エゼキエル書 2章
エゼキエル書2章の全10節。日常訳第1版、ふりがな付き。
1 その声はわたしに言った。「人の子よ、自分の足で立ちなさい。あなたに語ろう。」
2 そう語りかけられると、霊がわたしの中に入り、わたしを立ち上がらせた。そして、わたしに語りかける声が聞こえた。
3 その声はわたしに言った。「人の子よ、わたしはあなたをイスラエルの人々のもとに送る。わたしに逆らってきた、反逆の民のところへだ。彼らも先祖たちも、今日まで、わたしに背き続けてきた。
4 その子孫たちは、恐れを知らず、強情な者たちだ。それでも、わたしはあなたを彼らのもとに送る。あなたは彼らにこう言いなさい。『主なる神はこう言われる』と。
5 彼らが聞き入れても、聞き入れなくても——彼らは反逆の家なのだから——自分たちの間に預言者がいたことを、彼らはやがて知るだろう。
6 人の子よ、あなたは彼らを恐れてはならない。彼らの言葉も恐れてはならない。あなたの周りにあざみやいばらがあり、さそりの中で暮らすことになっても、彼らの言葉を恐れてはならない。彼らの顔におびえてはならない。彼らは反逆の家なのだから。
7 あなたは、わたしの言葉を彼らに語りなさい。彼らが聞き入れても、聞き入れなくても、語るのだ。彼らは反逆の民なのだから。
8 だが人の子よ、あなたはわたしが語ることを聞きなさい。あの反逆の家のように、逆らってはならない。口を開けて、わたしがあなたに与えるものを食べなさい。
9 見ると、一つの手がわたしのほうに差し伸べられていた。その手には、巻物があった。
10 その方はそれをわたしの前に広げた。巻物は表にも裏にも文字で埋まっていて、そこには嘆きと悲しみと呪いの言葉が書かれていた。