。だから、逃れることはできない。
エゼキエル書19:9 鉤をかけて彼を檻に入れ、バビロンの王のもとへ引いて行った。彼を砦に閉じ込め、その声がもうイスラエルの山々で聞かれないようにした。
エゼキエル書21:10 虐殺のために研がれ、稲妻のようにきらめくために磨かれた。それでも、わたしたちは喜んでいられるだろうか。この剣は、わたしの子の王の杖さえ、ただの木ぎれのように見下している。
エゼキエル書21:13 必ず試しのときが来る。剣に見下されるあの王の杖さえ、もう残らないとしたら、どうなるのか。主なる神は言われる。
エゼキエル書21:19 「人の子よ、二つの道を描け。バビロンの王の剣がやって来る道だ。二つの道は同じ国から出ている。都へ向かう道の分かれ目に、道しるべを立てろ。
エゼキエル書21:21 バビロンの王が二つの道の分かれ目、その分岐点に立ち、占いをするからだ。彼は矢を振り、占いの像にたずね、いけにえの肝臓を見て占う。
エゼキエル書24:2 「人の子よ、この日の名を、まさに今日という日を書き記せ。バビロンの王が、今日この日、エルサレムを包囲したからだ。
エゼキエル書26:7 主なる神はこう言われる。「見よ、わたしはティルスに、バビロンの王ネブカドネツァルを北から攻め上らせる。彼は王の中の王だ。馬と戦車と騎兵、そして大勢の軍勢を率いてやって来る。
エゼキエル書27:33 お前の商品が海を越えて出て行ったとき、お前は多くの民を満たした。あふれるほどの富と商品で、地の王たちを豊かにした。
エゼキエル書27:35 島々に住む人々はみな、お前のありさまに青ざめる。その王たちは恐れおののき、顔をひきつらせる。
エゼキエル書28:12 人の子よ、ティルスの王のために嘆きの歌をうたい、彼にこう告げよ。主なる神はこう言われる。お前は完全さを刻んだ印のような者、知恵に満ち、美しさの極みだった。
エゼキエル書28:17 お前は自分の美しさに心が高ぶり、その輝きのために知恵を台無しにした。だからわたしはお前を地に投げ落とし、王たちの前にさらして見せ物にした。
エゼキエル書29:2 「人の子よ、エジプトの王ファラオに顔を向けなさい。そして彼と、エジプト全体に向けて預言しなさい。
エゼキエル書29:3 こう伝えるのだ。主なる神はこう言われる。エジプトの王ファラオよ、わたしはお前に立ち向かう。お前は、自分のいくつもの川の中に横たわる大きな怪物だ。お前はこう言った。『この川はわたしのものだ。わたしが自分のために造ったのだ』と。
エゼキエル書29:18 人の子よ。バビロンの王ネブカドネツァルは、その軍隊にツロを攻める大変な仕事をさせた。兵士たちの頭はどれもすり切れて禿げ、肩はどれもすり傷だらけになった。それでも王も軍隊も、ツロを攻めたその働きに見合う報酬を、ツロから何も得られなかった。
エゼキエル書29:19 だから、主なる神はこう言われる。見よ、わたしはエジプトの地をバビロンの王ネブカドネツァルに与える。彼はエジプトの富を運び去り、そのものを奪い、略奪する。それが彼の軍隊への報酬となる。
エゼキエル書30:10 主なる神はこう言われる。わたしはバビロンの王ネブカドネツァルの手によって、エジプトの大勢の民を消し去る。
エゼキエル書30:21 「人の子よ、わたしはエジプトの王ファラオの腕を折った。見よ、その腕は治るように手当てされず、包帯を巻いて固定されることもない。剣を握れるほど強くされることもない。
エゼキエル書30:22 だから、主なる神はこう言われる。見よ、わたしはエジプトの王ファラオに立ち向かう。その両腕を、丈夫なほうも、すでに折れたほうも折る。そして彼の手から剣を打ち落とす。
エゼキエル書30:24 わたしはバビロンの王の腕を強くし、わたしの剣を彼の手に握らせる。しかしファラオの腕は折る。ファラオは、致命傷を負った者のように、彼の前でうめき苦しむ。
エゼキエル書30:25 わたしはバビロンの王の腕を強くする。だがファラオの腕は力を失う。わたしがわたしの剣をバビロンの王の手に握らせ、彼がそれをエジプトの地に向けて振りかざすとき、人々は、わたしが主であることを知る。
