聖書の「笏」について

王が謁見を願う者への好意を示すのに用いた笏と、権威の象徴としての笏やつえについての聖句を集めました。

関連する聖句10箇所。分類はネーヴ『トピカル・バイブル』(1896年、英語原題 SCEPTER (SCEPTRE))によります。日本語の見出しと説明は当サイトによる訳で、聖書本文ではありません(未校閲)。

王が謁見を願う者に好意や不興を示すために用いた笏

エステル記5:2、エステル記8:4

エステル記5:2 王おうは、王妃おうひエステルが庭にわに立たっているのを見みた。すると彼女かのじょがとても気きに入はいり、手てにしていた金かねの杖つえを差さし出だした。エステルは近ちかづいて、その杖つえの先さきに触ふれた。

権威の象徴

民数記24:17、イザヤ書14:5

民数記24:17 わたしには彼かれが見みえる。でも、今いまではない。わたしは彼かれを見みつめる。でも、近ちかくではない。ヤコブから一ひとつの星ほしが昇のぼり、イスラエルから一いち本ぽんの杖つえが起おこる。それはモアブの額がくを打うち砕くだき、シェトのすべての子こらを打うち倒たおす。

金で作られた笏

エステル記4:11

エステル記4:11 「王おうに仕つかえる者ものたちも、王おうの各州かくしゅうの民たみも、みんな知しっています。男おとこでも女おんなでも、呼よばれていないのに王おうのいる内庭うちにわに入はいる者ものは、だれであれ死刑しけいになる、というただ一ひとつの法ほうがあるのです。ただ、王おうが金かねの笏しゃくを差さし伸のべた者ものだけは生いきられます。でもわたしは、この三十さんじゅう日にち、王おうに呼よばれていません」

鉄のつえ

詩篇2:9、黙示録2:27、黙示録12:5

詩篇2:9 鉄てつの杖つえで彼かれらを打うち砕くだき、陶器とうきのように粉々こなごなに砕くくだく。

比喩的な用法

創世記49:10、民数記24:17、イザヤ書9:4

創世記49:10 ユダから王おうの杖つえが離はなれることはない。統治とうちする者ものの杖つえが、その足あしの間あいだから離はなれることはない。本当ほんとうの王おうが来きて、すべての民たみが彼かれに従したがうその時ときまで。

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