詩篇 140章

詩篇140章の全13節。日常訳第1版、ふりがな付き。

1 主しゅよ、悪わるい者ものからわたしを助たすけ出だしてください。乱暴らんぼうな者ものからわたしを守まもってください。

2 彼かれらは心こころの中なかで悪わるだくみをたくらみ、毎日まいにちのように戦たたかいをしかけてくる。

3 毒蛇どくへびのように舌したを鋭するどくとがらせ、その唇くちびるにはまむしの毒どくがある。セラ

4 主しゅよ、悪わるい者ものからわたしを守まもり、暴力ぼうりょくをふるう者ものからわたしを救すくってほしい。彼かれらはわたしを転ころばせようとたくらんでいる。

5 高たかぶる者ものたちは、わたしを捕とらえようと罠わなを隠かくした。縄なわで網あみを張はり、道みちのわきに広ひろげた。わたしの行いく道みちには、いくつものわなを仕掛しかけた。セラ

6 わたしは主しゅに言いった。あなたはわたしの神かみです。主しゅよ、わたしの願ねがう声こえに耳みみを傾かたむけてください。

7 主しゅなる神かみ、わたしを救すくう力ちからよ。あなたは戦たたかいの日ひに、わたしの頭あたまを守まもってくださった。

8 主しゅよ、悪わるい者ものの望のぞみをかなえないでください。その企たくらみを成功せいこうさせないでください。彼かれらが高たかぶることのないように。セラ

9 わたしを取とり囲かこむ者ものたちが頭あたまをもたげるとき、その口くちのもたらす害悪がいあくが、彼かれら自身じしんをおおいますように。

10 燃もえる炭すみを彼かれらの上うえに降ふらせてください。彼かれらを火ひの中なかに、二に度どと上あがれない深ふかい穴あなに投なげ込こんでください。

11 舌したで人ひとを傷きずつける者ものは、この地ちに根ねを下おろせない。暴力ぼうりょくをふるう者ものは、災わざわいに追おわれ、次々つぎつぎと倒たおされていく。

12 わたしは知しっている。主しゅは貧まずしい人ひとのために正ただしく裁さばき、苦くるしむ人ひとの訴うったえを取とり上あげてくださる。

13 義ぎとされた人ひとたちは、あなたの名なに感謝かんしゃをささげる。心こころのまっすぐな人ひとたちは、あなたのそばで生いきていく。