エゼキエル書31:2 人の子よ、エジプトの王ファラオと、その大勢の民にこう言いなさい。おまえは、その偉大さにおいて、いったい誰に似ているというのか。
エゼキエル書32:2 「人の子よ、エジプトの王ファラオのために嘆きの歌を歌い、彼にこう言いなさい。『お前は自分を国々の若い獅子だと思っていた。だが本当は、海の中の怪物だ。お前は川の中で暴れ、足で水をかき乱し、その流れを濁らせた。』
エゼキエル書32:10 わたしのせいで、多くの民はお前を見て震え上がる。わたしが彼らの前で剣を振りかざすとき、王たちも恐怖に身をすくませる。お前が倒れるその日、彼らは一時も落ち着けず、それぞれ自分の命を思って震える。
エゼキエル書32:11 主なる神はこう言われる。『バビロンの王の剣が、お前に襲いかかる。
エゼキエル書32:29 そこにはエドムと、その王たち、すべての君主たちがいる。彼らは力があったのに、剣に倒れて殺された者たちとともに横たえられた。割礼を受けていない者たちや、墓穴へ下る者たちとともに横たわっている。
エゼキエル書37:22 わたしは彼らを、この地で、イスラエルの山々の上で、一つの国民とする。一人の王が彼ら全員の王となる。彼らはもう二つの国民に分かれることはなく、二つの王国に分かれることも二度とない。
エゼキエル書37:24 わたしのしもべダビデが彼らの王となる。彼ら全員に一人の羊飼いができる。彼らはわたしの定めに従って歩み、わたしのおきてを守り、それを行う。
エゼキエル書43:7 その人はわたしに言った。「人の子よ、ここはわたしの王座のある場所、わたしが足を置く場所だ。わたしはここで、イスラエルの人々の中に永遠に住む。イスラエルの家は、もう二度とわたしの聖なる名を汚してはならない。民も王たちも、淫らな行いによって、また王たちの死体によって、それを汚してはならない。
エゼキエル書43:9 今こそ、彼らはその淫らな行いと王たちの死体を、わたしから遠ざけよ。そうすれば、わたしは彼らの中に永遠に住む。
ダニエル書(142か所)
ダニエル書1:1 ユダの王エホヤキムが治めて三年目のこと。バビロンの王ネブカドネツァルがエルサレムに攻めてきて、町を包囲した。
ダニエル書1:2 主は、ユダの王エホヤキムと、神殿の器の一部を、ネブカドネツァルの手にお渡しになった。ネブカドネツァルはそれをシンアルの地へ持ち帰り、自分の神の宮に運び入れ、器を自分の神の宝物庫に納めた。
ダニエル書1:3 王は、宦官の長アシュペナズに命じた。イスラエルの人々の中から、王家の血筋の者や身分の高い家の若者を連れて来るように、と。
ダニエル書1:4 体に欠点がなく、見た目もよく、あらゆる知恵に通じ、知識があり、物事をよく理解し、王の宮殿で仕える力のある若者たちだ。そして、その者たちにカルデア人の文書とことばを学ばせようとした。
ダニエル書1:5 王は彼らのために、毎日、王の食卓の料理と、王が飲むぶどう酒を割り当てた。三年間そうして育て、そのあとで彼らのうちの何人かを王の前に仕えさせるためだった。
ダニエル書1:8 しかしダニエルは、王の料理と王の飲むぶどう酒で自分を汚すまいと心に決めた。そして、自分を汚さずにすむようにと、宦官の長に願い出た。
ダニエル書1:10 宦官の長はダニエルに言った。「わたしは、あなたたちの食べ物と飲み物をお決めになった王さまが怖いのだ。もし、同じ年ごろのほかの若者より、あなたたちの顔がやつれているのを王さまが見たら、どうなる。おまえたちのせいで、わたしは王さまに首をはねられてしまう。」
ダニエル書1:15 十日たつと、四人の顔つきは、王の食べ物を食べているどの若者よりも良く、体も健康そうだった。
ダニエル書1:16 それで世話係は、彼らのための王の食べ物とぶどう酒を下げて、代わりに野菜を与えた。
ダニエル書1:18 王が命じた期限が来ると、宦官の長は彼らをネブカドネツァル王のところに連れて行った。
