詩篇 41章

詩篇41章の全13節。日常訳第1版、ふりがな付き。

1 貧まずしい人ひとに心こころを配くばる人ひとは幸しあわせだ。苦くるしみの日ひに、主しゅはその人ひとを助たすけ出だしてくれる。

2 主しゅはその人ひとを守まもり、生いかしてくださる。その人ひとはこの地ちで幸しあわせな者ものと呼よばれる。あなたは彼かれを敵てきの思おもうままにはさせない。

3 主しゅは病やまいの床ゆかにあるその人ひとを支ささえてくださる。その人ひとが病やまいで伏ふせっているとき、あなたはそのすべてをいやしてくださる。

4 わたしは言いった。「主しゅよ、わたしをあわれんでください。わたしの魂たましいをいやしてください。あなたに罪つみを犯おかしてしまったのです」と。

5 敵てきはわたしについて悪口わるぐちを言ゆう。「あいつはいつ死しぬのか。名前なまえも消きえてなくなればいい」と。

6 わたしを見みに来くる者ものは、心こころにもないことを言ゆう。心こころの中なかで悪意あくいをかき集あつめ、外そとに出でると言いいふらす。

7 わたしを憎にくむ者ものはみな、集あつまってひそひそささやき合あう。わたしを傷きずつけようと、たくらんでいる。

8 「あいつには、ひどい病やまいがとりついた。寝込ねこんだまま、もう二に度どと起おき上あがれないだろう」と彼かれらは言ゆう。

9 わたしが信頼しんらいしていた親したしい友とも、わたしのパンを食たべた友ともまでもが、わたしに向むかってかかとを上あげた。

10 でも、主しゅよ、わたしをあわれんで、立たち上あがらせてください。そうすれば、わたしは彼かれらに仕返ししかえしができます。

11 わたしにはわかる。あなたがわたしを喜よろこんでくださっていることが。敵てきがわたしに勝かち誇ほこることはないのだから。

12 そしてあなたは、まっすぐに生いきるわたしを支ささえ、いつまでもあなたの前まえに立たたたせてくださる。

13 主しゅよ、イスラエルの神かみよ、あなたはたたえられる。永遠えいえんの昔むかしから永遠えいえんの未来みらいまで。アーメン、アーメン。