「王」(おう)が出てくる聖書の箇所

「王」(おう)は口語訳の2316か所(旧約2203・新約113)に出てきます。日常訳第1版では2437か所。

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2316か所を200か所ずつ12ページに分けています(4ページ目)。

列王紀上(255か所)

列王紀上10:27 王おうはエルサレムで、銀ぎんを石いしのように用もちい、香こう柏かしわを平地へいちにあるいちじく桑くわのように多おおく用もちいた。

列王紀上10:28 ソロモンが馬うまを輸入ゆにゅうしたのはエジプトとクエからであった。すなわち王おうの貿易ぼうえき商しょうはクエから代価だいかを払はらって受うけ取とってきた。

列王紀上10:29 エジプトから輸入ゆにゅうされる戦車せんしゃ一両いちりょうは銀ぎん六百ろっぴゃくシケル、馬うまは百ひゃく五十ごじゅうシケルであった。このようにして、これらのものが王おうの貿易ぼうえき商しょうによって、ヘテびとのすべての王おうたちおよびスリヤの王おうたちに輸出ゆしゅつされた。

列王紀上11:1 ソロモン王おうは多おおくの外国がいこくの女おんなを愛あいした。すなわちパロの娘むすめ、モアブびと、アンモンびと、エドムびと、シドンびと、ヘテびとの女おんなを愛あいした。

列王紀上11:18 彼かれらがミデアンを立たってパランへ行いき、パランから人々ひとびとを伴ともなってエジプトへ行いき、エジプトの王おうパロのところへ行いくと、パロは彼かれに家いえを与あたえ、食糧しょくりょうを定さだめ、かつ土地とちを与あたえた。

列王紀上11:23 神かみはまたエリアダの子こレゾンを起おこしてソロモンの敵てきとされた。彼かれはその主人しゅじんゾバの王おうハダデゼルのもとを逃にげ去さった者ものであった。

列王紀上11:24 ダビデがゾバの人々ひとびとを殺ころした後あと、彼かれは人々ひとびとを自分じぶんのまわりに集あつめて略奪りゃくだつ隊たいの首領しゅりょうとなった。彼かれらはダマスコへ行いって、そこに住すみ、ダマスコで彼かれを王おうとした。

列王紀上11:26 ゼレダのエフライムびとネバテの子こヤラベアムはソロモンの家来けらいであったが、その母ははの名なはゼルヤといって寡婦かふであった。彼かれもまたその手てをあげて王おうに敵てきした。

列王紀上11:27 彼かれが手てをあげて、王おうに敵てきした事情じじょうはこうである。ソロモンはミロを築ききずき、父ちちダビデの町まちの破やぶれ口くちをふさいでいた。

列王紀上11:37 わたしがあなたを選えらび、あなたはすべて心こころの望のぞむところを治おさめて、イスラエルの上うえに王おうとなるであろう。

列王紀上11:40 ソロモンはヤラベアムを殺ころそうとしたが、ヤラベアムは立たってエジプトにのがれ、エジプト王おうシシャクのところへ行いって、ソロモンの死しぬまでエジプトにいた。

列王紀上11:43 ソロモンはその先祖せんぞと共ともに眠ねむって、父ちちダビデの町まちに葬ほうむられ、その子こレハベアムが代かわって王おうとなった。

列王紀上12:1 レハベアムはシケムへ行いった。すべてのイスラエルびとが彼かれを王おうにしようとシケムへ行いったからである。

列王紀上12:6 レハベアム王おうは父ちちソロモンの存命ぞんめい中ちゅうソロモンに仕つかえた老人ろうじんたちに相談そうだんして言いった、「この民たみにどう返答へんとうすればよいと思おもいますか」。

列王紀上12:12 さてヤラベアムと民たみは皆みな、王おうが「三みっ日か目めに再ふたたびわたしのところに来くるように」と言いったとおりに、三みっ日か目めにレハベアムのところにきた。

列王紀上12:13 王おうは荒々あらあらしく民たみに答こたえ、老人ろうじんたちが与あたえた勧すすめを捨すてて、

列王紀上12:15 このように王おうは民みんの言いうことを聞ききいれなかった。これはかつて主しゅがシロびとアヒヤによって、ネバテの子こヤラベアムに言いわれた言葉ことばを成就じょうじゅするために、主しゅが仕向しむけられた事ことであった。

列王紀上12:16 イスラエルの人々ひとびとは皆みな、王おうが自分じぶんたちの言いうことを聞ききいれないのを見みたので、民みんは王おうに答こたえて言いった、「われわれはダビデのうちに何なんの分ぶんがあろうか、エッサイの子このうちに嗣業しぎょうがない。イスラエルよ、あなたがたの天幕てんまくへ帰かえれ。ダビデよ、今こん自分じぶんの家いえの事ことを見みよ」。そしてイスラエルはその天幕てんまくへ去さっていった。

列王紀上12:18 レハベアム王おうは徴募ちょうぼの監督かんとくであったアドラムをつかわしたが、イスラエルが皆みな、彼かれを石いしで撃うち殺ころしたので、レハベアム王おうは急いいそいで車くるまに乗のり、エルサレムへ逃にげた。

列王紀上12:20 イスラエルは皆みなヤラベアムの帰かえってきたのを聞ききき、人ひとをつかわして彼かれを集会しゅうかいに招まねき、イスラエルの全ぜん家いえの上うえに王おうとした。ユダの部族ぶぞくのほかはダビデの家いえに従したがう者ものがなかった。

列王紀上12:23 「ソロモンの子こであるユダの王おうレハベアム、およびユダとベニヤミンの全ぜん家か、ならびにそのほかの民たみに言いいいなさい、

列王紀上12:27 もしこの民たみがエルサレムにある主しゅの宮みやに犠牲ぎせいをささげるために上のぼるならば、この民たみの心こころはユダの王おうである彼かれらの主君しゅくんレハベアムに帰かえり、わたしを殺ころして、ユダの王おうレハベアムに帰かえるであろう」。

列王紀上12:28 そこで王おうは相談そうだんして、二ふたつの金かねの子牛こうしを造つくり、民みんに言いった、「あなたがたはもはやエルサレムに上のぼるには、およばない。イスラエルよ、あなたがたをエジプトの国くにから導みちびき上のぼったあなたがたの神かみを見みよ」。

列王紀上13:4 ヤラベアム王おうは、神かみの人ひとがベテルにある祭壇さいだんにむかって呼よばわる言葉ことばを聞きいた時とき、祭壇さいだんから手てを伸のばして、「彼かれを捕とらえよ」と言いったが、彼かれにむかって伸のばした手てが枯かれて、ひっ込こめることができなかった。

