「舌」(した)が出てくる聖書の箇所
「舌」(した)は日常訳第1版の91か所(旧約74・新約17)に出てきます。口語訳では111か所。
出エジプト記(1か所)
出エジプト4:10 モーセは主に言った。「主よ、お願いです。わたしは話すのが得意ではありません。昔からそうですし、あなたがこのしもべに語りかけてくださった今も同じです。わたしは口が重く、舌が回らないのです。」
士師記(1か所)
士師記7:5 そこでギデオンは民を水のほとりに連れて下りた。すると主はギデオンに言われた。「犬がなめるように、舌で水をなめる者はみな、別にしておきなさい。ひざをついて水を飲む者もみな、別にしておきなさい。」
サムエル記下(1か所)
サムエル第二23:2 主の霊が、わたしを通して語られた。その言葉が、わたしの舌の上にある。
ヨブ記(8か所)
ヨブ記5:21 舌のむちで打たれるときも、あなたは守られる。破滅が襲ってくるときも、恐れることはない。
ヨブ記6:30 わたしの舌に不正があるだろうか。わたしの口は、悪いことを見分けられないのだろうか。
ヨブ記20:12 たとえ悪がその口に甘く、彼がそれを舌の下に隠しても、
ヨブ記20:16 彼は毒蛇の毒を吸い込み、その舌が彼を殺すことになる。
ヨブ記27:4 わたしのくちびるが不正を語ることは決してない。わたしの舌が偽りを口にすることもない。
ヨブ記29:10 尊い人々も声をひそめ、その舌は上あごに張りついた。
ヨブ記33:2 見よ、わたしは今、口を開いた。口の中の舌が語りだす。
ヨブ記41:1 つり針でレビヤタンを釣り上げることができるか。糸でその舌を押さえつけることができるか。
詩篇(33か所)
詩篇5:9 彼らの口に、真実はない。 腹の中は、破滅で満ちている。 喉は、口を開けた墓。 舌で、甘い言葉をささやくだけだ。
詩篇10:7 その口は、のろいと嘘とおどしでいっぱいだ。舌の下には、人を苦しめる悪意が隠れている。
詩篇12:3 主は、なめらかにへつらう唇を、大げさに語る舌を、ことごとく断ち切る。
詩篇12:4 「舌の力でわたしたちは勝つ。唇はわたしたちのもの。だれがわたしたちの主人だというのか」——そう言い放つ者たちだ。
詩篇15:3 舌で人をけなさず、友を傷つけず、隣人をそしることもしない。
詩篇22:15 わたしの力は、素焼きのかけらのように干からびてしまった。舌は上あごにはりついている。あなたはわたしを、死のちりの中に横たえる。
詩篇31:20 あなたは彼らを、あなたのそばにかくまい、人のたくらみから隠してくれる。 あなたは彼らを隠れ家にかくまい、舌の争いから守ってくれる。
詩篇34:13 舌を守って悪を言わないようにし、くちびるを守って偽りを語らないようにしなさい。
詩篇35:28 わたしの舌は、あなたの正しさを語り続ける。一日じゅう、あなたをたたえる。
詩篇37:30 正しい人の口は知恵を語り、その舌は正しい裁きを口にする。
詩篇39:1 わたしはこう決めた。「舌で罪を犯さないよう、自分の歩みに気をつけよう。悪者が目の前にいる間は、口にくつわをはめておこう。」
詩篇45:1 わたしの心は、すばらしい言葉であふれている。わたしはこの詩を王にささげる。わたしの舌は、腕のいい書記が走らせる筆だ。
詩篇50:19 あなたは口を悪事に走らせ、舌でうそを組み立てる。
詩篇51:14 神よ、血を流した罪からわたしを救い出してください。わたしの救いの神よ。そうすれば、わたしの舌はあなたの義を喜び歌います。
詩篇52:2 おまえの舌は人を滅ぼすことばかり企てている。人をだますおまえの舌は、研ぎすまされたかみそりのようだ。
詩篇52:4 お前は人を破滅させる言葉ばかりを愛している。人をだます舌よ。
詩篇57:4 わたしの魂はライオンの中にいる。燃え立つ人々の間に、わたしは横たわる。彼らの歯は槍と矢、その舌は鋭い剣だ。
詩篇64:3 彼らは舌を剣のように研ぎ、毒のある言葉を矢のようにつがえて放つ。
詩篇64:8 彼らは自分の舌のせいでつまずき、倒される。それを見る人はみな、頭を振る。
詩篇66:17 わたしは声をあげて神に呼び求めた。そして舌で神をほめたたえた。
詩篇68:23 あなたは敵の血に足を浸し、あなたの犬たちも舌でその分け前をなめる。
詩篇71:24 わたしの舌も一日中あなたの正しさを語り続ける。わたしを傷つけようとした者たちが、恥を受けて打ちのめされたからだ。
詩篇73:9 彼らは口を天に向けて開き、その舌は地を歩きまわる。
