「いなご」が出てくる聖書の箇所
「いなご」は日常訳第1版の41か所(旧約33・新約8)に出てきます。「蝗」も含みます。口語訳では39か所。
出エジプト記(8か所)
出エジプト10:4 もし民を去らせるのを拒むなら、明日、わたしはあなたの領土にいなごを送り込む。
出エジプト10:5 いなごは地の面をおおいつくし、地面が見えなくなるほどだ。そして、雹の害を免れて残ったものを食い尽くし、野に生えているすべての木も食い尽くす。
出エジプト10:6 いなごは、あなたの家も、家来たちの家も、エジプト中の家をも満たす。それは、あなたの父祖も、そのまた父祖も、この地に生まれてから今日まで見たことのないものだ。』」こう言うと、モーセは背を向けてファラオのもとを去った。
出エジプト10:12 主はモーセに言われた。「エジプトの地の上に手を差し伸べて、いなごを来させなさい。いなごがエジプトの地を襲い、雹が残したこの地の草木をすべて食い尽くすように。」
出エジプト10:13 モーセがエジプトの地の上に杖を差し伸べると、主はその日一日と一晩じゅう、東風をこの地に吹かせた。朝になると、東風がいなごを運んできた。
出エジプト10:14 いなごはエジプト全土を襲い、国じゅうに降り立った。その数はものすごく、こんないなごの大群は今までなかったし、これから先も二度とないほどだった。
出エジプト10:15 いなごは地の面をびっしり覆い、地は真っ暗になった。そして、雹が残していた草も、木になっていた実も、みんな食い尽くした。エジプト全土のどこを見ても、木にも野の草にも、緑のものは何ひとつ残らなかった。
出エジプト10:19 すると主は風の向きを変え、とても強い西風を吹かせた。この風がいなごを運び去り、葦の海へと吹き飛ばした。こうしてエジプト全土に、いなごは一匹も残らなくなった。
レビ記(1か所)
レビ記11:22 その中でも、いなご、羽ばね、こおろぎ、ばったの類は食べてもいい。
申命記(2か所)
申命記28:38 あなたは畑にたくさんの種をまく。でも、収穫はわずかしかない。いなごが食い荒らすからだ。
申命記28:42 あなたのすべての木と、畑の実りは、いなごの群れのものとなる。
士師記(2か所)
士師記6:5 彼らは家畜も天幕も持って攻め上ってきた。その数はいなごの群れのように多く、彼らもらくだも数えきれないほどだった。こうして彼らは地に押し寄せ、そこを荒らした。
士師記7:12 ミディアン人とアマレク人、それに東の民はみな、いなごの大群のように谷を埋めつくしていた。そのらくだは数えきれず、海辺の砂のように多かった。
列王紀上(1か所)
列王紀上8:37 この地に飢饉が起こったとき、あるいは疫病や、立ち枯れや、カビや、いなごや、バッタが起こったとき、また敵がこの地の町々で彼らを包囲したとき、どんな災いでも、どんな病気でも、
歴代志下(2か所)
歴代志下6:28 国に飢きんが起こったとき、疫病や、立ち枯れや、黒穂病や、いなごや、ばったが発生したとき、また敵が国の町々を包囲したとき、どんな災いでも、どんな病気でも、
歴代志下7:13 わたしが天を閉じて雨を降らせないことがあっても、いなごに命じて地の作物を食い荒らさせることがあっても、また、わたしの民の間に疫病を送ることがあっても、
ヨブ記(1か所)
ヨブ記39:20 あなたはこの馬を、いなごのように跳ねさせられるのか。その鼻息のとどろきは恐ろしい。
詩篇(3か所)
詩篇78:46 神は彼らの作物をバッタに与え、汗して得た実りをイナゴに渡した。
詩篇105:34 命じると、いなごがやって来た。若いいなごも、数え切れないほどに。
詩篇109:23 わたしは夕日の影のように消えていく。いなごのように振り払われる。
箴言(1か所)
箴言30:27 いなごには王がいないが、みな隊を組んで進んでいく。
伝道の書(1か所)
伝道の書12:5 人は高い所を怖がり、道を歩けば恐ろしいものばかりになる。アーモンドの木は花を咲かせ、いなごは重たそうに這い、欲望も消えていく。人は永遠の住みかへと去っていき、通りには泣き悲しむ人々が行き交うのだから。