列王紀上13:6 王おうは神かみの人ひとに言いった、「あなたの神かみ、主しゅに願ねがい、わたしのために祈いのって、わたしの手てをもとに返かえらせてください」。神かみの人ひとが主しゅに願ねがったので、王おうの手てはもとに返かえって、前まえのようになった。

列王紀上13:7 そこで王おうは神かみの人ひとに言いった、「わたしと一緒いっしょに家いえにきて、身みを休やすめなさい。あなたに謝礼しゃれいをさしあげましょう」。

列王紀上13:8 神かみの人ひとは王おうに言いった、「たとい、あなたの家いえの半なかばをくださっても、わたしはあなたと一緒いっしょにまいりません。またこの所ところでは、パンも食たべず水みずも飲のみません。

列王紀上13:11 さてベテルにひとりの年老としおいた預言よげん者しゃが住すんでいたが、そのむすこたちがきて、その日神にちじんの人ひとがベテルでした事ことどもを彼かれに話はなした。また神かみの人ひとが王おうに言いった言葉ことばをもその父ちちに話はなした。

列王紀上14:2 ヤラベアムは妻つまに言いった、「立たって姿すがたを変かえ、ヤラベアムの妻つまであることの知しられないようにしてシロへ行いきなさい。わたしがこの民たみの王おうとなることを、わたしに告つげた預言よげん者しゃアヒヤがそこにいます。

列王紀上14:14 主しゅはイスラエルの上うえにひとりの王おうを起おこされます。彼かれはその日ひヤラベアムの家いえを断たつでしょう。

列王紀上14:19 ヤラベアムのその他たの事績じせき、彼かれがどのように戦たたかい、どのように世よを治おさめたかは、イスラエルの王おうの歴代れきだい志しの書しょにしるされている。

列王紀上14:20 ヤラベアムが世よを治おさめた日ひは二十にじゅう二に年ねんであった。彼かれはその先祖せんぞと共ともに眠ねむって、その子こナダブが代かわって王おうとなった。

列王紀上14:21 ソロモンの子こレハベアムはユダで世よを治おさめた。レハベアムは王おうとなったとき四十よんじゅう一いち歳さいであったが、主しゅがその名なを置おくために、イスラエルのすべての部族ぶぞくのうちから選えらばれた町まちエルサレムで、十じゅう七なな年ねん世せいを治おさめた。その母ははの名なはナアマといってアンモンびとであった。

列王紀上14:25 レハベアムの王おうの第だい五ご年ねんにエジプトの王おうシシャクがエルサレムに攻せめ上のぼってきて、

列王紀上14:26 主しゅの宮みやの宝物たからものと、王おうの宮殿きゅうでんの宝物たからものを奪うばい去さった。彼かれはそれをことごとく奪うばい去さり、またソロモンの造つくった金かねの盾たてをみな奪うばい去さった。

列王紀上14:27 レハベアムはその代かわりに青銅せいどうの盾たてを造つくって、王おうの宮殿きゅうでんの門もんを守まもる侍衛じえい長ちょうの手てにわたした。

列王紀上14:28 王おうが主しゅの宮みやにはいるごとに、侍衛じえいはそれを携たずさえ、また、それを侍衛じえいのへやへ持もち帰かえった。

列王紀上14:29 レハベアムのその他たの事績じせきと、彼かれがしたすべての事ことは、ユダの王おうの歴代れきだい志しの書しょにしるされているではないか。

列王紀上14:31 レハベアムはその先祖せんぞと共ともに眠ねむって先祖せんぞと共ともにダビデの町まちに葬ほうむられた。その母ははの名なはナアマといってアンモンびとであった。その子こアビヤムが代かわって王おうとなった。

列王紀上15:1 ネバテの子こヤラベアム王おうの第だい十じゅう八はち年ねんにアビヤムがユダの王おうとなり、

列王紀上15:7 アビヤムのその他たの行為こういと、彼かれがしたすべての事ことは、ユダの王おうの歴代れきだい志しの書しょにしるされているではないか。アビヤムとヤラベアムの間あいだにも戦争せんそうがあった。

列王紀上15:8 アビヤムはその先祖せんぞと共ともに眠ねむって、ダビデの町まちに葬ほうむられ、その子こアサが代かわって王おうとなった。

列王紀上15:9 イスラエルの王おうヤラベアムの第だい二十にじゅう年ねんにアサはユダの王おうとなり、

列王紀上15:16 アサとイスラエルの王おうバアシャの間あいだには一生いっしょうの間あいだ、戦争せんそうがあった。

列王紀上15:17 イスラエルの王おうバアシャはユダに攻せめ上のぼり、ユダの王おうアサの所ところに、だれをも出入でいりさせないためにラマを築きずいた。

列王紀上15:18 そこでアサは主しゅの宮みやの宝蔵ほうぞうと、王おうの宮殿きゅうでんの宝蔵ほうぞうに残のこっている金銀きんぎんをことごとく取とって、これを家来けらいたちの手てにわたし、そしてアサ王おうは彼かれらをダマスコに住すんでいるスリヤの王おう、ヘジョンの子こタブリモンの子こであるベネハダデにつかわして言いわせた、

列王紀上15:19 「わたしの父ちちとあなたの父ちちとの間あいだに結むすばれていたように、わたしとあなたの間あいだに同盟どうめいを結むすびましょう。わたしはあなたに金銀きんぎんの贈おくり物ものをさしあげます。行いって、あなたとイスラエルの王おうバアシャとの同盟どうめいを破棄はきし、彼かれをわたしの所ところから撤退てったいさせてください」。

列王紀上15:20 ベネハダデはアサ王おうの言いうことを聞ききき、自分じぶんの軍勢ぐんぜいの長ながたちをつかわしてイスラエルの町々まちまちを攻せめ、イヨンとダンとアベル・ベテ・マアカおよびキンネレテの全地ぜんちと、ナフタリの全地ぜんちを撃うった。

列王紀上15:22 そこでアサ王おうはユダ全国ぜんこくに布告ふこくを発はっした。ひとりも免まぬがれる者ものはなかった。すなわちバアシャがラマを築きずくために用もちいた石いしと材木ざいもくを運はこびこさせ、アサ王おうはそれを用もちいて、ベニヤミンのゲバとミヅパを築きずいた。

列王紀上15:23 アサのその他たの事績じせきとそのすべての勲功くんこうと、彼かれがしたすべての事ことおよび彼かれが建たてた町々まちまちは、ユダの王おうの歴代れきだい志しの書しょにしるされているではないか。彼かれは老年ろうねんになって足あしを病やんだ。

列王紀上15:24 アサはその先祖せんぞと共ともに眠ねむって、父ちちダビデの町まちに先祖せんぞと共ともに葬ほうむられ、その子こヨシャパテが代かわって王おうとなった。

