「同胞」(どうほう)が出てくる聖書の箇所
「同胞」(どうほう)は日常訳第1版の59か所(旧約45・新約14)に出てきます。口語訳では10か所。
出エジプト記(2か所)
出エジプト2:11 それから月日がたち、モーセは大人になった。ある日、彼は同胞のところへ出ていき、彼らが重労働で苦しんでいるのを見た。そのとき、一人のエジプト人が、同胞であるヘブライ人の一人を打ちたたいているのを目にした。
出エジプト4:18 モーセは、しゅうとのエテロのところへ戻って言った。「どうか行かせてください。エジプトにいる同胞のところへ帰って、まだ生きているかどうか見てきたいのです。」エテロはモーセに言った。「安心して行きなさい。」
レビ記(7か所)
レビ記25:25 もし、あなたの同胞が貧しくなって、自分が受け継いだ土地の一部を売ったとしよう。そのときは、いちばん近い親族が来て、その売られた土地を買い戻す。
レビ記25:35 もし、あなたの同胞が貧しくなって、自分の力で暮らしていけなくなったら、あなたは彼を支えなければならない。よそから来た者や仮住まいの者と同じように、あなたのもとで生きていけるようにする。
レビ記25:36 彼から利子やもうけを取ってはいけない。あなたの神を恐れなさい。そうすれば、あなたの同胞はあなたのもとで生きていける。
レビ記25:39 もし、あなたのそばにいる同胞が貧しくなって、あなたに身を売ったとしても、奴隷のようにこき使ってはいけない。
レビ記25:46 あなたたちは彼らを、後を継ぐ子どもたちに受け継がせ、財産として所有させることができる。彼らをいつまでも働かせてよい。しかし、あなたたちの同胞であるイスラエルの人々に対しては、たがいに厳しく支配してはいけない。
レビ記25:47 もし、あなたのそばに住むよそから来た者や仮住まいの者が豊かになり、その人のそばであなたの同胞が貧しくなって、そのよそ者や仮住まいの者、あるいはよそ者の一族の者に身を売ったとする。
レビ記25:48 身を売った後でも、彼を買い戻す道は残されている。彼の同胞の一人が、彼を買い戻すことができる。
申命記(10か所)
申命記1:16 そのとき、わたしはあなたたちの裁判官にこう命じた。「あなたたちの同胞の間の訴えをよく聞き、その人とその兄弟、また一緒に暮らす寄留者との間を、公正に裁きなさい。
申命記15:2 帳消しのやり方はこうだ。貸した人はみな、仲間に貸したものを帳消しにする。仲間や同胞に返済を迫ってはならない。主が「帳消しにせよ」と告げられたからだ。
申命記15:12 同胞のヘブライ人の男か女があなたに売られ、六年間あなたに仕えたら、七年目には自由の身にして去らせなさい。
申命記17:15 そのときは、あなたの神、主が選ばれる者を、必ず王として立てなさい。あなたの同胞の中から王を立てなさい。同胞ではない外国人を王にしてはならない。
申命記17:20 そうすれば、王の心が同胞よりも高ぶることなく、命令から右にも左にもそれることもない。そして、王も、その子孫も、イスラエルの中で長く王国を治めることができる。
申命記18:15 あなたの神、主は、あなたたちの中から、あなたの同胞の中から、わたしのような預言者を立てられる。あなたたちは、その人の言葉に聞き従いなさい。
申命記18:18 わたしは、彼らの同胞の中から、あなたのような預言者を立てる。わたしの言葉をその口に授け、わたしが命じることをすべて、彼らに語らせる。
申命記23:19 同胞に利子をつけて貸してはならない。お金の利子も、食べ物の利子も、貸すものすべての利子もだ。
申命記23:20 外国人には利子をつけて貸してもよい。でも同胞には利子をつけて貸してはならない。そうすれば、これから入って自分のものにしようとしている地で、あなたが手がけるすべてのことを、主なるあなたの神が祝福してくれる。
申命記24:14 貧しくて困っている雇い人を、不当に扱ってはならない。それがあなたの同胞であっても、あなたの町に住む外国人であっても、同じだ。
士師記(3か所)
士師記14:16 サムソンの妻は夫にすがって泣いた。「あなたはわたしを憎んでいるだけで、少しも愛していないのね。わたしの同胞になぞなぞを出したのに、その答えをわたしには教えてくれない。」サムソンは言った。「わたしは父にも母にも教えていないんだ。どうして君に教えられるだろう。」
士師記14:17 妻は、祝宴が続く七日の間ずっと、夫にすがって泣き続けた。そして七日目に、あまりにせがまれたので、サムソンは答えを教えてしまった。すると妻は、そのなぞなぞを自分の同胞に教えた。
