ホセア書 6章

ホセア書6章の全11節。日常訳第1版、ふりがな付き。

1 「さあ、主しゅのもとに帰かえろう。主しゅはわたしたちを引ひき裂さいたが、癒いやしてくださる。打うたれたが、傷きずを包つつんでくださるからだ。

2 主しゅはふつか後あと、わたしたちを生いき返かえらせ、三みっ日か目めに立たち上あがらせてくれる。そしてわたしたちは、主しゅの前まえで生いきる。

3 わたしたちは主しゅを知しろう。主しゅを知しることを追おい求もとめよう。主しゅは必かならず現あらわれる。夜明よあけの光ひかりのように。冬ふゆの雨あめのように、わたしたちのところに来きてくださる。春はるの雨あめのように、大地だいちを潤うるおしてくださる。

4 エフライムよ、あなたをどうしたらいいのか。ユダよ、あなたをどうしたらいいのか。あなたたちの慈いつくしみは朝あさの霧きりのよう。すぐに消きえていく朝露あさつゆのようだ。

5 それだから、わたしは預言よげん者しゃたちを通とおして彼かれらを切きり倒たおし、わたしの口くちの言葉ことばで彼かれらを打うち殺ころした。わたしのさばきは、輝かがやき出でる光ひかりのように現あらわれる。

6 わたしが喜よろこぶのは、いけにえではなく、変かわらぬ愛あいだ。焼やき尽つくすいけにえよりも、神かみを知しることだ。

7 彼かれらはアダムで契約けいやくを破やぶり、その場所ばしょでわたしを裏切うらぎった。

8 ギレアデは悪事あくじを働はたらく者ものたちの町まち。血ちの足跡あしあとで汚よごれている。

9 盗賊とうぞくが人ひとを待まち伏ぶせするように、祭司さいしの一団いちだんは徒党ととうを組くみ、シケムへ向むかう道みちで人ひとを殺ころす。彼かれらはそんな恐おそろしいことをしている。

10 イスラエルの家いえで、わたしはぞっとするものを見みた。そこでエフライムは淫みだらな行おこないにふけり、イスラエルは汚よごれてしまった。

11 ユダよ、あなたにも刈かり入いれの時ときが定さだめられている。わたしが民たみを元もとの暮くらしへと連つれ戻もどすとき、それはやって来くる。