列王紀上15:25 ユダの王おうアサの第だい二に年ねんにヤラベアムの子こナダブがイスラエルの王おうとなって、二に年ねんイスラエルを治おさめた。

列王紀上15:28 こうしてユダの王おうアサの第だい三さん年ねんにバアシャは彼かれを殺ころし、彼かれに代かわって王おうとなった。

列王紀上15:29 彼かれは王おうとなるとすぐヤラベアムの全ぜん家いえを撃うち、息いきのある者ものをひとりもヤラベアムの家いえに残のこさず、ことごとく滅ほろぼした。主しゅがそのしもべシロびとアヒヤによって言いわれた言葉ことばのとおりであって、

列王紀上15:31 ナダブのその他たの事績じせきと、彼かれがしたすべての事ことは、イスラエルの王おうの歴代れきだい志しの書しょにしるされているではないか。

列王紀上15:32 アサとイスラエルの王おうバアシャの間あいだには一生いっしょうの間あいだ戦争せんそうがあった。

列王紀上15:33 ユダの王おうアサの第だい三さん年ねんにアヒヤの子こバアシャはテルザでイスラエルの全地ぜんちの王おうとなって、二十にじゅう四よん年ねん世せいを治おさめた。

列王紀上16:5 バアシャのその他たの事績じせきと、彼かれがした事ことと、その勲功くんこうとは、イスラエルの王おうの歴代れきだい志しの書しょにしるされているではないか。

列王紀上16:6 バアシャはその先祖せんぞと共ともに眠ねむって、テルザに葬ほうむられ、その子こエラが代かわって王おうとなった。

列王紀上16:8 ユダの王おうアサの第だい二十にじゅう六ろく年ねんにバアシャの子こエラはテルザでイスラエルの王おうとなり、二に年ねん世せいを治おさめた。

列王紀上16:10 そしてユダの王おうアサの第だい二十にじゅう七しち年ねんにジムリは、はいってきて彼かれを撃うち殺ころし、彼かれに代かわって王おうとなった。

列王紀上16:11 ジムリは王おうとなって、位くらいについた時とき、バアシャの全ぜん家いえを殺ころし、その親族しんぞくまたは友ともだちの男子だんしは、ひとりも残のこさなかった。

列王紀上16:14 エラのその他たの事績じせきと、彼かれがしたすべての事ことは、イスラエルの王おうの歴代れきだい志しの書しょにしるされているではないか。

列王紀上16:16 その陣取じんどっていた民たみが「ジムリはむほんを起おこして王おうを殺ころした」と人ひとのいうのを聞きいたので、イスラエルは皆みなその日ひ陣営じんえいで、軍ぐんの長ちょうオムリをイスラエルの王おうとした。

列王紀上16:18 ジムリはその町まちの陥おちいるのを見みて、王おうの宮殿きゅうでんの天守てんしゅにはいり、王おうの宮殿きゅうでんに火ひをかけてその中なかで死しんだ。

列王紀上16:20 ジムリのその他たの事績じせきと、彼かれが企くわだてた陰謀いんぼうは、イスラエルの王おうの歴代れきだい志しの書しょにしるされているではないか。

列王紀上16:21 その時ときイスラエルの民たみは二ふたつに分わかれ、民みんの半なかばはギナテの子こテブニに従したがって、これを王おうとしようとし、半なかばはオムリに従したがった。

列王紀上16:22 しかしオムリに従したがった民たみはギナテの子こテブニに従したがった民たみに勝かって、テブニは死しに、オムリが王おうとなった。

列王紀上16:23 ユダの王おうアサの第だい三十さんじゅう一いち年ねんにオムリはイスラエルの王おうとなって十じゅう二に年ねん世せいを治おさめた。彼かれはテルザで六ろく年ねん王おうであった。

列王紀上16:27 オムリが行おこなったその他たの事績じせきと、彼かれがあらわした勲功くんこうとは、イスラエルの王おうの歴代れきだい志しの書しょにしるされているではないか。

列王紀上16:28 オムリはその先祖せんぞと共ともに眠ねむって、サマリヤに葬ほうむられ、その子こアハブが代かわって王おうとなった。

列王紀上16:29 ユダの王おうアサの第だい三十さんじゅう八はち年ねんにオムリの子こアハブがイスラエルの王おうとなった。オムリの子こアハブはサマリヤで二十にじゅう二に年ねんイスラエルを治おさめた。

列王紀上16:31 彼かれはネバテの子こヤラベアムの罪つみを行おこなうことを、軽かるい事こととし、シドンびとの王おうエテバアルの娘むすめイゼベルを妻つまにめとり、行いってバアルに仕つかえ、これを拝おがんだ。

列王紀上16:33 アハブはまたアシラ像ぞうを造つくった。アハブは彼かれよりも先さきにいたイスラエルのすべての王おうにまさってイスラエルの神かみ、主しゅを怒おこらせることを行おこなった。

列王紀上19:15 主しゅは彼かれに言いわれた、「あなたの道みちを帰かえって行いって、ダマスコの荒野あらのにおもむき、ダマスコに着ついて、ハザエルに油あぶらを注そそぎ、スリヤの王おうとしなさい。

列王紀上19:16 またニムシの子こエヒウに油あぶらを注そそいでイスラエルの王おうとしなさい。またアベルメホラのシャパテの子こエリシャに油あぶらを注そそいで、あなたに代かわって預言よげん者しゃとしなさい。

列王紀上20:1 スリヤの王おうベネハダデはその軍勢ぐんぜいをことごとく集あつめた。三十さんじゅう二に人にんの王おうが彼かれと共ともにおり、また馬うまと戦車せんしゃもあった。彼かれは上のぼってサマリヤを囲かこみ、これを攻せめた。

列王紀上20:2 また彼かれは町まちに使者ししゃをつかわし、イスラエルの王おうアハブに言いった、「ベネハダデはこう申もうします、

列王紀上20:4 イスラエルの王おうは答こたえた、「王おう、わが主しゅよ、仰おおせのとおり、わたしと、わたしの持もち物ものは皆みなあなたのものです」。

列王紀上20:7 そこでイスラエルの王おうは国くにの長老ちょうろうをことごとく召めして言いった、「よく注意ちゅういして、この人ひとが無理むりな事ことを求もとめているのを知しりなさい。彼かれは人ひとをつかわして、わたしの妻子さいしと金銀きんぎんを求もとめたが、わたしはそれを拒こばまなかった」。

列王紀上20:9 それで彼かれはベネハダデの使者ししゃに言いった、「王おう、わが主しゅに告つげなさい。『あなたが初はじめに要求ようきゅうされたことは皆みないたしましょう。しかし今度こんどの事ことはできません』」。使者ししゃは去さって復命ふくめいした。

