聖書の「包囲」について
町を攻め囲む戦いの定めや方法、包囲された住民の苦しみ、エルサレムなどが包囲された実例を扱います。
関連する聖句31箇所。分類はネーヴ『トピカル・バイブル』(1896年、英語原題 SIEGE)によります。日本語の見出しと説明は当サイトによる訳で、聖書本文ではありません(未校閲)。
包囲の前にまず町に和を勧める
申命記20:10-12 ある町を攻めようと近づくときは、まずその町に和平を呼びかけなさい。 …
城壁に向けて塁を築いて攻める
申命記20:19、申命記20:20、イザヤ書29:3、イザヤ書37:33
申命記20:19 ある町を攻め落とそうと、長い間包囲して戦うときは、そこの木を切り倒してはならない。斧を向けてはいけない。その実はあなたが食べられるのだから、切り倒すな。野の木が人間のように、あなたの前で包囲されるわけではないのだ。
包囲中の住民の苦しみ
列王紀下6:24-29、列王紀下25:3、イザヤ書9:20、イザヤ書36:12、エレミヤ書19:9
列王紀下6:24-29 その後のことである。アラムの王ベン・ハダドは全軍を集め、攻め上って、サマリアを包囲した。 …
包囲中に子を食べるほどの飢え
列王紀下6:28 それから王は彼女に尋ねた。「いったいどうしたのだ。」女は答えた。「この女がわたしにこう言ったのです。『あなたの子どもを渡しなさい。今日はその子を食べ、明日はわたしの子を食べましょう』と。
包囲の実例
エリコ
ラバ
サムエル第二11:1 年が改まり、王たちが戦いに出て行く季節になった。ダビデはヨアブと家来たち、そしてイスラエルの全軍を送り出した。彼らはアンモン人を打ち破り、ラバの町を包囲した。だが、ダビデ自身はエルサレムにとどまっていた。
アベル
サムエル第二20:15 ヨアブたちは到着すると、アベル・ベト・マアカでシェバを包囲した。彼らは町に向かって攻めの土手を築き、それが城壁の外側の防壁にまで届いた。ヨアブとともにいた者たちはみな、城壁を突きくずして倒そうとしていた。
ギベトン
列王紀上15:27 イッサカル族に属するアヒヤの子バシャが、ナダブに対して謀反を企てた。ナダブとイスラエルの全軍がペリシテ人の町ギベトンを包囲していたとき、バシャはそのギベトンでナダブを討ち取った。
テルザ
列王紀上16:17 オムリは、イスラエルの全軍を率いてギベトンから上り、ティルツァを包囲した。
エルサレム
ユダの人々による
士師記1:8 ユダの人々はエルサレムを攻めて占領し、剣でその町を討ち、火を放った。
ダビデによる
サムエル第二5:6 王とその部下たちは、エルサレムに住むエブス人を攻めに向かった。すると彼らはダビデに言った。「おまえはここには入れない。目の見えない者や足の不自由な者でも、おまえを追い返せるさ。」ダビデはここに入れない、と思っていたのだ。
スリヤの王レヂンとイスラエルの王ペカによる
列王紀下16:5 そのころ、アラムの王レツィンと、レマルヤの子でイスラエルの王ペカが、エルサレムに攻め上ってきた。二人はアハズを取り囲んだが、攻め落とすことはできなかった。
ネブカデネザルによる
列王紀下24:10、列王紀下24:11、ダニエル書1:1、列王紀下25:1-3、エレミヤ書52章
列王紀下24:10 そのころ、バビロンの王ネブカドネザルの家来たちがエルサレムに攻め上ってきて、町は包囲された。