「破る」(やぶる)が出てくる聖書の箇所
「破る」(やぶる)は日常訳第1版の84か所(旧約60・新約24)に出てきます。「やぶる」「敗る」も含みます。口語訳では112か所。
創世記(2か所)
創世記17:14 割礼を受けていない男子、つまり体の包皮を切っていない者は、その魂は自分の民から断ち切られる。わたしとの契約を破ったからだ。
創世記19:9 「どけ」と彼らは言った。そして続けた。「こいつはよそから来て住みついただけのくせに、いつも人を裁こうとする。だったら、あいつらより、おまえのほうをひどい目に遭わせてやる。」そう言って彼らはロトに激しく詰め寄り、戸を破ろうとして押し寄せた。
出エジプト記(2か所)
出エジプト19:21 主はモーセに言われた。「下って行って、民に警告しなさい。彼らが主を見ようとして境界を破り、押し寄せて、多くの者が死ぬことのないようにするためだ。
出エジプト19:24 主はモーセに言われた。「下って行きなさい。そして、あなたとアロンと一緒に登って来なさい。しかし祭司たちと民は、境界を破って主のもとに登ろうとしてはならない。主が彼らを打つことのないようにだ。」
レビ記(3か所)
レビ記26:15 もしわたしの掟を退け、わたしの定めを嫌い、わたしの命令をすべて守らずに、わたしとの約束を破るなら、
レビ記26:25 わたしはあなたたちの上に剣を送る。それは、契約を破ったことへの報いを果たす剣だ。あなたたちが町々に逃げ集まると、わたしはその中に疫病を送り込む。こうして、あなたたちは敵の手に渡される。
レビ記26:44 それでも、彼らが敵の地にいるときでさえ、わたしは彼らを退けず、嫌いもしない。彼らを滅ぼし尽くして、彼らとの契約を破ることはしない。わたしは彼らの神、主だからだ。
民数記(3か所)
民数記15:31 その人は主の言葉を軽んじ、その命令を破ったからだ。その人は必ず断ち切られる。その罪の責任は、自分自身が負うのだ。」
民数記30:2 男が主に何かを誓ったり、自分に義務を課そうと誓約したりしたときは、その言葉を破ってはならない。口にしたことは、すべてそのとおりに実行しなければならない。
民数記30:15 でも、夫が聞いてからしばらくたって取り消したなら、彼女の誓いを破らせた責任は、夫が負うことになる。」
申命記(4か所)
申命記17:2 あなたの神、主が与えてくださる町のどこかで、こんな人が見つかることがあるかもしれない。男でも女でも、主が結んだ契約を破り、あなたの神、主の目に悪とされることをする人だ。
申命記26:13 そして、あなたの神である主の前でこう言いなさい。「わたしは聖なる献げ物を家から取り分け、あなたがわたしに命じられたすべての命令のとおりに、それをレビ人、寄留者、孤児、やもめに与えました。わたしはあなたの命令を破らず、忘れもしませんでした。
申命記31:16 主はモーセに言われた。「見よ、あなたはもうすぐ先祖のもとで眠りにつく。すると、この民は立ち上がり、これから入っていく土地の異国の神々を追い求めて身を汚す。彼らはわたしを捨て、わたしが彼らと結んだ契約を破るだろう。
申命記31:20 わたしは、彼らの先祖に誓った、乳と蜜の流れる土地に彼らを導き入れる。彼らはそこで食べて満ち足り、豊かになる。だが、そのときほかの神々のほうを向いて仕え、わたしを侮り、わたしの契約を破るだろう。
ヨシュア記(4か所)
ヨシュア記7:11 イスラエルは罪を犯した。わたしが命じた契約を破ったのだ。彼らは滅ぼし尽くしてささげるべきものの一部を取り、盗み、それをごまかして、自分の持ち物の中に隠した。
ヨシュア記7:15 そのささげるべきものを持っていて取り分けられた者は、その持ち物すべてと共に、火で焼かれる。主の契約を破り、イスラエルの中で恥ずべきことをしたからだ。」
ヨシュア記9:20 そこで、彼らにはこうしよう。彼らを生かしておくのだ。そうすれば、彼らに立てた誓いを破って、主の怒りがわたしたちに下ることもない。」
ヨシュア記23:16 あなたたちの神である主が結んだ契約、あなたたちに命じたその契約を破って、ほかの神々のところへ行き、それに仕え、ひれ伏すなら、主の怒りがあなたたちに向かって燃え上がる。あなたたちは、主が与えてくれたこの良い土地から、たちまち滅び去ることになる。」