列王紀上20:11 イスラエルの王おうは答こたえた、「『武具ぶぐを帯おびる者ものは、それを脱ぬぐ者もののように誇ほこってはならない』と告つげなさい」。

列王紀上20:12 ベネハダデは仮かり小屋こやで、王おうたちと酒さけを飲のんでいたが、この事ことを聞きいて、その家来けらいたちに言いった、「戦たたかいの備そなえをせよ」。彼かれらは町まちにむかって戦たたかいの備そなえをした。

列王紀上20:13 この時ときひとりの預言よげん者しゃがイスラエルの王おうアハブのもとにきて言いった、「主しゅはこう仰おおせられる、『あなたはこの大軍たいぐんを見みたか。わたしはきょう、これをあなたの手てにわたす。あなたは、わたしが主しゅであることを、知しるようになるであろう』」。

列王紀上20:16 彼かれらは昼ひるごろ出でていったが、ベネハダデは仮かり小屋こやで、味方みかたの三十さんじゅう二に人にんの王おうたちと共ともに酒さけを飲のんで酔よっていた。

列王紀上20:20 おのおのその相手あいてを撃うち殺ころしたので、スリヤびとは逃にげた。イスラエルはこれを追おったが、スリヤの王おうベネハダデは馬うまに乗のり、騎兵きへいを従したがえてのがれた。

列王紀上20:21 イスラエルの王おうは出でていって、馬うまと戦車せんしゃをぶんどり、また大おおいにスリヤびとを撃うち殺ころした。

列王紀上20:22 時ときに、かの預言よげん者しゃがイスラエルの王おうのもとにきて言いった、「行いって、力ちからを養やしない、なすべき事ことをよく考かんがえなさい。来年らいねんの春はるにはスリヤの王おうが、あなたのところに攻せめ上のぼってくるからです」。

列王紀上20:23 スリヤの王おうの家来けらいたちは王おうに言いった、「彼かれらの神々かみがみは山やまの神かみですから彼かれらがわれわれよりも強つよかったのです。もしわれわれが平地へいちで戦たたかうならば、必かならず彼かれらよりも強つよいでしょう。

列王紀上20:24 それでこうしなさい。王おうたちをおのおのその地位ちいから退しりぞかせ、総督そうとくを置おいてそれに代かわらせなさい。

列王紀上20:28 その時とき神かみの人ひとがきて、イスラエルの王おうに言いった、「主しゅはこう仰おおせられる、『スリヤびとが、主しゅは山やまの神かみであって、谷たにの神かみではないと言いっているから、わたしはこのすべての大軍たいぐんをあなたの手てにわたす。あなたは、わたしが主しゅであることを知しるようになるであろう』」。

列王紀上20:31 家来けらいたちは彼かれに言いった、「イスラエルの家いえの王おうたちはあわれみ深ふかい王おうであると聞きいています。それでわれわれの腰こしに荒布あらめをつけ、くびになわをかけて、イスラエルの王おうの所ところへ行いかせてください。たぶん彼かれはあなたの命いのちを助たすけるでしょう」。

列王紀上20:32 そこで彼かれらは荒布あらめを腰こしにまき、なわをくびにかけてイスラエルの王おうの所ところへ行いって言いった、「あなたのしもべベネハダデが『どうぞ、わたしの命いのちを助たすけてください』と申もうしています」。アハブは言いった、「彼かれはまだ生いきているのですか。彼かれはわたしの兄弟きょうだいです」。

列王紀上20:38 こうしてその預言よげん者しゃは行いって、道みちのかたわらで王おうを待まち、目めにほうたいを当あてて姿すがたを変かえていた。

列王紀上20:39 王おうが通とおり過すぎる時とき、王おうに呼よばわって言いった、「しもべはいくさの中なかに出でて行いきましたが、ある軍人ぐんじんが、ひとりの人ひとをわたしの所ところにつれてきて言いいいました、『この人ひとを守まもっていなさい。もし彼かれがいなくなれば、あなたの命いのちを彼かれの命いのちに代かえるか、または銀ぎん一いちタラントを払はらわなければならない』。

列王紀上20:40 ところが、しもべはあちらこちらと忙いそがしくしていたので、ついに彼かれはいなくなりました」。イスラエルの王おうは彼かれに言いった、「あなたはそのとおりにさばかれなければならない。あなたが自分じぶんでそれを定さだめたのです」。

列王紀上20:41 そこで彼かれが急いいそいで目めのほうたいを取とり除のぞいたので、イスラエルの王おうはそれが預言よげん者しゃのひとりであることを知しった。

列王紀上20:42 彼かれは王おうに言いった、「主しゅはこう仰おおせられる、『わたしが滅ほろぼそうと定さだめた人ひとを、あなたは自分じぶんの手てから放はなして行いかせたので、あなたの命いのちは彼かれの命いのちに代かわり、あなたの民たみは彼かれの民たみに代かわるであろう』と」。

列王紀上20:43 イスラエルの王おうは悲かなしみ、かつ怒おこって自分じぶんの家いえにおもむき、サマリヤに帰かえった。

列王紀上21:1 さてエズレルびとナボテはエズレルにぶどう畑はたけをもっていたが、サマリヤの王おうアハブの宮殿きゅうでんのかたわらにあったので、

列王紀上21:10 またふたりのよこしまな者ものを彼かれの前まえにすわらせ、そして彼かれを訴うったえて、『あなたは神かみと王おうとをのろった』と言いわせなさい。こうして彼かれを引ひき出だし、石いしで撃うち殺ころしなさい」。

列王紀上21:13 そしてふたりのよこしまな者ものがはいってきて、その前まえにすわり、そのよこしまな者ものたちが民たみの前まえでナボテを訴うったえて、「ナボテは神かみと王おうとをのろった」と言いった。そこで人々ひとびとは彼かれを町まちの外そとに引ひき出だし、石いしで撃うち殺ころした。

列王紀上21:18 「立たって、下くだって行いき、サマリヤにいるイスラエルの王おうアハブに会あいなさい。彼かれはナボテのぶどう畑はたけを取とろうとしてそこへ下くだっている。

列王紀上22:2 しかし三さん年ねん目めにユダの王おうヨシャパテがイスラエルの王おうの所ところへ下くだっていったので、

列王紀上22:3 イスラエルの王おうはその家来けらいたちに言いった、「あなたがたは、ラモテ・ギレアデがわれわれの所有しょゆうであることを知しっていますか。しかもなおわれわれはスリヤの王おうの手てからそれを取とらずに黙だまっているのです」。

