右の頬を打たれたら左の頬を差し出せ

口語訳聖書では、差し出すのは「ほかの頬」と書かれています。

仕返しをせず、相手に寛容であれという教え。

30秒でわかる

  • ひどいことをされても仕返しをせず、相手を受け入れよ、という意味の言葉。
  • マタイによる福音書5章、イエスの山上の垂訓の言葉が由来。
  • もとは、目には目をという仕返しの定めに対して、悪人に手向かうなと教えたもの。

由来となった聖書の言葉

『目めには目めを、歯はには歯はを』と言いわれていたことは、あなたがたの聞きいているところである。しかし、わたしはあなたがたに言ゆう。悪人あくにんに手向てむかうな。もし、だれかがあなたの右みぎの頬ほおを打うつなら、ほかの頬ほおをも向むけてやりなさい。
マタイ5:38-39

もともとの意味

イエスは「もし、だれかがあなたの右の頬を打つなら、ほかの頬をも向けてやりなさい」と語った。悪に悪で報いず、仕返しの連鎖を断ち切るようにという教えで、同じ箇所で「敵を愛し、迫害する者のために祈れ」とも語っている。

今の使い方

今では、暴力や侮辱に仕返しをしない態度のたとえとして使われる。ときには、言いなりになるという意味に誤解されることもある。

  • 例:右の頬を打たれたら左の頬をというが、言い返さない彼の態度に皆が感心した。

マタイ5:38-39を聖書で読む →

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