「宦官」(かんがん)が出てくる聖書の箇所
「宦官」(かんがん)は日常訳第1版の33か所(旧約28・新約5)に出てきます。口語訳では22か所。
列王紀下(3か所)
列王紀下9:32 イエフは窓を見上げて言った。「わたしの味方はだれだ。だれかいるか。」すると、二、三人の宦官が彼を見下ろした。
列王紀下20:18 またあなたから生まれる息子たち、あなたがもうける子たちのうち、何人かは連れ去られ、バビロンの王の宮殿で宦官となる。」
列王紀下23:11 王は、ユダの王たちが太陽にささげた馬を取り除いた。その馬は、主の神殿の入り口、境内にある宦官ナタン・メレクの部屋のそばにいた。また、太陽にささげられた戦車も火で焼いた。
エステル記(12か所)
エステル記1:10 七日目、王がぶどう酒で上機嫌になったとき、王はそばで仕える七人の宦官、メフマン、ビゼタ、ハルボナ、ビグタ、アバグタ、ゼタル、カルカスに命じた。
エステル記1:12 ところが王妃ワシュティは、宦官を通して伝えられた王の命令に従うことを拒み、来ようとしなかった。王はこれに激しく怒り、腹の中で怒りが燃え上がった。
エステル記1:15 王はこう尋ねた。「王妃ワシュティは、宦官を通して伝えたアハシュエロス王の命令に従わなかった。法律に照らせば、彼女をどう処分すべきだろうか。」
エステル記2:3 王さまは国じゅうのすべての州に役人を任命して、美しい若い娘たちをみな首都スサの後宮に集めさせてください。娘たちを、女性たちの世話をする王の宦官ヘガイに預け、美容の手入れを受けさせるのです。
エステル記2:14 娘は夕方に王のもとへ行き、朝になると第二の後宮へ戻され、側室たちを管理する王の宦官シャアシュガズの監督のもとに置かれた。王が彼女を気に入って名前で呼ばないかぎり、二度と王のもとへ行くことはなかった。
エステル記2:15 さて、モルデカイのおじアビハイルの娘で、モルデカイが自分の娘として引き取ったエステルの番が来て、王のもとへ行くことになった。彼女は、女性たちを管理する王の宦官ヘガイが勧めるもののほかは、何も求めなかった。エステルは、彼女を見る人みなに好かれた。
エステル記2:21 そのころ、モルデカイが王の門に座っていると、門の見張りをしていた王の二人の宦官ビグタンとテレシュが怒り、アハシュエロス王に手をかけようとねらっていた。
エステル記4:4 エステルに仕える侍女たちと宦官たちが来て、このことを彼女に告げた。すると王妃は激しく心を痛めた。そしてモルデカイに着せて、その体から粗布を取り去らせようと服を送った。しかし彼は受け取らなかった。
エステル記4:5 そこでエステルは、王が自分のそばに仕えさせていた宦官の一人、ハタクを呼び、モルデカイのところへ行かせた。いったい何が、なぜ起こっているのかを知るためだった。
エステル記6:2 すると、こんな記録が見つかった。かつてモルデカイが、王の門番をしていた二人の宦官ビグタナとテレシュのことを告発していた、というのだ。この二人は、アハシュエロス王を殺そうとねらっていた。
エステル記6:14 彼らがまだハマンと話しているうちに、王の宦官たちが着いた。そして、エステルが用意した宴会に、ハマンを急いで連れて行った。
エステル記7:9 王のそばにいた宦官の一人、ハルボナが言った。「ちょうど、ハマンの家に高さ五十キュビトの柱が立っています。ハマンが、王のために良いことを告げたモルデカイをつるそうとして作ったものです。」王は言った。「ハマンをそれにつるせ。」
イザヤ書(3か所)
イザヤ書39:7 あなたから生まれる息子たち、あなたがもうける子たちのうち、何人かは連れ去られ、バビロンの王の宮殿で宦官となる。」
イザヤ書56:3 主のもとに集まってきた外国人は、「主はきっと、わたしをご自分の民から切り離される」と言ってはならない。宦官も、「わたしは枯れた木にすぎない」と言ってはならない。
イザヤ書56:4 主はこう言われるからだ。「わたしの安息日を守り、わたしの望むことを選び、わたしの契約をしっかり守る宦官たちに、
エレミヤ書(3か所)
エレミヤ書34:19 ユダの役人たち、エルサレムの役人たち、宦官たち、祭司たち、そしてその地のすべての民、つまり子牛の切れ端の間を通り抜けた者たち、
エレミヤ書38:7 クシュ人の宦官エベド・メレクは、王の家に仕えていた。人々がエレミヤを穴に投げ込んだことを、彼は耳にした。ちょうどそのとき、王はベニヤミンの門に座っていた。
エレミヤ書52:25 また町の中からは、兵士たちを指揮していた宦官を一人、王のそば近くに仕えていた者のうち町にいた七人、その地の民を兵として召集する軍司令官づきの書記官、そして町の中にいたその地の民六十人を捕らえた。
ダニエル書(7か所)
ダニエル書1:3 王は、宦官の長アシュペナズに命じた。イスラエルの人々の中から、王家の血筋の者や身分の高い家の若者を連れて来るように、と。
ダニエル書1:7 宦官の長は彼らに新しい名をつけた。ダニエルにはベルテシャツァル、ハナンヤにはシャデラク、ミシャエルにはメシャク、アザルヤにはアベデ・ネゴという名をつけた。
ダニエル書1:8 しかしダニエルは、王の料理と王の飲むぶどう酒で自分を汚すまいと心に決めた。そして、自分を汚さずにすむようにと、宦官の長に願い出た。
ダニエル書1:9 神は、ダニエルが宦官の長から慈しみと思いやりを受けられるようにしてくださった。
ダニエル書1:10 宦官の長はダニエルに言った。「わたしは、あなたたちの食べ物と飲み物をお決めになった王さまが怖いのだ。もし、同じ年ごろのほかの若者より、あなたたちの顔がやつれているのを王さまが見たら、どうなる。おまえたちのせいで、わたしは王さまに首をはねられてしまう。」
ダニエル書1:11 そこでダニエルは、宦官の長がダニエル、ハナンヤ、ミシャエル、アザルヤの世話係に任じた人に言った。
ダニエル書1:18 王が命じた期限が来ると、宦官の長は彼らをネブカドネツァル王のところに連れて行った。
使徒行伝(5か所)
使徒8:27 フィリポは立って出かけた。すると、一人のエチオピア人がいた。その人は宦官で、エチオピア人の女王カンダケに仕える高官だった。女王の財産をすべて管理する立場にあり、礼拝のためにエルサレムへ来ていた。
使徒8:34 宦官はフィリポに答えて言った。「教えてください。預言者はだれについてこう言っているのですか。自分についてですか、それともほかのだれかについてですか。」
使徒8:36 道を進んで行くうちに、水のある所に来た。すると宦官が言った。「見てください、水です。わたしが洗礼を受けるのに、何のさまたげがあるでしょう。」
使徒8:38 そしてフィリポは車を止めさせた。フィリポと宦官の二人は水の中に入り、フィリポは彼に洗礼を授けた。
使徒8:39 二人が水から上がると、主の霊がフィリポを連れ去った。宦官はもう二度と彼の姿を見ることはなかった。でも宦官は喜びながら旅を続けた。