列王紀上22:4 彼かれはヨシャパテに言いった、「ラモテ・ギレアデで戦たたかうためにわたしと一緒いっしょに行いかれませんか」。ヨシャパテはイスラエルの王おうに言いった、「わたしはあなたと一ひとつです。わたしの民たみはあなたの民たみと一ひとつです。わたしの馬うまはあなたの馬うまと一ひとつです」。

列王紀上22:5 ヨシャパテはまたイスラエルの王おうに言いった、「まず、主しゅの言葉ことばを伺うかがいなさい」。

列王紀上22:6 そこでイスラエルの王おうは預言よげん者しゃ四百よんひゃく人にんばかりを集あつめて、彼かれらに言いった、「わたしはラモテ・ギレアデに戦たたかいに行いくべきでしょうか、あるいは控ひかえるべきでしょうか」。彼かれらは言いった、「上のぼっていきなさい。主しゅはそれを王おうの手てにわたされるでしょう」。

列王紀上22:8 イスラエルの王おうはヨシャパテに言いった、「われわれが主しゅに問とうことのできる人ひとが、まだひとりいます。イムラの子こミカヤです。彼かれはわたしについて良よい事ことを預言よげんせず、ただ悪わるい事ことだけを預言よげんするので、わたしは彼かれを憎にくんでいます」。ヨシャパテは言いった、「王おうよ、そう言いわないでください」。

列王紀上22:9 そこでイスラエルの王おうは役人やくにんを呼よんで、「急いいそいでイムラの子こミカヤを連つれてきなさい」と言いった。

列王紀上22:10 さてイスラエルの王おうおよびユダの王おうヨシャパテは王おうの服ふくを着きて、サマリヤの門もんの入口いりぐちの広場ひろばに、おのおのその王座おうざにすわり、預言よげん者しゃたちは皆みなその前まえで預言よげんしていた。

列王紀上22:12 預言よげん者しゃたちは皆みなそのように預言よげんして言いった、「ラモテ・ギレアデに上のぼっていって勝利しょうりを得えなさい。主しゅはそれを王おうの手てにわたされるでしょう」。

列王紀上22:13 さてミカヤを呼よびにいった使者ししゃは彼かれに言いった、「預言よげん者しゃたちは一致いっちして王おうに良よい事ことを言いいいました。どうぞ、あなたも、彼かれらのひとりの言葉ことばのようにして、良よい事ことを言いってください」。

列王紀上22:15 彼かれが王おうの所ところへ行いくと、王おうは彼かれに言いった、「ミカヤよ、われわれはラモテ・ギレアデに戦たたかいに行いくべきでしょうか、あるいは控ひかえるべきでしょうか」。彼かれは王おうに言いった、「上のぼっていって勝利しょうりを得えなさい。主しゅはそれを王おうの手てにわたされるでしょう」。

列王紀上22:16 しかし王おうは彼かれに言いった、「幾いくたびあなたを誓ちかわせたら、あなたは主しゅの名なをもって、ただ真実しんじつのみをわたしに告つげるでしょうか」。

列王紀上22:18 イスラエルの王おうはヨシャパテに言いった、「彼かれがわたしについて良よい事ことを預言よげんせず、ただ悪わるい事ことだけを預言よげんすると、あなたに告つげたではありませんか」。

列王紀上22:26 イスラエルの王おうは言いった、「ミカヤを捕とらえ、町まちのつかさアモンと、王おうの子こヨアシの所ところへ引ひいて帰かえって、

列王紀上22:27 言いいいなさい、『王おうがこう言いいいます、この者ものを獄屋ごくやに入いれ、わずかのパンと水みずをもって彼かれを養やしない、わたしが勝利しょうりを得えて帰かえってくるのを待まて』」。

列王紀上22:29 こうしてイスラエルの王おうとユダの王おうヨシャパテはラモテ・ギレアデに上のぼっていった。

列王紀上22:30 イスラエルの王おうはヨシャパテに言いった、「わたしは姿すがたを変かえて、戦たたかいに行いきます。あなたは王おうの服ふくを着つけなさい」。イスラエルの王おうは姿すがたを変かえて戦たたかいに行いった。

列王紀上22:31 さて、スリヤの王おうは、その戦車せんしゃ長ちょう三十さんじゅう二に人にんに命めいじて言いった、「あなたがたは、小ちいさい者ものとも大おおきい者ものとも戦たたかわないで、ただイスラエルの王おうとだけ戦たたかいなさい」。

列王紀上22:32 戦車せんしゃ長ちょうらはヨシャパテを見みたとき、これはきっとイスラエルの王おうだと思おもったので、身みをめぐらして、これと戦たたかおうとすると、ヨシャパテは呼よばわった。

列王紀上22:33 戦車せんしゃ長ちょうらは彼かれがイスラエルの王おうでないのを見みたので、彼かれを追おうことをやめて引ひき返かえした。

列王紀上22:34 しかし、ひとりの人ひとが何なん心こころなく弓ゆみをひいて、イスラエルの王おうの胸当むねあてと草摺くさずりの間あいだを射いたので、彼かれはその戦車せんしゃの御者ぎょしゃに言いった、「わたしは傷きずを受うけた。戦車せんしゃをめぐらして、わたしを戦場せんじょうから運はこび出だせ」。

列王紀上22:35 その日ひ戦たたかいは激はげしくなった。王おうは戦車せんしゃの中なかにささえられて立たち、スリヤびとにむかっていたが、ついに、夕暮ゆうぐれになって死しんだ。傷きずの血ちは戦車せんしゃの底そこに流ながれた。

列王紀上22:37 王おうは死しんで、サマリヤへ携たずさえ行いかれた。人々ひとびとは王おうをサマリヤに葬ほうむった。

列王紀上22:39 アハブのそのほかの事績じせきと、彼かれがしたすべての事ことと、その建たてた象牙ぞうげの家いえと、その建たてたすべての町まちは、イスラエルの王おうの歴代れきだい志しの書しょにしるされているではないか。

列王紀上22:40 こうしてアハブはその先祖せんぞと共ともに眠ねむって、その子こアハジヤが代かわって王おうとなった。

列王紀上22:41 アサの子こヨシャパテはイスラエルの王おうアハブの第だい四よん年ねんにユダの王おうとなった。

列王紀上22:42 ヨシャパテは王おうとなった時とき、三十さんじゅう五ご歳さいであったが、エルサレムで二十にじゅう五ご年ねん世せいを治おさめた。その母ははの名なはアズバといい、シルヒの娘むすめであった。

列王紀上22:44 ヨシャパテはまたイスラエルの王おうと、よしみを結むすんだ。

列王紀上22:45 ヨシャパテのその他たの事績じせきと、彼かれがあらわした勲功くんこうおよびその戦争せんそうについては、ユダの王おうの歴代れきだい志しの書しょにしるされているではないか。

