聖書の「香柏」について

建築材として重んじられた香柏の用途、宮と宮殿への供給、清めの儀式での使用、比喩としての香柏を扱います。

関連する聖句23箇所。分類はネーヴ『トピカル・バイブル』(1896年、英語原題 CEDAR)によります。日本語の見出しと説明は当サイトによる訳で、聖書本文ではありません(未校閲)。

建築材として貴重

イザヤ書9:10

イザヤ書9:10 「れんがが崩くずれ落おちても、切きり石いしで建たて直なおそう。いちじく桑くわが切きり倒たおされても、杉すぎに植うえ替かえよう。」

宮のためにダビデがエルサレムに多く備える

歴代志下1:15、歴代志下2:3、歴代志下2:4

歴代志下1:15 王おうのもとでは、エルサレムの銀ぎんも金かねも石いしころのように豊富ほうふだった。レバノン杉すぎも、低地ていちに生はえるいちじく桑くわのように、いくらでもあった。

ソロモンの宮のためにツロの王ヒラムが供給する

列王紀上5:6-10、列王紀上9:11、歴代志下2:16

列王紀上5:6-10 ですから、レバノンの杉すぎをわたしのために切きり出だすよう命めいじてください。わたしの家来けらいたちは、あなたの家来けらいたちと一緒いっしょに働はたらきます。あなたの家来けらいたちへの賃金ちんぎんは、あなたの言いうとおりに何なんでもお支払しはらいします。ご存ぞんじのとおり、わたしたちの中なかには、シドン人にんのように木きを切きることを心得こころえた者ものがいないのです。」 …

香柏の用途

宮の再建に

エズラ記3:7

エズラ記3:7 そこで彼かれらは石切いしきり職人しょくにんや大工だいくにお金かねを払はらい、シドンとティルスの人々ひとびとには食たべ物ものと飲のみ物ものと油あぶらを渡わたした。レバノンから杉すぎの木きを切きり出だし、海路かいろでヤフォまで運はこんでもらうためだ。これはペルシアの王おうキュロスが彼かれらに許可きょかしたことに従したがっていた。

ダビデの宮殿に

サムエル第二5:11、歴代志上17:1

サムエル第二5:11 ティルスの王おうヒラムは、ダビデのもとに使者ししゃを送おくり、杉すぎの木材もくざいと、大工だいくや石工せっこうを送おくってきた。彼かれらはダビデのために宮殿きゅうでんを建たてた。

ソロモンの宮殿に

列王紀上7:2

列王紀上7:2 彼かれは「レバノンの森もりの宮殿きゅうでん」を建たてた。長ながさ百ひゃくキュビト、幅はば五十ごじゅうキュビト、高たかさ三十さんじゅうキュビトで、杉すぎの柱はしらが四よん列れつに並ならび、その柱はしらの上うえに杉すぎの梁りょうがのっていた。

船の帆柱に

エゼキエル書27:5

エゼキエル書27:5 彼かれらはセニルのもみの木きで、お前まえの船板ふないたをすべて造つくった。レバノンから杉すぎを取とってきて、お前まえの帆柱ほばしらを造つくった。

清めの儀式に

レビ記14:4、レビ記14:6、レビ記14:49-52、民数記19:6

レビ記14:4 祭司さいしは命めいじて、清きよくなろうとしている人ひとのために、生いきている清きよい鳥とりを二ふた羽わと、杉すぎの木き、緋色ひいろの糸いと、ヒソプを用意よういさせる。

比喩としての香柏

詩篇72:16、詩篇92:12、イザヤ書2:13、イザヤ書14:8、エレミヤ書22:7、エゼキエル書31:3、ゼカリヤ書11:2

詩篇72:16 地ちには穀物こくもつがゆたかに実みのり、山々やまやまの頂いただきにまでみのる。その実みのりはレバノンの木々きぎのように風かぜにそよぎ、人々ひとびとは野のの草くさのように町々まちまちでさかえる。

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