「没薬」(もつやく)が出てくる聖書の箇所
「没薬」(もつやく)は日常訳第1版の15か所(旧約12・新約3)に出てきます。口語訳では16か所。
創世記(2か所)
創世記37:25 彼らはすわってパンを食べた。ふと目を上げて見ると、イシュマエル人の隊商がギレアデからやって来るところだった。らくだに香料と乳香と没薬を積んで、エジプトへ運んで行く途中だった。
創世記43:11 父イスラエルは彼らに言った。「それなら、こうしなさい。この地のいちばんの名産を袋に入れて、あの人への贈り物として持って行きなさい。少しの香油と少しの蜂蜜、香料と没薬、ピスタチオとアーモンドだ。
出エジプト記(1か所)
出エジプト30:23 あなたは最上の香料を用意しなさい。上質な液状の没薬を五百シェケル、香りのよいシナモンをその半分の二百五十シェケル、香りのよい菖蒲を二百五十シェケル、
エステル記(1か所)
エステル記2:12 娘たちは一人ずつ順番に、アハシュエロス王のもとへ行くことになっていた。その番が来るのは、女性のための決まりに従って十二か月の手入れを終えたあとだった。美容の期間はこう定められていた。六か月は没薬の香油で、あとの六か月は香料や女性用の化粧品で手入れをするのである。
箴言(1か所)
箴言7:17 寝床には没薬やアロエ、シナモンの香りをふりまいてあるわ。
雅歌(7か所)
雅歌1:13 わたしの愛する人は、わたしにとって胸もとの没薬の匂い袋。夜どおし、わたしの胸の間で過ごす。
雅歌3:6 荒れ野から立ちのぼってくる、あれは誰だろう。まるで煙の柱のよう。没薬や乳香、商人のあらゆる香料の粉で、よい香りをまとっている。
雅歌4:6 風がそよぎ、影が消えていく夕暮れまで、わたしは没薬の山へ、乳香の丘へ行こう。
雅歌4:14 ナルドとサフラン、菖蒲とシナモン、乳香をつけるあらゆる木々、没薬とアロエ、そして最高の香料が、すべてそろっている。
雅歌5:1 わたしは、自分の庭に来た。わたしの妹よ、花嫁よ。わたしは没薬を香料といっしょに摘み、はちみつを巣ごと食べ、ぶどう酒を乳といっしょに飲んだ。さあ、友よ、食べてくれ。愛する人たちよ、飲んで、酔いしれてくれ。
雅歌5:5 わたしは起き上がって、愛する人のために戸を開けようとした。わたしの手からは没薬がしたたり、指からは没薬の雫が、かんぬきの取っ手に流れ落ちた。
雅歌5:13 その頬は、香草の花壇のよう。かぐわしい香りを漂わせている。その唇はゆりの花で、したたる没薬をこぼしている。
マタイによる福音書(1か所)
マタイ2:11 家に入ると、母マリアと一緒にいる幼子に会った。そして、ひれ伏してその子を礼拝した。それから宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物としてささげた。
マルコによる福音書(1か所)
マルコ15:23 彼らは没薬を混ぜたぶどう酒をイエスに飲ませようとした。でもイエスは受け取らなかった。
ヨハネによる福音書(1か所)
ヨハネ19:39 それから、ニコデモもやって来た。以前、夜にイエスのところを訪ねた、あの人である。彼は、没薬と沈香を混ぜ合わせたものを、三十キロほど持ってきた。