民数記 3章

民数記3章の全51節。日常訳第1版、ふりがな付き。

1 主しゅがシナイ山やまでモーセと語かたった日ひの、アロンとモーセの家系かけいは次つぎのとおりである。

2 アロンの息子むすこたちの名前なまえは次つぎのとおり。長男ちょうなんはナダブ、次つぎにアビフ、エルアザル、イタマル。

3 これがアロンの息子むすこたちの名前なまえである。彼かれらは油あぶらを注そそがれ、祭司さいしとして仕つかえるために任命にんめいされた祭司さいしたちである。

4 しかしナダブとアビフは、シナイの荒あれ野ので、主しゅの前まえに決きめられていない火ひをささげ、主しゅの前まえで死しんだ。彼かれらには子こどもがいなかった。それでエルアザルとイタマルが、父ちちアロンのもとで祭司さいしとして仕つかえた。

5 主しゅはモーセにこう言いった。

6 「レビ族ぞくを近ちかくに連つれて来きて、祭司さいしアロンの前まえに立たたたせ、彼かれを助たすけて仕つかえさせなさい。

7 彼かれらは、会見かいけんの天幕てんまくの前まえでアロンと全ぜん会衆かいしゅうのために果はたすべき務つとめを守まもり、幕屋まくやの仕事しごとを行おこなう。

8 また、会見かいけんの天幕てんまくのすべての備品びひんを管理かんりし、イスラエルの人々ひとびとのために果はたすべき務つとめを守まもって、幕屋まくやの仕事しごとを行おこなうのだ。

9 レビ人びとはアロンとその子こたちにゆだねなさい。彼かれらはイスラエルの人々ひとびとの中なかから、アロンのために完全かんぜんに差さし出だされた者ものたちだ。

10 アロンとその子こたちを任命にんめいしなさい。彼かれらは祭司さいしの務つとめを守まもる。ほかの者ものが近ちかづいたら、その者ものは殺ころされなければならない。」

11 主しゅはモーセにこう言いった。

12 「見みなさい。わたしは、イスラエルの人々ひとびとの中なかから、最初さいしょに胎はらを開ひらくすべての長子ちょうしの代かわりに、レビ人びとを取とった。レビ人びとはわたしのものとなる。

13 長子ちょうしはみな、わたしのものだからだ。わたしはエジプトの地ちですべての長子ちょうしを打うった日ひに、人ひとから家畜かちくまで、イスラエルのすべての長子ちょうしを、自分じぶんのものとして聖別せいべつした。彼かれらはわたしのものとなる。わたしは主しゅである。」

14 主しゅはシナイの荒あれ野ので、モーセにこう言いった。

15 「レビの人々ひとびとを、その家系かけいごと、氏族しぞくごとに数かぞえなさい。生後せいご一いちか月げつ以上いじょうの男子だんしをすべて数かぞえるのだ。」

16 そこでモーセは、命めいじられたとおり、主しゅの言葉ことばに従したがって彼かれらを数かぞえた。

17 レビの子こたちの名なは次つぎのとおりである。ゲルション、ケハト、メラリ。

18 ゲルションの子こたちの名なは、氏族しぞくごとに、リブニとシムイである。

19 ケハトの子こたちは、氏族しぞくごとに、アムラム、イツハル、ヘブロン、ウジエルである。

20 メラリの子こたちは、氏族しぞくごとに、マフリとムシである。以上いじょうが、父ちちの家いえごとのレビ人びとの氏族しぞくである。

21 ゲルションからは、リブニ人にんの氏族しぞくとシムイ人にんの氏族しぞくが出でた。これがゲルション人にんの氏族しぞくである。

22 生後せいご一いちか月げつ以上いじょうの男子だんしをすべて数かぞえると、その数すうは七千ななせん五百ごひゃく人にんだった。

23 ゲルション人にんの氏族しぞくは、幕屋まくやの後うしろ、西側にしがわに宿営しゅくえいすることになっていた。

24 ゲルション人にんの父ちちの家いえの長ちょうは、ラエルの子こエルヤサフだった。

25 会見かいけんの幕屋まくやでゲルションの子こたちが担当たんとうしたのは、幕屋まくやとその天幕てんまく、その覆おおい、会見かいけんの幕屋まくやの入いり口ぐちの垂たれ幕まく、

26 庭にわの掛かけ幕まく、幕屋まくやと祭壇さいだんを囲かこむ庭にわの入いり口ぐちの垂たれ幕まく、そしてその綱つなである。これらに関かかわるすべての仕事しごとを受うけ持もった。

27 ケハトからは、アムラム人にんの氏族しぞく、イツハル人にんの氏族しぞく、ヘブロン人にんの氏族しぞく、ウジエル人にんの氏族しぞくが出でた。これがケハト人にんの氏族しぞくである。