詩篇78:36 だが彼らは口先だけで神にすり寄り、その舌で神に嘘をついていた。
詩篇109:2 わたしに向かって、悪意の口とうそつきの口を開いた。うそをつく舌でわたしのことを語る。
詩篇119:172 あなたのすべての命令は正しい。だから、わたしの舌はあなたの言葉を歌う。
詩篇120:2 主よ、うそをつく唇から、人をだます舌から、わたしを助け出してください。
詩篇120:3 偽りの舌よ、おまえに何が与えられ、何が加えられるのだろうか。
詩篇126:2 その時、わたしたちの口は笑いで満たされ、舌は喜びの歌であふれた。そしてほかの国々の人たちはこう言った。「主はこの人たちのために、すばらしいことをされた」と。
詩篇137:6 もしあなたを思い出さないなら、エルサレムを一番の喜びとしないなら、わたしの舌が上あごに張りついてしまいますように。
詩篇139:4 わたしの舌にまだ言葉が上っていなくても、主よ、あなたはそのすべてを知っている。
詩篇140:3 毒蛇のように舌を鋭くとがらせ、その唇にはまむしの毒がある。セラ
詩篇140:11 舌で人を傷つける者は、この地に根を下ろせない。暴力をふるう者は、災いに追われ、次々と倒されていく。
箴言(11か所)
箴言6:17 高慢な目、うそをつく舌、罪のない人の血を流す手、
箴言10:20 正しい人の舌は、選び抜かれた銀のようだ。でも悪い者の心は、ほとんど値打ちがない。
箴言10:31 正しい人の口は、知恵を実らせる。でも曲がったことを語る舌は、切り取られる。
箴言12:19 真実を語るくちびるは、いつまでも変わらない。でも、うそをつく舌は、ほんの一瞬だ。
箴言15:2 知恵ある人の舌は、知識を上手に伝える。でも、愚かな人の口は、愚かさをまき散らす。
箴言17:20 心のねじれた人は、良いものを手に入れられない。舌でごまかす人は、災いに落ちる。
箴言18:21 死も生も、舌の力しだいだ。舌を大切にする人は、その実を味わうことになる。
箴言21:23 口と舌に気をつける人は、自分の魂を苦しみから守る。
箴言25:23 北風が雨をもたらすように、陰口をたたく舌は、人の顔を怒りでゆがませる。
箴言26:28 偽りを言う舌は、自分が傷つけた人を憎む。へつらう口は、人を破滅させる。
箴言31:26 口を開けば知恵の言葉が出て、その舌には慈しみの教えがある。
雅歌(1か所)
雅歌4:11 きみのくちびるからは、蜜がしたたる、花嫁よ。きみの舌の下には、はちみつと乳がある。きみの衣の香りは、レバノンの香りのようだ。
イザヤ書(8か所)
イザヤ書5:24 だから、炎の舌が刈り株を焼き尽くし、枯れ草が火の中で崩れ落ちるように、彼らの根は腐り、その花はほこりのように舞い上がる。彼らが万軍の主の教えを捨て、イスラエルの聖なる方の言葉を見下したからだ。
イザヤ書30:27 見よ、主の名が遠くからやって来る。燃えるような怒りを帯び、立ちのぼる煙のように重い。その唇は激しい憤りに満ち、その舌は焼き尽くす火のようだ。
イザヤ書32:4 あわてる者の心は物事をわきまえて理解し、どもる者の舌ははっきりと語るようになる。
イザヤ書41:17 苦しむ人、貧しい人が、水を求めても見つからず、のどが渇いて舌が干からびる。そのとき、わたし主が彼らに答える。イスラエルの神であるわたしは、彼らを見捨てない。
イザヤ書45:23 わたしは自分にかけて誓った。わたしの口から出た正しい言葉は、取り消されることがない。すべての膝はわたしの前にかがみ、すべての舌はわたしにかけて誓う。
イザヤ書50:4 主なる神は、わたしに弟子の舌を与えてくださった。疲れた人を、ひと言で励ますすべを知るためだ。主は朝ごとに、朝ごとにわたしを目覚めさせ、弟子のように聞くよう、わたしの耳を開いてくださる。
イザヤ書57:4 お前たちは、いったい誰をあざ笑っているのか。誰に向かって大きく口を開き、舌を突き出すのか。お前たちは背きの子、偽りの子孫ではないか。
イザヤ書59:3 あなたたちの手は血で汚れ、指は悪にまみれている。唇は偽りを語り、舌は不正をつぶやく。
エレミヤ書(5か所)
エレミヤ書9:3 彼らは弓を引くように舌を引きしぼり、うそを放つ。この地で力を持っているのは、真実ではない。悪から悪へと進み、わたしのことを知ろうともしない、と主は言われる。
エレミヤ書9:5 みんなが隣人をあざむき、だれも本当のことを言わない。彼らは舌にうそを教え込み、悪事にかけては疲れを知らない。
