詩篇 141章

詩篇141章の全10節。日常訳第1版、ふりがな付き。

1 主しゅよ、わたしはあなたを呼よびます。急いいそいで来きてください。あなたを呼よぶこの声こえを、どうか聞きいてください。

2 わたしの祈いのりを、あなたの前まえに立たちのぼる香こうとして受うけ取とってください。上あげるわたしの両手りょうてを、夕方ゆうがたのささげ物ものとして受うけ取とってください。

3 主しゅよ、わたしの口くちに見張みはりを置おいてください。くちびるの戸とを守まもってください。

4 わたしの心こころを悪わるいことへ向むけさせないでください。悪事あくじを働はたらく者ものたちと一緒いっしょに、わたしが罪つみを犯おかすことのないように。彼かれらのごちそうを、わたしに食たべさせないでください。

5 正ただしい者ものがわたしを打うつなら、それは慈いつくしみだ。わたしを責せめるなら、それは頭あたまに注そそがれる油あぶら。わたしの頭あたまはそれを拒こばまない。わたしはこれからも、悪あくを行おこなう者ものたちのしわざに立たち向むかって祈いのり続つづける。

6 彼かれらを裁さばく者ものたちが岩いわから突つき落おとされるとき、人々ひとびとはわたしの言葉ことばが心地ここちよいと聞き入れるききいれるだろう。

7 岩いわを裂さいて地面じめんに打ち砕くうちくだくように、わたしたちの骨ほねは死しの国くにの入いり口ぐちにまき散ちらされる。

8 主しゅなる神かみよ、わたしの目めはあなたに向むいている。あなたのもとに身みを寄よせる。わたしを無む防備ぼうびなまま見捨みすてないでください。

9 わたしを守まもってください。あの者ものたちがわたしのために張はった罠わなから、悪あくを行おこなう者ものたちが仕掛しかけた落おとし穴あなから。

10 悪あしき者ものは自分じぶんが仕掛しかけた網あみにかかればいい。わたしは無事ぶじにそこを通とおり抜ぬける。