「苦労」(くろう)が出てくる聖書の箇所
「苦労」(くろう)は日常訳第1版の38か所(旧約24・新約14)に出てきます。口語訳では11か所。
創世記(1か所)
創世記5:29 レメクはその子をノアと名づけて、こう言った。「主が土地を呪われたせいで、わたしたちは働き、苦労している。この子はそんなわたしたちを慰めてくれるだろう。」
申命記(1か所)
申命記28:33 あなたの畑の実りも、あなたが苦労して手に入れたものも、見たこともない民族に食い尽くされる。あなたはいつも虐げられ、押しつぶされ続ける。
ヨブ記(3か所)
ヨブ記9:29 わたしは悪い者とされている。だったら、どうしてむだに苦労するのだろう。
ヨブ記20:18 苦労して手に入れたものを、彼は返さなければならない。それを飲み込むことはできない。商売でもうけた富があっても、それを楽しむことはできない。
ヨブ記39:16 ダチョウは自分のひなに冷たく、まるでわが子でないかのように扱う。その苦労がむだになっても、気にとめない。
詩篇(2か所)
詩篇90:10 わたしたちの一生は七十年ほど。元気であっても八十年ほどだろう。でも、その日々の多くは苦労と痛みで、あっという間に過ぎ去り、わたしたちは飛び去っていく。
詩篇127:2 あなたたちが朝早く起き、夜おそくまで休まず、苦労してパンを食べても、それはむだだ。神は愛する者に、眠っている間に眠りを与えてくださるのだから。
伝道の書(13か所)
伝道の書1:3 太陽の下で人がどれだけ苦労して働いても、それが何の得になるだろう。
伝道の書2:11 それからわたしは、自分の手がしたすべての仕事と、苦労して成し遂げたことを振り返ってみた。すると、どれもみなむなしく、風を追うようなものだった。太陽の下には、何の得もない。
伝道の書2:18 わたしは、太陽の下で苦労して積み上げたすべての労苦がいやになった。それを、あとに来る人に残していかなければならないからだ。
伝道の書2:19 しかも、そのあとを継ぐ人が、知恵ある人なのか愚かな者なのか、だれにもわからない。それなのにその人は、わたしが太陽の下で知恵をしぼって苦労して積み上げたものを、すべて自分のものにするのだ。これもまたむなしい。
伝道の書2:21 知恵と知識と技をつくして働く人がいる。それなのに、そのために何ひとつ苦労していない人に、すべてを分け前として譲らなければならない。これもまたむなしく、ひどく理不尽なことだ。
伝道の書2:26 神は、みこころにかなう人には、知恵と知識と喜びをお与えになる。だが罪を犯す者には、ためて積み上げる苦労を負わせ、それを神のみこころにかなう人に渡させるのだ。これもまたむなしく、風を追うようなものだ。
伝道の書3:9 働く人は、どれだけ苦労しても、何を得られるのだろう。
伝道の書4:4 わたしはまた気づいた。人のあらゆる苦労も、みごとな働きも、その中身は、となりの人への張り合いなのだ。これもまたむなしく、風を追いかけるようなものだ。
伝道の書4:6 両手いっぱいの富を苦労して抱えるより、片手いっぱいで心穏やかに過ごすほうがいい。あくせくするのは、風を追いかけるようなものだ。
伝道の書4:8 ここにひとりの男がいる。仲間もなく、子も兄弟もいない。それなのに、その苦労には終わりがなく、どれだけ富を得ても満足しない。「いったいだれのために、わたしはこんなに働いて、自分の楽しみまで切り詰めているのだろう。」これもまたむなしく、つらいだけの仕事だ。
伝道の書4:9 ひとりよりふたりのほうがいい。いっしょに苦労すれば、それだけよい報いが得られるからだ。
伝道の書5:15 母の胎から裸で出てきたように、人は裸で帰っていく。来たときと同じだ。どれだけ苦労して働いても、手に持って行けるものは何もない。
伝道の書8:17 そしてわたしは、神のなさることすべてを見た。太陽の下で行われていることを、人はどうしても知り尽くすことができない。どんなに苦労して探し求めても、見つけ出せない。知恵ある人が「わかった」と言っても、実は知り尽くすことはできないのだ。
