「黙る」(だまる)が出てくる聖書の箇所
「黙る」(だまる)は日常訳第1版の81か所(旧約63・新約18)に出てきます。「だまる」「黙れる」も含みます。口語訳では48か所。
創世記(1か所)
創世記24:21 その間その人は、主が自分の旅を成功させてくださったのかどうかを知ろうと、黙って彼女を見つめていた。
レビ記(1か所)
レビ記10:3 モーセはアロンに言った。「これこそ主が語られたことだ。『わたしに近づく者たちによって、わたしは聖なる者として示され、すべての民の前で栄光を現す。』」アロンは黙っていた。
士師記(1か所)
士師記18:19 五人は言った。「黙って。口に手を当てて、いっしょに来てくれ。おれたちの父となり、祭司になってほしい。一人の家の祭司でいるのと、イスラエルの一つの部族、一つの氏族の祭司になるのと、どっちがいい。」
サムエル記上(1か所)
サムエル第一10:27 しかし、ならず者たちは「こんな男が、どうやってわたしたちを救えるのか」と言った。彼らはサウルを見下し、贈り物も持って来なかった。けれども、サウルは黙っていた。
サムエル記下(2か所)
サムエル第二13:20 兄のアブサロムは彼女に言った。「兄さんのアムノンが、おまえに何かしたのか。妹よ、今はだまっていなさい。相手はおまえの兄さんだ。このことを、そんなに思いつめるな。」こうしてタマルは、兄アブサロムの家で、打ちひしがれたまま暮らした。
サムエル第二19:10 しかも、わたしたちが王として油を注いだアブサロムは、戦いで死んでしまった。それなのに、なぜあなたたちは王を連れ戻そうとせず、黙っているのか。」
列王紀下(4か所)
列王紀下2:3 ベテルにいた預言者の仲間たちがエリシャのところへ出てきて言った。「今日、主があなたの師をあなたのもとから天に取り去られるのを、知っていますか。」エリシャは答えた。「ええ、わたしも知っています。だから黙っていてください。」
列王紀下2:5 エリコにいた預言者の仲間たちがエリシャのそばに来て言った。「今日、主があなたの師をあなたのもとから天に取り去られるのを、知っていますか。」エリシャは答えた。「ええ、わたしも知っています。だから黙っていてください。」
列王紀下7:9 それから彼らは互いに言った。「わたしたちのしていることは正しくない。今日は良い知らせの日なのに、黙っているなんて。朝まで待っていたら、きっと罰を受けることになる。さあ、今すぐ行って、王の家の人たちに知らせよう。」
列王紀下18:36 しかし人々は黙って、ひと言も答えなかった。「彼に答えるな」という王の命令があったからだ。
エズラ記(1か所)
エズラ記4:14 わたしたちは王宮に仕える身ですから、王が辱められるのを黙って見ているわけにはいきません。それで、こうして王にお知らせするのです。
ネヘミヤ記(1か所)
ネヘミヤ記13:27 それなのに、あなたたちがこんな大きな悪を行い、外国の女性をめとってわたしたちの神を裏切るのを、わたしたちは黙って見ていろというのか。
エステル記(3か所)
エステル記4:14 もし、あなたが今このときに黙っているなら、ユダヤ人には別のところから助けと救いが起こるだろう。でも、あなたとあなたの父の家は滅びる。それに、あなたが王妃の位に就いたのは、まさにこのときのためだったのかもしれないのだ。」
エステル記7:4 わたしも、わたしの民族も、根絶やしにされ、殺され、滅ぼされるために売り渡されたのです。もしただ奴隷として、男も女も売られるだけなら、わたしは黙っていたでしょう。そんな苦しみは、王をわずらわせるほどのことではありませんから。」
エステル記8:6 だって、わたしの民族に降りかかる災いを、どうして黙って見ていられるでしょう。わたしの同胞が滅ぼされるのを、どうして見ていられるでしょう。」
ヨブ記(11か所)
ヨブ記4:2 もし誰かがあなたに話しかけたら、うるさく感じるだろうか。でも、黙っていられる人などいるだろうか。
ヨブ記6:24 わたしに教えてほしい。そうすれば、わたしは黙る。どこで間違ったのか、はっきり教えてくれ。
ヨブ記7:11 わたしももう黙ってはいない。心が苦しいから、口を開いて話す。魂がつらいから、嘆きをぶつける。
ヨブ記13:13 黙って、わたしに話をさせてくれ。そのあとは、何がわたしに降りかかってもかまわない。
ヨブ記13:19 だれか、わたしと言い争える者がいるだろうか。もしいるなら、わたしは黙って死んでいこう。
ヨブ記16:6 たとえ語っても、わたしの苦しみは和らがない。たとえ黙っていても、この痛みが消えていくわけではない。
ヨブ記23:17 やみに包まれても、わたしは黙って消えたりしない。この濃い闇が顔をおおっても、消えはしない。
ヨブ記29:21 人々はわたしの言葉に耳を傾け、黙って待ち、わたしの助言を求めた。
