聖書の「皮肉」について
あざけりや皮肉を込めた言葉が語られた場面を、旧約の預言者からイエスの十字架の場面まで集めました。
関連する聖句20箇所。分類はネーヴ『トピカル・バイブル』(1896年、英語原題 IRONY)によります。日本語の見出しと説明は当サイトによる訳で、聖書本文ではありません(未校閲)。
実例
ダビデに対するミカル
サムエル第二6:20 ダビデが家族を祝福しようとして帰ってきた時、サウルの娘ミカルはダビデを出迎えて言った、「きょうイスラエルの王はなんと威厳のあったことでしょう。いたずら者が、恥も知らず、その身を現すように、きょう家来たちのはしためらの前に自分の身を現されました」。
バアルの預言者たちに対するエリヤ
列王紀上18:27 昼になってエリヤは彼らをあざけって言った、「彼は神だから、大声をあげて呼びなさい。彼は考えにふけっているのか、よそへ行ったのか、旅に出たのか、または眠っていて起されなければならないのか」。
自分を責める者たちに対するヨブ
ヨブ記12:2 「まことに、あなたがたのみ、人である、知恵はあなたがたと共に死ぬであろう。
ツロの君に対するエゼキエル
エゼキエル書28:3-5 見よ、あなたはダニエルよりも賢く、すべての秘密もあなたには隠れていない。 …
ミカヤ
列王紀上22:15 彼が王の所へ行くと、王は彼に言った、「ミカヤよ、われわれはラモテ・ギレアデに戦いに行くべきでしょうか、あるいは控えるべきでしょうか」。彼は王に言った、「上っていって勝利を得なさい。主はそれを王の手にわたされるでしょう」。
サマリヤの人々に対するアモス
アモス書4:4 「あなたがたはベテルへ行って罪を犯し、ギルガルへ行って、とがを増し加えよ。朝ごとに、あなたがたの犠牲を携えて行け、三日ごとに、あなたがたの十分の一を携えて行け。
パリサイ人に対するイエス
マルコ2:17 イエスはこれを聞いて言われた、「丈夫な人には医者はいらない。いるのは病人である。わたしがきたのは、義人を招くためではなく、罪人を招くためである」。
イエスに対するパリサイ人とヘロデ党
マタイ22:16 そして、彼らの弟子を、ヘロデ党の者たちと共に、イエスのもとにつかわして言わせた、「先生、わたしたちはあなたが真実なかたであって、真理に基いて神の道を教え、また、人に分け隔てをしないで、だれをもはばかられないことを知っています。
イエスに対するローマの兵卒たち
マタイ27:29、マルコ15:17-19、ルカ23:11、ヨハネ19:2、ヨハネ19:3
マタイ27:29 また、いばらで冠を編んでその頭にかぶらせ、右の手には葦の棒を持たせ、それからその前にひざまずき、嘲弄して、「ユダヤ人の王、ばんざい」と言った。
イエスを「王」と呼んだピラト
マルコ15:19 また、葦の棒でその頭をたたき、つばきをかけ、ひざまずいて拝んだりした。
イエスの上に掲げたピラトの罪状書き
マタイ27:37、マルコ15:26、ルカ23:38、ヨハネ19:19
マタイ27:37 そしてその頭の上の方に、「これはユダヤ人の王イエス」と書いた罪状書きをかかげた。
パウロに対するアグリッパ王
使徒26:28 アグリッパがパウロに言った、「おまえは少し説いただけで、わたしをクリスチャンにしようとしている」。