詩篇 60章

詩篇60章の全12節。日常訳第1版、ふりがな付き。

1 神かみよ、あなたはわたしたちを見捨みすて、その守まもりを打うち破やぶった。あなたは怒おこった。どうか、わたしたちを元もとに戻もどしてほしい。

2 あなたは地ちを揺ゆさぶり、引ひき裂さいた。その裂さけ目めを直なおしてください。地ちはぐらついているのだから。

3 あなたは自分じぶんの民たみに厳きびしい現実げんじつを見みせ、よろめかせるぶどう酒しゅをわたしたちに飲のませた。

4 あなたを敬ううやまう人ひとたちに、あなたは旗はたを与あたえた。真理しんりのために、それを高たかくかかげるように。セラ

5 あなたを愛あいする人ひとたちが救すくい出だされるように、右みぎの手てで救すくい、わたしに答こたえてください。

6 神かみは聖せいなるところで語かたられた。「わたしは喜よろこびにあふれ、シケムを分わけ与あたえ、スコテの谷たにを測はかって配くばろう。

7 ギレアデはわたしのもの、マナセもわたしのもの。エフライムはわたしの頭あたまを守まもるかぶと、ユダはわたしの王おうの杖つえ。

8 モアブはわたしの洗あらい桶おけ。エドムにはわたしの履はき物ものを投なげつける。ペリシテよ、わたしのことで勝かちどきをあげろ。

9 だれがわたしを城壁じょうへきの町まちへ導みちびいてくれるのか。だれがわたしをエドムまで連つれて行いってくれるのか。

10 神かみよ、あなたはわたしたちを見捨みすてたではありませんか。神かみよ、あなたはもうわたしたちの軍ぐんと共ともに出でてくださらない。

11 神かみよ、苦くるしみの中なかにいるわたしたちを助たすけてほしい。人ひとの力ちからにすがっても、何なんの助たすけにもならないのだから。

12 神かみとともに、わたしたちは力ちからを尽つくして戦たたかう。神かみが、わたしたちの敵てきを踏ふみつけてくださる。