列王紀上22:47 そのころエドムには王おうがなく、代官だいかんが王おうであった。

列王紀上22:50 ヨシャパテはその先祖せんぞと共ともに眠ねむって、父ちちダビデの町まちに先祖せんぞと共ともに葬ほうむられ、その子こヨラムが代かわって王おうとなった。

列王紀上22:51 アハブの子こアハジヤはユダの王おうヨシャパテの第だい十じゅう七なな年ねんにサマリヤでイスラエルの王おうとなり、二に年ねんイスラエルを治おさめた。

列王紀下(314か所)

列王紀下1:3 時ときに、主しゅの使つかいはテシベびとエリヤに言いった、「立たって、上のぼって行いき、サマリヤの王おうの使者ししゃに会あって言いいいなさい、『あなたがたがエクロンの神かみバアル・ゼブブに尋たずねようとして行いくのは、イスラエルに神かみがないためか』。

列王紀下1:6 彼かれらは言いった、「ひとりの人ひとが上のぼってきて、われわれに会あって言いいいました、『おまえたちをつかわした王おうの所ところへ帰かえって言いいいなさい。主しゅはこう仰おおせられる、あなたがエクロンの神かみバアル・ゼブブに尋たずねようとして人ひとをつかわすのは、イスラエルに神かみがないためなのか。それゆえあなたは、登のぼった寝台しんだいから降おりることなく、必かならず死しぬであろう』」。

列王紀下1:9 そこで王おうは五十ごじゅう人にんの長ちょうを、部下ぶかの五十ごじゅう人にんと共ともにエリヤの所ところへつかわした。彼かれがエリヤの所ところへ上のぼっていくと、エリヤは山やまの頂いただきにすわっていたので、エリヤに言いった、「神かみの人ひとよ、王おうがあなたに、下くだって来くるようにと言いわれます」。

列王紀下1:11 王おうはまた他ほかの五十ごじゅう人にんの長ちょうを、部下ぶかの五十ごじゅう人にんと共ともにエリヤにつかわした。彼かれは上のぼっていってエリヤに言いった、「神かみの人ひとよ、王おうがこう命めいじられます、『すみやかに下くだってきなさい』」。

列王紀下1:13 王おうはまた第だい三さんの五十ごじゅう人にんの長ちょうを部下ぶかの五十ごじゅう人にんと共ともにつかわした。第だい三さんの五十ごじゅう人にんの長ちょうは上のぼっていって、エリヤの前まえにひざまずき、彼かれに願ねがって言いった、「神かみの人ひとよ、どうぞ、わたしの命いのちと、あなたのしもべであるこの五十ごじゅう人にんの命いのちをあなたの目めに尊とうといものとみなしてください。

列王紀下1:15 その時とき、主しゅの使つかいはエリヤに言いった、「彼かれと共ともに下おりなさい。彼かれを恐おそれてはならない」。そこでエリヤは立たって、彼かれと共ともに下くだり、王おうのもとへ行いって、

列王紀下1:16 王おうに言いった、「主しゅはこう仰おおせられます、『あなたはエクロンの神かみバアル・ゼブブに尋たずねようと使者ししゃをつかわしたが、それはイスラエルに、その言葉ことばを求もとむべき神かみがないためであるか。それゆえあなたは、登のぼった寝台しんだいから降おりることなく、必かならず死しぬであろう』」。

列王紀下1:17 彼かれはエリヤが言いった主しゅの言葉ことばのとおりに死しんだが、彼かれに子こがなかったので、その兄弟きょうだいヨラムが彼かれに代かわって王おうとなった。これはユダの王おうヨシャパテの子こヨラムの第だい二に年ねんである。

列王紀下1:18 アハジヤのその他たの事績じせきは、イスラエルの王おうの歴代れきだい志しの書しょにしるされているではないか。

列王紀下3:1 ユダの王おうヨシャパテの第だい十じゅう八はち年ねんにアハブの子こヨラムはサマリヤでイスラエルの王おうとなり、十じゅう二に年ねん世せいを治おさめた。

列王紀下3:4 モアブの王おうメシャは羊ひつじの飼育しいく者しゃで、十じゅう万まんの小羊こひつじと、十じゅう万まんの雄羊おひつじの毛けとを年々ねんねんイスラエルの王おうに納おさめていたが、

列王紀下3:5 アハブが死しんだ後あと、モアブの王おうはイスラエルの王おうにそむいた。

列王紀下3:6 そこでヨラム王おうはその時ときサマリヤを出でて、イスラエルびとをことごとく集あつめ、

列王紀下3:7 また、人ひとをユダの王おうヨシャパテにつかわし、「モアブの王おうはわたしにそむきました。あなたはモアブと戦たたかうために、わたしと一緒いっしょに行いかれませんか」と言いわせた。彼かれは言いった、「行いきましょう。わたしはあなたと一ひとつです。わたしの民たみはあなたの民たみと一ひとつです。わたしの馬うまはあなたの馬うまと一ひとつです」。

列王紀下3:9 こうしてイスラエルの王おうはユダの王おうおよびエドムの王おうと共ともに出でて行いった。しかし彼かれらは回まわり道みちをして、七なな日かの間あいだ進すすんだが、軍勢ぐんぜいとそれに従したがう家畜かちくの飲のむ水みずがなかったので、

列王紀下3:10 イスラエルの王おうは言いった、「ああ、主しゅは、この三さん人にんの王おうをモアブの手てに渡わたそうとして召めし集あつめられたのだ」。

列王紀下3:11 ヨシャパテは言いった、「われわれが主しゅに問とうことのできる主しゅの預言よげん者しゃはここにいませんか」。イスラエルの王おうのひとりの家来けらいが答こたえた、「エリヤの手てに水みずを注そそいだシャパテの子こエリシャがここにいます」。

列王紀下3:12 ヨシャパテは言いった、「主しゅの言葉ことばが彼かれにあります」。そこでイスラエルの王おうとヨシャパテとエドムの王おうとは彼かれのもとへ下くだっていった。

列王紀下3:13 エリシャはイスラエルの王おうに言いった、「わたしはあなたとなんのかかわりがありますか。あなたの父ちち上じょうの預言よげん者しゃたちと母はは上じょうの預言よげん者しゃたちの所ところへ行いきなさい」。イスラエルの王おうは彼かれに言いった、「いいえ、主しゅがこの三さん人にんの王おうをモアブの手てに渡わたそうとして召めし集あつめられたのです」。

列王紀下3:14 エリシャは言いった、「わたしの仕つかえる万まん軍ぐんの主しゅは生いきておられます。わたしはユダの王おうヨシャパテのためにするのでなければ、あなたを顧かえりみ、あなたに会あうことはしないのだが、