28 生後せいご一いちか月げつ以上いじょうの男子だんしをすべて数かぞえると、八千はっせん六百ろっぴゃく人にんで、彼かれらは聖せい所しょを守まもる務つとめを担になった。

29 ケハトの子こたちの氏族しぞくは、幕屋まくやの側面そくめん、南側みなみがわに宿営しゅくえいすることになっていた。

30 ケハト人にんの氏族しぞくの父ちちの家いえの長ちょうは、ウジエルの子こエリツァファンだった。

31 彼かれらが担になうのは、契約けいやくの箱はこ、机つくえ、燭台しょくだい、祭壇さいだん、礼拝れいはいに使つかう聖しょう所しょの器具きぐ、そして仕切しきりの幕まくとそれに関かかわるすべての仕事しごとだった。

32 レビ人びとの族長ぞくちょうたちの上うえに立たつ長ちょうは、祭司さいしアロンの子こエルアザルで、聖せい所しょを守まもる務つとめを担になう者ものたちを監督かんとくした。

33 メラリからは、マフリの氏族しぞくとムシの氏族しぞくが出でた。これがメラリの氏族しぞくである。

34 生後せいご一いちか月げつ以上いじょうの男子だんしをすべて数かぞえると、六千ろくせん二百にひゃく人にんだった。

35 メラリの諸しょ氏族しぞくの父ちちの家いえの長ちょうは、アビハイルの子こツリエルだった。彼かれらは幕屋まくやの側面そくめん、北側きたがわに宿営しゅくえいすることになっていた。

36 メラリの子こたちに割わり当あてられた務つとめは、幕屋まくやの板いた、横木おうぼく、柱はしら、台座だいざ、そのすべての器具きぐ、そしてそれに関かかわるすべての仕事しごとだった。

37 さらに、周まわりを囲かこむ庭にわの柱はしらとその台座だいざ、釘くぎと綱つなも彼かれらの務つとめだった。

38 幕屋まくやの前まえ、東側ひがしがわ、つまり会見かいけんの天幕てんまくの前まえの東側ひがしがわに宿営しゅくえいするのは、モーセとアロン、そしてアロンの子こたちだった。彼かれらはイスラエルの人々ひとびとに代かわって聖せい所しょを守まもる務つとめを担になった。そこに近ちかづく資格しかくのない者ものは、だれでも殺ころされることになっていた。

39 主しゅの命令めいれいによってモーセとアロンが氏族しぞくごとに数かぞえたレビ人びとは、生後せいご一いちか月げつ以上いじょうの男子だんしをすべて合あわせて二に万まん二千にせん人にんだった。

40 主しゅはモーセに言いわれた。「イスラエルの人々ひとびとのうち、生後せいご一いちか月げつ以上いじょうの長男ちょうなんをすべて数かぞえ、その名なを記ししるして人数にんずうを調しらべなさい。

41 そして、イスラエルの人々ひとびとのすべての長男ちょうなんの代かわりにレビ人びとをわたしのものとして取とり分わけなさい。わたしは主しゅである。また、イスラエルの人々ひとびとの家畜かちくの初子ういごの代かわりに、レビ人びとの家畜かちくを取とり分わけなさい。」

42 そこでモーセは、主しゅが命めいじられたとおりに、イスラエルの人々ひとびとのすべての長男ちょうなんを数かぞえた。

43 生後せいご一いちか月げつ以上いじょうの長男ちょうなんを名簿めいぼに従したがって数かぞえると、その総数そうすうは二に万まん二千にせん二百にひゃく七十ななじゅう三さん人にんだった。

44 主しゅはモーセに言いわれた。

45 「イスラエルの人々ひとびとのすべての長男ちょうなんの代かわりにレビ人びとを取とり、彼かれらの家畜かちくの代かわりにレビ人びとの家畜かちくを取とりなさい。レビ人びとはわたしのものとなる。わたしは主しゅである。

46 長男ちょうなんの数かずはレビ人びとの数かずより二百にひゃく七十ななじゅう三さん人にん多おおい。この余あまった長男ちょうなんたちを買かい戻もどすために、

47 一人ひとりにつき五ごシェケルを取とりなさい。聖せい所しょのシェケルで量はかるように。一いちシェケルは二十にじゅうゲラである。

48 そして、その余あまった人数にんずう分ぶんの買かい戻もどしのお金かねを、アロンとその子こらに渡わたしなさい。」

49 そこでモーセは、レビ人びとによって買かい戻もどされた数かずを超こえて余あまった者ものたちから、買かい戻もどしのお金かねを取とった。

50 彼かれはイスラエルの人々ひとびとの長男ちょうなんから、聖せい所しょのシェケルで千せん三百さんびゃく六十ろくじゅう五ごシェケルのお金かねを集あつめた。

51 そしてモーセは、主しゅが命めいじられたとおり、主しゅの言葉ことばに従したがって、その買かい戻もどしのお金かねをアロンとその子こらに渡わたした。