士師記20:13 さあ、ギブアにいるあのならず者たちを引き渡せ。わたしたちは彼らを殺し、イスラエルから悪を取り除く。」しかしベニヤミンの人々は、同胞であるイスラエルの人々の言うことを聞こうとしなかった。
歴代志上(1か所)
歴代志上13:2 ダビデはイスラエルの人々全員にこう言った。「もしあなたたちがそれを良いと思い、わたしたちの神である主もそれを望んでおられるなら、イスラエルの各地に残っているわたしたちの同胞、そしていっしょに、放牧地のある町々にいる祭司やレビ人たちのところへ使いを送ろう。そして、みんなをわたしたちのところに呼び集めよう。
歴代志下(4か所)
歴代志下19:10 それぞれの町に住むあなたたちの同胞から持ち込まれる争いは、どんなものでも——流血の事件でも、律法と命令、掟と定めに関することでも——彼らに警告しなさい。そうすれば、彼らが主に対して罪を犯すことも、その怒りがあなたたちや同胞に及ぶこともない。このようにすれば、あなたたちは罪を犯さずにすむ。
歴代志下28:8 イスラエルの人々は、同胞であるユダの人々の中から、女や息子、娘を合わせて二十万人を捕虜にした。さらに多くの物を奪い取り、その戦利品をサマリアへ持ち帰った。
歴代志下28:11 だから、わたしの言うことを聞きなさい。同胞から捕らえてきた捕虜を返しなさい。主の激しい怒りが、あなたたちに向かっているのだ。」
歴代志下28:15 名指しされた者たちが立ち上がり、捕虜を引き取った。そして、その中の裸の者たちに戦利品の中から服を着せ、履物をはかせ、食べさせ、飲ませ、傷に油を塗ってやった。弱って歩けない者はみなろばに乗せ、なつめやしの町エリコまで送り届けて、同胞のもとに帰した。それから自分たちはサマリアへ戻った。
エズラ記(1か所)
エズラ記8:17 そして彼らを、カシフヤという場所の長イドのもとへ送り出した。カシフヤにいるイドとその同胞である神殿の奉仕者たちに、何と言えばよいかも教えた。わたしたちの神の家で仕える者を連れて来てもらうためだった。
ネヘミヤ記(6か所)
ネヘミヤ記3:18 その隣では、彼らの同胞が修理した。ケイラ地区のもう半分を治めるヘナダドの子バワイである。
ネヘミヤ記5:1 そのころ、民とその妻たちが、同胞のユダヤ人に対して激しく声を上げた。
ネヘミヤ記5:5 わたしたちの体も同胞の体と同じだし、子どもたちも彼らの子どもと変わらない。それなのに、わたしたちは息子や娘を奴隷に売らなければならない。娘の中には、もう奴隷にされた者もいる。でも、どうすることもできない。畑もぶどう畑も、すでに他人のものになっているからだ。」
ネヘミヤ記5:7 わたしは心の中でよく考えたうえで、有力者たちや役人たちを問いただした。そして彼らに言った。「あなたたちは、それぞれ自分の同胞から利息を取り立てているじゃないか。」こうして、彼らに対して大きな集会を開いた。
ネヘミヤ記5:8 そして彼らに言った。「わたしたちは、異邦人に売られた同胞のユダヤ人を、できるかぎり買い戻してきた。それなのに、あなたたちは自分の同胞を売り、その人たちをまたわたしたちに売りつけるのか。」彼らは黙り込み、返す言葉がなかった。
ネヘミヤ記10:29 指導者である同胞と固く手を結び、のろいを含む誓いを立ててこう約束した。神のしもべモーセを通して与えられた神の律法に従って生きること、そして、わたしたちの主である主のすべての命令と定めと掟を守り行うこと。
エステル記(3か所)
エステル記3:6 しかし、モルデカイ一人に手を下すだけでは気がすまなかった。彼らがモルデカイの民族のことを知らせていたからだ。そこでハマンは、アハシュエロスの王国全体にいるユダヤ人、つまりモルデカイの同胞をすべて滅ぼそうとねらった。
エステル記8:6 だって、わたしの民族に降りかかる災いを、どうして黙って見ていられるでしょう。わたしの同胞が滅ぼされるのを、どうして見ていられるでしょう。」
エステル記10:3 ユダヤ人モルデカイは、アハシュエロス王に次ぐ第二の人物であり、ユダヤ人の間で大いに重んじられ、多くの同胞に好かれていた。彼は自分の民の幸せを願い、すべての同胞のために平和を語ったのである。
エレミヤ書(4か所)
エレミヤ書7:15 そしてわたしは、あなたたちの同胞、つまりエフライムの子孫すべてを追い払ったように、あなたたちをわたしの前から追い払う。
エレミヤ書34:9 その契約とは、それぞれが自分の男奴隷や女奴隷であるヘブライ人の男女を自由にし、同胞であるユダヤ人を二度と奴隷として使わない、というものだった。