列王紀下3:21 さてモアブびとは皆みな、王おうたちが自分じぶんたちを攻せめるために上のぼってきたのを聞きいたので、よろいを着きることのできる者ものを、老おいも若わかきもことごとく召集しょうしゅうして、国境こっきょうに配置はいちしたが、

列王紀下3:23 彼かれらは言いった、「これは血ちだ、きっと王おうたちが互たがいに戦たたかって殺ころし合あったのだ。だから、モアブよ、ぶんどりに行いきなさい」。

列王紀下3:26 モアブの王おうは戦たたかいがあまりに激はげしく、当あたりがたいのを見みて、つるぎを抜ぬく者もの七百ななひゃく人にんを率ひきい、エドムの王おうの所ところに突つき入いろうとしたが、果はたさなかったので、

列王紀下4:13 エリシャはゲハジに言いった、「彼女かのじょに言いいいなさい、『あなたはこんなにねんごろに、わたしたちのために心こころを用もちいられたが、あなたのためには何なんをしたらよいでしょうか。王おうまたは軍勢ぐんぜいの長ちょうにあなたの事ことをよろしく頼たのむことをお望のぞみですか』」。彼女かのじょは答こたえて言いった、「わたしは自分じぶんの民たみのうちに住すんでいます」。

列王紀下5:1 スリヤ王おうの軍勢ぐんぜいの長ちょうナアマンはその主君しゅくんに重おもんじられた有力ゆうりょくな人ひとであった。主しゅがかつて彼かれを用もちいてスリヤに勝利しょうりを得えさせられたからである。彼かれは大だい勇士ゆうしであったが、らい病びょうをわずらっていた。

列王紀下5:5 スリヤ王おうは言いった、「それでは行いきなさい。わたしはイスラエルの王おうに手紙てがみを書かきましょう」。そこで彼かれは銀ぎん十じゅうタラントと、金きん六千ろくせんシケルと、晴はれ着ぎ十じゅう着ちゃくを携たずさえて行いった。

列王紀下5:6 彼かれがイスラエルの王おうに持もって行いった手紙てがみには、「この手紙てがみがあなたにとどいたならば、わたしの家来けらいナアマンを、あなたにつかわしたことと御ご承知しょうちください。あなたに彼かれのらい病びょうをいやしていただくためです」とあった。

列王紀下5:7 イスラエルの王おうはその手紙てがみを読よんだ時とき、衣ころもを裂さいて言いった、「わたしは殺ころしたり、生いかしたりすることのできる神かみであろうか。どうしてこの人ひとは、らい病びょう人にんをわたしにつかわして、それをいやせと言いうのか。あなたがたは、彼かれがわたしに争あらそいをしかけているのを知しって警戒けいかいするがよい」。

列王紀下5:8 神かみの人ひとエリシャは、イスラエルの王おうがその衣ころもを裂さいたことを聞ききき、王おうに人ひとをつかわして言いった、「どうしてあなたは衣ころもを裂さいたのですか。彼かれをわたしのもとにこさせなさい。そうすれば彼かれはイスラエルに預言よげん者しゃのあることを知しるようになるでしょう」。

列王紀下6:8 かつてスリヤの王おうがイスラエルと戦たたかっていたとき、家来けらいたちと評議ひょうぎして「しかじかの所ところにわたしの陣じんを張はろう」と言ゆうと、

列王紀下6:9 神かみの人ひとはイスラエルの王おうに「あなたは用心ようじんして、この所ところをとおってはなりません。スリヤびとがそこに下くだってきますから」と言い送っいいおくった。

列王紀下6:10 それでイスラエルの王おうは神かみの人ひとが自分じぶんに告つげてくれた所ところに人ひとをつかわし、警戒けいかいしたので、その所ところでみずからを防ふせぎえたことは一、二いちに回かいにとどまらなかった。

列王紀下6:11 スリヤの王おうはこの事ことのために心こころを悩なやまし、家来けらいたちを召めして言いった、「われわれのうち、だれがイスラエルの王おうと通つうじているのか、わたしに告つげる者ものはないか」。

列王紀下6:12 ひとりの家来けらいが言いった、「王おう、わが主しゅよ、だれも通つうじている者ものはいません。ただイスラエルの預言よげん者しゃエリシャが、あなたが寝室しんしつで語かたられる言葉ことばでもイスラエルの王おうに告つげるのです」。

列王紀下6:13 王おうは言いった、「彼かれがどこにいるか行いって捜さがしなさい。わたしは人ひとをやって彼かれを捕とらえよう」。時じに「彼かれはドタンにいる」と王おうに告つげる者ものがあったので、

列王紀下6:14 王おうはそこに馬うまと戦車せんしゃおよび大軍たいぐんをつかわした。彼かれらは夜よるのうちに来きて、その町まちを囲かこんだ。

列王紀下6:21 イスラエルの王おうは彼かれらを見みて、エリシャに言いった、「わが父ちちよ、彼かれらを撃うち殺ころしましょうか。彼かれらを撃うち殺ころしましょうか」。

列王紀下6:23 そこで王おうは彼かれらのために盛さかんなふるまいを設もうけた。彼かれらが食くい飲のみを終おわると彼かれらを去さらせたので、その主君しゅくんの所ところへ帰かえった。スリヤの略奪りゃくだつ隊たいは再ふたたびイスラエルの地ちにこなかった。

列王紀下6:24 この後あとスリヤの王おうベネハダデはその全軍ぜんぐんを集あつめ、上のぼってきてサマリヤを攻せめ囲かこんだので、

列王紀下6:26 イスラエルの王おうが城壁じょうへきの上うえをとおっていた時とき、ひとりの女おんなが彼かれに呼よばわって、「わが主しゅ、王おうよ、助たすけてください」と言いったので、

列王紀下6:28 そして王おうは女おんなに尋たずねた、「何事なにごとなのですか」。彼女かのじょは答こたえた、「この女おんなはわたしにむかって『あなたの子こをください。わたしたちは、きょうそれを食たべ、あす、わたしの子こを食たべましょう』と言いいいました。

列王紀下6:30 王おうはその女おんなの言葉ことばを聞きいて、衣ころもを裂さき、――王おうは城壁じょうへきの上うえをとおっていたが、民みんが見みると、その身みに荒布あらめを着つけていた――

列王紀下6:31 そして王おうは言いった「きょう、シャパテの子こエリシャの首くびがその肩かたの上うえにすわっているならば、神かみがどんなにでもわたしを罰ばっしてくださるように」。

