詩篇 144章

詩篇144章の全15節。日常訳第1版、ふりがな付き。

1 わたしの岩いわである主しゅに、感謝かんしゃをささげよう。主しゅはわたしの手てに戦たたかい方かたを教おしえ、わたしの指ゆびにいくさのわざを教おしえてくださる。

2 主しゅはわたしの慈いつくしみ、わたしの砦とりで、わたしの高たかいやぐら、わたしを助たすけ出だす方かた。わたしの盾たて、わたしが身みを寄よせる方かた。主しゅはもろもろの民たみをわたしに従したがわせてくださる。

3 主しゅよ、人間にんげんとはいったい何なんなのか。あなたはそれを気きにかけてくださる。人ひとの子ことは何なんなのか。あなたはそれを心こころに留とめてくださる。

4 人ひとは、はかない息いきのようなもの。その日々ひびは、過すぎ去さっていく影かげのようだ。

5 主しゅよ、あなたの天てんを引ひき裂さいて降おりてきてください。山やまに触ふれると、山やまは煙けむりを上あげる。

6 いなずまを走はしらせて、彼かれらを追おい散ちらしてください。あなたの矢やを放はなって、彼かれらを打うち破やぶってください。

7 高たかい所ところからみ手てを伸のばし、わたしを助たすけ出だしてください。大水おおみずから、異国いこくの民たみの手てから、わたしを救すくい出だしてください。

8 彼かれらの口くちは偽いつわりを語かたり、その右手みぎては嘘うその右手みぎてだ。

9 神かみよ、わたしはあなたに新あたらしい歌うたを歌ううたう。十じゅう弦げんの琴ことに合あわせて、あなたをほめ歌ううたう。

10 わたしは、王おうたちに勝利しょうりを与あたえ、そのしもべダビデを悪あくの剣けんから救すくい出だす。

11 わたしを助たすけ出だしてください。他国たこくの民たみの手てから救すくい出だしてください。彼かれらは口くちではうそをつき、右手みぎてで誓ちかっても、それは偽いつわりの誓ちかいです。

12 息子むすこたちは、若わかいうちからすくすく育そだつ植物しょくぶつのように。娘むすめたちは、宮殿きゅうでんを飾かざるために刻きざまれた角かどの柱はしらのように。

13 われらの倉くらは満みちあふれ、あらゆる産物さんぶつを蓄たくわえ、羊ひつじは野ので数かぞえきれないほど、幾いく千せん、幾いく万まんと子こを産うむ。

14 われらの牛うしは重おもい荷にを負おい、城壁じょうへきが破やぶられることもなく、連つれ去さられることもない。われらの広場ひろばに叫さけび声ごえはあがらない。

15 このような恵めぐみを受うける民たみは幸しあわせだ。主しゅを自分じぶんの神かみとする民たみは幸しあわせだ。