「益」(えき)が出てくる聖書の箇所
「益」(えき)は口語訳の54か所(旧約26・新約28)に出てきます。「益する」も含みます。日常訳第1版では9か所。
創世記(1か所)
創世記37:26 そこでユダは兄弟たちに言った、「われわれが弟を殺し、その血を隠して何の益があろう。
ヨブ記(4か所)
ヨブ記21:15 全能者は何者なので、われわれはこれに仕えねばならないのか。われわれはこれに祈っても、なんの益があるか』と。
ヨブ記22:2 「人は神を益することができるであろうか。賢い人も、ただ自身を益するのみである。
ヨブ記34:9 彼は言った、『人は神と親しんでも、なんの益もない』と。
ヨブ記35:3 あなたは言う、『これはわたしになんの益があるか、罪を犯したのとくらべてなんのまさるところがあるか』と。
詩篇(1か所)
詩篇30:9 「わたしが墓に下るならば、わたしの死になんの益があるでしょうか。ちりはあなたをほめたたえるでしょうか。あなたのまことをのべ伝えるでしょうか。
箴言(3か所)
箴言10:2 不義の宝は益なく、正義は人を救い出して、死を免れさせる。
箴言11:4 宝は怒りの日に益なく、正義は人を救い出して、死を免れさせる。
箴言11:17 いつくしみある者はおのれ自身に益を得、残忍な者はおのれの身をそこなう。
伝道の書(8か所)
伝道の書1:3 日の下で人が労するすべての労苦は、その身になんの益があるか。
伝道の書2:11 そこで、わたしはわが手のなしたすべての事、およびそれをなすに要した労苦を顧みたとき、見よ、皆、空であって、風を捕えるようなものであった。日の下には益となるものはないのである。
伝道の書3:9 働く者はその労することにより、なんの益を得るか。
伝道の書5:11 財産が増せば、これを食う者も増す。その持ち主は目にそれを見るだけで、なんの益があるか。
伝道の書5:16 人は全くその来たように、また去って行かなければならない。これもまた悲しむべき悪である。風のために労する者になんの益があるか。
伝道の書6:11 言葉が多ければむなしい事も多い。人になんの益があるか。
伝道の書7:11 知恵に財産が伴うのは良い。それは日を見る者どもに益がある。
伝道の書10:11 へびがもし呪文をかけられる前に、かみつけば、へび使は益がない。
イザヤ書(5か所)
イザヤ書1:11 主は言われる、「あなたがたがささげる多くの犠牲は、わたしになんの益があるか。わたしは雄羊の燔祭と、肥えた獣の脂肪とに飽いている。わたしは雄牛あるいは小羊、あるいは雄やぎの血を喜ばない。
イザヤ書30:5 彼らは皆おのれを益することのできない民により、すなわち助けとならず、益とならず、かえって恥となり、はずかしめとなる民によって、恥をかくからである」。
イザヤ書30:6 ネゲブの獣についての託宣。彼らはその富を若いろばの背に負わせ、その宝をらくだの背に負わせて、雌じし、雄じし、まむしおよび飛びかけるへびの出る悩みと苦しみの国を通って、おのれを益することのできない民に行く。
イザヤ書49:4 しかし、わたしは言った、「わたしはいたずらに働き、益なく、むなしく力を費した。しかもなお、まことにわが正しきは主と共にあり、わが報いはわが神と共にある」と。
イザヤ書57:12 わたしはあなたの義と、あなたのわざを告げ示そう、しかしこれらはあなたを益しない。
エレミヤ書(1か所)
エレミヤ書23:32 主は仰せられる、見よ、わたしは偽りの夢を預言する者の敵となる。彼らはそれを語り、またその偽りと大言をもってわたしの民を惑わす。わたしが彼らをつかわしたのではなく、また彼らに命じたのでもない。それで彼らはこの民にすこしも益にならないと、主は言われる。
ミカ書(1か所)
ミカ書2:7 ヤコブの家よ、そんなことは言えるのだろうか。主は気短な方であろうか。これらは主のみわざなのであろうか。わが言葉は正しく歩む者に、益とならないのであろうか。
ハバクク書(1か所)
ハバクク書2:18 刻める像、鋳像および偽りを教える者は、その作者がこれを刻んだとてなんの益があろうか。その作者が物言わぬ偶像を造って、その造ったものに頼んでみても、なんの益があろうか。
マラキ書(1か所)
マラキ書3:14 あなたがたは言った、『神に仕える事はつまらない。われわれがその命令を守り、かつ万軍の主の前に、悲しんで歩いたからといって、なんの益があるか。
マタイによる福音書(3か所)
マタイ5:29 もしあなたの右の目が罪を犯させるなら、それを抜き出して捨てなさい。五体の一部を失っても、全身が地獄に投げ入れられない方が、あなたにとって益である。
マタイ5:30 もしあなたの右の手が罪を犯させるなら、それを切って捨てなさい。五体の一部を失っても、全身が地獄に落ち込まない方が、あなたにとって益である。
マタイ18:6 しかし、わたしを信ずるこれらの小さい者のひとりをつまずかせる者は、大きなひきうすを首にかけられて海の深みに沈められる方が、その人の益になる。
ヨハネによる福音書(1か所)