列王紀下6:32 さてエリシャはその家いえに座ざしていたが、長老ちょうろうたちもきて彼かれと共ともに座ざした。王おうは自分じぶんの所ところから人ひとをつかわしたが、エリシャはその使者ししゃがまだ着つかないうちに長老ちょうろうたちに言いった、「あなたがたは、この人ひとを殺ころす者ものがわたしの首くびを取とるために、人ひとをつかわすのを見みますか。その使者ししゃがきたならば、戸とを閉とじて、内うちに入いれてはなりません。彼かれのうしろに、その主君しゅくんの足音あしおとがするではありませんか」。

列王紀下6:33 彼かれがなお彼かれらと語かたっているうちに、王おうは彼かれのもとに下くだってきて言いった、「この災わざわいは主しゅから出でたのです。わたしはどうしてこの上うえ、主しゅを待またなければならないでしょうか」。

列王紀下7:2 時ときにひとりの副官ふくかんすなわち王おうがその人ひとの手てによりかかっていた者ものが神かみの人ひとに答こたえて言いった、「たとい主しゅが天てんに窓まどを開ひらかれても、そんな事ことがありえましょうか」。エリシャは言いった、「あなたは自分じぶんの目めをもってそれを見みるであろう。しかしそれを食たべることはなかろう」。

列王紀下7:6 これは主しゅがスリヤびとの軍勢ぐんぜいに戦車せんしゃの音おと、馬うまの音おと、大軍たいぐんの音おとを聞きかせられたので、彼かれらは互たがいに「見みよ、イスラエルの王おうがわれわれを攻せめるために、ヘテびとの王おうたちおよびエジプトの王おうたちを雇やとってきて、われわれを襲おそうのだ」と言いって、

列王紀下7:9 そして彼かれらは互たがいに言いった、「われわれのしている事ことはよくない。きょうは良よいおとずれのある日ひであるのに、黙だまっていて、夜明よあけまで待まつならば、われわれは罰ばつをこうむるであろう。さあ、われわれは行いって王おうの家族かぞくに告つげよう」。

列王紀下7:11 そこで門もんを守まもる者ものは呼よばわって、それを王おうの家族かぞくのうちに知しらせた。

列王紀下7:12 王おうは夜よるのうちに起おきて、家来けらいたちに言いった、「スリヤびとがわれわれに対たいして図はかっている事ことをあなたがたに告つげよう。彼かれらは、われわれの飢うえているのを知しって、陣営じんえいを出でて野のに隠かくれ、『イスラエルびとが町まちを出でたら、いけどりにして、町まちに押おし入いろう』と考かんがえているのだ」。

列王紀下7:14 そこで彼かれらはふたりの騎兵きへいを選えらんだ。王おうはそれをつかわし、「行いって見みよ」と言いって、スリヤびとの軍勢ぐんぜいのあとをつけさせたので、

列王紀下7:15 彼かれらはそのあとを追おってヨルダンまで行いったが、道みちにはすべて、スリヤびとがあわてて逃にげる時ときに捨すてていった衣服いふくと武器ぶきが散ちらばっていた。その使者ししゃは帰かえってきて、これを王おうに告つげた。

列王紀下7:17 王おうは自分じぶんがその人ひとの手てによりかかっていた、あの副官ふくかんを立たてて門もんを管理かんりさせたが、民みんは門もんで彼かれを踏ふみつけたので、彼かれは死しんだ。すなわち、王おうが神かみの人ひとのところに下くだってきた時とき、神かみの人ひとが言いったとおりであった。

列王紀下7:18 これは神かみの人ひとが王おうにむかって、「あすの今いまごろ、サマリヤの門もんで大麦おおむぎ二にセアを一いちシケルで売うり、麦粉むぎこ一いちセアを一いちシケルで売うるようになるであろう」と言いったときに、

列王紀下8:3 七なな年ねんたって後あと、女おんなはペリシテびとの地ちから帰かえってきて、自分じぶんの家いえと畑はたけのために王おうに訴うったえようと出でていった。

列王紀下8:4 時ときに王おうは神かみの人ひとのしもべゲハジにむかって「エリシャがしたもろもろの大おおきな事ことをわたしに話はなしてください」と言いって、彼かれと物語ものがたっていた。

列王紀下8:5 すなわちエリシャが死人しにんを生いきかえらせた事ことを、ゲハジが王おうと物語ものがたっていたとき、その子こを生いきかえらせてもらった女おんなが、自分じぶんの家いえと畑はたけのために王おうに訴うったえてきたので、ゲハジは言いった、「わが主しゅ、王おうよ、これがその女おんなです。またこれがその子こで、エリシャが生いきかえらせたのです」。

列王紀下8:6 王おうがその女おんなに尋たずねると、彼女かのじょは王おうに話はなしたので、王おうは彼女かのじょのためにひとりの役人やくにんに命めいじて言いった、「すべて彼女かのじょに属ぞくする物もの、ならびに彼女かのじょがこの地ちを去さった日ひから今いままでのその畑はたけの産物さんぶつをことごとく彼女かのじょに返かえしなさい」。

列王紀下8:7 さてエリシャはダマスコに来きた。時じにスリヤの王おうベネハダデは病気びょうきであったが、「神かみの人ひとがここに来きた」と告つげる者ものがあったので、

列王紀下8:8 王おうはハザエルに言いった、「贈おくり物ものを携たずさえて行いって神かみの人ひとを迎むかえ、彼かれによって主しゅに『わたしのこの病気びょうきはなおりましょうか』と言いって尋たずねなさい」。

列王紀下8:9 そこでハザエルは彼かれを迎むかえようと、ダマスコのもろもろの良よい物ものをらくだ四十よんじゅう頭とうに載のせ、贈おくり物ものとして携たずさえ行いき、エリシャの前まえに立たって言いった、「あなたの子こ、スリヤの王おうベネハダデがわたしをあなたにつかわして、『わたしのこの病気びょうきはなおりましょうか』と言いわせています」。

列王紀下8:13 ハザエルは言いった、「しもべは一いち匹ひきの犬いぬにすぎないのに、どうしてそんな大おおきな事ことをすることができましょう」。エリシャは言いった、「主しゅがわたしに示しめされました。あなたはスリヤの王おうとなるでしょう」。

列王紀下8:15 しかし翌日よくじつになってハザエルは布ぬのを取とって水みずに浸ひたし、それをもって王おうの顔かおをおおったので、王おうは死しんだ。ハザエルは彼かれに代かわって王おうとなった。

列王紀下8:16 イスラエルの王おうアハブの子こヨラムの第だい五ご年ねんに、ユダの王おうヨシャパテの子こヨラムが位くらいについた。

列王紀下8:17 彼かれは王おうとなったとき三十さんじゅう二に歳さいで、八はち年ねんの間あいだエルサレムで世よを治おさめた。

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