聖書の「なわ」について

古代のなわやひもの用途と、罪や友情、いのちなどを表す比喩的・象徴的な用法を集めました。

関連する聖句20箇所。分類はネーヴ『トピカル・バイブル』(1896年、英語原題 CORD)によります。日本語の見出しと説明は当サイトによる訳で、聖書本文ではありません(未校閲)。

古代のなわの用途

くじによる測りなわ

ミカ書2:5

ミカ書2:5 だから、主しゅの集あつまりの中なかで、くじを引ひいて土地とちを分わける者ものは、あなたにはいなくなる。

天幕を張るひも

出エジプト35:18、出エジプト39:40、イザヤ書54:2

出エジプト35:18 幕屋まくやの杭くいと庭にわの杭くい、そしてそれらの張はり綱づな。

動物を引き、つなぐ

詩篇118:27、ホセア書11:4

詩篇118:27 主しゅは神かみ。わたしたちを照てらしてくださった。さあ、祭まつりのいけにえを綱つなで縛しばり、祭壇さいだんの角つのに引ひいていこう。

車やすきにつなぐ

ヨブ記39:10

ヨブ記39:10 野牛やぎゅうにひもをつけて、畝うねを歩あるかせられるだろうか。あなたのあとについて、谷たにを耕たがやさせることができるだろうか。

捕虜を縛る

士師記15:13

士師記15:13 彼かれらは言いった。「いや、殺ころしはしない。ただ、しっかりしばって、あいつらの手てに引ひき渡わたすだけだ。」そう言いって、彼かれらは新あたらしい二に本ぽんの縄なわでサムソンをしばり、岩いわから連つれ上あがった。

土地を測る

サムエル第二8:2、ヨシュア記17:14、詩篇78:55、アモス書7:17、ゼカリヤ書2:1

サムエル第二8:2 またダビデはモアブを討うった。人々ひとびとを地面じめんに伏ふせさせ、綱つなで長ながさを測はかり、二に本ぽん分ぶんの長ながさの者ものを死しなせ、一いち本ぽん分ぶんの長ながさの者ものを生いかした。こうしてモアブはダビデのしもべとなり、みつぎ物ものを納おさめるようになった。

服従のしるしとして頭にかける

列王紀上20:31

列王紀上20:31 家来けらいたちがベン・ハダドに言いった。「聞きくところによると、イスラエルの王おうたちは情なさけ深ぶかい王おうだそうです。ですから、腰こしに粗あらい布ぬのを巻まき、頭あたまに縄なわをかけて、イスラエルの王おうのところへ行いかせてください。もしかしたら、あなたの命いのちを助たすけてくれるかもしれません。」

比喩的な用法

霊的祝福のたとえ

詩篇16:6

詩篇16:6 測はかりなわは、わたしのために良よい場所ばしょに落おちた。そう、わたしはすばらしい相続そうぞく地ちを受うけ継ついだ。

罪のなわ

箴言5:22

箴言5:22 悪わるい者ものは自分じぶんの罪つみに捕とらえられ、自分じぶんの過あやまちの縄なわに縛しばられる。

いのちのひも

伝道の書12:6

伝道の書12:6 銀ぎんの糸いとが断たち切きられ、金かねの器うつわが壊こわれる前まえに。泉いずみのそばで水みずがめが砕くだけ、井戸いどのそばで滑車かっしゃが壊こわれる前まえに。

友情の三つよりの綱

伝道の書4:12、ホセア書11:4

伝道の書4:12 ひとりなら襲おそわれて負まけても、ふたりなら立たち向むかえる。三本みもとより合あわせた糸いとは、そう簡単かんたんには切きれないのだ。

象徴的な用法

悲しみのしるし

列王紀上20:31-33、ヨブ記36:8

列王紀上20:31-33 家来けらいたちがベン・ハダドに言いった。「聞きくところによると、イスラエルの王おうたちは情なさけ深ぶかい王おうだそうです。ですから、腰こしに粗あらい布ぬのを巻まき、頭あたまに縄なわをかけて、イスラエルの王おうのところへ行いかせてください。もしかしたら、あなたの命いのちを助たすけてくれるかもしれません。」 …

相続地を表す

ヨシュア記17:14

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