ヨブ記33:31 ヨブよ、耳を傾けてわたしの言うことを聞いてほしい。黙っていなさい。わたしが語ろう。
ヨブ記33:33 もし言うことがないなら、わたしの言葉を聞きなさい。黙っていなさい。わたしがあなたに知恵を教えよう。」
ヨブ記41:12 わたしは、その手足のことも、その並外れた力のことも、その体の見事な造りのことも、黙ってはいられない。
詩篇(14か所)
詩篇8:2 幼子や乳飲み子の口を通して、あなたは力のとりでを築いた。あなたに逆らう者たちに立ち向かい、敵と、仕返しをする者を黙らせるために。
詩篇28:1 主よ、わたしはあなたを呼び求める。わたしの岩よ、どうか耳をふさがないでほしい。もしあなたが黙ったままなら、わたしは墓に下る者と同じになってしまう。
詩篇30:12 主よ、わたしの魂があなたをほめ歌い、黙ることのないためです。わたしの神、主よ、わたしはとこしえにあなたに感謝します。
詩篇31:17 主よ、わたしはあなたを呼び求めました。だから、恥をかかせないでください。悪人たちこそ恥を受け、黙って死の世界に落ちますように。
詩篇31:18 うそをつく口を黙らせてください。正しい人に向かって、おごり高ぶり、見下しながら、ひどいことを言う口を。
詩篇32:3 わたしが黙っていたときは、一日じゅう苦しみうめいて、骨まで衰えてしまった。
詩篇35:22 主よ、あなたはこれを見ました。だから、黙っていないでください。主よ、わたしから遠く離れないでください。
詩篇39:9 わたしは黙って、口を開かない。あなたがなさったことだから。
詩篇39:12 主よ、わたしの祈りを聞いてください。助けを求める叫びに耳を傾けてください。わたしの涙を前に、黙っていないでください。わたしはあなたのもとに身を寄せる旅人。すべての先祖たちと同じように、この地に仮に住む者にすぎません。
詩篇50:3 わたしたちの神は来られる。黙ってはおられない。神の前では火が燃えつくし、そのまわりでは嵐が激しく吹き荒れる。
詩篇50:21 あなたはこういうことをしてきた。それでもわたしは黙っていた。だからあなたは、わたしを自分と同じような者だと思い込んだ。でも、わたしはあなたを問いただす。あなたの目の前に、その罪を並べてみせる。
詩篇83:1 神よ、黙っていないでください。口を閉ざさず、じっとしたままでいないでください、神よ。
詩篇101:5 こっそりと隣人の悪口を言う者を、わたしは黙らせる。高ぶるまなざしと、思い上がった心を持つ者を、わたしは我慢できない。
詩篇109:1 わたしがたたえる神よ、どうか黙っていないでください。
箴言(2か所)
箴言11:12 隣人を見下す者は、考えが足りない。でも分別のある人は、黙っている。
箴言17:28 愚か者でも、黙っていれば賢く見える。口を閉じていれば、分別があると思われる。
伝道の書(1か所)
伝道の書3:7 引き裂く時があり、縫い合わせる時がある。黙る時があり、話す時がある。
イザヤ書(11か所)
イザヤ書23:2 海辺に住む者たちよ、黙れ。海を渡るシドンの商人たちが、おまえを満たしていた。
イザヤ書36:21 しかし人々は黙ったまま、一言も答えなかった。「彼に答えるな」という王の命令があったからだ。
イザヤ書41:1 島々よ、黙ってわたしの前に来なさい。国々の民よ、力を新たにせよ。近くに来て、話すがいい。さあ、いっしょに裁きの場に出よう。
イザヤ書42:14 わたしは長い間、黙っていた。じっと口をつぐみ、こらえてきた。でも今、子を産む女のように、わたしは叫ぶ。あえぎ、激しく息をつく。
イザヤ書47:5 娘カルデアよ、黙って座り、暗闇の中に入れ。もう二度と、あなたは「もろもろの王国の女王」とは呼ばれない。
イザヤ書53:7 彼はひどく苦しめられた。それでも口を開かなかった。ほふり場へ引かれていく子羊のように、毛を刈る者の前で黙っている羊のように、彼は口を開かなかった。
イザヤ書57:11 お前はいったい誰を恐れ、おびえて、偽りを口にしたのか。わたしを思い出そうともせず、心に留めることもなかった。わたしが長い間、黙っていたからではないか。だからお前は、わたしを恐れないのだ。
イザヤ書62:1 シオンのために、わたしは黙っていない。エルサレムのために、わたしは口を閉じない。この町の義が夜明けの光のように輝き出て、その救いが燃えるたいまつのようになるまで。
イザヤ書62:6 エルサレムよ、わたしはあなたの城壁の上に見張りを立てた。彼らは昼も夜も、決して黙らない。主に呼びかける者たちよ、あなたたちも黙ってはいけない。
イザヤ書64:12 主よ、これほどのことがあっても、まだ何もせず黙っておられるのですか。そこまでわたしたちを、ひどく苦しめられるのですか。
イザヤ書65:6 見よ、これはわたしの前に書き記されている。わたしは黙っていない。必ず報いる。彼らのふところに報いる。