イザヤ書(2か所)
イザヤ書47:12 さあ、あなたの呪文と、たくさんの魔術を続けてみるがいい。若いころから苦労して身につけてきたものだ。もしかしたら役に立つかもしれない。もしかしたら、だれかを怖がらせられるかもしれない。
イザヤ書62:8 主はその右の手、その力強い腕にかけて誓われた。「わたしはもう、あなたの穀物を敵の食べ物として渡さない。あなたが苦労して造ったぶどう酒を、よその者たちに飲ませはしない。
エレミヤ書(1か所)
エレミヤ書3:24 わたしたちが若いころから、あの恥ずべきものは、先祖が苦労して得たものを食い尽くしてきました。彼らの羊や牛、息子や娘までも。
ハガイ書(1か所)
ハガイ書1:11 わたしは、この地と山々に、穀物やぶどう酒、オリーブ油に、地が生み出すすべてのものに、そして人にも家畜にも、あなたがたが苦労して得たすべてのものに、干ばつを呼び寄せたのだ。」
マタイによる福音書(1か所)
マタイ6:34 だから、明日のことを心配するのはやめなさい。明日のことは、明日が心配してくれる。その日の苦労は、その日だけで十分だ。
ヨハネによる福音書(1か所)
ヨハネ4:38 わたしは、自分たちが苦労して育てたわけでもない作物を刈り取るために、あなたたちを送り出した。苦労したのはほかの人たちだ。あなたたちは、その人たちの苦労の実を受け取っているんだ。」
コリント人への第一の手紙(2か所)
コリント第一4:12 自分の手で働いて、苦労している。ののしられれば祝福し、迫害されれば耐える。
コリント第一7:28 でも、もし結婚しても、それは罪ではない。結婚していない女性が結婚しても、罪ではない。ただ、結婚する人たちは、この世の暮らしの中で苦労を抱えることになる。わたしは、あなたたちにそんな思いをさせたくないのだ。
コリント人への第二の手紙(2か所)
コリント第二10:15 だから、他の人が苦労した働きを、自分の手柄のように限度を超えて自慢したりはしない。むしろ、あなたがたの信仰が成長するにつれて、わたしたちの活動の範囲もあなたがたの間で大きく広がっていくことを願っている。
コリント第二11:27 苦労し、骨を折り、たびたび眠れない夜を過ごした。飢えと渇きに苦しみ、何度も食べ物にありつけず、寒さに震え、着る物もなかった。
ガラテヤ人への手紙(1か所)
ガラテヤ4:11 あなたたちのことが心配だ。あなたたちのために苦労してきたのが、むだになってしまうのではないか。
ピリピ人への手紙(1か所)
ピリピ2:16 いのちの言葉をしっかり握りしめながら。そうすれば、キリストの日に、わたしは誇ることができます。わたしが走ってきたことも、苦労してきたことも、むだではなかったと。
コロサイ人への手紙(1か所)
コロサイ4:13 わたしは彼のために証言する。彼はあなたがたのために、またラオデキアとヒエラポリスの人たちのために、本当に苦労している。
テサロニケ人への第一の手紙(2か所)
テサロニケ第一3:5 だからわたしも、もうがまんできなくなって、あなたがたの信仰がどうなっているかを知るために、テモテを送った。もしかしたら、あの誘惑する者があなたがたを誘惑し、わたしたちの苦労がむだになってしまったのではないかと心配したからだ。
テサロニケ第一5:12 兄弟姉妹たち、お願いがある。あなたがたの間で苦労して働き、主にあってあなたがたを導き、注意してくれる人たちを、大切にしてほしい。
テサロニケ人への第二の手紙(1か所)
テサロニケ第二3:8 だれかの食べ物をただでもらうこともなかった。あなたたちのだれにも負担をかけないように、昼も夜も、苦労して働きづめだった。
テモテへの第一の手紙(1か所)
テモテ第一4:10 わたしたちが苦労し、非難されながらも働いているのは、このためだ。わたしたちは、生きておられる神に望みを置いている。この神は、すべての人の、とりわけ信じる人たちの救い主なのだ。
テモテへの第二の手紙(1か所)
テモテ第二2:6 苦労して働く農夫こそ、まず最初に収穫の分け前にあずかるべきだ。