エレミヤ書 41章1-10節

ゲダリヤの暗殺(エレミヤ書41:1-10)

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エレミヤ書41章全体を読む

1 第だい七ななの月つきのことだった。ネタンヤの子こで、エリシャマの孫まごにあたるイシュマエルが、ミツパにいるアヒカムの子こゲダルヤのところにやって来きた。彼かれは王家おうけの血ちを引ひく者もので、王おうの高官こうかんたちと部下ぶかの十じゅう人にんを連つれていた。そして彼かれらはミツパで一緒いっしょに食事しょくじをした。

2 すると、ネタンヤの子こイシュマエルと、一緒いっしょにいた十じゅう人にんの男おとこたちが立たち上あがり、シャファンの孫まご、アヒカムの子こゲダルヤを剣けんで切きりつけて殺ころした。ゲダルヤは、バビロンの王おうからこの地ちを任まかされた人物じんぶつだった。

3 イシュマエルはさらに、ミツパでゲダルヤと共ともにいたユダヤ人じんたち全員ぜんいんと、そこにいたバビロニアの兵士へいしたちも切きり殺ころした。

4 ゲダルヤが殺ころされて二ふた日か目め、まだ誰だれもそのことを知しらないでいた。

5 そこへ、シェケム、シロ、サマリアから八十はちじゅう人にんの男おとこたちがやって来きた。彼かれらはひげをそり、服ふくを引ひき裂さき、体からだを傷きずつけていた。手てには穀物こくもつのささげ物ものと香こうを持もち、主しゅの神殿しんでんに持もって行いこうとしていた。

6 ネタンヤの子こイシュマエルは、彼かれらを迎むかえにミツパから出でて行いった。泣なきながら歩あるいて行いき、彼かれらに出会であうと、こう言いった。「アヒカムの子こゲダルヤのところへ来きてください。」

7 彼かれらが町まちの中なかに入はいると、ネタンヤの子こイシュマエルは、一緒いっしょにいた男おとこたちとともに彼かれらを殺ころし、その死体したいを穴あなの中なかに投なげ込こんだ。

8 しかし、その中なかの十じゅう人にんはイシュマエルに言いった。「わたしたちを殺ころさないでください。畑はたけには小麦こむぎ、大麦おおむぎ、油あぶら、蜜みつを隠かくしてあるのです。」それでイシュマエルは思おもいとどまり、彼かれらを仲間なかまたちと一緒いっしょに殺ころすことはしなかった。

9 イシュマエルが、殺ころした人々ひとびとの死体したいをすべて投なげ込こんだその穴あなは、かつてアサ王おうが、イスラエルの王おうバアシャを恐おそれて造つくったものだった。ネタンヤの子こイシュマエルは、そこをゲダルヤと共ともに殺ころした者ものたちの死体したいで満みたした。

10 それからイシュマエルは、ミツパに残のこっていた民たみ全員ぜんいんを捕虜ほりょにした。それは王おうの娘むすめたちや、ミツパに残のこっていたすべての民たみで、護衛ごえい隊長たいちょうネブザルアダンがアヒカムの子こゲダルヤにゆだねた人々ひとびとだった。ネタンヤの子こイシュマエルは彼かれらを捕虜ほりょにして、アンモン人にんのところへ渡わたろうと出発しゅっぱつした。

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