「欲望」(よくぼう)が出てくる聖書の箇所
「欲望」(よくぼう)は日常訳第1版の58か所(旧約16・新約42)に出てきます。口語訳では10か所。
民数記(1か所)
民数記11:34 そこでその場所は、キブロト・ハタアワ(欲望の墓)と名づけられた。欲望にかられた民が、そこに葬られたからである。
詩篇(4か所)
詩篇10:3 悪しき者は自分の欲望を誇り、貪欲な者は主をたたえながら、主を侮っている。
詩篇52:7 見よ、これがあの男だ。神を自分の力の源とせず、ありあまる富に頼り、自分の欲望を支えにして強がっていた。
詩篇78:30 彼らの欲望はまだおさまっていなかった。食べ物がまだ口の中にあるうちに、
詩篇106:14 荒野で激しい欲望にかられ、砂漠で神を試した。
箴言(3か所)
箴言10:3 主は、正しい人を飢えさせない。でも悪い者たちの欲望は、はねのける。
箴言18:1 人と離れて一人になる者は、自分の欲望だけを追い求める。そして、どんな正しい知恵にも食ってかかる。
箴言21:25 怠け者の欲望は、彼を殺す。その手が働くことを拒むからだ。
伝道の書(1か所)
伝道の書12:5 人は高い所を怖がり、道を歩けば恐ろしいものばかりになる。アーモンドの木は花を咲かせ、いなごは重たそうに這い、欲望も消えていく。人は永遠の住みかへと去っていき、通りには泣き悲しむ人々が行き交うのだから。
エレミヤ書(1か所)
エレミヤ書13:27 あなたの姦淫、欲望に燃えるいななき、恥知らずな淫らな行い。野の丘の上で、わたしはあなたの忌まわしい姿を見た。ああ、エルサレムよ、あなたはわざわいだ。あなたは清くならない。いったい、いつまでこのままなのか。
エゼキエル書(4か所)
エゼキエル書16:36 主なる神はこう言う。あなたは恋人たちと淫らなことをして、欲望をぶちまけ、裸をさらけ出した。忌まわしい偶像をすべて拝み、自分の子どもたちの血まで、その偶像に捧げた。こうしたことすべてのために——
エゼキエル書23:8 エジプト時代から続く淫らな習わしも、捨てはしなかった。若い頃に彼らはオホラと寝て、処女の胸をもてあそび、その欲望を彼女に注ぎ込んだからだ。
エゼキエル書23:11 妹のオホリバは、これをずっと見ていた。それなのに、姉よりもひどく欲望におぼれ、姉以上に淫らなことをした。
エゼキエル書23:17 するとバビロニア人が彼女のもとに来て、愛の床に入り、欲望で彼女を汚した。彼女は彼らに汚されたが、やがて嫌気がさして離れていった。
ミカ書(1か所)
ミカ書7:3 彼らの手は悪事にたけている。役人は賄賂を求め、裁判官は見返りをほしがる。有力者は思うままの欲望を口にする。そうやってみなで手を組み、悪だくみを仕上げていく。
ハバクク書(1か所)
ハバクク書2:5 しかも、酒は人を欺く。高慢な男は落ち着くことがない。彼はその欲望を陰府のように大きく広げ、死のように、決して満足することがない。すべての国を自分のもとに集め、すべての民を自分のところにかき集める。
マタイによる福音書(2か所)
マタイ5:28 だが、わたしはあなたがたに言う。だれでも、欲望を持って女を見る者は、心の中ですでにその女と姦淫を犯したのである。
マタイ23:25 律法学者とパリサイ人たち、偽善者のあなたたちは不幸だ。あなたたちはコップや皿の外側はきれいにする。でも内側は、人から奪い取った物と欲望でいっぱいだ。
マルコによる福音書(1か所)
マルコ4:19 でも、この世の心配ごとや、富の誘惑、そのほかいろいろな欲望が入り込んできて、その言葉をふさいでしまう。それで、実らなくなるんだ。
ローマ人への手紙(8か所)
