笛吹けども踊らず

「笛吹けども踊らず」は文語訳聖書の言い回しから広まった形です。

手を尽くして誘っても、人がそれに応じないこと。

30秒でわかる

  • 手を尽くして呼びかけても、人々が少しも応じてくれないこと。
  • マタイによる福音書11章とルカによる福音書7章の、イエスの言葉が由来。
  • もとは、神の招きに応じようとしない当時の人々を、遊びに乗らない子どもにたとえたもの。

由来となった聖書の言葉

今いまの時代じだいを何なんに比くらべようか。それは子供こどもたちが広場ひろばにすわって、ほかの子供こどもたちに呼よびかけ、『わたしたちが笛ふえを吹ふいたのに、あなたたちは踊おどってくれなかった。弔とぶらいの歌うたを歌うたったのに、胸むねを打うってくれなかった』と言いうのに似にている。
マタイ11:16-17

もともとの意味

イエスは、その時代の人々を、広場で「わたしたちが笛を吹いたのに、あなたたちは踊ってくれなかった」と呼びかけ合う子どもたちにたとえた。断食するヨハネには文句を言い、食べたり飲んだりするイエスにも文句を言う。どんな招きにも応じない人々のかたくなさを語った言葉である。

今の使い方

今では、上に立つ人がいくら呼びかけても、周りがついてこないことを表すのに使われる。

  • 例:会社は節電を呼びかけたが、笛吹けども踊らずで効果は薄かった。

マタイ11:16-17を聖書で読む →

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