聖書の「冠」について

祭司や王、王妃がかぶった冠、勝利の冠、いばらの冠、そして比喩や象徴としての冠についての聖句です。

関連する聖句38箇所。分類はネーヴ『トピカル・バイブル』(1896年、英語原題 CROWN)によります。日本語の見出しと説明は当サイトによる訳で、聖書本文ではありません(未校閲)。

祭司に定められた冠

出エジプト29:6、出エジプト39:30、レビ記8:9

出エジプト29:6 彼かれの頭あたまにターバンをかぶらせ、そのターバンの上うえに聖せいなる冠かんむりを付つけなさい。

王がかぶる

サムエル第二1:10、サムエル第二12:30、列王紀下11:12、エステル記6:8、雅歌3:11、黙示録6:2

サムエル第二1:10 そこでわたしはサウルのそばに立たち、とどめを刺さしました。倒たおれたあとでは、もう助たすからないとわかっていたからです。それから、その頭あたまにあった王冠おうかんと腕うでにつけていた腕輪うでわを取とり、こうしてご主人しゅじんさまのところにお持もちしました。」

王妃がかぶる

エステル記1:11、エステル記2:17、エステル記8:15

エステル記1:11 王妃おうひワシュティに王冠おうかんをかぶらせて、王おうの前まえに連つれて来くるように、と。集あつまった人々ひとびとや役人やくにんたちに、彼女かのじょの美うつくしさを見みせるためだ。彼女かのじょはとても美うつくしかったのだ。

金で作られる

詩篇21:3、ゼカリヤ書6:11

詩篇21:3 あなたは豊ゆたかな祝福しゅくふくをもって彼かれを迎むかえ、その頭あたまに純金じゅんきんの冠かんむりを授さずけた。

勝利の冠

テモテ第二2:5

テモテ第二2:5 競技きょうぎをする人ひとも、ルールに従したがって競きそわなければ、勝利しょうりの冠かんむりを受うけることはない。

装飾品として

エゼキエル書23:42、エゼキエル書16:12

エゼキエル書23:42 彼女かのじょのそばには、のんきに騒さわぐ群衆ぐんしゅうの声こえがあった。大勢おおぜいの民たみに加くわえて、荒あれ野のから連つれて来こられた酔よっぱらいたちもいた。彼かれらは女おんなたちの腕うでに腕輪うでわをはめ、その頭あたまに美うつくしい冠かんむりをのせた。

宝石をちりばめた冠

サムエル第二12:30、歴代志上20:2、ゼカリヤ書9:16、イザヤ書62:3

サムエル第二12:30 ダビデは彼かれらの王おうの冠かんむりをその頭あたまから取とった。それは金きん一いちタラントの重おもさで、宝石ほうせきがはめ込こまれていた。その冠かんむりはダビデの頭あたまに置おかれた。ダビデはまた、町まちから非常ひじょうに多おおくの戦利せんり品ひんを運はこび出だした。

いばらの冠

マタイ27:29、マルコ15:17、ヨハネ19:5

マタイ27:29 いばらで冠かんむりを編あんでイエスの頭あたまにかぶらせ、右手みぎてには葦あしの棒ぼうを持もたせた。そしてイエスの前まえにひざまずくと、「ユダヤ人じんの王おう様さま、ばんざい」とばかにして言いった。

比喩的な用法

イザヤ書28:5、コリント第一9:25、テモテ第二4:8、ヤコブ1:12、ペテロ第一5:4、黙示録2:10、黙示録3:11

イザヤ書28:5 その日ひ、万まん軍ぐんの主しゅご自身じしんが、生いき残のこったご自分じぶんの民たみにとって、輝かがやかしい冠かんむりとなり、美うつくしい王冠おうかんとなる。

象徴的な用法

黙示録4:4、黙示録4:10、黙示録6:2、黙示録9:7、黙示録12:1、黙示録12:3、黙示録13:1、黙示録14:14、黙示録19:12

黙示録4:4 また、王座おうざのまわりには二十にじゅう四よんの座ざがあり、そこに二十にじゅう四よん人にんの長老ちょうろうが座すわっていた。彼かれらは白しろい衣ころもを身みにまとい、頭あたまには金かねの冠かんむりをかぶっていた。

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