エレミヤ書(1か所)
エレミヤ書4:19 ああ、腹が、腹が痛む。心臓の壁がうずく。胸が高鳴って、もう黙っていられない。角笛の音が聞こえるからだ。魂よ、あなたは戦いの雄叫びを聞いたのだ。
哀歌(2か所)
哀歌2:10 娘シオンの長老たちは、黙って地にすわりこんだ。頭にちりをかぶり、粗布を身にまとった。エルサレムのおとめたちは、頭を地まで垂れた。
哀歌3:26 主の救いを、黙って静かに待ち望むのは良いことだ。
エゼキエル書(2か所)
エゼキエル書24:27 その日、お前の口は開かれ、逃げ延びた者に語りかける。もう黙ったままではいられない。こうしてお前は彼らのしるしとなり、彼らは、わたしが主であることを知る。」
エゼキエル書33:22 その逃げてきた者が来る前の晩、主の手がわたしの上に臨んでいた。そして朝、その人がわたしのところに来るまでに、主はわたしの口を開かれた。わたしの口は開かれ、わたしはもう黙ってはいなかった。
アモス書(3か所)
アモス書5:13 だから、賢い者はこのような時には黙っている。悪い時代だからだ。
アモス書6:10 死んだ者の親戚、つまり遺体を焼く者が、その人を引き取り、骨を家の外へ運び出す。そのとき、家の奥にいる者に「まだほかにだれか一緒にいるか」と尋ねる。相手が「もういない」と答えると、その人はこう言う。「黙れ。主の名を口にしてはならない。」
アモス書8:3 その日、神殿の歌は嘆きの叫びに変わる、と主なる神は告げる。いたるところに死体が転がり、人々は黙ってそれを投げ捨てる。
ハバクク書(1か所)
ハバクク書1:13 あなたの目はあまりに清く、悪を見ていられない。人の苦しみを黙って見過ごすこともできないはずだ。それなのに、なぜ裏切り者たちをそのままにしておかれるのですか。悪人が自分より正しい者を飲み込んでいるのに、なぜ黙っているのですか。
マタイによる福音書(2か所)
マタイ22:34 さて、パリサイ派の人たちは、イエスがサドカイ派の人たちを黙らせたと聞いて、一緒に集まった。
マタイ26:63 イエスは黙ったままだった。すると大祭司はイエスに言った。「生きておられる神に誓って、はっきり答えろ。おまえは神の子キリストなのか」
マルコによる福音書(5か所)
マルコ1:25 イエスはその霊を叱りつけて言った。「黙れ。この人から出て行け。」
マルコ3:4 そして人々に言った。「安息日にしてよいのは、善いことか、それとも悪いことか。命を救うことか、それとも殺すことか。」しかし、彼らは黙っていた。
マルコ9:34 弟子たちは黙っていた。道で、誰がいちばん偉いかと言い争っていたからだ。
マルコ10:48 多くの人が彼をしかりつけ、黙らせようとした。でも彼は、ますます大声で叫んだ。「ダビデの子よ、わたしをあわれんでください。」
マルコ14:61 しかし、イエスは黙ったまま、何もお答えにならなかった。大祭司はもう一度尋ねた。「お前は、ほめたたえられる方の子、キリストなのか。」
ルカによる福音書(4か所)
ルカ4:35 イエスはその悪霊を叱って言った。「黙れ。この人から出て行け。」すると悪霊は、その男をみんなの真ん中に倒したが、何の傷も負わせずに出て行った。
ルカ9:36 その声がやむと、そこにはイエスだけがいた。弟子たちは黙っていて、見たことを、そのころは誰にも話さなかった。
ルカ14:4 彼らは黙っていた。そこでイエスはその人の手を取って癒やし、帰らせた。
ルカ19:40 イエスは答えた。「あなたたちに言っておく。この人たちが黙っても、石が叫びだすだろう。」
使徒行伝(3か所)
使徒8:32 その人が読んでいた聖書の箇所は、こうだった。「屠り場へ引かれて行く羊のように、毛を刈る者の前で黙っている子羊のように、彼は口を開かなかった。
使徒18:9 ある夜、主が幻の中でパウロに言った。「恐れることはない。語り続けなさい。黙ってはいけない。
使徒21:14 パウロが聞き入れてくれないので、わたしたちは「主のみこころが行われますように」と言って、それ以上は黙った。
コリント人への第一の手紙(3か所)
コリント第一14:28 でも、解き明かす人がいないなら、その人は教会の中では黙っていなさい。そして、自分自身と神に向かって話しなさい。
コリント第一14:30 もし、座っているほかの人に神からの示しが与えられたら、最初に話していた人は黙りなさい。
コリント第一14:34 女性たちは教会の中では黙っていなさい。話すことは許されていない。律法も言っているとおり、従う立場にありなさい。
テトスへの手紙(1か所)
テトス1:11 こういう人たちは黙らせなければならない。彼らは恥ずべきお金もうけのために、教えてはいけないことを教えて、家族まるごと信仰をめちゃくちゃにしてしまうからだ。