聖書の「乳香」について

かおりの高い樹脂である乳香について、聖なる香や供えのパン、素祭での用い方、香料としての用途と売買に関する聖句です。

関連する聖句15箇所。分類はネーヴ『トピカル・バイブル』(1896年、英語原題 FRANKINCENSE)によります。日本語の見出しと説明は当サイトによる訳で、聖書本文ではありません(未校閲)。

聖なる香の材料

出エジプト30:34

出エジプト30:34 主しゅはモーセに言いわれた。「香料こうりょうを用意よういしなさい。樹脂じゅしの香料こうりょうナタフ、シェヘレト、ガルバナム、それに純粋じゅんすいな乳香にゅうこうを、それぞれ同おなじ分量ぶんりょうずつ用意よういする。

供えのパンと共に用いられる

レビ記24:7

レビ記24:7 それぞれの列れつの上うえには、澄すんだ乳香にゅうこうを置おく。これはパンに添そえる記念きねんの分ぶんであり、主しゅにささげる、火ひで焼やくささげ物ものとなる。

素祭と共に用いられる

レビ記2:1、レビ記2:2、レビ記2:15、レビ記2:16、レビ記6:15

レビ記2:1 だれかが主しゅに穀物こくもつのささげ物ものをするときは、上等じょうとうな小麦こむぎ粉こなをささげ物ものとし、その上うえに油あぶらを注そそぎ、乳香にゅうこうを添そえる。

山ばとや家ばとの罪祭には禁じられる

レビ記5:11

レビ記5:11 もし山鳩やまばと二ふた羽わも家鳩いえばとのひな二ふた羽わも用意よういできないなら、罪つみを犯おかしたその人ひとは、自分じぶんの献ささげ物ものとして上等じょうとうの小麦こむぎ粉こなを一いちエファの十じゅう分ぶんの一いち持もってくる。これは罪つみのためのいけにえだから、その上うえに油あぶらを注そそいではならないし、乳香にゅうこうをのせてもいけない。

記念の供え物に

民数記5:15

民数記5:15 その場合ばあい、夫おっとは妻つまを祭司さいしのところに連つれて行いき、妻つまのためのささげ物ものとして大麦おおむぎの粉こなを一いちエファの十じゅう分ぶんの一いち持もって行いく。それには油あぶらを注そそいではならず、乳香にゅうこうもかけてはならない。これは嫉妬しっとのためのささげ物ものであり、罪つみを思おもい起おこさせる、覚おぼえのためのささげ物ものだからである。

香料として

雅歌3:6

雅歌3:6 荒あれ野のから立たちのぼってくる、あれは誰だれだろう。まるで煙けむりの柱はしらのよう。没薬もつやくや乳香にゅうこう、商人しょうにんのあらゆる香料こうりょうの粉こなで、よい香かおりをまとっている。

乳香の売買

黙示録18:11-13

黙示録18:11-13 地上ちじょうの商人しょうにんたちも、あの都みやこのために泣なき、嘆なげき悲かなしむ。もう誰だれも、彼かれらの商品しょうひんを買かってくれなくなったからだ。 …

香として用いられる

イザヤ書43:23、イザヤ書60:6、イザヤ書66:3、エレミヤ書6:20

イザヤ書43:23 あなたは焼やき尽つくすいけにえの羊ひつじを、わたしのために持もって来こなかった。いけにえでわたしをあがめることもなかった。わたしは供そなえ物もののことであなたに重荷おもにを負おわせたことも、香こうのことであなたを疲つかれさせたこともない。

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