エレミヤ書34:14 『七年ごとに、あなたたちに売られた同胞のヘブライ人を、それぞれ自由にしなさい。その人が六年間あなたに仕えたら、自由の身にして去らせなさい』と。ところが、あなたたちの先祖はわたしの言うことを聞かず、耳を傾けようともしなかった。
エレミヤ書34:17 だから、主はこう言われる。あなたたちは、それぞれ同胞に、隣人に自由を宣言せよというわたしの言葉を聞かなかった。それなら見よ、わたしはあなたたちに『自由』を宣言する——主の言葉——剣と疫病と飢饉に向かう自由をだ。わたしはあなたたちを、地上のすべての国々にとって、身の毛のよだつものとする。
エゼキエル書(4か所)
エゼキエル書3:11 そして、捕らえ移された人たち、あなたの同胞のところへ行きなさい。彼らに語り、こう言うのだ。『主なる神はこう言われる』と。彼らが聞いても、聞かなくても、そうしなさい。」
エゼキエル書33:2 「人の子よ、あなたの同胞に語り、こう伝えなさい。わたしがある国に剣を送るとき、その国の人々は自分たちの中から一人を選び、見張りに立てるとする。
エゼキエル書33:12 人の子よ、あなたの同胞に言いなさい。正しい人であっても、背きを犯した日には、それまでの正しさが彼を救うことはない。悪い者であっても、悪から立ち帰った日には、その悪につまずくことはない。正しい人も、罪を犯した日には、それまでの正しさによって生きることはできない。
エゼキエル書33:17 それでもあなたの同胞は『主のやり方は公平でない』と言う。しかし、公平でないのは彼らのやり方のほうだ。
ヨハネによる福音書(1か所)
ヨハネ18:35 ピラトは答えた。「わたしがユダヤ人だとでも言うのか。あなたを引き渡したのは、あなたの同胞と祭司長たちだ。いったい何をしたんだ」
使徒行伝(6か所)
使徒7:23 四十歳になったとき、モーセは自分の同胞であるイスラエルの人たちを訪ねてみようと思い立った。
使徒7:25 モーセは、自分の手を通して神が同胞を救い出そうとしていることを、みんなが分かってくれるだろうと思っていた。でも、彼らは分からなかった。
使徒24:17 さて、わたしは何年かぶりに、同胞のために募金を届け、供え物をささげようとエルサレムに来ました。
使徒28:17 三日後、パウロはユダヤ人の指導者たちを呼び集めた。みんなが集まると、彼はこう言った。「兄弟のみなさん、わたしは同胞に対しても、先祖から伝わる慣習に対しても、何一つ背くことをしていません。それなのに、エルサレムで捕らえられ、囚人としてローマ人の手に引き渡されたのです。
使徒28:19 ところがユダヤ人たちが反対したので、わたしはやむを得ず皇帝に上訴することにしました。とはいえ、自分の同胞を訴えようというわけではありません。
使徒28:21 すると、彼らはパウロに言った。「わたしたちは、あなたについての手紙をユダヤから受け取っていません。こちらに来た同胞のだれかが、あなたについて悪い知らせや悪口を伝えたということもありません。
ローマ人への手紙(4か所)
ローマ9:3 わたし自身が呪われ、キリストから引き離されてもかまわない。もしそれで、わたしの兄弟たち、つまり血のつながった同胞が救われるのなら、それでいい。
ローマ11:14 なんとかして同胞に対抗心を起こさせ、そのうちの何人かでも救いたいのだ。
ローマ16:7 アンドロニコとユニアによろしく。二人はわたしの同胞で、いっしょに牢に入れられたこともある仲間だ。使徒たちの間でもよく知られていて、わたしより先にキリストを信じるようになった人たちだ。
ローマ16:21 わたしの同労者テモテ、それに同胞のルキオ、ヤソン、ソシパテロが、あなたがたによろしくと言っている。
コリント人への第二の手紙(1か所)
コリント第二11:26 たびたびの旅では、川の危険、強盗の危険、同胞からの危険、異邦人からの危険、町での危険、荒れ野での危険、海の危険、偽りの仲間による危険があった。
ガラテヤ人への手紙(1か所)
ガラテヤ1:14 そしてユダヤ教のことでは、同じ年ごろの同胞の多くよりも進んでいた。先祖から受け継いだ教えに、だれよりも熱心だったのだ。
テサロニケ人への第一の手紙(1か所)
テサロニケ第一2:14 兄弟姉妹よ、あなたたちは、ユダヤにある、キリスト・イエスにつながる神の教会にならう者となった。あの人たちがユダヤ人から苦しめられたのと同じように、あなたたちも自分の同胞から同じ苦しみを受けたからだ。