詩篇 92章

詩篇92章の全15節。日常訳第1版、ふりがな付き。

1 主しゅに感謝かんしゃをささげ、いと高たかき方かたであるあなたの名なをほめ歌ううたうのは、すばらしいことだ。

2 朝あさにはあなたの慈いつくしみを、夜よるには あなたの真実しんじつを語かたり告つげること。

3 十じゅう弦げんの楽器がっきとハープを奏かなで、竪琴たてごとの調しらべに合あわせて。

4 主しゅよ、あなたのなさったことが、わたしを喜よろこばせてくれた。わたしはあなたの手てのわざを喜び歌うよろこびうたう。

5 主しゅよ、あなたのなさることは、なんと偉大いだいなのだろう。あなたの思おもいは、どこまでも深ぶかい。

6 愚おろかな人ひとにはわからない。おろかな者ものには、このことが理解りかいできない。

7 悪わるい者ものが草くさのように芽めを出だし、悪事あくじを働はたらく者ものがみな花はなを咲さかせても、それは永遠えいえんに滅ほろぼされるためなのだ。

8 でも主しゅよ、あなたはとこしえに高たかいところにおられる。

9 主しゅよ、見みよ、あなたの敵てきを。見みよ、あなたの敵てきは滅ほろびる。悪あくを行おこなう者ものはみな、散ちらされていく。

10 しかしあなたは、野牛やぎゅうのようにわたしの角つのを高たかく上あげ、みずみずしい油あぶらをわたしに注そそいでくださった。

11 わたしの目めは、敵てきが倒たおれるのを見みた。わたしに襲おそいかかる悪者わるものたちの最期さいごを、この耳みみは聞きいた。

12 正ただしい人ひとはナツメヤシのように生おい茂しげり、レバノン杉すぎのように大おおきく育そだつ。

13 主しゅの家いえに植うえられ、わたしたちの神かみの庭にわで青々あおあおと茂しげる。

14 年老としおいてもなお実みを結むすび、みずみずしく、生いき生いきとしている。

15 主しゅが正ただしい方かただと告つげるために。主しゅはわたしの岩いわ。主しゅには不正ふせいなど少すこしもない。