ヨハネによる福音書 19章16-27節
十字架につけられる(ヨハネ19:16-27)
見出しは聖書本文ではなく、当サイトが付けたものです。
16 そこでピラトは、十字架につけるために、イエスを彼らに引き渡した。こうして彼らはイエスを引き取った。
17 イエスは自分で十字架を背負って、「されこうべの場所」と呼ばれるところへ出て行った。そこはヘブライ語でゴルゴタと言う。
18 彼らはそこでイエスを十字架につけた。イエスの両側には、ほかに二人の男が十字架につけられ、イエスはその真ん中にいた。
19 ピラトは罪状書きを書いて、十字架に取りつけた。そこにはこう書いてあった。「ナザレのイエス、ユダヤ人の王」
20 イエスが十字架につけられた場所は都に近かったので、多くのユダヤ人がこの罪状書きを読んだ。それはヘブライ語、ラテン語、ギリシャ語で書かれていた。
21 ユダヤ人の祭司長たちはピラトにこう言った。「『ユダヤ人の王』とは書かないでください。『この男は、自分はユダヤ人の王だと言った』と書いてください。」
22 ピラトは答えた。「わたしが書いたものは、書いたままにしておく」
23 兵士たちはイエスを十字架につけると、その上着を取って四つに分け、それぞれが一つずつ受け取った。だが下着は別だった。それは縫い目がなく、上から下まで一枚に織られたものだった。
24 そこで兵士たちは互いに言った。「これは裂かないで、だれのものになるか、くじで決めよう。」こうして、「彼らはわたしの服を分け合い、わたしの衣をくじ引きにした」と語る聖書のことばが実現した。兵士たちは、まさにそのとおりのことをしたのである。
25 十字架のそばには、イエスの母と、その母の姉妹、それにクロパの妻マリアと、マグダラのマリアが立っていた。
26 イエスは母と、そのそばに立っている愛する弟子とを見て、母に言った。「お母さん、そこにいるのがあなたの子です。」
27 それからこの弟子に言われた。「見なさい。この人があなたの母です。」そのときから、この弟子はイエスの母を自分の家に引き取った。