ダニエル書1:19 王が話してみると、その全員の中に、ダニエル、ハナンヤ、ミシャエル、アザルヤに並ぶ者はいなかった。こうして四人は、王に仕えることになった。
ダニエル書1:20 王が知恵や判断について何を尋ねても、四人の答えは、国じゅうのどんな占い師や魔術師よりも十倍すぐれていた。
ダニエル書1:21 ダニエルは、キュロス王の治世第一年まで、その地位にとどまった。
ダニエル書2:1 ネブカドネツァル王の治世の二年目、王はいくつもの夢を見た。その心はかき乱され、眠れなくなった。
ダニエル書2:2 王は、その夢が何なのかを解き明かさせようと、魔術師、まじない師、呪術師、それにカルデア人を呼び集めるよう命じた。彼らはやって来て、王の前に立った。
ダニエル書2:3 王は彼らに言った。「わたしは夢を見た。その夢が何なのか知りたくて、心が落ち着かないのだ。」
ダニエル書2:4 すると、カルデア人がアラム語で王に答えた。「王さま、どうかいつまでもご健勝でありますように。その夢を、家来であるわたしたちにお話しください。そうすれば、その意味を解き明かします。」
ダニエル書2:5 王はカルデア人に答えた。「わたしの決めたことは変わらない。もしその夢と、その意味をわたしに教えられないなら、お前たちは切り刻まれ、お前たちの家はごみの山にされる。
ダニエル書2:7 彼らはもう一度答えた。「どうか王さま、その夢を、家来であるわたしたちにお話しください。そうすれば、その意味を解き明かします。」
ダニエル書2:8 王は答えた。「お前たちが時間かせぎをしているのは、よく分かっている。わたしの決めたことが変わらないと、見て取ったからだ。
ダニエル書2:10 カルデア人は王の前で答えた。「王さまのお求めになることに答えられる者など、この地上に一人もいません。どんなに偉大で力ある王も、これまで魔術師やまじない師やカルデア人に、こんなことをお尋ねになったことはありません。
ダニエル書2:11 王さまがお求めになることは、あまりに難しいのです。人と共に住まない神々のほかに、それを王さまの前で明かせる者などいません。」
ダニエル書2:12 これを聞いて、王は怒り、激しく荒れ狂った。そして、バビロンの賢者たちをみな殺しにせよと命じた。
ダニエル書2:14 そこでダニエルは、王の親衛隊長アリオクに、慎重に、よく考えて話しかけた。アリオクは、バビロンの賢者たちを殺すために出て来ていた人物だ。
ダニエル書2:15 ダニエルは王の高官アリオクにたずねた。「どうして王さまは、こんなに急な命令を出されたのですか。」すると、アリオクはその事情をダニエルに話した。
ダニエル書2:16 ダニエルは王のところへ行き、時間をいただきたい、そうすれば夢の意味を解き明かします、と願い出た。
ダニエル書2:21 神は時と季節を変え、王を退け、王を立てる。知恵ある者に知恵を与え、悟りのある者に知識を授ける。
ダニエル書2:23 わたしの先祖の神よ、あなたに感謝し、あなたをほめたたえます。あなたはわたしに知恵と力を与え、今、わたしたちが求めたことを明らかにしてくださいました。王が求めたことを、わたしたちに知らせてくださったのです。」
ダニエル書2:24 そこでダニエルは、王がバビロンの賢者たちを殺すために任命したアリオクのところへ行った。そして、こう言った。「バビロンの賢者たちを殺さないでください。わたしを王さまの前に連れて行ってください。そうすれば、夢の意味を解き明かします。」
ダニエル書2:25 そこでアリオクは、急いでダニエルを王の前に連れて行った。そして、こう言った。「ユダから連れて来られた捕らわれの人の中に、王さまに夢の意味を解き明かせる者を見つけました。」
ダニエル書2:26 王は、ベルテシャツァルとも呼ばれるダニエルにたずねた。「あなたは、わたしが見た夢と、その意味を教えることができるのか。」