イザヤ書(1か所)
イザヤ書33:4 そしてあなたたちの分捕り物は、いなごが食いつくすように集められる。ばったが群がって襲うように、人々がそれに群がる。
エレミヤ書(3か所)
エレミヤ書46:23 彼らはエジプトの森を切り倒す——主の言葉。どんなに数えきれないほど茂っていてもだ。敵はいなごよりも多く、数えることもできない。
エレミヤ書51:14 万軍の主は、ご自身にかけて誓われた。「わたしは必ず、いなごの大群のように人々でおまえを満たす。彼らはおまえに向かって、勝ちどきの声をあげるのだ。」
エレミヤ書51:27 地に旗を掲げよ。国々の間でラッパを吹き鳴らせ。もろもろの国を集め、バビロンに立ち向かわせよ。アララト、ミンニ、アシュケナズの王国を呼び集めて攻めさせよ。司令官を立てて攻めさせ、群がるいなごのように馬を攻め上らせよ。
ヨエル書(2か所)
ヨエル書1:4 かみ食らういなごが残したものを、群れなすいなごが食い尽くした。群れなすいなごが残したものを、若いいなごが食い尽くした。若いいなごが残したものを、食い荒らすいなごが食い尽くした。
ヨエル書2:25 あの何年もの間、いなごの群れ——大いなご、若いいなご、食い荒らすいなご、かみつくいなご——が食い荒らしたものを、わたしはあなたたちに取り戻してやる。それは、わたしがあなたたちに送り込んだ、わたしの大軍だった。
アモス書(3か所)
アモス書4:9 わたしは、熱風と病害でお前たちを打った。お前たちの畑やぶどう畑、いちじくの木やオリーブの木が実っても、いなごが食い荒らした。それでも、お前たちはわたしのところに帰ってこなかった、と主は言う。
アモス書7:1 主なる神は、わたしにこう見せてくださった。見よ、二番草が生え始めるころ、主はいなごの群れを造っておられた。それは、王が刈り取った後に生えてくる二番草の時期だった。
アモス書7:2 いなごが地の草を食い尽くしてしまったとき、わたしは言った。「主なる神よ、どうか赦してください。ヤコブはどうやって立ち直れるでしょう。こんなに小さいのに。」
ナホム書(2か所)
ナホム書3:15 だが、そこでお前は火に焼き尽くされ、剣に断ち切られる。若いバッタが食い荒らすように、お前は食い尽くされるのだ。若いバッタのように数を増やせ。いなごのように群れをなせ。
ナホム書3:17 お前の見張りたちはいなごのようで、役人たちはバッタの群れのようだ。寒い日には石垣にとまっているが、日が昇ると飛び去り、どこへ行ったのか、その居場所さえだれも分からない。
マタイによる福音書(1か所)
マタイ3:4 らくだの毛皮を着て、腰には革のベルトを締めていた。食べ物はイナゴと野生のはちみつだった。
マルコによる福音書(1か所)
マルコ1:6 ヨハネはラクダの毛の衣を着て、腰には革の帯を締めていた。そしていなごと野の蜜を食べていた。
ルカによる福音書(1か所)
ルカ15:16 彼は、豚が食べているいなご豆でもいいから腹を満たしたいと思うほどだった。でも、それさえだれもくれなかった。
ヨハネの黙示録(5か所)
黙示録9:3 そして、その煙の中から、いなごが地上へ出てきた。いなごには、地のさそりが持つのと同じ力が与えられた。
黙示録9:4 いなごは、こう命じられた。地の草も、緑のものも、木も、どれも傷つけてはならない。ただ、額に神の印を押されていない人々だけを攻めよ、と。
黙示録9:5 また、いなごには、その人々を殺すことは許されず、五か月のあいだ苦しめることだけが許された。その苦しみは、さそりが人を刺したときの苦しみのようだった。
黙示録9:7 そのいなごの姿は、戦いのために備えられた馬に似ていた。頭には金の冠のようなものをつけ、顔は人間の顔のようだった。
黙示録9:11 いなごたちには、王として底なしの穴の使いが立っていた。その名は、ヘブライ語でアバドン、ギリシア語ではアポリオンという。