詩篇 56章

詩篇56章の全13節。日常訳第1版、ふりがな付き。

1 神かみよ、わたしをあわれんでください。人ひとがわたしを飲のみ込こもうとしているからです。一いち日にち中じゅう、敵てきが攻せめ立たて、わたしを苦くるしめます。

2 敵てきはわたしを一いち日にち中じゅうつけねらう。高たかぶって、大勢おおぜいでわたしに襲おそいかかってくる。

3 恐おそれを感かんじるとき、わたしはあなたに信頼しんらいする。

4 神かみによって、わたしはその言葉ことばをたたえる。神かみに信頼しんらいしているから、わたしは恐おそれない。ただの人間にんげんに、わたしをどうすることができるだろう。

5 彼かれらは一いち日にち中じゅう、わたしの言葉ことばをねじ曲まげる。その頭あたまの中なかは、わたしを傷きずつけることでいっぱいだ。

6 彼かれらは寄より集あつまっては身みを潜ひそめ、わたしの足取あしどりをうかがう。わたしの魂たましいをねらって、待まち構かまえているのだ。

7 悪事あくじを重かさねる彼かれらを、どうか逃にがさないでください。神かみよ、怒いかりをもって、もろもろの民たみを倒たおしてください。

8 あなたはわたしのさすらいを数かぞえてくださった。わたしの涙なみだをあなたの革袋かわぶくろにためてください。それはみな、あなたの書しょに記しるされているではないか。

9 わたしが呼よび求もとめるその日ひ、敵てきは退しりぞいていく。わたしにはわかっている。神かみはわたしの味方みかただ、と。

10 神かみによって、わたしはことばをたたえる。主しゅによって、わたしはことばをたたえる。

11 わたしは神かみに信頼しんらいしている。だから恐おそれない。人ひとがわたしに何なんをできるだろうか。

12 神かみよ、わたしはあなたに誓ちかいを立たてました。だから、感謝かんしゃのささげ物ものをあなたにささげます。

13 あなたはわたしの魂たましいを死しから救すくい出だしてくださった。わたしの足あしがつまずかないように守まもってくださった。だからわたしは、命いのちの光ひかりの中なかで、神かみの前まえを歩あるいていける。