ローマ1:24 だから神は、彼らが心の欲望のままに汚れた行いへと進むのを、そのままにされた。こうして彼らは、たがいの体を辱め合うことになった。
ローマ1:27 同じように、男たちも女との自然な関係を捨て、互いへの欲望に燃え上がった。男が男と恥ずべきことを行い、その道を外れた生き方にふさわしい報いを、自分自身の身に受けたのだ。
ローマ6:12 だから、罪にあなたたちの体を支配させてはいけない。あなたたちの体はいつか死ぬものだ。その体を罪に明け渡して、体の欲望に従ってはいけない。
ローマ7:5 罪の欲望が、律法によってわたしたちの体の中で働いていた。そして、死に至る実を結ばせていた。というのも、わたしたちが古い自分のままで生きていたころは、そうだったのだ。
ローマ7:7 それでは、どう言えばいいのだろう。律法は罪なのか。そんなことは決してない。むしろ、律法がなければ、わたしは罪というものを知らなかった。律法が「欲しがってはならない」と言わなければ、わたしは欲望というものを知らなかったのだ。
ローマ7:8 罪は、その戒めをきっかけにして、わたしの中にありとあらゆる欲望を引き起こした。律法がなければ、罪は死んでいるからだ。
ローマ8:8 だから、自分の欲望のままに生きる人は、神を喜ばせることができない。
ローマ13:14 主イエス・キリストを身にまといなさい。自分の欲を満たそうとして、生まれつきの欲望に気を配るのはやめなさい。
ガラテヤ人への手紙(4か所)
ガラテヤ5:13 兄弟姉妹よ。あなたたちは自由になるために招かれた。でも、その自由を、自分勝手な欲望を満たすための口実にしてはいけない。むしろ、愛によって互いに仕え合いなさい。
ガラテヤ5:16 わたしはこう言いたい。霊によって歩みなさい。そうすれば、肉の欲望を満たすことは決してない。
ガラテヤ5:24 キリストのものとなった人たちは、肉を、その情熱や欲望もろとも十字架につけてしまったのだ。
ガラテヤ6:8 自分の欲望のためにまく人は、その欲望から滅びを刈り取る。でも、霊のためにまく人は、霊から永遠のいのちを刈り取る。
エペソ人への手紙(3か所)
エペソ2:3 実は、わたしたちもみな同じだった。かつては自分の欲望のままに生き、体と心の望むことを行っていた。だから生まれつき、ほかの人たちと同じように、神の怒りを受けるべき者だった。
エペソ4:19 彼らは何も感じなくなり、自分を放縦にゆだね、あくなき欲望のままに、ありとあらゆる汚れた行いにふけっている。
エペソ4:22 つまり、あなたがたはこれまでの生き方を捨て、古い自分を脱ぎ捨てるようにと教えられた。古い自分は、人を欺く欲望によって、どんどん朽ちていくものだ。
コロサイ人への手紙(2か所)
コロサイ2:23 こうした教えは、勝手な信心や謙遜、体を痛めつけることで、いかにも知恵があるように見える。でも実際には、肉の欲望を抑える力など何もない。
コロサイ3:5 だから、あなたがたのうちにある地上的なものを、死んだものとしなさい。すなわち、みだらな行い、汚れ、情欲、悪い欲望、そして貪欲だ。貪欲は偶像礼拝にほかならない。
テサロニケ人への第一の手紙(1か所)
テサロニケ第一4:5 神を知らない異邦人のように、欲望のとりこになってはならない。
テモテへの第一の手紙(2か所)
テモテ第一5:11 でも、若い未亡人は名簿に加えてはいけない。彼女たちは、欲望に流されてキリストから離れると、また結婚したくなるからだ。
テモテ第一6:9 でも、金持ちになりたいと願う人たちは、誘惑や罠に落ちる。愚かで有害な、たくさんの欲望に引きずり込まれる。その欲望が、人を破滅と滅びに沈めてしまう。
