一粒の麦

「一粒の麦もし地に落ちて死なずば」は、文語訳聖書の言い回しから広まった形です。

自分をささげることで、多くの実りが生まれること。

30秒でわかる

  • ひとりが自分をささげることで、多くの人に良い実りがもたらされること。
  • ヨハネによる福音書12章で、十字架を前にしたイエスが語った言葉が由来。
  • もとは、イエスご自身の死が多くの人の命につながることを、麦のたとえで語ったもの。

由来となった聖書の言葉

よくよくあなたがたに言いっておく。一いち粒つぶの麦むぎが地ちに落おちて死しななければ、それはただ一いち粒つぶのままである。しかし、もし死しんだなら、豊ゆたかに実じつを結むすぶようになる。
ヨハネ12:24

もともとの意味

イエスは「一粒の麦が地に落ちて死ななければ、それはただ一粒のままである。しかし、もし死んだなら、豊かに実を結ぶようになる」と語った。十字架にかけられる前の言葉で、ご自分の死が多くの人を生かすことを、地にまかれて芽を出す麦にたとえている。

今の使い方

今では、だれかの犠牲や地道な働きが、のちに大きな実を結ぶことのたとえとして使われる。

  • 例:創業者は一粒の麦となって、この学校の土台を築いた。

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