ヨハネによる福音書 18章1-14節

イエスの逮捕(ヨハネ18:1-14)

見出しは聖書本文ではなく、当サイトが付けたものです。

ヨハネ18章全体を読む

1 これらのことを話はなし終おえると、イエスは弟子でしたちといっしょに、ケデロンの谷たにの向むこうへ出でて行いった。そこには園そのがあり、イエスは弟子でしたちとその中なかに入はいった。

2 イエスを裏切うらぎったユダも、その場所ばしょを知しっていた。イエスが弟子でしたちと一緒いっしょに、何なん度どもそこに集あつまっていたからだ。

3 ユダは、一隊いったいの兵士へいしと、祭司さいし長ちょうやファリサイ派はの人ひとたちが送おくり込こんだ役人やくにんたちを引ひき連つれ、たいまつや明あかりや武器ぶきを持もって、そこへやって来きた。

4 でもイエスは、自分じぶんの身みにこれから起おこることをすべてわかっていた。それで進すすみ出でて、彼かれらに言いった。「だれを捜さがしているのか」

5 彼かれらは「ナザレのイエスだ」と答こたえた。イエスは言いった。「わたしがそれである。」イエスを裏切うらぎろうとしていたユダも、彼かれらと一緒いっしょに立たっていた。

6 だから、イエスが「わたしはその者ものである」と言ゆうと、彼かれらは後あとずさりして、地面じめんに倒たおれた。

7 そこでイエスはもう一いち度どたずねた。「だれを捜さがしているのか。」彼かれらは「ナザレのイエスを」と答こたえた。

8 イエスは答こたえた。「わたしがそれだと言いったはずだ。わたしを捜さがしているのなら、この人ひとたちは行いかせてやってくれ」

9 それは、イエスが前まえに語かたった「あなたがわたしに与あたえてくださった人ひとたちの中なかで、わたしは一人ひとりも失うしなわなかった」という言葉ことばが実現じつげんするためだった。

10 シモン・ペテロは剣けんを持もっていた。それを抜ぬいて大だい祭司さいしの召使めしつかいに切きりかかり、右みぎの耳みみを切きり落おとした。その召使めしつかいの名前なまえはマルコスといった。

11 イエスはペテロに言いった。「剣けんをさやに納おさめなさい。父ちちがわたしに下くださったこの杯さかずきを、飲のまずにいられるだろうか」

12 それで、一隊いったいの兵士へいしと司令しれい官かん、そしてユダヤ人じんの下役したやくたちがイエスを捕とらえ、縛しばり上あげた。

13 まず、イエスをアンナスのところへ連つれて行いった。アンナスは、その年としに大だい祭司さいしを務つとめていたカイアファのしゅうとだった。

14 カヤパは、ひとりの人ひとが民たみ全体ぜんたいのために死しぬほうがいいと、ユダヤ人じんたちに助言じょげんした人物じんぶつだった。

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