聖書の「犬」について

羊の番をする犬、血やでき物をなめる犬、吐いた物に帰る犬など、聖書に出てくる犬の姿と、軽蔑の呼び名や比喩としての用法を集めました。

関連する聖句20箇所。分類はネーヴ『トピカル・バイブル』(1896年、英語原題 DOG (SODOMITE?))によります。日本語の見出しと説明は当サイトによる訳で、聖書本文ではありません(未校閲)。

「犬」の価を主の家に携えてはならない

申命記23:18

申命記23:18 体からだを売うる女おんながかせいだお金かねや、体からだを売うる男おとこがかせいだお金かねを、どんな誓ちかいのためであっても、主しゅなるあなたの神かみの家いえに持もって来きてはならない。その両方りょうほうとも、主しゅなるあなたの神かみが忌いみ嫌きらうものだからだ。

羊の群れの番犬

ヨブ記30:1

ヨブ記30:1 でも今いまは、わたしより年下とししたの者ものたちがわたしをあざ笑わらう。その父親ちちおやたちは、わたしが群むれの番犬ばんけんと一緒いっしょに働はたらかせることさえ嫌いやがったような連中れんちゅうだ。

犬の習性

血をなめる

列王紀上21:19、列王紀上22:38

列王紀上21:19 彼かれにこう言いいいなさい。『主しゅはこう言いわれる。お前まえは人ひとを殺ころした上うえに、その財産ざいさんまで奪ううばうのか』と。さらにこう言いいいなさい。『主しゅはこう言いわれる。犬いぬがナボトの血ちをなめたその場所ばしょで、犬いぬはお前まえの血ちもなめるだろう』と。」

でき物をなめる

ルカ16:21

ルカ16:21 ラザロは、金持かねもちの食卓しょくたくから落おちるくずでもいいから食たべて、腹はらを満みたしたいと思おもっていた。それどころか、犬いぬまでやってきて、彼かれのできものをなめていた。

吐いた物に帰る

箴言26:11、ペテロ第二2:22

箴言26:11 犬いぬが自分じぶんの吐はいたものにまた戻もどってくるように、愚おろか者ものは同おなじ愚おろかさを何なん度ども繰くり返かえす。

水をなめる

士師記7:5

士師記7:5 そこでギデオンは民たみを水みずのほとりに連つれて下おりた。すると主しゅはギデオンに言いわれた。「犬いぬがなめるように、舌したで水みずをなめる者ものはみな、別べつにしておきなさい。ひざをついて水みずを飲のむ者ものもみな、別べつにしておきなさい。」

ほえない犬、眠る犬

イザヤ書56:10、イザヤ書56:11

イザヤ書56:10 見張みはりの者ものたちはみな目めが見みえず、何なんもわかっていない。みな吠ほえることもできない、口くちのきけない犬いぬだ。横よこになって夢ゆめを見みて、眠ねむるのが大好だいすきだ。

グレーハウンド(足の速い犬)

箴言30:31

箴言30:31 意気いき揚々ようようと歩あるく雄鶏おんどり、雄おすやぎ、そして軍ぐんを従したがえた王おう。

軽蔑の呼び名

サムエル第一17:43、サムエル第一24:14、サムエル第二3:8、サムエル第二9:8、サムエル第二16:9、列王紀下8:13、イザヤ書56:10、イザヤ書56:11、マタイ15:26

サムエル第一17:43 ペリシテ人びとはダビデに言いった。「おれは犬いぬか。杖つえなんかを持もって向むかってくるとは。」そして、自分じぶんの神々かみがみにかけて、ダビデをのろった。

比喩的な用法

ピリピ3:2、黙示録22:15

ピリピ3:2 あの犬いぬたちに気きをつけなさい。悪わるい働はたらき手てたちに気きをつけなさい。体からだを切きり刻きざむだけの、あの割礼かつれい派はに気きをつけなさい。

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