ダニエル書2:27 ダニエルは、王の前でこう答えた。「王さまがおたずねになっている秘密は、どんな賢者も、まじない師も、占い師も、王さまに解き明かすことはできません。
ダニエル書2:28 でも、天には秘密を明らかにする神がいます。その神が、これから先に何が起こるかを、ネブカドネツァル王に知らせてくださったのです。王さまが寝床で見た夢、頭に浮かんだ光景は、次のようなものでした。
ダニエル書2:29 王さま、あなたが寝床にいたとき、これから先どうなるのかという思いが心に浮かびました。すると、秘密を明らかにする神が、これから起こることをあなたに知らせてくださったのです。
ダニエル書2:31 王さま、あなたは幻を見ていました。目の前に、一つの大きな像が立っていたのです。その像はとても大きく、まばゆく輝いていて、その姿は見る者を恐れさせるものでした。
ダニエル書2:36 これがその夢です。では、その意味を王さまの前で申し上げましょう。
ダニエル書2:37 王さま、あなたは王の中の王です。天の神が、あなたに国と、権力と、勢いと、栄光をお与えになりました。
ダニエル書2:44 それらの王たちの時代に、天の神が一つの国を立てられます。その国は、決して滅びることがありません。その支配がほかの民に渡ることもありません。この国は、さきほどのすべての国を砕いて滅ぼし、永遠に立ち続けます。
ダニエル書2:45 人の手によらずに山から石が切り出され、その石が鉄も青銅も粘土も銀も金も砕いたのを、あなたは見ました。偉大な神が、これから起こることを王さまにお示しになったのです。この夢は確かであり、その意味も信頼できます。」
ダニエル書2:46 すると、ネブカドネザル王はひれ伏して、ダニエルを拝んだ。そして、彼に供え物とかおりの高い香をささげるようにと命じた。
ダニエル書2:47 王はダニエルに言った。「あなたたちの神は、まことに神々の神、王たちの主、そして秘密を明らかにする方だ。あなたがこの秘密を解き明かせたのだから。」
ダニエル書2:48 それから王は、ダニエルを高い位につけ、多くのすばらしい贈り物を与えた。そして、彼をバビロン全州を治める者とし、バビロンのすべての知者たちの長とした。
ダニエル書2:49 ダニエルは王に願い出て、シャデラク、メシャク、アベデネゴを、バビロン州の政務を担当する者に任命してもらった。ダニエル自身は、王の宮廷にとどまった。
ダニエル書3:1 ネブカドネザル王は、金の像を造った。高さは六十キュビト、幅は六キュビトあった。そして、それをバビロン州のドラの平野に立てた。
ダニエル書3:2 そして王は、各州の総督、長官、知事、参議官、財務官、裁判官、法律家など、州のすべての役人を呼び集めた。自分が立てた金の像のお披露目の式に、出席させるためだった。
ダニエル書3:3 それで、各州の総督、長官、知事、参議官、財務官、裁判官、法律家など、州のすべての役人が、ネブカドネザル王の立てた像のお披露目の式に集まった。そして、王が立てたその像の前に、立ち並んだ。
ダニエル書3:5 角笛、笛、琴、竪琴、ハープ、バグパイプなど、あらゆる楽器の音が鳴りひびいたら、その時、ひれ伏して、ネブカドネザル王が立てた金の像を拝みなさい。
ダニエル書3:7 そういうわけで、すべての民は、角笛、笛、琴、竪琴、ハープなど、あらゆる楽器の音を聞くと、すべての民族、国民、それぞれの言語を話す人々みなが、ひれ伏して、ネブカドネザル王が立てた金の像を拝んだ。
ダニエル書3:9 彼らはネブカドネザル王に言った。「王さま、どうかいつまでも生きられますように。
ダニエル書3:10 王さま、あなたはこう命じられました。角笛、笛、琴、竪琴、ハープ、バグパイプなど、あらゆる楽器の音を聞く者はみな、ひれ伏して金の像を拝まなければならない、と。
ダニエル書3:13 すると、ネブカドネツァルは怒りに燃え、激しく腹を立てて、シャデラク、メシャク、アベデネゴを連れて来るよう命じた。それで、この者たちは王の前に引き出された。