士師記(2か所)
士師記2:1 主の使いがギルガルからボキムに上って来て、こう告げた。「わたしはあなたたちをエジプトから連れ出し、あなたたちの先祖に誓った地へ導き入れた。そしてわたしは、あなたたちと結んだ約束を決して破らないと言った。
士師記2:20 そこで主はイスラエルに激しく怒って言われた。「この民は、わたしが先祖に命じておいた契約を破り、わたしの声に聞き従わなかった。
列王紀下(2か所)
列王紀下18:12 これは、彼らが自分たちの神、主の声に聞き従わず、主の契約を破ったからである。彼らは主のしもべモーセが命じたすべてのことに耳を貸さず、それを行わなかった。
列王紀下25:4 ついに町の城壁が破られた。すると兵士たちは夜のうちに、王の庭園のそばにある二つの城壁の間の門を通って、みな逃げ出した。カルデア人が町を包囲していたが、王はアラバの方へと落ちのびていった。
歴代志上(1か所)
歴代志上14:11 ダビデたちはバアル・ペラツィムに上って行った。そこでダビデは敵を打ち破った。そしてダビデは言った。「神は、堤防を破って噴き出す水のように、わたしの手で敵を破ってくださった。」だから人々は、その場所をバアル・ペラツィム(破りの主)と呼んでいる。
歴代志下(3か所)
歴代志下8:15 祭司とレビ人に対する王の命令は、宝物倉のことも含め、どんなことでも一つも破られなかった。
歴代志下16:3 「わたしの父とあなたの父が結んでいたように、わたしとあなたの間で同盟を結びましょう。今、あなたに銀と金を送ります。どうか、イスラエルの王バアシャとの同盟を破り、彼をわたしのもとから引き上げさせてください。」
歴代志下24:20 そのとき、神の霊が祭司エホヤダの子ゼカリヤに臨んだ。彼は民の前に立ち、こう言った。「神はこう言われる。なぜあなたたちは主の命令を破るのか。そんなことでは、うまくいくはずがない。あなたたちが主を捨てたから、主もあなたたちを捨てられたのだ。」
エズラ記(1か所)
エズラ記9:14 それなのに、わたしたちはまたあなたの命令を破り、こんな忌まわしいことをする民と縁組みをしてよいのでしょうか。そんなことをすれば、あなたはわたしたちに怒り、ついには一人も残らず、逃れる者もいなくなるまで滅ぼしてしまわれるのではないでしょうか。
詩篇(5か所)
詩篇55:20 その男は、仲のよかった友に手を上げ、交わした約束を破った。
詩篇89:31 もし彼らがわたしのおきてを破り、わたしの命令を守らないなら、
詩篇89:34 わたしは自分の契約を破らない。一度口にしたことを、変えることはない。
詩篇119:126 彼らはあなたの律法を破りました。今こそ、主が動かれるときです。
詩篇144:14 われらの牛は重い荷を負い、城壁が破られることもなく、連れ去られることもない。われらの広場に叫び声はあがらない。
箴言(1か所)
箴言25:28 自分の心を抑えられない人は、城壁を破られ、守りを失った町のようだ。
イザヤ書(2か所)
イザヤ書24:5 地はそこに住む人々のせいで汚された。人々が律法を破り、定めを勝手に変え、永遠の契約を壊してしまったからだ。
イザヤ書33:8 街道は荒れ果て、道を行く人もいなくなった。契約は破られ、町々は見捨てられ、人は誰ひとり大事にされない。
エレミヤ書(8か所)
エレミヤ書11:10 彼らは、わたしの言葉を聞くのを拒んだ昔の先祖たちの罪へと逆戻りした。ほかの神々につき従い、それに仕えた。イスラエルの家もユダの家も、わたしが彼らの先祖と結んだ契約を破ったのだ。
エレミヤ書14:21 あなたの名のために、わたしたちを退けないでください。あなたの栄光の座をはずかしめないでください。どうか思い起こしてください。わたしたちと結んだ約束を、破らないでください。
エレミヤ書31:32 それは、わたしが彼らの先祖の手を取り、エジプトの地から導き出した日に結んだ契約のようなものではない。わたしは彼らの夫であったのに、彼らはその契約を破った──主の言葉。
エレミヤ書33:20 主はこう言われる。「もしあなたたちが、昼とのわたしの契約と、夜とのわたしの契約を破ることができ、昼と夜が定まった時に来ないようにできるなら、