ヨハネ16:7 しかし、わたしはほんとうのことをあなたがたに言うが、わたしが去って行くことは、あなたがたの益になるのだ。わたしが去って行かなければ、あなたがたのところに助け主はこないであろう。もし行けば、それをあなたがたにつかわそう。
使徒行伝(1か所)
使徒20:20 また、あなたがたの益になることは、公衆の前でも、また家々でも、すべてあますところなく話して聞かせ、また教え、
ローマ人への手紙(4か所)
ローマ3:1 では、ユダヤ人のすぐれている点は何か。また割礼の益は何か。
ローマ8:28 神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたちは知っている。
ローマ13:4 彼は、あなたに益を与えるための神の僕なのである。しかし、もしあなたが悪事をすれば、恐れなければならない。彼はいたずらに剣を帯びているのではない。彼は神の僕であって、悪事を行う者に対しては、怒りをもって報いるからである。
ローマ15:2 わたしたちひとりびとりは、隣り人の徳を高めるために、その益を図って彼らを喜ばすべきである。
コリント人への第一の手紙(6か所)
コリント第一6:12 すべてのことは、わたしに許されている。しかし、すべてのことが益になるわけではない。すべてのことは、わたしに許されている。しかし、わたしは何ものにも支配されることはない。
コリント第一8:8 食物は、わたしたちを神に導くものではない。食べなくても損はないし、食べても益にはならない。
コリント第一10:23 すべてのことは許されている。しかし、すべてのことが益になるわけではない。すべてのことは許されている。しかし、すべてのことが人の徳を高めるのではない。
コリント第一10:24 だれでも、自分の益を求めないで、ほかの人の益を求めるべきである。
コリント第一10:33 わたしもまた、何事にもすべての人に喜ばれるように努め、多くの人が救われるために、自分の益ではなく彼らの益を求めている。
コリント第一12:7 各自が御霊の現れを賜わっているのは、全体の益になるためである。
コリント人への第二の手紙(2か所)
コリント第二4:15 すべてのことは、あなたがたの益であって、恵みがますます多くの人に増し加わるにつれ、感謝が満ちあふれて、神の栄光となるのである。
コリント第二8:10 そこで、わたしは、この恵みのわざについて意見を述べよう。それがあなたがたの益になるからである。あなたがたはこの事を、昨年以来、他に先んじて実行したばかりではなく、それを願っていた。
エペソ人への手紙(1か所)
エペソ4:29 悪い言葉をいっさい、あなたがたの口から出してはいけない。必要があれば、人の徳を高めるのに役立つような言葉を語って、聞いている者の益になるようにしなさい。
ピリピ人への手紙(2か所)
ピリピ1:21 わたしにとっては、生きることはキリストであり、死ぬことは益である。
ピリピ3:7 しかし、わたしにとって益であったこれらのものを、キリストのゆえに損と思うようになった。
テモテへの第一の手紙(2か所)
テモテ第一4:8 からだの訓練は少しは益するところがあるが、信心は、今のいのちと後の世のいのちとが約束されてあるので、万事に益となる。
テモテ第一6:2 信者である主人を持っている者たちは、その主人が兄弟であるというので軽視してはならない。むしろ、ますます励んで仕えるべきである。その益を受ける主人は、信者であり愛されている人だからである。あなたは、これらの事を教えかつ勧めなさい。
テモテへの第二の手紙(1か所)
テモテ第二2:14 あなたは、これらのことを彼らに思い出させて、なんの益もなく、聞いている人々を破滅におとしいれるだけである言葉の争いをしないように、神のみまえでおごそかに命じなさい。
テトスへの手紙(1か所)
テトス3:8 この言葉は確実である。わたしは、あなたがそれらのことを主張するのを願っている。それは、神を信じている者たちが、努めて良いわざを励むことを心がけるようになるためである。これは良いことであって、人々の益となる。
ピレモンへの手紙(1か所)
ピレモン1:20 兄弟よ。わたしはあなたから、主にあって何か益を得たいものである。わたしの心を、主にあって力づけてもらいたい。
ヘブル人への手紙(3か所)
ヘブル12:10 肉親の父は、しばらくの間、自分の考えに従って訓練を与えるが、たましいの父は、わたしたちの益のため、そのきよさにあずからせるために、そうされるのである。
ヘブル13:9 さまざまな違った教によって、迷わされてはならない。食物によらず、恵みによって、心を強くするがよい。食物によって歩いた者は、益を得ることがなかった。
ヘブル13:17 あなたがたの指導者たちの言うことを聞きいれて、従いなさい。彼らは、神に言いひらきをすべき者として、あなたがたのたましいのために、目をさましている。彼らが嘆かないで、喜んでこのことをするようにしなさい。そうでないと、あなたがたの益にならない。