ダニエル書3:16 シャデラク、メシャク、アベデネゴは王に答えた。「ネブカドネツァルさま、このことについては、あなたにお答えする必要はありません。
ダニエル書3:22 王の命令が厳しく、炉が異常なほど熱くなっていたので、シャデラク、メシャク、アベデネゴを運び上げた者たちは、その炎に焼き殺された。
ダニエル書3:24 そのとき、ネブカドネツァル王は驚いて、あわてて立ち上がった。そして家臣たちに言った。「わたしたちは、三人の男を縛って火の中に投げ込んだのではないか。」彼らは王に答えた。「王さま、そのとおりです。」
ダニエル書3:25 王は言った。「見ろ。縄を解かれた四人の男が、火の中を歩いているではないか。しかも、少しも傷ついていない。その四人目の姿は、神々の子のようだ。」
ダニエル書3:26 それから、ネブカドネツァル王は燃えさかる炎の炉の入り口に近づいて言った。「最も高い神に仕えるシャデラク、メシャク、アベデネゴよ、外に出て来なさい。」すると、シャデラク、メシャク、アベデネゴは火の中から出て来た。
ダニエル書3:27 総督、長官、地方長官、そして王の顧問たちが集まって来て、その男たちを見た。火は彼らの体に何の力も及ぼさず、髪の毛一本も焦げず、上着も傷んでおらず、火のにおいさえしなかった。
ダニエル書3:28 ネブカドネツァルは言った。「シャデラク、メシャク、アベデネゴの神をほめたたえよう。この神は天使を送り、自分を信頼したしもべたちを助け出した。彼らは王であるわたしの命令に背き、自分たちの神以外のどんな神にも仕えず、ひれ伏すこともないと、自分の身を投げ出したのだ。」
ダニエル書3:30 それから王は、バビロン州でシャデラク、メシャク、アベデネゴを高い位に就けた。
ダニエル書4:1 ネブカドネツァル王から、全世界に住むすべての民族、すべての国、すべての言葉の人々へ。あなたがたに豊かな平安があるように。
ダニエル書4:18 これが、わたし、ネブカドネツァル王が見た夢だ。ベルテシャツァルよ、あなたがその意味を解き明かしてくれ。わたしの国の知恵ある者は、誰一人その意味を教えられなかった。でも、あなたにはそれができる。あなたの中には聖なる神々の霊が宿っているからだ。」
ダニエル書4:19 それを聞いて、ベルテシャツァルと呼ばれるダニエルは、しばらくの間ぼう然として立ちつくし、心の中で思い悩んだ。王は言った。「ベルテシャツァルよ、この夢も、その意味も、あなたを悩ませないでほしい。」ベルテシャツァルは答えた。「王さま、どうかこの夢が、あなたを憎む者たちに向けられたものでありますように。その意味が、あなたの敵に向けられたものでありますように。
ダニエル書4:22 王さま、それはあなたのことです。あなたは大きく、強くなられました。あなたの偉大さは増し、天にまで届き、その支配は地の果てにまで及んでいます。
ダニエル書4:23 そして王さまは、天から下りて来た見張り役の聖なる者をご覧になりました。その者はこう言いました。『この木を切り倒して滅ぼせ。ただし、切り株と根は地面に残し、鉄と青銅の輪でしばって、野の若草の中に置け。天からの露に濡れさせ、野の獣たちと一緒に暮らさせよ。七つの時が、その者の上を過ぎ去るまで。』
ダニエル書4:24 王さま、その意味はこうです。これは、いと高き方が下された宣告であり、わたしの主君である王さまの身に及ぶものです。
ダニエル書4:27 ですから王さま、どうかわたしの助言を受け入れてください。正しいことを行って罪を断ち切り、貧しい人にあわれみを示して悪から離れてください。そうすれば、あなたの安らかな日々は続いていくかもしれません。」
ダニエル書4:28 これらすべてのことが、ネブカドネザル王の身に起こった。
ダニエル書4:29 十二か月後、王はバビロンの王宮の屋上を歩いていた。
ダニエル書4:30 王は言った。「これこそ、わたしが自分の強大な力によって王の住まいとして建て、わたしの威光の輝きのために築いた、偉大なバビロンではないか。」