エレミヤ書33:21 そのときには、わたしのしもべダビデとの契約も破られ、その王座に座る子が絶えることになる。わたしに仕えるレビ人の祭司たちとの契約も、同じように破られる。
エレミヤ書34:18 わたしの契約を破った者たち、わたしの前で結んだ契約の言葉を守らなかった者たちを、わたしは、彼らが二つに切り裂いてその切れ端の間を通り抜けた、あの子牛のようにする。
エレミヤ書39:2 そしてゼデキヤの第十一年の四月九日、町の城壁が破られた。
エレミヤ書52:7 ついに都の城壁が破られた。すると兵士たちはみな、夜のうちに逃げ出した。王の庭園のそばにある、二つの城壁の間の門を通って都から出て行ったのだ。カルデア人が都を取り囲んでいたが、彼らはアラバの方へと落ちのびていった。
エゼキエル書(10か所)
エゼキエル書16:59 まことに、主なる神はこう言う。あなたがしたとおりに、わたしもあなたに報いる。あなたは誓いを軽んじ、契約を破ったからだ。
エゼキエル書17:15 ところが、この王はバビロンの王に背いた。使者をエジプトに送り、馬と大勢の兵を求めたのだ。こんなことをする者が、うまくいくだろうか。逃げおおせるだろうか。契約を破っておいて、逃れられるだろうか。
エゼキエル書17:16 わたしは生きている、と主なる神は言われる。自分を王にした者への誓いを軽んじ、その契約を破ったのだから、この王を王位につけた者のいるところ、つまりバビロンで、この王は死ぬ。
エゼキエル書17:18 この王は誓いを軽んじ、契約を破った。手を差し出して誓っておきながら、こういうことをすべてやったのだ。だから、逃れることはできない。
エゼキエル書17:19 だから、主なる神はこう言われる。わたしは生きている。この者はわたしの誓いを軽んじ、わたしの契約を破った。だから、わたしはその報いをこの者の頭に返す。
エゼキエル書22:26 祭司たちは、わたしの律法を破り、わたしの聖なるものを汚した。聖なるものと俗なるものを区別せず、汚れたものと清いものの違いも教えなかった。わたしの安息日から目をそむけ、こうしてわたしは彼らの間で汚された。
エゼキエル書26:2 「人の子よ、ティルスはエルサレムについてこう言った。『ざまあみろ。もろもろの民の門は破られた。今やそれはわたしのものになる。あの町が廃墟になったから、わたしは栄える』。
エゼキエル書26:10 おびただしい数の馬が巻き上げる砂ぼこりが、お前を覆いつくす。彼が破られた町に入り込むように、お前の城門へと攻め込むとき、騎兵と車輪と戦車の響きで、お前の城壁は揺れ動く。
エゼキエル書30:16 わたしはエジプトに火を放つ。ペルシウムは苦しみもだえ、テーベは破り開かれ、メンフィスは日中に敵に襲われる。
エゼキエル書44:7 あなたがたは、心にも体にも割礼を受けていない外国人を、わたしの聖所に連れ込んだ。そうして、わたしの神殿を汚した。しかも、わたしにささげる食物として脂肪と血をささげながら、あらゆる忌まわしい行いによって、わたしの契約を破ったのだ。
ダニエル書(2か所)
ダニエル書9:11 イスラエルの民はみな、あなたの律法を破り、あなたの声を聞こうとせず、そむき去りました。だから、神のしもべモーセの律法に書かれている、あののろいと誓いのさばきが、わたしたちの上に注がれたのです。わたしたちがあなたに罪を犯したからです。
ダニエル書11:32 契約を破る者たちを、彼は甘い言葉でそそのかす。しかし、自分の神を知る民は強く立ち、行動する。
ホセア書(2か所)
ホセア書6:7 彼らはアダムで契約を破り、その場所でわたしを裏切った。
ホセア書8:1 ラッパを口にあてよ。主の家に、はげたかのように敵が襲いかかる。彼らがわたしの契約を破り、わたしの律法にそむいたからだ。
ミカ書(1か所)
ミカ書2:13 道を切り開く者が、彼らの先頭に立って進む。彼らは門を破って通り抜け、そこから出て行く。彼らの王が先頭を進み、主が彼らの先頭に立つ。
ゼカリヤ書(2か所)
ゼカリヤ書11:10 わたしは自分の杖「恵み」を取り、それを折った。すべての民と結んでいた契約を破るためだ。
ゼカリヤ書11:11 契約はその日に破られた。わたしを見守っていた弱い羊たちは、これが主の言葉だと知った。
マタイによる福音書(4か所)