テモテへの第二の手紙(3か所)
テモテ第二2:22 若さにありがちな欲望からは逃げなさい。そして、きれいな心で主を呼び求める人たちとともに、義と信仰と愛と平和を追い求めなさい。
テモテ第二3:6 その中には、人の家にもぐり込んで、心の弱い女性たちを思いのままにあやつる者がいる。相手は罪を積み重ね、さまざまな欲望に振り回されている女性たちだ。
テモテ第二4:3 というのも、人々が健全な教えに耐えられなくなる時が来るからだ。彼らは自分の欲望のままに、耳に心地よいことを語ってくれる教師を、次々と自分のまわりに集めるようになる。
テトスへの手紙(1か所)
テトス3:3 わたしたち自身も、昔はそうだった。愚かで、言うことを聞かず、道に迷い、いろいろな欲望や快楽の奴隷になっていた。悪意やねたみの中で毎日を過ごし、人から嫌われ、おたがいに憎み合っていた。
ヤコブの手紙(4か所)
ヤコブ1:14 人が誘惑にあうのは、自分の欲望に引きずられ、おびき寄せられるからだ。
ヤコブ1:15 そして欲望がはらむと罪を生み、罪が育ちきると死を生み出す。
ヤコブ4:1 あなたたちの間の争いやけんかは、どこから来るのだろう。それは、あなたたちの体の中で戦っている欲望から来るのではないか。
ヤコブ4:3 求めても得られないのは、求め方が間違っているからだ。自分の欲望のために使おうとして求めているのだ。
ペテロの第一の手紙(3か所)
ペテロ第一1:14 素直に従う子どもとして、以前、何も知らなかったころの欲望に、もう自分を合わせてはいけない。
ペテロ第一4:2 こうしてこれからは、残りの人生を人間の欲望のままにではなく、神の望みにそって生きるのだ。
ペテロ第一4:3 神を知らない人たちが好むように生きた時間は、もう十分すぎるほどだ。あなたたちはこれまで、みだらな行い、欲望、酒におぼれること、どんちゃん騒ぎ、飲み会、そして許されない偶像礼拝にふけってきた。
ペテロの第二の手紙(4か所)
ペテロ第二1:4 そしてこの栄光とすばらしさを通して、尊く、この上なく大きな約束をわたしたちに与えてくださった。それは、あなたがたがこの約束によって神の性質にあずかる者となり、欲望によって世に広がる腐敗から逃れるためである。
ペテロ第二2:10 とくに、汚れた欲望のままに肉に従って歩み、主人としての権威をあなどる者たちがそうだ。彼らは大胆で自分勝手で、栄光ある存在をののしっても平気でいる。
ペテロ第二2:18 彼らは、大げさで中身のない言葉を口にする。そして、肉の欲望やみだらな行いをえさにして人を誘う。その相手は、まちがった生き方をする人たちから、やっと逃げ出したばかりの人たちだ。
ペテロ第二3:3 まず知っておいてほしい。終わりの日には、あざける者たちが現れる。彼らは自分勝手な欲望のままに生き、こうあざ笑う。
ユダの手紙(3か所)
ユダ1:7 ソドムとゴモラ、そしてその周りの町々も同じだ。彼らも同じように、みだらな行いにふけり、不自然な欲望を追い求めた。そして今、永遠の火の罰を受け、見せしめとして示されている。
ユダ1:16 この者たちは、不平を言い、文句ばかりこぼす。自分の欲望のままに生き、その口は大げさなことを語る。そして、得をするために人にへつらう。
ユダ1:18 使徒たちはこう言っていた。「終わりの時には、あざける者たちが現れる。彼らは自分の欲望のままに生き、神を敬わない。」
ヨハネの黙示録(1か所)
黙示録18:3 すべての国々が、この都の激しい欲望のぶどう酒を飲まされたからだ。地上の王たちはこの都と関係を持ち、地上の商人たちはこの都のぜいたくのおかげで金持ちになった。」