エレミヤ書9:8 彼らの舌は人を殺す矢だ。口では偽りを語る。口先では隣人に『平安を』と言いながら、心の中ではその隣人を待ちぶせしているのだ。
エレミヤ書18:18 すると、彼らは言った。「さあ、エレミヤをやっつける計画を立てよう。祭司から教えが失われることも、知恵ある者から助言が、預言者から言葉が失われることもないのだから。さあ、彼を舌で打とう。彼の言うことには、いっさい耳を貸さないでおこう。」
エレミヤ書23:31 見よ、わたしは預言者たちに立ち向かう、と主は言われる。彼らは自分勝手に舌を動かして、『これは主のお告げだ』と語る者たちだ。
哀歌(1か所)
哀歌4:4 乳飲み子の舌は、渇きのために上あごにはりついている。幼い子らはパンを求めるのに、それを分け与えてくれる人はいない。
エゼキエル書(1か所)
エゼキエル書3:26 わたしはあなたの舌を上あごに付かせ、あなたを口のきけない者にする。だから、あなたは人々を責める者にはなれない。彼らは反逆の家だからだ。
ホセア書(1か所)
ホセア書7:16 彼らは立ち帰るが、いと高き方には向かわない。彼らは狂った弓のようだ。彼らの指導者たちは、その舌がまき散らす怒りのために剣に倒れる。これはエジプトの地で、人々の笑いものとなる。
ミカ書(1か所)
ミカ書6:12 この町の金持ちは暴力で満ちている。住む人々はうそをつき、その口の中の舌は、人をあざむいてばかりだ。
ゼカリヤ書(1か所)
ゼカリヤ書14:12 エルサレムに攻め込んだすべての民を、主はこの災いで打たれる。立ったままで、その肉は腐り落ちる。目は眼窩の中で、舌は口の中で腐り落ちる。
マルコによる福音書(2か所)
マルコ7:33 イエスはその人を群衆から離れて、ふたりだけのところへ連れて行った。そして両耳に指を入れ、唾をつけてその舌にさわった。
マルコ7:35 すると、その人の耳が開き、舌のもつれもほどけて、はっきり話せるようになった。
ルカによる福音書(2か所)
ルカ1:64 その瞬間、彼の口が開き、舌も自由になって、話し始め、神をほめたたえた。
ルカ16:24 そこで彼は叫んだ。『父アブラハムよ、どうか私をあわれんでください。ラザロを送って、指先を水にひたし、私の舌を冷やさせてください。私はこの炎の中で苦しくてたまらないのです。』
使徒行伝(2か所)
使徒2:3 また、炎のような舌が分かれて現れ、一人ひとりの上にとどまった。
使徒2:26 だから、わたしの心は喜び、舌は喜びの声をあげた。この肉も、望みのうちに安らぐ。
ローマ人への手紙(2か所)
ローマ3:13 彼らののどは、開いた墓だ。舌で人をだまし、くちびるには毒蛇の毒がある。
ローマ14:11 「主はこう言われる。わたしは生きている。すべての人がわたしの前にひざをかがめ、すべての舌が神をたたえる」と書いてあるからだ。
コリント人への第一の手紙(1か所)
コリント第一14:9 あなたがたも同じだ。舌でわかりやすい言葉を話さなければ、何を話しているのか、どうやって伝わるだろう。それでは空気に向かって話しているようなものだ。
ピリピ人への手紙(1か所)
ピリピ2:11 すべての舌が「イエス・キリストは主である」と公に告白して、父なる神の栄光をあらわすためです。
ヤコブの手紙(5か所)
ヤコブ1:26 自分は信仰があると思っていても、自分の舌を制御できず、心の中で自分をごまかしているなら、その人の信仰は無意味だ。
ヤコブ3:5 同じように、舌も体のごく小さな一部だ。それなのに大きなことを言って威張る。見てほしい。ほんの小さな火が、あんなに大きな森を燃やしてしまう。
ヤコブ3:6 舌も火だ。舌はわたしたちの体の一部でありながら、不義に満ちた一つの世となっている。体全体を汚し、人生のすべてを焼き尽くす。そしてその火は地獄から燃え移ってくるのだ。
ヤコブ3:8 けれども舌を飼いならせる人は誰もいない。舌は休むことのない悪であり、死をもたらす毒に満ちている。
ヤコブ3:9 わたしたちはこの舌で、主である父をたたえる。ところが同じ舌で、神に似せて造られた人をのろうのだ。
ペテロの第一の手紙(1か所)
ペテロ第一3:10 「いのちを愛し、幸せな日々を送りたいと願う人は、舌で悪を語るのをやめ、くちびるでうそを言うのをやめよ。
ヨハネの黙示録(1か所)
黙示録16:10 第五の天使が自分の鉢を獣の座に注いだ。すると、獣の国は暗闇に包まれた。人々は苦しみのあまり、自分の舌をかんだ。