マタイ5:19 だから、これらの戒めの中でいちばん小さなものを一つでも破り、そう教える人は、天の国でいちばん小さい者と呼ばれる。でも、それを実行し、そう教える人は、天の国で大きい者と呼ばれる。
マタイ12:5 それとも、律法の中でこう読んだことはないのか。祭司たちは安息日に神殿で働いて安息日の決まりを破っているのに、罪には問われない。
マタイ15:2 「なぜあなたの弟子たちは、昔から伝わる先祖の教えを破るのですか。食事の前に手を洗わないではありませんか。」
マタイ15:3 イエスは答えた。「では、あなたがたはなぜ、自分たちの言い伝えのために神の戒めを破っているのか。
マルコによる福音書(2か所)
マルコ2:21 新しい布の切れはしを古い服に縫いつける人はいない。そんなことをすれば、新しい布が古い服を引っぱって破り、破れはもっとひどくなる。
マルコ2:22 また、新しいぶどう酒を古い皮袋に入れる人もいない。そんなことをすれば、ぶどう酒が皮袋を破って、ぶどう酒も皮袋もだめになってしまう。新しいぶどう酒は、新しい皮袋に入れるものだ。」
ルカによる福音書(1か所)
ルカ5:37 新しいぶどう酒を古い革袋に入れる人もいない。そんなことをすれば、新しいぶどう酒が革袋を破ってしまう。ぶどう酒は流れ出て、革袋もだめになる。
ヨハネによる福音書(3か所)
ヨハネ5:18 このためにユダヤ人たちは、ますますイエスを殺そうとするようになった。イエスが安息日の決まりを破っただけでなく、神を自分の父と呼んで、自分を神と等しい者としたからだ。
ヨハネ7:23 もし、モーセの律法が破られないように、安息日にも人は割礼を受けるのに、わたしが安息日に人の全身を治したからといって、どうしてそんなに怒るのか。
ヨハネ10:35 神の言葉を託された人々が「神々」と呼ばれているのなら――そして聖書の言葉が破られることはありえない――
使徒行伝(2か所)
使徒23:3 それでパウロは彼に言った。「白く塗った壁のようなあなたを、神が打たれる。あなたは律法に従ってわたしを裁くために座っていながら、その律法を破って、わたしを打てと命じるのか。」
使徒23:14 彼らは祭司長たちと長老たちのところへ行って、こう言った。「わたしたちは、パウロを殺すまでは何も口にしないと固く誓いを立てました。もし破れば、のろいを受けてもかまいません。
ローマ人への手紙(6か所)
ローマ1:31 理解できず、約束を破り、情け容赦もなく、あわれみの心もない者たちだ。
ローマ2:23 律法を誇りながら、律法を破って神を辱めている。
ローマ2:25 割礼には、もちろん意味がある。ただし、それはあなたが律法を守っている場合の話だ。でも、あなたが律法を破っているなら、その割礼は無割礼と変わらなくなってしまう。
ローマ2:27 それは、律法をきちんと守っている、生まれつき割礼を受けていない人が、あなたを裁くことになるからだ。あなたは、聖書の教えと割礼を持っていながら、律法を破っているのだから。
ローマ4:15 律法は怒りを引き起こす。そして、律法のないところには、それを破ることもない。
ローマ5:14 しかし、アダムからモーセまでの間も、死はずっと支配し続けた。アダムのように神の命令を破って罪を犯したわけではない人たちさえ、その支配を免れなかった。このアダムは、これから来る方を指し示す型なのだ。
ガラテヤ人への手紙(1か所)
ガラテヤ2:18 もしわたしが、いったん壊したものをもう一度建て直すなら、自分こそ律法を破る者だと証明することになる。
テモテへの第一の手紙(1か所)
テモテ第一5:12 そうして、最初に立てた誓いを破ったという責めを受けることになる。
ヘブル人への手紙(1か所)
ヘブル10:28 モーセの律法を破った者は、二、三人の証人がいれば、あわれみを受けることなく死刑になった。
ヤコブの手紙(3か所)
ヤコブ2:9 でも、もし人を差別するなら、あなたたちは罪を犯していることになる。そして律法によって、掟を破る者だと明らかにされてしまう。
ヤコブ2:10 なぜなら、律法全体を守っていても、その中のたった一つでもつまずけば、すべてを破ったのと同じことになるからだ。
ヤコブ2:11 「姦淫してはならない」と言われた方は、「殺してはならない」とも言われた。だから、たとえ姦淫はしなくても、人を殺せば、あなたは律法を破る者になる。