詩篇 11章

詩篇11章の全7節。日常訳第1版、ふりがな付き。

1 主しゅに、わたしは身みを寄よせる。それなのに、どうしてあなたたちはわたしにこう言いうのか。「鳥とりのように山やまへ逃にげなさい」と。

2 見みよ、悪あしき者ものが弓ゆみを引ひきしぼっている。弦げんに矢やをつがえ、暗くらやみから、心こころのまっすぐな人ひとを射いようとねらっている。

3 基もとが壊こわされてしまったら、正ただしい人ひとに何なんができるだろう。

4 主しゅはその聖せいなる神殿しんでんにいる。主しゅの王座おうざは天てんにある。その目めは人ひとの子こらをじっと見みつめ、まなざしは人ひとの子こらを調しらべている。

5 主しゅは正ただしい人ひとを見極みきわめる。だが悪人あくにんと、暴力ぼうりょくを好このむ者ものを、主しゅはその心こころから憎にくむ。

6 主しゅは悪あしき者ものの上うえに、火ひと硫黄いおうを降ふらせる。焼やけつく風かぜ。それが、彼かれらの受うけ取とる杯さかずきとなる。

7 主しゅは正ただしい方かただ。だから正ただしいことを愛あいされる。心こころのまっすぐな人ひとは、その御み顔かおを仰あおぎ見みるだろう。