詩篇 112章

詩篇112章の全10節。日常訳第1版、ふりがな付き。

1 主しゅをほめたたえよう。主しゅを敬うやまい、その教おしえを心こころから喜よろこぶ人ひとは幸いさいわいだ。

2 その子孫しそんは地ちで強つよくなる。正ただしい人ひとたちの世代せだいは祝福しゅくふくされる。

3 繁栄はんえいと富とみがその家いえにあり、その正ただしさは永遠えいえんに変かわることがない。

4 光ひかりは正ただしい人ひとたちのために、暗くらやみの中なかに輝かがやき出でる。恵めぐみ深ふかく、あわれみに満みち、正ただしい人ひとが。

5 恵めぐみを施ほどこし、惜おしみなく貸かす人ひとは幸しあわせだ。そういう人ひとは自分じぶんのことも正ただしく進すすめていく。

6 正ただしい人ひとは決けっして倒たおれることがない。いつまでも人々ひとびとの記憶きおくに残のこる。

7 彼かれは悪わるい知しらせを恐おそれない。その心こころは主しゅに信頼しんらいして、しっかりと揺ゆるがない。

8 その心こころは揺ゆるがず、恐おそれることがない。ついに、自分じぶんを苦くるしめる者ものたちが敗やぶれるのを見みる。

9 彼かれは惜おしみなく分わけ与あたえ、貧まずしい人ひとたちに施ほどこした。その正ただしさはいつまでも消きえることがない。その角つのは誉ほまれを受うけて高たかく上あげられる。

10 悪あしき者ものはそれを見みて怒おこり、歯はぎしりしながら消きえていく。悪あしき者ものの望のぞみはついえるのだ。