ダニエル書4:31 その言葉がまだ王の口にあるうちに、天から声が降ってきた。「ネブカドネザル王よ、あなたに告げる。王権はあなたから取り去られた。
ダニエル書4:36 そのとき、わたしの理性がもどってきた。そして、わたしの国の栄光のために、わたしの威厳と輝きももどってきた。わたしの相談役や高官たちがまたわたしをたずねてきて、わたしは国の王としてしっかり立て直され、前よりもさらに大きな力を持つようになった。
ダニエル書4:37 だから今、このわたしネブカデネザルは、天の王をほめたたえ、あがめ、敬う。この方のすることはすべて真実で、その道は正しい。そして、高ぶって歩む者を、この方は低くすることができる。
ダニエル書5:1 ベルシャツァル王は、千人の高官を招いて盛大な宴会を開いた。そして、その千人の前でぶどう酒を飲んでいた。
ダニエル書5:2 ベルシャツァルは酒を飲みながら、父ネブカドネツァルがエルサレムの神殿から持ち出した金と銀の器を持ってくるように命じた。王と高官たち、王の妻たちやそばめたちが、その器で酒を飲むためだった。
ダニエル書5:3 そこで、エルサレムにある神の宮の神殿から持ち出された金の器が運ばれてきた。王と高官たち、王の妻たちやそばめたちは、その器で酒を飲んだ。
ダニエル書5:5 ちょうどそのとき、人間の手の指が現れて、王宮の壁の漆喰に文字を書き始めた。明かりの向かい側だった。王は、書いていくその手を見た。
ダニエル書5:6 すると王の顔色は変わり、恐ろしい思いにおそわれた。腰の関節はゆるみ、ひざはがくがくと震えてぶつかり合った。
ダニエル書5:7 王は大声で叫び、まじない師やカルデアの占星術師、占い師たちを呼び入れさせた。そしてバビロンの知者たちに言った。「この文字を読み、その意味を解き明かす者には、だれであろうと紫の衣を着せ、首に金の鎖をかけ、この国で第三の位につかせよう。」
ダニエル書5:8 そこで王の知者たちがみな入ってきた。しかし彼らは、その文字を読むことも、その意味を王に告げることもできなかった。
ダニエル書5:9 これを見て、ベルシャツァル王はますますおびえ、顔色は変わり果てた。高官たちも、どうしてよいかわからず取り乱した。
ダニエル書5:10 王と高官たちの声を聞いて、王妃が宴会の広間に入ってきた。そして王妃は言った。「王よ、いつまでもお元気でいらっしゃいますように。どうか思い悩まないでください。顔色を変える必要もありません。
ダニエル書5:11 この国には、聖なる神々の霊が宿っている人がいます。あなたの父上の時代に、その人のうちに、神々の知恵のような光と洞察と知恵があることがわかりました。父上であるネブカドネツァル王は、その人を、魔術師・まじない師・カルデアの占星術師・占い師たちの長に任命なさいました。
ダニエル書5:12 この人ダニエルには、すぐれた霊と知識と洞察力があり、夢を解き明かし、なぞを説き、難しい問題を解くことができると認められていました。王は彼にベルテシャツァルという名をつけられました。今すぐダニエルをお呼びください。きっと、その意味を解き明かしてくれるでしょう。」
ダニエル書5:13 こうしてダニエルが王の前に連れて来られた。王はダニエルに言った。「おまえが、あの父上がユダから連れて来た捕らわれの民、ユダの人ダニエルか。
ダニエル書5:17 するとダニエルは王の前で答えた。「その贈り物はご自分のものになさってください。褒美はほかの方にお与えください。それでも、わたしはこの文字を王のために読み、その意味をお教えしましょう。
ダニエル書5:18 王よ、いと高き神は、あなたの父上ネブカドネツァルに、王としての位と偉大さ、栄光と威厳をお与えになりました。
ダニエル書5:21 彼は人々の中から追い出され、その心は獣のようにされ、野ろばと共に住み、牛のように草を食べ、体は天の露にぬれました。こうして彼はついに悟ったのです。いと高き神が人の国を支配し、御心のままにだれでも王として立てられる、ということを。
ダニエル書5:30 その夜、カルデア人の王ベルシャツァルは殺された。