禁断の果実

聖書には、その実がりんごだとは書かれていません。口語訳聖書では「善悪を知る木」の実と書かれています。

してはいけないと分かっていながら、強く心を引かれるもの。

30秒でわかる

  • してはいけないと禁じられているからこそ、かえって心を引かれるもののたとえ。
  • 創世記2〜3章で、神がエデンの園で食べることを禁じた木の実が由来。
  • もとは、神の言葉に背いて人が罪を犯し、園を追われた出来事の始まりを表している。

由来となった聖書の言葉

主しゅなる神かみはその人ひとに命めいじて言いわれた、「あなたは園そののどの木きからでも心こころのままに取とって食たべてよろしい。しかし善悪ぜんあくを知しる木きからは取とって食たべてはならない。それを取とって食たべると、きっと死しぬであろう」。
創世記2:16-17
女おんながその木きを見みると、それは食たべるに良よく、目めには美うつくしく、賢かしこくなるには好このましいと思おもわれたから、その実じつを取とって食たべ、また共ともにいた夫おっとにも与あたえたので、彼かれも食たべた。
創世記3:6

もともとの意味

神はアダムに、園のどの木からも取って食べてよいが、「善悪を知る木からは取って食べてはならない」と命じた。しかし女はへびにそそのかされて、その実を取って食べ、夫にも与えた。こうして人は神に背き、エデンの園を追われることになった。

今の使い方

今では、許されないと分かっていても欲しくなるもの、手を出すと危ないと知りつつ引かれる楽しみを「禁断の果実」と呼ぶ。

  • 例:夜中に食べる甘いお菓子は、私にとって禁断の果実だ。

創世記2:16-17を聖書で読む →

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